動物武術の虎鷹拳院日誌

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カテゴリ:心意六合*形意( 304 )

鷹爪とはつかむことではありません

*一般の人は、力を入れることしか知らない。力を出すことについては無知です。それで例えば、心意六合拳の鷹爪ができない。


*指の第三関節を広げるんだよ、と言っても、一生懸命に第三関節を縮める。本人は一生懸命なんですが、私はナンダカナアー、となります。


*実は、鷹爪とはつかむことではありません。つかむこととは全く無関係なのです。鷹爪で造る拳も、つかむこととは無関係です。だから握り込みません。拳の中に空気が残ります。


*一般論として、力を入れる=短縮性収縮、力を出す=伸張性収縮、となります。しかし、日常生活において伸張性収縮なんかあまり使いません。無くてもなんとかなりそうです(笑) 。まして意識して伸張性収縮はしません。無意識にすることはあります。


*仕方ないので、私の胸を触らせます。フジマツはデブなのでオッパイも大きい。これ大胸筋じゃなくて脂肪です。威張るな、ボケ !


*女性の胸を触ると警察に逮捕されますので、私の胸を差し出しています。力を入れずに触らせてみると成功します。それでいいんだよ、というのですが、それでも納得しません。もう一度やろうとします。(一回で覚えろよ。) たぶん、力感が無いからだと想います。でも、つかむこととは無関係なのだから、力感が無くて当然です。


*実際の用法もつかむこととは無関係です。鷹爪は打撃に用います。武式太極拳のロウシツヨウホも鷹爪で撃ちます。また鞭とは無関係です。ですから通背拳や劈卦拳とも無関係です。つまり通背拳や劈卦拳よりも簡単です。


*武術に力感を求めてはいけません。特に姿勢勁力に力感は要りません。力感=短縮性収縮なのです。


*しかし、一般の人は力感しか信じません。ところが、力感がある時は、姿勢勁力に失敗しています。


*心意六合拳の鶏歩に失敗するのも、宋氏形意拳の六合歩に失敗するのも、力感を求めるからです。私から見ると、滑稽なんですが、本人は一生懸命です。


*だから、フニャと力を抜いてしまいます。ところが、100%力を抜く人がいます。それだと寝てしまいます。寝る姿勢は、100%力を抜いた姿勢です。


*つまり、0%か100%しかありません。なにごとも中庸が大切です。


*心意六合拳の鶏行歩も、力感を求めてはいけません。ところが、私の鶏行歩には、力感があるように見えてしまいます。それで誤解されてしまいます。


*力感を求めると、前足の大腿直筋を必要以上に使ってしまいます。その結果、着地で踵を使ってしまいます。完全に蹠行性になってしまいます。足裏時間が長過ぎます。隠れ指行性は無理となります。それも、力の使い過ぎなんです。力ではなく体重なのです。


*力感が好きな人は、震脚や沈墜勁の世界が向いていると想います。姿勢の世界では、力感を求めてはいけません。


*心意六合拳の足も宋氏形意拳の足も、地面をつかむこととは無関係です。地面をつかんではいけません。だから足指は地面をつかみません。心意六合拳の足も宋氏形意拳の足も、武式太極拳の足も、地面をつかみません。だから心意六合拳の鶏行歩も、地面をつかみません。


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by tiger-hawk | 2018-09-08 08:19 | 心意六合*形意

サルへの道

*気ガー、陰陽五行説ガー、太極図説ガー、という人たちは気持ち悪いなあ、と昔から想っていました。亡霊みたいだ、と感じていました。キョンシーの世界です。

*最近では、骨ガー、腱ガー、という人たちも現れています。筋肉ではなく骨を使え、なんて人も目撃しました。なんとなく肉屋の解体作業を想像してしまいました(笑) 。やっぱりラーメンのスープはトンコツですか? 

*みんな観念論者たちです。私も観念論の本を読まないわけではありませんが、武術に観念論は要らない、という立場です。ある人に聴いたら、みなさんファンタジーがお好き、とのことでした。私もチャーリー・ブラウンが好きですけど? 

