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動物武術の虎鷹拳院日誌

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2019年 10月 07日 ( 1 )

親指が勁力の起点

気とは何か? 気とは反応です。気というエネルギーや物質があるわけではありません。

ところが、xさんが貸してくれた整体の本には、気は物質以前の存在、とありました。すると、宇宙以前の存在です。宇宙以前の存在となると、神の領域です。これでは反論できません。人間には反論できません。

しかし、武術の世界では、気は詐欺師の道具となっています。詐欺師は気=勁力、などと言います。勁力も詐欺師の道具となってしまいました。気の妄想力は留まることを知りません。

実際には、気の力とは心理学のことです。武術の世界では、気=心理学です。だから、気と言わず心理学と言えば良いのです。というわけで、私は気を否定します。気という妄想に騙される人が一人でも減ることを願って。…神に祈ります。あれ? 笑

勁力は気ではありません。勁力は心理学ではありません。勁力には物質的根拠があります。それは自分の体重です。この体重を勁力に変換します。

そのために、体重を足首に降ろします。そのために心意六合拳の鶏歩があります。そのために宋氏形意拳の六合歩があります。

そのために、足首の力を抜きます。すると足首がくびれます。足首は関節なので、体重はヒラメ筋に降ります。すると指行性になります。すると足の親指が使えます。勁力は親指を起点とします。だから親指側エッジを用います。小指側エッジは用いません。

足首がくびれないと、体重移動してしまいます。体重は前足に移動します。体重移動すると勁力は消えます。勁力の素材は体重なので、移動すれば消える定めです。

鶏歩の後ろ足踵が高い位置にある場合は、前足に体重移動しています。そのような鶏歩は体重移動しているので、勁力は死んでいます。

勁力が死んでいる場合、外付け勁力を加えます。それが沈墜勁や震脚です。

もちろん、私たちは死んだ勁力の鶏歩は用いません。だから外付け勁力は用いません。

体重移動で撃つ、とは体重を勁力に変換しないで撃つ、ということです。例えば、体重を乗せた拳、という場合です。

この場合、体重は勁力に変換されていないので、あまり強い拳とはなりません。体重を直接拳に乗せるので、前鋸筋も使えません。

前鋸筋が使えないと、体幹の勁力も使えません。前鋸筋が使えないと、肩に力が入る傾向になります。すると結局、腕力プラス勢いだけとなります。

体重を勁力に変換できれば、勢いに頼る必要はなくなります。

それが心意六合拳の単把です。あるいは宋氏形意拳の崩拳です。どちらもミットを叩いても良い音はしません。勢いがありませんから。

追伸
鶏歩を造る時、後ろ足の足首に体重を降ろすと勁力が発生します。前足に体重移動すると勁力は死にます。
後ろ足ですが、へっぴり腰になると勁力は死にます。このへっぴり腰は自覚できません。直してやることが必要です。でも受け入れない人もいます。後ろ足=へっぴり腰と理解しています。

関係ないけど、久しぶりに上々颱風を聴く。素晴らしい。復活して欲しい。

by tiger-hawk | 2019-10-07 08:37 | 心意六合*形意

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・反人間本能の勁力・藤松英一


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