動物武術の虎鷹拳院日誌

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2018年 05月 26日 ( 1 )

前進できない足、にぎらない拳

*私は普通の人ができないことができます。それが姿勢勁力です。それは自然な力ではありません。不自然な力です。例えば、蹠行性のヒトが指行性になるのですから、不自然です。二足歩行で蹠行性から指行性になります。ますます不自然です。

*恐竜と鳥類は、二足歩行で指行性です。でも、そのための骨格が備わっています。しかし、ヒトには指行性用の骨格はありません。ヒトの骨格は蹠行性用にできています。(バレリーナは羊さんと同じ蹄行性だから、もっとたいへんです。) 

*姿勢勁力の足は、後ろ足裏側筋肉の伸張性収縮が基礎となっています。でも、それでは前進できません。姿勢勁力の心意六合拳と宋氏形意拳は、前進できない武術なのです。これは困りました。武術として成立しません。

*普通の心意六合拳と形意拳は前進します。それは地面を蹴って前進します。ヒトの歩行は前進します。ランニングもウォーキングも前進します。地面を蹴って前進します。

*前進できない心意六合拳と宋氏形意拳ですが、それでも移動できないと武術として成り立ちません。

*地面を蹴らないで移動するためには、どうしたら良いのか? そんな方法があるのか? 

*姿勢勁力の心意六合拳と宋氏形意拳は、移動するために、足首が折れ曲がるのです。

*だから、心意六合拳の鶏歩は、宋氏形意拳の六合歩は、後ろ足の足首が折れ曲がっているのです。それは親指側に折れ曲がります。親指側エッジを造るためです。だから、わずかに内股になります。

*足首が折れ曲がるためには、鼠蹊部が深く切り込まれる必要があります。足首と鼠蹊部は連動しているのです。鼠蹊部が伸びれば、足首も伸びてしまいます。

*鶏歩は、六合歩は地面を蹴らないので前進できません。前進しない換わりに、足の裏側筋肉が伸張性収縮します。それは、下腿三頭筋から始まります。特にヒラメ筋から始まります。

*この瞬間、姿勢の根本的な力が生まれます。前進しない力が生まれます。この前進できない力で撃ちます。

*拳も同様に、前腕筋肉の伸張性収縮によって造ります。それが心意六合拳の鷹爪です。

*鷹爪の語感だと、つかむ動作を連想します。ところが、鷹爪はつかむ動作ではありません。つかむ動作は短縮性収縮です。

*拳をにぎる、という表現があります。にぎるのだから、つかむと同じ短縮性収縮です。拳をにぎると、短縮性収縮となってしまいます。それが常識的な拳です。

*鷹爪の拳は、にぎらない拳なのです。それは、掌と同じ性質です。すなわち、前腕の筋肉と指が伸びる伸張性収縮によってできる拳なのです。心意六合拳の拳は、宋氏形意拳の拳は、にぎらない拳です。だから、拳の中に空気が残ります。

*鷹爪の拳はにぎらない拳なので、非常識な拳となります。

*前進できない足と、にぎらない拳、これが姿勢勁力の特徴といえます。どちらも不自然で非常識です。

追伸・・・普通の心意六合拳と形意拳は普通に前進します。つまり、地面を蹴ります。姿勢勁力の心意六合拳と形意拳は、前進する前にある作業があります。その作業が、裏側筋肉の伸張性収縮なのです。そのために、勁力が生じます。その作業で足が伸びる場合は、弓歩になります。足が伸びない場合は、鶏歩に、六合歩(三体式) になります。

追伸2・・・ふぇいすぶっくが・・・消えた? まっいいか。ん? 

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by tiger-hawk | 2018-05-26 08:11 | 心意六合*形意

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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