動物武術の虎鷹拳院日誌

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カテゴリ:心意六合*形意( 327 )

拳など全ては腕打

人間は腕を伸ばします。その時に用いるのは、上腕三頭筋です。上腕三頭筋の伸長性収縮です。

だから、空手でも、ボクシングでも、少林拳でも、拳は上腕三頭筋の伸長性収縮で撃ちます。

ところが、姿勢勁力の心意六合拳と宋氏形意拳は、上腕三頭筋の伸長性収縮を用いません。

前腕筋肉の伸長性収縮を用います。上腕三頭筋はフニャフニャです。すると肩の力が抜けます。すると腕は伸び切りません。腕はやや曲がった状態です。拳もやや曲がった状態です。

心意六合拳には、腕打の技がたくさんあります。実は、その拳も腕打なのです。肘撃ちも腕全体を用います。

腕も、肘も、拳も、掌も、全ては腕打なのです。宋氏形意拳の五行拳も、実は腕打なのです。拳は拳ではなく腕打なのです。それも前腕打撃です。

その拳は、前腕筋肉の伸長性収縮です。それが心意六合拳の称する鷹爪のことです。

でも、前腕筋肉だけではなく、支えを補強する必要があります。その支えが、上腕ニ頭筋の短縮性収縮です。これを隠し味として用います。

始めから上腕ニ頭筋を用いると、腕が伸びません。縮んでしまいます。だから当たる瞬間に用います。

そして、全体を支えるのは前鋸筋です。前鋸筋の伸長性収縮です。

これが、姿勢勁力の腕の構造です。

鞭杆=短棒について

鞭杆には、陝西省の鞭杆、と山西省の鞭杆があります。陝西省といえば古都西安です。三蔵法師が経典を求めて旅立った地、です。お供には孫悟空がいます。孫悟空の武器は如意棒です。伸び縮み自由です。鞭杯も滑らせて、伸び縮み自由に用います。それが陝西省の鞭杯の特徴です。

追伸 世の中、勁力を標榜する武術流派はたくさんあるけど、みんな体重移動する。それだったら格闘技と変わらない。武術をやる必要あるのか? 甚だ疑問です。体重移動しないところに姿勢勁力はある。どうしてみつけられないのだろう? 不思議だ。

by tiger-hawk | 2019-01-20 08:11 | 心意六合*形意

胃袋をつかみ、えぐる

昨日の体育館から

心意六合拳の蛇行歩をみんなでやってみました。勢いに任せて撃つと、雑な技になってしまいます。すると効果がありません。こする結果になってしまいます。当たっても、大したことありません。

適確に相手の腹を捉えます。もっと具体的に表現すると、下から肘で相手の胃袋をえぐるように撃つべし、となります。

相手の腹との接点を大事にします。その接点をずらしてはいけません。そこから、胃袋をえぐります。かなり微妙な肘の使い方です。

胃袋をつかむ、なんて言葉があります。手料理で相手のハートを射止めます。

蛇行歩の場合、文字通り、胃袋をつかみます。肘で胃袋をつかみます。そして、胃袋をえぐります。

注意しないと、肘が横になってしまいます。肘を横にしてはいけません。あくまで下から撃ちます。撃つ瞬間、手首を曲げます。すると力点が肘になります。

この、えぐり、に鶏歩の勁力を合わせます。すると、効果的にえぐることができます。

まずは、お互いの胃袋をゆっくりとていねいにえぐる練習をやりました。強くやる必要はありません。ていねいにやります。

この練習を徹底的にやってから、歩いて撃つ練習に移りました。歩いて撃つ練習が、時間的に足らなくなりました。次回、また歩いて撃つ練習をしましょう。歩く勁力が大切です。鶏行歩のことです。