*でも全て物理学で説明しろ、といわれても困ってしまいます。フジマツ馬鹿なので物理学わかりません。というわけで、肉体で語ることにしています。肉体論のほうがわかりやすい、とも考えます。中丹田も上丹田も要りません。それも気持ち悪い。

*佐藤聖二さんの本は2700円もするので、とても買えませんでした。でも、立ち読みしてみたら、料理の話し以外は観念論が多いように感じました。武術の観念論ならば、パラパラ読みで十分です。得るものはありません。

*心意六合拳と形意拳の龍身とは、前腕の筋肉と前鋸筋を直結させることです。これは観念論ではありません。実際にそのように撃つことができます。

*心意六合拳と形意拳の龍腰とは、前鋸筋から鼠蹊部へ切り込むことです。そのラインは鼠蹊部でクロスして内転筋へ達します。これは観念論ではありません。実際にそのように動くラインを作ることができます。

*心意六合拳の鷹爪とは、指先と前腕の筋肉を直結させることです。腱ではありません。腱は筋肉と骨を結びつけます。腱も必要ですが、筋肉あっての腱です。筋肉を排除したいようですが、やはり骨スープを作るのでしょうか? 

*私は俗物で、このまま悟りを得ることもなく死んでいきます。魂も心も否定することはありませんが、私のチャクラは死んでも開きません。

*心意六合拳も形意拳も観念論に陥る可能性があります。しかし、心意六合拳には素朴な動物生態論がありました。これが救いとなって、鶏歩と鶏行歩を解明できました。

*そして、姿勢勁力の本質は、鼠蹊部の深い切り込み、です。だから、直立姿勢ではなく、ヒトからサルへ変身します。それが心意六合拳と宋氏形意拳です。

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by tiger-hawk | 2018-09-01 08:42 | 心意六合*形意

体幹の統一でウーロンを撃て !

(昨日の体育館から)

*やっと涼しくなりました。地獄のような学校体育館も練習できる環境になりました。最近、あの超鈍いX君が勁力を出すようになりました。「天変地異の前触れか? 」などと雪男さんが言ってました。そんなことはありません。みなさん、落ち着いて行動してください。神の鉄槌は振り下ろされません。今の所は? 

*石の上にも三年、です。ついにX君も覚醒したのです。使える技が心意六合拳の虎抱頭だけ? という状況も変化するでしょう。宋氏形意拳の崩拳はまだ無理のようですけど。

*というわけで、心意六合拳の烏龍擺角も使える技にしよう、というシリーズが始まりました。烏龍とは黒い龍のことです。

*実はこのウーロン、私、超ヘタクソでした。全く撃てません。習った時は、どうしよう、と困りました。こんなん、できるわけあらへん。そんな私にならないように、みなさんは確実に撃てるようになりましょう。もちろん、今は大好きな技の一つですけど。

*ウーロンは体幹の統一が必要です。通常、ヒトの体幹は分裂しています。雪男さんは、前鋸筋を使え、と言います。

*私の前鋸筋は腹直筋と連動しています。腹直筋で内臓を持ち上げると、前鋸筋も小胸筋も連動します。これは鉄牛耕地の結果です。鉄牛耕地は腹と前腕で実行します。え? 前腕の腱だ? ハイハイ、ホネ主義者さんですね。おつかれさまです。ホネ踊りしてください。

*腹直筋と前腕の筋肉で鉄牛耕地します。すると、その中間が覚醒します。それが前鋸筋です。すると、前鋸筋と前腕の筋肉が直結します。前腕の筋肉は指先と直結します。それが心意六合拳の鷹爪となります。腹横筋も連動します。

*腹横筋ー腹直筋ー前鋸筋(小胸筋) ー前腕の筋肉ー指先、というルートが拓かれます。これが体幹の統一です。これが、心意六合拳と形意拳の称する龍腰・龍身となります。

*龍腰・龍身を獲得すればウーロン=黒い龍も撃てるようになります。

*ところで、ウーロンは搖閂把(鶏形展翅) を横にしたような技です。すると用法も、搖閂把と同じように、内側へ入る、やや外から入る、大外から撃つ、の三つになります。

*しかし、ウーロンの形を見ると、もう少し複雑な用法が見えてきます。相手の前腕を叩く、相手の後腕を捌く、顔面にダミー打撃を入れる、反対側の腕で顔面にダミー打撃を入れると同時に、胸に頭突きする。

*あれ? 心意六合拳にフェイントは無い、とフジマツは言っていたではないか? このウソつき ! ハイ、いきなりのフェイントはありません。第一撃は実撃です。しかし、途中でダミー打撃する場合があります。

*ウーロンの場合、第三動作でダミー打撃しています。第一動作でフェイントすると読まれる可能性があります。しかし、第三動作でダミー打撃すると避けられません。なんと姑息な心意六合拳 ! しかも、第四動作でもダミー打撃と同時に頭突き !

