動物武術の虎鷹拳院日誌

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2018年 07月 01日 ( 1 )

腹直筋と下腿三頭筋を伸ばします

*どうしていわゆる腹筋運動は使えないのか? それは身体を縮める方向だからです。すなわち、腹直筋の短縮性収縮です。それは要りません。

*内臓を腹直筋で持ち上げてやります。それは腹直筋の伸張性収縮です。これで背中も立ちます。胸は張りません。肩の力も抜けます。

*学校で教わる姿勢は、背筋を伸ばし胸を張ります。すると、腹は空っぽになります。腰が張ります。肩も力が入ります。ボディ一発でKOされる姿勢となります。足首も鼠蹊部も硬くなります。

*どうして足首は硬いのか? ヒトの直立姿勢は足首を硬くします。ヒトの直立二足歩行は地面を蹴ります。足首をやわらかくする必要がありません。(指行性ランニングは地面を強く蹴るので、足首は硬いままです。ウォーキングも地面を強く蹴るので、足首は硬いままです。)

*どうして足首をやわらかくする必要があるのか? それは蹠行性のヒトが指行性になるためです。正確には指行性に近づくためです。それが心意六合拳の鶏行歩となります。宋氏形意拳の六合歩も同様です。

*足首をやわらかくするには、体重が足首に降りればいいのです。そこから指行性になれば、体重の圧力によって足首はやわらかくなります。

*ところがこれを阻止するものがいます。それが硬い鼠蹊部です。鼠蹊部が硬いままでは、体重は足首に降りてくれません。硬い鼠蹊部が直立姿勢を支えます。つまり、硬い鼠蹊部が体重を受け止めています。

*鼠蹊部をやわらかくするためには、開脚して座り圧腿します。その姿勢で鼠蹊部を切り込みます。背中を曲げてはいけません。あくまで鼠蹊部を切り込んで身体を折ります。

*さらに、下腿三頭筋を伸ばします。下腿三頭筋の伸張性収縮です。片方の足を畳んで、もう片方の足を曲げて両手で足先をつかみます。そして、そのまま足を伸ばします。これは痛いのですが、がんばってください(笑) 。痛くても怪我することはありませんから。

*心意六合拳の鶏行歩では、膝が曲がったままで下腿三頭筋が伸張性収縮します。そのために、硬い足首をやわらかくする必要があります。もちろん、足首と足指は地面を蹴りません。

・・・秘伝なんかあらしまへん。けど、コツはおます、旦はん。

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by tiger-hawk | 2018-07-01 08:25 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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