追伸 オラがブログを始めたのは、情報発信ができるからです。武術雑誌はインチキフジマツなんか相手にしてくれません。でもブログがある。時代はインチキフジマツの味方です。月刊秘伝に載ることは、地球が滅亡してもありえません。しかし、剽窃者のように、権力と権威に尻尾を振る必要もありません。

by tiger-hawk | 2019-01-17 08:32 | 心意六合*形意

地面を蹴らない足

私が心意六合拳を本格的に始めたのは38歳の春です。それから一年ちょっとで、師匠の地面を蹴らない足を理会できました。

でも、一般の人には難しいようです。地面を蹴っている、という状態を認識できません。

例えば、力を抜いている24式太極拳のおにいさん、おねえさんたちに、地面を蹴っています、と指摘しても無駄なことです。アホか? と思われるだけです。

どうして私には理会できたのか? それは、36歳の時に入門した宋氏形意拳のおかげです。

その時、カラダが浮いている先輩に出会いました。宋光華先生自宅の近所に住む先輩でした。ああなっては駄目だな、と思いました。

ところが自分もカラダが浮いています。それ以来、歩くのが怖くなりました。それで歩くのはあきらめました。

そこで、六合歩のまま、五行拳をひたすら撃ちました。もちろん、力を入れては駄目なので、フニャフニャ五行拳です。小学生も倒せないフニャフニャ崩拳です。誰かに指示されたわけではありません。自分の判断です。

この判断が、二年後の心意六合拳にたいへん役に立ちました。歩くのが怖い私は、師匠の地面を蹴らない足に気付きました。

これ面白いことに、師匠は無意識にやっています。だから、話しても無駄です。しかも、師匠はかなり力強く表現しています。だから、一般の人は、見てもわかりません。

心意六合拳は、力強い表現を求められるので、なかなか地面を蹴らない足に気付きません。実際、地面を蹴る心意六合拳の先生もたくさんいます。

私は素直なので、地面を蹴らない足をそのまま表現します。すると、勇猛果敢な表現を良しとする心意六合拳の基準に合わないようです。それで、批難されることもあります。自分にとっては、どうでもいいのですけど。

どうして、地面を蹴っている足を認識できないのか? 考えてみると、それが人間の本能なのだ、と生物学の本を読んでわかりました。

地面を蹴るのが、直立二足歩行の宿命なのです。業です。直立した人間は、その運命から逃れられません。

そこで、直立姿勢を放棄したのが、心意六合拳の鶏歩、宋氏形意拳の六合歩です。

私は馬鹿なので、常識を放棄しました。すると、地面を蹴らない足を理会できました。

しかし、一般の人には、難しい。地面を蹴るといっても、微妙な動きです。それは自覚できません。いつも歩いている動きです。

歩くことを否定されるわけです。感覚を否定されるわけです。自分は、歩くことが怖くなりましたが、それを理解してもらうのは、困難です。

特に、格闘技経験者にとっては、困難です。なにしろ、ランニングもウォーキングも、日常歩行も地面を蹴っていますから。

心意六合拳の鶏行歩は不自然です。それは、人間の直立二足歩行ではないからです。人間本来の歩き方ではありません。

追伸 地面を蹴らない足は、実は日常生活にあります。それが階段の下りです。でも負荷が軽いので、気付きません。登山の下りだとたいへんなので、気付くかもしれません。

追伸 昨年はいろいろありましたが、マイナス要素が全部消えたので、結果良かったです。剽窃者とも絶縁できました。これは良い方向へ向かっているのだと思います。日曜日も練習していますので、平日無理な人は遊びにおいでください。

by tiger-hawk | 2019-01-11 08:38 | 心意六合*形意

武器と勁力は無関係

みんなの来る前に、久々にリクエストのあった鞭杆=ベンカンをやってみる。鞭杆とは、陝西省の民間に伝わる短棒です。日本でいう杖術みたいなもの。内容はかなり違いますけど。

他に山西省に伝わる鞭杆もあります。私は山西省の鞭杆は習ったことありません。陝西省のベンカンは、棒を滑らせて、長く使うのが特徴だそうです。山西省の鞭杆は、そのようには用いません。山西省の鞭杆も習ってみたい。