*ではなくて、よくできてます心意六合拳。誰がこんな技作ったのでしょうか? そういえば、最初の心意六合拳学習期間で、このウーロンを習いました。初心者が習う技ではありませんけど? なかなか消化に時間が掛かりました。

*ウーロンは心意六合拳の特徴がよくでています。それは体幹の統一です。するとウーロンの原形は、龍形十字劈ではないのか? と見えてきました。入り方も似ています。すると、龍形裹風の原形も龍形十字劈かもしれません。

*そういえば、心意六合拳の師匠から最初に習った技が、蛇行歩と龍形十字劈でした。ナンテコッタ ! わてアホやねん。すんまへんなあ・・・

なんか予定と違ったけれど、勘弁なあ・・・逃げろ~~

*ちょっとだけ・・・姿勢の力は誰でも言いますけど、姿勢勁力に発勁動作はありません。つまり、動きません。でも、絶対に踏ん張ってはいけません。どんな場合も踏ん張ってはいけません。勁力が出ません。自分の体重が静かに足首に降りて来るのを待ちます。それが心意六合拳の鶏歩、宋氏形意拳の六合歩となります。力を入れてはいけません。推手でも踏ん張ると怪我します。膝を壊した人もいます。股関節を壊した人もいます。推手なんか捨てましょう。どうせ勁力できないし。あなた、洗脳されていませんか? 

追伸・・・なんで、不思議な1980年代、の記事がランキング一位なんだ? ただの回顧録なのに? もっと理論的な記事を読んでください。一年ぶりにビール飲んで頭がおかしくなっただけです。え? 元から頭おかしい? ほっといてんか !

追伸2・・・本日、ある男性の鼠蹊部をチョイチョイと修正したら、勁力出ました。鼠蹊部は偉大だなあ~ みなさんもヒトからサルへ変身しましょう ! 

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by tiger-hawk | 2018-08-30 08:33 | 心意六合*形意

とても長い後ろ足時間

*前へ突っ込んではいけない、勢いを殺す、鼠蹊部を深く切り込む、折れ曲がる足首、などの言葉はただ一つの姿勢の本質を表しています。心意六合拳の鶏歩、宋氏形意拳の六合歩、武式太極拳の弓歩などです。

*しかし、その言葉は理解されることはありません。このblog の読者にも全く理解されません。何回も講習会に参加して、やっと意味がつかめる場合があります。つかめない場合もあります。虎鷹拳院の会員でない人が、勁力を獲得した場合もあります。会員なのに、なかなかできない人もいます。

*それで田植発勁をやってみました。私がその人の後ろ足を押さえ付けるのです。浮き上がらないように押さえ付けます。浮き上がるのは、無意識に地面を蹴ってしまうからです。それでだいたい成功します。でも、私の補助があったからです。補助輪を外すと転びます。

*子供の頃から、鼠蹊部を伸ばせ、と学校教育で叩き込まれています。背筋を伸ばせ、とは鼠蹊部を伸ばすことです。日本の学校教育は軍隊教育が元になっています。つまり、軍隊の伝統です。気をつけ、右にならえ、というわけです。

*さらに、700万年前、木から降りたサルは、鼠蹊部を伸ばして直立しました。そして、地面を蹴って二足歩行を開始しました。700万年の怨念、じゃなくて本能が関係しています。

