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動物武術の虎鷹拳院日誌

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2019年 08月 24日 ( 1 )

根本勁力の発見

すいません。風邪をひいてしまいました。治ってきたのですが、元気が無い。中国語で、没有勁、という状態です。勁がありません。

というわけで、反省を込めて、私が根本勁力を発見した時の話しを書いてみます。

宋氏形意拳を学んで、力を抜くことの大切さを理解しました。しかし、私の五行拳は、ただ力が抜けている、というだけのもので、根本勁力がありませんでした。もちろん、小学生も倒せません。

その根本勁力は、心意六合拳の師匠の足を観察していて発見しました。

師匠の技を観察していると、奇妙な後ろ足に気が付きました。それは、伸びそうで伸びない後ろ足です。

指行性で地面を押してカラダを前進させます。しかし、地面を蹴ることはありません。だから、前足に体重移動しません。

地面を蹴らないので、ランニング的にはなりません。形意拳や心意六合拳をランニング的に表現する先生がたくさんいますが、全く異質です。

二足歩行ならば、どのような二足歩行であっても左右の足は交替します。しかし、指行性二足歩行だと、交替は突然やってきます。

指行性二足歩行の動物は、鶏、鳥類、恐竜、などです。鳥類と恐竜はイコール、とはご存知の通りです。恐竜の獣脚類から鳥類が生まれました。

関係ないけど、自然淘汰で進化を説明するのは無理があります。生物の意志と偶然が関係しているのでしょう。

足の交替の時とは、前足一本足になる時です。その状態でも撃てますが、後の展開に難があるので、すぐに後ろ足を寄せて鶏歩になります。

通常の歩き方だと、前足一本足では撃てません。それは鼠蹊部がくびれていないからです。となると指行性ではなく人間本来の蹠行性です。見た目は棒立ちです。

また、前足一本足になる過程が欠落しています。それは、後ろ足下腿3頭筋の伸びない伸長性収縮です。

回族の陳先生が、下腿3頭筋の伸長性収縮を示してくれました。それは弓歩になる過程でした。

鶏行歩では、足が伸びることがありません。鶏歩で撃つ時は、足が表面的に動きません。宋氏形意拳の六合歩で撃つ時も、足が表面的に動きません。

下腿3頭筋の伸長性収縮が、見えない形で実行されるのです。それが根本勁力の実態です。

なんて簡単なのでしょう。秘伝もウンコも月刊秘伝も関係ありません。

ところが、人間の本能の問題があります。地面を蹴るのは人間の本能です。体重移動するのは人間の本能です。それが根本勁力の敵となります。

だからこそ鶏歩、鶏行歩なのですが。その時点でもう人間ではありません。

地面を蹴って体重移動すると、鼠蹊部が伸びてしまいます。足首が伸びてしまいます。つまり、鼠蹊部と足首に力が入ってしまいます。

また直立姿勢は肩に力が入りやすい。鼠蹊部と足首と肩の力が、根本勁力の阻害物となります。

原理は簡単なのですが、敵も多い。私の場合、頭が馬鹿なので、空気が読めません。周りのことを考えずに突き進みます。

中国へ行くにも一人です。日本人と行くと面倒くさい。中国の伝統思想はさっさと捨てました。断捨離です。

断捨離の結果、根本勁力を発見しました。立ち方と歩き方では、人間から離れました。

追伸 膝の力も邪魔ですから、膝の力を抜きます。やわらかい鶏歩、やわらかい六合歩を造りましょう。

by tiger-hawk | 2019-08-24 08:03 | 反人間本能の勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・反人間本能の勁力・藤松英一


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