動物武術の虎鷹拳院日誌

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2018年 07月 11日 ( 1 )

勢いは姿勢勁力を殺します

*武式太極拳の弓歩発勁はとても簡単でした。練馬区民限定教室で、初めて教えた女性が成功していました。もっとも一人だけでしたけど。

*その女性、とても素直でした。腹直筋で内臓を持ち上げる、こともだいたいできました。前腕だけで押す、ということもこちらの指導に従いました。

*鼠蹊部を切り込む、ということを、股関節か? と聞き返す人もいました。そんな人は駄目です。翻訳してしまう人です。

*太極拳経験者の男性がいました。その男性は、尻を収めることができませんでした。前腕だけで押す、ということも理解できませんでした。無理矢理やってました。学ぶ姿勢、というものがありません。

*どんな武術をやるにせよ、カラダ作り、が大切だなあ、と想いました。カラダ作りとは、姿勢作りのことです。

*自分は今、開脚座り禅密功でヨコ動作しています。これをカラダの整理体操にしています。椅子に座っていてもできます。腹横筋で脇腹を動かします。腹直筋で内臓を持ち上げます。同時にやります。これが好調の秘密です。

*それと、スウィング功です。表スウィング功を5分間、裏スウィング功を10分間、です。裏スウィング功のほうが下腿三頭筋にダイレクトに効きます。それでよりきつい裏スウィング功の時間を増やしました。

*表スウィング功は、宋氏形意拳の六合歩風です。裏スウィング功は、心意六合拳の鶏歩風です。開脚座り禅密功も、スウィング功も、もっと若い時に気付けばよかった。それは無理でしたけど。これ、カラダ作りとしても、勁力作りとしても素晴らしいと自画自賛です。

*下腿三頭筋の伸張性収縮は、下腿三頭筋の圧腿と全く同じでした。なんで気付かなかったのだろう。ハイ、アホです。でも、これで、弓歩発勁は全く問題ありません。

*問題は、鶏歩発勁と六合歩発勁です。六合歩(三体式) は鶏歩の変化形なので、鶏歩発勁が理解できれば、問題ありません。

*鶏歩も、下腿三頭筋の伸張性収縮です。ところが、足は伸びません。膝が折れています。しかし、膝を使ってはいけません。つまり、膝は空っぽにします。

*問題は、普通の人は大腿直筋と膝で歩いていることです。ウォーキングも大腿直筋と膝を用います。ランニングはジャンプ運動なので、大腿直筋でジャンプします。

*鶏歩も大腿直筋で立ってしまう場合が多い。これを下腿三頭筋に切り替えます。そのために、足首が折れ曲がります。そのために、鼠蹊部を深く切り込みます。そのために、腹直筋で内臓を持ち上げます。(これ、ヨーガの人がやっていますけど、あんなに極端にやる必要はありません。内臓が持ち上げればそれでいいです。) 

*というわけで、大腿直筋の力を少し抜いてやります。ここが肝心です。もちろん大腿直筋も使いますが、下腿三頭筋を主要とします。

*つまり、ウォーキングも、おじさん歩きも使えません。ここが高いハードルとなります。このハードルを越えることが、勢いを殺す、ことにつながります。勢いは姿勢勁力を殺します。

*一般のフワフワ太極拳にも勢いがあります。勢いがあるからフワフワと浮いてしまいます。

*姿勢勁力の武式太極拳・心意六合拳・宋氏形意拳は、浮いてはいけません。姿勢勁力は地に呪われている武術です。

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by tiger-hawk | 2018-07-11 08:16 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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