*だからこそ、ニワトリ=恐竜の指行性二足歩行に、心意六合拳のご開祖様は学んだのです。そして、人間の本能を捨てたのです。

*私は、心意六合拳の師匠の鶏撲食や鷹抓把から、鶏行歩の本質を盗みました。それはとても長い後ろ足時間のことです。

*長い後ろ足時間を作るためには、長い一本足時間が必要となります。すると、地面を蹴ることはできなくなりました。勢いを殺す必要があります。

*それは、折れ曲がる足首が求められます。

*その原点は、鼠蹊部の深い切り込み、です。

*それはさらに前鋸筋にさかのぼります。

*それを腹横筋と腹直筋の伸張性収縮が支えます。

*それはさらに前腕の筋肉にさかのぼります。(前腕筋肉の伸張性収縮)

*それはさらに指先にさかのぼります。それが心意六合拳の鷹爪となります。

*指先から足親指・人差し指の指先まで、Y字形の勁力運動線ができあがります。(グリコじゃないよ)

*気とか、ウンコとか、骨・腱とか、オシッコとか、秘伝とか、ゾンビとか、すぴりちゅあるとか、霊魂とか、関係アラヘンがな。え? 頭が開くと空を飛べるんやで。知らんがな・・・ほなさいなら

関係ない追伸・・・翁長沖縄県知事が亡くなった。米軍は沖縄も本土も守らない。だから基地は要らない。簡単な話しです。

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by tiger-hawk | 2018-08-11 08:12 | 心意六合*形意

渾身の龍形三大技法(心意六合拳)

(昨日の体育館から)

*あんまり暑いので、今日は心意六合拳の龍形をやるぞ、と決心して体育館へ行きました。

*心意六合拳には突きがありません。心意六合拳にはパンチがありません。心意六合拳にはキックがありません。

*渾身=全身全霊で撃つのが心意六合拳です。文字通り、自分の身体を一個の塊として、相手にぶつけます。それを最も具体的に表現するのが心意六合拳の龍形です。

*まずは烏龍擺角(うーろんはいかく)から・・・この技、習った時は全く撃てませんでした。とにかく、体幹を横にして、全身をぶつけます。ごまかしはできません。肉弾攻撃です。

*ウーロン茶の烏龍です。烏は黒い。だから烏龍とは黒い龍のことです。この技に限らず、龍形を撃つ時は覚悟が必要です。これで相手を倒す、という気概です。

*龍形は、燃費を考えません。コストパフォーマンスなんか無視です。

*二番目は、龍形裹風(りゅうけいかふう) 。雲龍裹風とも称します。どっちでもいいです。この技は、腕が全く伸びません。脇腹に肘をくっつけてしまいます。上腕二頭筋の短縮性収縮を用います。だから、胴体で撃つしかありません。足の勁力と体幹に全てを任せます。

*龍形裹風には、跳び込み技があります。跳び込み龍形裹風、です。豪快にジャンプして跳び込みます。

*三番目は、龍形十字劈、です。これだけ弓歩の技です。これも豪快な技です。この技が一番古典的だと思います。

*三つ合わせて、龍形三大技法、です。どれも、四方へ撃つことができます。前後左右へ撃ちます。

*龍形三大技法なんて、誰が言ったのか? フジマツが勝手に名付けました。アハハ

*そういえば、心意六合拳には小龍形もありました。(このblog の扉の写真) でも、今回はこの三つの技です。大形技ばかりです。みんな豪快な技ですので、覚悟が要ります。

*暑い時こそ、熱い龍形三大技法です。ちょっと強引でした。アハハ

追伸・・・突きもパンチもキックも無い心意六合拳が、大好きです。龍形最高です。

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by tiger-hawk | 2018-08-02 08:02 | 心意六合*形意

推手は自殺行為

*一般の太極拳をやっている人に聴いたところ、踵で立つように指導されているそうです。考えてみれば人間は踵を使う蹠行性(せきこうせい) ですから、これは当然のことです。原始的な霊長類の頃から蹠行性です。だから直立できました。

*沖縄の空手の動画を見ても、踵で立っているようです。人間ですから当たり前です。

*しかし心意六合拳と宋氏形意拳は動物武術です。その立ち方と歩き方はニワトリを参考にしています。もはや人間ではありません。

*ニワトリは鳥類です。鳥類は元は恐竜です。恐竜は二足歩行ですが蹠行性ではなく指行性です。二足歩行ですが直立していません。ティラノサウルスなどは指行性二足歩行です。というわけで、心意六合拳と宋氏形意拳は指行性二足歩行です。