武器術には拳の極意がある。武器術を習うと素手の武術の上達が早い。などというのは本当ですか? と質問されました。

武器にはそれぞれ形状があります。するとカラダのコントロールもやりやすい。というか、動きは制限されます。人間のカラダは、かなり自由に動きます。するとカラダのコントロールは、たいへん難しくなります。

武器術をやったから、素手術が上手くなることはありません。残念ですが、それが実情です。武器術から素手の術が生まれた、なんてのも根拠の無い俗説です。つまり、武器術と勁力は無関係です。

勁力なんか無くても、武器はそれだけで簡単に危険なモノです。それが武器の強みです。その強みが無かったら、武器なんて無意味です。

少なくとも、心意六合拳は動物の生態から生まれました。また回族は権力からヒカリモノを禁止されていたので、武器は限られていました。だから棒とその変形が主です。

槍を学ぶと、突きが上達する。という向きもありますが、そんなことはありません。少なくとも、宋氏形意拳と心意六合拳には、そんな関係はありません。槍には槍の動かし方があります。カラダにはカラダの動かし方があります。共通していません。それぞれ学ぶ必要があります。

形意拳は、槍の技法から生まれた。なんて伝説がありますが、こじつけです。ウソです。形意拳は、心意六合拳から派生しました。心意六合拳は回族に伝承されたので、漢族としては、形意拳が心意六合拳から生まれたなんて認めることはできません。

漢族は支配民族で、回族は被抑圧民族です。中国の少数民族抑圧は、日本人の想像できない世界です。しばしば虐殺事件が起こっています。現代も変わりありません。

回族の心意六合拳の先生がウソ単把を教えるのも、そうした歴史的背景があると考えられます。私はウソの型を教わったことがあります。今では笑い話しですけど。みごとにからかわれました。

宋氏形意拳の熊形基本功から、拳の練習をしてみました。前鋸筋から鼠蹊部へ切り込みます。カラダが回転しないように注意します。

カラダが回転してしまうと、足の親指側エッジを確保できません。小指側エッジになってしまいます。すると勁力は消えます。カラダが回転してしまう心意六合拳の先生もいます。残念ですけど。

最後に、心意六合拳の肘の使い方をやってみました。みなさん、肘が浮いてしまいます。相手の胃袋を下からえぐるように撃ちます。蛇行歩の技です。力点が肘に来るように、構造を造ります。力ではなくて構造です。気ではなくて構造です。骨ではなくて構造です。

追伸 武式太極拳めっちゃ簡単トーロに、最後、雲手を入れてみました。顧留馨先生の直伝の雲手です。定歩です。ここだけ武式ではありません。アハハ

by tiger-hawk | 2019-01-10 08:31 | 心意六合*形意

不自然な武術

私の宋氏形意拳が正統派だ、とは主張できません。宋氏形意拳にも様々な傾向があります。

私の宋氏形意拳は、宋光華先生にガツンと撃たれた熊形基本功が原点です。たぶん、あれが五行拳の原点だろう、とめぼしをつけました。

熊形基本功は、体幹をゆるめて、さらに統一するという作業が必要です。この、体幹をゆるめる作業が、なかなか難しいようです。

体幹をゆるめるためには、まず肩の力を徹底的に抜く作業が必要です。そして、肩主導のカラダを、前鋸筋主導のカラダに改造します。

心意六合拳の虎撲、単把なども前鋸筋で撃ちます。これは難しいようですが、そうでもありません。

肩の力を抜いてしまうと、必然的に代わりのものが現れます。それが前鋸筋です。そう考えると、とても簡単です。

腱主導の指先を、前腕筋肉主導に改造します。それが心意六合拳の鷹爪です。指先を腱で動かすならば、自然状態です。それは認識の問題となります。カラダを改造する必要はありません。

