動物武術の虎鷹拳院日誌

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2018年 11月 01日 ( 1 )

足首のちからを抜きます

ランニングもウォーキングも表ルートです。表ルートとは、大腿四頭筋による運動ということです。地面を蹴る筋肉は、大腿四頭筋です。地面を蹴るとは、ジャンプ運動のことです。ランニングは露骨にジャンプ運動ですが、ウォーキングも隠れたジャンプ運動です。

一般のスポーツは、どうやら表ルートのようです。そして沈墜勁も震脚も表ルートです。武術の動作勁力は表ルートです。

ヒトは地面を蹴って立ち上がります。直立するためです。そして、地面を蹴って歩きます。直立二足歩行するためです。それらは、大腿直筋を中心とした大腿四頭筋の運動です。

ところが、姿勢勁力の心意六合拳、宋氏形意拳、武式太極拳などは、地面を蹴りません。だからといって、大腿四頭筋と無関係ではありません。

運動の起点が大腿四頭筋ではない、ということです。運動の起点がヒラメ筋なのです。足首に近いヒラメ筋です。ヒラメ筋など下腿3頭筋は、通常縁の下の力持ちです。とても地味な存在です。重力に抵抗するだけの存在です。だから抗重力筋とも呼ばれます。

いつもはただの棒みたいな存在です。ところが姿勢勁力では起点筋肉となります。運動全体の起点は足の親指です。拇指球ではなく第一関節から先の部分です。

親指から足首内側ヘ、ヒラメ筋から下腿3頭筋ヘ、大腿ニ頭筋ヘ内転筋ヘ、というのが裏ルートです。

いきなり大腿四頭筋だと、裏ルートは存在できません。ところが、裏ルートは日常生活に存在しません。だから本能的に拒否されます。

しかし、私は心意六合拳の師匠のおかしな後ろ足に気が付きました。それは例えば、高くならない踵です。通常では歩く時、後ろ足の踵が高くなります。体重移動するからです。

しかし、心意六合拳の鶏行歩では体重移動しません。左右の足はぎりぎりまで粘って突然交代します。

ところがヒトは無意識に地面を蹴ります。したがって、後ろ足の踵は高くなります。

この足首の角度は、実際に教えても理解が難しい。では、なんでアホのフジマツに理解できたのか? 一般の人よりも頭脳の劣っているフジマツに? 不思議です。

それはどうやら、宋氏形意拳の経験があったからではないか? 宋氏形意拳の六合歩では、後ろ足の踵が地面に触れています。その分、より足首が折れ曲がる必要があります。鶏歩よりも条件が厳しい。具体的には、より足首のちからを抜く必要があります。

鶏歩でも足首のちからを抜く必要があります。しかし、反対に地面に反発して立つのが人間のサガです。本能です。この本能から離れるためには、一度、頭を空っぽにする必要があります。その点、いつも頭が空っぽのフジマツは、条件を満たしていたわけです。

私のようなアホになる必要はありませんが、とりあえず、足首のちからを抜きましょう。

追伸  撃つ瞬間、ちからを抜いて集中します。心意六合拳も宋氏形意拳も、ちからを抜いて集中します。ちからが入るのは指先だけです。

追伸2  極意→3箇所抜きです。明日、書きます。

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by tiger-hawk | 2018-11-01 08:04 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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