*武式太極拳(喬松茂先生) の場合、一歩の中で蹠行性から指行性へ変化します。蹠行性と指行性の中間、というべきですか。

*こんなことは中国では言いません。フジマツは馬鹿か? と思われるかもしれません。確かにフジマツは馬鹿ですが、フジマツの分析は正しいのです。動物武術ですから動物学を参考にしただけです。誰でもやりそうですが、誰もやろうとしなかった。ナンデヤネン ! やはり伝統に縛られている結果です。そんなに古い伝統は無いのですが。

*初めて心意六合拳を見たのは、1982年の上海だったかな? なんだあれは? アヒルの真似か? と想いました。その感想はそんなに間違ってはいませんでした。

*心意六合拳の鶏歩を見ると、後ろ足の踵が少し地面と離れています。そこから指行性に気がつきました。

*指行性という言葉は、「骨から見る生物の進化」という本から知りました。その本はきれいな動物の骨の写真と解説文で構成されいました。この本は私の宝物となりました。みなさんにもおすすめです。

*指行性二足歩行は直立していません。人間は直立二足歩行ですが、心意六合拳と宋氏形意拳は直立していません。

*その特徴は、鼠蹊部が深く切り込まれていることです。これによって直立ではなくなりました。これによって、足首が折れ曲がります。足首が折れ曲がることによって、指行性になります。

*鼠蹊部が深く切り込まれていることによって、下腿三頭筋へ体重圧が掛かります。それによって、歩く時、下腿三頭筋の伸張性収縮が起こります。これが姿勢勁力の原動力となります。

*しかし、体重移動してしまうと、この勁力は消えてしまいます。ヒトは体重移動によって歩くので、人間の歩き方ではいけません。蹠行性ではいけません。蹠行性では大腿直筋と膝を使います。

*推手が使えないのは、蹠行性に基づいているからです。指行性ではすぐに立ち位置を変えます。立ち位置の固定化は考えられません。活歩推手でも、立ち位置は固定化されています。

*ボクシングなどではジャンプして立ち位置を変化させます。姿勢勁力ではジャンプしての立ち位置変化はしません。ジャンプすると身体が浮いてしまうからです。

*ジャンプしない立ち位置の変化を、心意六合拳では吊歩(ちょうほ) と称します。熊吊膀の吊です。吊歩が使えない推手は、動物武術としては無意味です。

*推手を練習すると、動物武術は弱くなります。だから虎鷹拳院では推手しません。推手は動物武術の自殺行為です。

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by tiger-hawk | 2018-07-20 08:21 | 心意六合*形意

永遠に地に呪われた拳

*凄い暑さです。こんな暑さの中、東京オリンピック開催するんですか? 世界の迷惑ですね。死人が出ないことを祈ります。(もう出ているけど)

*先日、Xさんに心意六合拳・単虎抱頭と心意六合拳の闘い方を教えてみました。まだ身体が浮いているXさんですが、技の習得は速かったようです。

*というわけで、9月に体育館借りられたら、心意六合拳・単虎抱頭とその闘い方の講習会を開催するつもりです。たぶん、16日か23日ですので、予定空けといてください。予定4名です。

*心意六合拳の闘い方の原則

その一・・・相手の虚を撃つな、その実を撃て。

*相手の隙を狙ってはいけません。相手の攻撃と防御の最前線を撃ちます。相手の最も強いところを叩きます。

その二・・・相手の反応に逆らってはいけない。その反応を助長させる。すると、相手への入り方が見えてくる。

その三・・・瞬時に技の左右を切り替える。したがって、常に一つの技で左右使えるように訓練する。

その四・・・自分独自のコンビネーションを作る。自由に技を組み合わせます。あなたのオリジナルです。アドリブ的発想です。

*心意六合拳の闘い方には、心理学と合理性が求められます。また推手的発想はありません。不利になりそうだったら、すぐに立ち位置を変えます。活歩推手も練習しません。推手を300年練習しても、勁力は得られません。