それならば、武術を学ぶ必要はありません。自然のままでいいのです。なにもする必要はありません。食べて、歩いて、働いて、寝るだけです。

自然志向の武術者は、そんな感じです。それだったら、なぜ武術をやるのか? はなはだ疑問です。

自然のままでは、武術はできません。もちろん、肉体改造とは、ムキムキのカラダを造ることではありません。動作の原点を変えることです。

それを、宋氏形意拳と心意六合拳で学びます。武術は不自然な状態なのです。

どうして、人間は肩主導なのか? それは、直立姿勢の必然です。二本の手で作業する人間の本能です。

稽古初め 1月5日19時、開進第一中学校体育館、初めての方も遊びにおいでください。土曜日は人がほとんどいないので、体育館が寒いのですけど。アハハ

追伸 宋氏形意拳の先生からヒントはもらいましたが、勁力そのものは教わっていません。心意六合拳の先生からヒントはもらいましたが、勁力そのものは教わっていません。解明したのはアホのフジマツです。剽窃君は、最後まで勁力を修得できなかった。それは彼のイメージが間違っていたからです。治してあげようと思ったけど消えた。登場したら、突然、大先生になってた。勁力を獲得するのが先決だと愚考していたけど。余計なお世話ですけど。お達者で!

by tiger-hawk | 2019-01-02 08:00 | 心意六合*形意

内転筋で全身の合体

怠け者の後ろ足とは、地面を蹴らない、という意味です。何もしないわけではありません。では何をするのか?

それは、下腿3頭筋と内転筋を直結させることです。すると、親指ー足首内側ー下腿3頭筋ー内転筋、の勁力運動線が構築されます。

つまり、心意六合拳の鶏歩のことです。宋氏形意拳の六合歩のことです。武式太極拳の弓歩のことです。

これ、何かに似ています。そう、前腕の筋肉と前鋸筋を直結させることです。

すると、指先ー前腕の筋肉ー前鋸筋、の勁力運動線が構築されます。

つまり、心意六合拳と形意拳の称する、龍身のことです。指先と前腕の筋肉の直結は、鷹爪のことです。

さらに、前鋸筋から鼠蹊部ヘ向かって切り込みます。この勁力運動線は、鼠蹊部で左右がクロスして、内転筋ヘ達します。

つまり、心意六合拳と形意拳の称する、龍腰、のことです。

内転筋で、足の勁力運動線と体幹の勁力運動線が合体します。

これが、心意六合拳の称する、渾身拳ー周身功、の実態です。もちろん、力の使い過ぎは、この勁力運動線を切断します。

追伸 新年は、怠け者の弓歩の造り方、を分解写真で、世界初公開します。剽窃したかったらすればあー アハ

by tiger-hawk | 2018-12-30 08:01 | 心意六合*形意

脇腹の排打功

昨日の体育館から

今年の稽古収め、でした。心意六合拳の排打功を数種類やってみました。

特に、前鋸筋の覚醒のために、脇腹の排打功を中心に、じっくりやりました。

脇腹を用いる打撃は、心意六合拳の、ハイタカや龍にあります。自分の脇腹で撃ちます。そんな技、形意拳にはありません。やっぱり、回族の発想は、ぶっ飛んでいます。

前鋸筋を刺激すると、肩の力が抜けます。すると、肩を用いない腕、掌、拳、が撃てるようになります。腕が、肩からではなく、前鋸筋から生えます。それが、龍身の原理です。

龍は古代ワニの化石から想像されました。龍の頭部はワニそっくりです。そして、カラダも爬虫類です。爬虫類の前肢は、肩からではなく横から生えています。だから龍身です。

心意六合拳の師匠によれば、排打功は内臓のマッサージ、だそうです。というわけで、腹に拳を叩き込んでもらいました。いわゆる、振り子パンチです。腕の運動ではなく、体幹全部の動きで撃ちます。練習はここからスタートしました。

だから非力な女性でも、強力なパンチが撃てます。以前、太極拳をやっている細見の女性に教えたら、男性が痛がって逃げてました。面白かった。アハ

自分で自分を撃つ時は、思い切りやってください。無意識に手加減しますから、絶対に怪我しません。

みんなと別れて自分のアパートに帰ったら、排打功と雷声のdvdの宣伝動画が携帯にありました。どんなかな? と見たら、自分排打功で腰が引けてました。逃げ腰だと相手がいる場合、ダメージをもらいます。逃げないほうがダメージはありません。

雷声はアクセントつまり声調が間違っています。古武道みたいです。ちゃんと第四声で発声しましょう。第四声には理由があるのです。あのdvd、良い子は真似しないように。

では、みなさん、良いお年を!

追伸 私が心意六合拳を始めたのは、38歳の頃です。一年ちょっとで、怠け者の後ろ足、を発見しました。今は教え方を工夫したので、初めての人でも勁力を出すことがあります。力感がないので、こんなのでもいいの? と言われることもあります。力感がある場合は間違っています。

追伸2 体育館で会員の大きな腹に指先を突き立てたら、びっくりしてた。これぞ少林七十二芸の一つ、砂利の指突き。毎日やるので、指が血だらけです。なんてウソです。鷹爪の練習しているだけです。

by tiger-hawk | 2018-12-27 08:37 | 心意六合*形意

基本功の目的

宋氏形意拳の基本功は、その五行拳のためだけでなく、姿勢勁力の向上に役立ちます。だから、姿勢勁力の心意六合拳に、姿勢勁力の武式太極拳にも役立ちます。

しかし、姿勢勁力ではない前倒し打撃の、一般的打撃系格闘技にはあまり役立ちません。前倒し打撃は、人間本来の前倒し歩行に基づいた本能勁力だからです。

姿勢勁力は、人間の本能に反します。反本能の勁力です。姿勢勁力の根本は、下腿3頭筋の伸長性収縮です。それは前倒し歩行では、絶対に発生しません。

しかし、人間の直立二足歩行は、前倒し歩行です。姿勢勁力は、人間の歩行の否定から始まります。だからニワトリの鶏行歩なのです。

そのことを踏まえて、宋氏形意拳の基本功の目的について、考えてみます。特に、龍形基本功、熊形基本功、ワニ形基本功、について。その他の基本功も目的は同じです。

1 龍形基本功
カラダを一つにします。そのカラダは、足の親指から始まります。拇指球ではありません。鼠蹊部を切り込み、非直立姿勢になります。同時に、足首が折れ曲がり、指行性になります。

カラダを横から裏側ヘ回しますが、実はカラダは回転しません。その時、裏側の鼠蹊部がさらに切り込まれます。体重は親指から移動しません。自然に任せると、体重は踵に移動してしまいます。反自然運動します。

心意六合拳だと、龍形裹風の技に相当します。あるいは、虎擺尾の技です。

2 熊形基本功
カラダを一つにします。以下、龍形基本功と同じです。後半が違います。

カラダを内側ヘ回しますが、実はカラダは回転しません。その時、反対側の鼠蹊部がさらに切り込まれます。体重は親指から移動しません。自然に任せると、カラダは回転してしまい、体重は踵に移動してしまいます。反自然運動します。

心意六合拳だと、熊吊膀の技に相当します。あるいは順歩の技全てです。

3 ワニ形基本功
基本的に、龍形基本功、熊形基本功と同じです。しかし、腹の中に、小さなメビウスの輪を造ります。これが身体の動きの核心となります。内骨格運動の核心です。

宋氏形意拳の横拳と全く同じです。陳式太極拳と全く同じです。


by tiger-hawk | 2018-12-22 08:10 | 心意六合*形意

混ぜると危険

虎鷹拳院では、形意拳に興味ない人にも、宋氏形意拳の龍形基本功、熊形基本功、ワニ形基本功、などを教えています。

それは私の経験からよるものです。宋氏形意拳の基本功により、心意六合拳を理会できました。

心意六合拳は、いきなりの完成形を求められます。そのために、力技で処理する人が多いようです。結果、勁力が無い心意六合拳ができあがります。それは、私から見ると、とてもつまらないものです。そんな心意六合拳がネット動画にあふれています。形意拳も似たようなものですけど。