*フジマツの場合、身体能力が劣る、頭が弱い、身長が低い、と不利な条件ばかりなので、常に相手のほうが強いと想定しています。

*闘い方とは別に勁力が無いと、撃ち倒すことはできません。勁力は常に養成します。

*心意六合拳と宋氏形意拳は、立ち上がってはいけません。浮いてはいけません。そのために、鼠蹊部が深く切り込まれ、足首が折れ曲がります。

*ある種の木の上のサルは、鼠蹊部と足首を伸ばして地面に直立しました。それがやがてヒトとなりました。だから動物武術と姿勢勁力は、ヒトの道から外れます。つまり、立ち上がってはいけません。(尻を出してもいけません。)

*横道に入り、恐竜=鳥類=ニワトリの指行性二足歩行に学びます。それが鶏行歩です。

*その鶏行歩は、常に体重圧を足首と下腿三頭筋に掛けます。それが勁力の根本となります。

*その鶏行歩は鶏歩から始まります。特に低い鶏歩から始めると効果的です。例えば、単虎抱頭を撃ち終わってから始めると効果的です。その感覚を全ての技に適用します。

*低い鶏歩から立ち上がらずに、鶏行歩します。いつでも撃てるようにします。だから、浮いてはいけないけど沈んでもいけません。

*後ろ足の踵が高い位置にあると、既に身体は浮いています。立ち上がっています。足首は伸びています。鼠蹊部も伸びています。

*心意六合拳と宋氏形意拳は、永遠に地に呪われているのです。

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by tiger-hawk | 2018-07-19 08:23 | 心意六合*形意

武術と心理学

(昨日の体育館から)

*どんな武術にも心理学がある。特に合気道は心理学が発達している。・・・と言ったらびっくりされました。これを大阪の先生は「反射」と表現されていました。(昔、最後の拳杯でお世話になりました。ありがとうございました。)

*これは相手を一つの方向へ導く方法です。たいていは逃がす方法です。相手は技から逃げようとします。逃げようとすればするほど、相手の術にはまります。アリ地獄みたいなものです。

*これを解くには、逃げるのではなく愛し合うことです。つまり、キスします。本当にキスしなくていいです。キスする方向を取ると解くことができます。これを私は愛のキス作戦と称しています。自分で作りましたが、知っている人もいると想います。アハハ

*どうしてこんなことが分かるかというと、心意六合拳の師匠に、心意六合拳の心理学を教わったからです。相手の反応を引き出します。でも相手の反応も様々です。

*そこで、技を使い分けます。相手の出方によって、鷹さん、虎さん、蛇さん、熊さん、サルさん、燕さん、鷂さん、と十種の動物拳を使い分けます。相手との身長差、力量差、などによっても使い分けます。

*相手が自分よりも強い場合もあります。体重差が大きい場合もあります。その時も技を使い分けます。そのための十大形です。

*でも初心者ではそんな器用な芸当はできません。そこで、一つの技で突破します。例えば搖閂把(ようさんば) で突破します。最初に覚悟を決めます。その時も、技を使い分けます。内に入る、やや外から入る、大外から撃つ、という方法があります。

*たいていの技に三つの方法があります。これも心理学です。力量差が大きい場合、内に入れません。そんな時はやや外から入ります。そんな使い分けもします。力量差というのは、相手が強い場合です。相手が強くてもあきらめてはいけません。方法があるものです。

*これらの心理学は勁力とは無関係です。これをしっかりと区別しなくてはいけません。いわゆる化勁も心理学です。化勁なんて勁の字を使うから混乱します。こんなものは勁力ではありません。なんでも勁の字を使いたがる悪い癖です。困ったものです。

*どんなに大きい勁力を持つ人でも、一つの技だけで突破できるものではありません。オレには形意拳の崩拳だけあればいい、なんてなめた態度ではいけません。痛い目を見ます。崩拳に至る過程を創造します。相手もやすやすと撃たせてくれません。そこはあなたの工夫です。自分で考えましょう。オラ知らね。アハハ (オリジナルのコンピネーションを作ります。) 

*中国武術には推手というものがあります。推手も心理学ですが、合気道よりもはるかに幼稚な心理学です。一生追求するようなものではありません。心理学というからには、駆け引きのことです。駆け引きですから、自由に使います。ルールに縛られてはいけません。

*推手を300年やったところで勁力は生まれません。そんなものに時間を費やすよりも、勁力を作ることのほうが大事です。

*いいかえると、推手で勝った負けたなんてどうでもいいのです。負けそうになったら、別の手を選択します。拘泥してはいけません。そんなに一生懸命やるものではありません。それよりも勁力を作りましょう。それを大きく育てましょう。

*猪突猛進ではいけません。負けそうになった時の手も用意しておきます。柔軟にやりましょう。

追伸・・・goさんからハムの詰め合わせいただきました。ありがとうございます。お元気ですか? もう10年会ってない? 