宋氏形意拳は、なかなか理解できないのですが、龍腰つまり内骨格運動が未完成なのです。撃つ瞬間に向けて完成させます。

撃つ瞬間では、心意六合拳も宋氏形意拳も同じなんですけど、宋氏形意拳には経過動作があります。その経過動作を学習するために、基本功があります。

それが、心意六合拳の鶏歩と宋氏形意拳の六合歩の違いです。

私は才能も素質も無いので、宋氏形意拳を学習してから心意六合拳を学習したのが幸いしました。勁力の形成過程を学ぶことができました。

才能も素質も無いフジマツを、神様が哀れんだのでしょう。

それでも、宋氏形意拳の基本功を力技で処理しようとする人が、あとをたちませんけど。なんであんなにがんばるのか、私には理解できないのですが。

形意拳の元は心意六合拳です。形意拳は漢族、心意六合拳は回族なので仲が悪いのですが。元が同じなので、共通している部分もあります。

心意六合拳は単刀直入、いきなり撃ちます。これは回族の民族性だと考えられます。この入り方はなかなか良いと思います。

ただ、他の打撃系格闘技と心意六合拳や宋氏形意拳を混ぜるのは危険です。見た目似ているのに原理が全く違うからです。悪影響があります。

むしろ、柔道や合気道のほうが、効果があります。打撃系ではありませんから。全く違うほうが悪影響はありません。

もちろん、宋氏形意拳そのものも希望者に教えています。基本功は全ての人に教えています。武式太極拳にも効果があります。

by tiger-hawk | 2018-12-21 08:24 | 心意六合*形意

ワニ形の本質とゆる〜い弓歩のお話し

形意拳のタ形あるいはダ形とは、長江ワニのことです。だったら、あんな難しい漢字を使わずに、ワニ形としましょう、というのがインチキフジマツの提案です。これでわかりやすくなります。どうせフジマツはアホなのであんな字書けないし。

宋氏形意拳のワニ形は、変形の肘撃ちです。その肘を伸ばすと、五行拳の横拳になります。すなわち、ワニ形と横拳は本質的に同じです。そのことは、早くから気付いていました。先生から教わったわけではありません。教わらずともわかります。

ワニ形の要素は、五行拳全てに含まれています。熊形基本功とワニ形基本功を融合させれば、五行拳となります。熊形基本功とワニ形基本功は、体幹の動きを表現しています。

熊形基本功は、体幹の統一と腰の動きの否定を表現しています。ワニ形基本功は、腹の中にメビウスの輪を造ります。それが体幹の中心となります。メビウスの輪から、五行拳が、十二形拳が生まれます。

次、膝を用いない弓歩の造り方について、のお話しです。

一番簡単な、膝を用いない弓歩の造り方は以下の通りです。

ゆるい力の抜けた弓歩を造ってもらいます。そこから、後ろ足を親指側エッジに移動させます。下腿3頭筋を内側ヘ絞ります。私は、その絞りをお手伝いします。後ろから、手で絞ってあげます。すると、下腿3頭筋が伸長性収縮します。

問題は、力が抜けない人です。下腿3頭筋が縮こまっています。常に、下腿3頭筋が短縮性収縮しています。オジサンに多い症状です。オバサンには少ない。だからオバサンのほうが進歩が早い。オジサンは挫折する傾向があります。

そこで、下腿3頭筋の圧腿をやってもらいます。下腿3頭筋の可動域を広げます。ところがオジサンは逃げる傾向があります。どうか逃げないでください。そこで逃げるとお終いです。

歩き疲れた時、足が棒のようになった、と言います。オジサンは常に、足を棒にして歩いています。常に下腿3頭筋が短縮性収縮しています。そのために、膝に体重が集中します。膝を痛めます。

練習は下腿3頭筋の圧腿から始めます。それと大腿ニ頭筋の圧腿です。そして、ゆる〜〜い弓歩を造ります。

実は、心意六合拳の鶏歩、鶏行歩とは、ゆる〜い弓歩のことです。宋氏形意拳の六合歩とは、ゆる〜い弓歩のことです。

by tiger-hawk | 2018-12-19 08:09 | 心意六合*形意

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・反人間本能の勁力・藤松英一


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