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by tiger-hawk | 2018-07-15 08:13 | 心意六合*形意

チョコン拳のルーツ

*虎鷹拳院はつぶれそうですが、私を吹っ飛ばすことができる人も増えてきました。喜ばしいことです。でも、ちょっと違和感もあります。

*相手を吹っ飛ばしてしまうと、そんなにダメージはありません。壁に激突すれば、壁の効果があります。壁が無くて転んでしまう場合にはダメージがありません。もちろん練習ですから、ダメージが無いほうがいいわけです。

*でも、実際に撃てることも大切です。それは、相手が真下に崩れるように撃つことです。相手が真下に崩れ落ちるためには、チョコンと撃つことが効果的です。そうです、チョコン拳です。

*それには、打撃の衝撃が相手の体内に留まるように撃ちます。決して、突き抜けてはいけません。突き抜けると、衝撃は相手の背中から抜けてしまいます。

*つまり、カンフー映画のようにやってはいけません。映画は見た目が大事です。派手に吹っ飛ばせば、観客は凄いと喜んでくれます。でもそれは映画だからです。

*衝撃が相手の体内に留まるように撃つと、見ている人には伝わりません。でも映画ではありませんから、それでいいんです。

*このチョコン拳に気がついたのは、かなり昔のことです。それは、拳ではなく、心意六合拳の単把でした。(まだオラも若かった。今はジジイですけど。) 

*ある日、ひどい風邪をひいて高熱が出ました。フラフラしていましたが、こんな日は力が入らないだろうと、実験には都合が良かった。

*そこで、ある会員の胸を借りました。チョコンと力の入らない単把を撃ってみました。すると、みごとに真下に崩れ落ちてくれました。なにしろ自分がフラフラでしたので、相手もそんなにダメージはありませんでした。でもともかく、真下にストンと崩れ落ちてくれました。実験成功です。ナンデヤネン !

*彼に聴いてみたところ、突然、足の力が抜けたそうです。それで立っていられなくなってしゃがむように落ちました。

*単把は、両腕が伸びません。曲がったままです。最後に両手を合わせて撃ちますが、やはり曲がったままです。曲がった腕が効果的です。

*もう一つのルーツは、宋光華先生の宋氏形意拳・崩拳です。それは文字通りチョコンと撃ちます。その腕は全く伸びません。単把よりも曲がったままです。やる気があるんかい ! みたいな拳です。

*もちろん習った時は、全く撃てません。形を真似するだけです。それで力を入れるのをあきらめました。あきらめて、フニャフニャ崩拳を始めました。それが後に役に立ちましたけど、後の話です。小学生も倒せない崩拳です。

*崩拳は立拳ですけど、これを平拳にすると、宋氏形意拳の馬形拳となります。馬形拳のほうがわかりやすい。

*馬形拳を両掌にすると、虎形拳になります。心意六合拳の虎撲です。もちろん、虎撲もチョコンと撃ちます。迫力なんか要りません。武式太極拳の双按です。これは危険です。

*宋氏形意拳の崩拳よりも伸びない拳が、心意六合拳の馬形崩拳です。肘がほとんど腹から離れません。もっと短い馬形拳もあります。腕が腹に張り付いています。これも、どうやって撃ったらいいのか、全くわかりませんでした。できるようになったのは、かなり先の話です。

*チョコン拳は寸勁というわけではありません。なにしろ、長勁がありませんから。寸勁ではなく、チョコン拳です。だから、寸勁の練習をしたことがありません。

*それで、肩甲骨発勁の存在も知りませんでした。知らなくて良かった。チョコン拳は知るべきです。習得するべきです。

*それには、宋氏形意拳の馬形拳、心意六合拳の単把、などが適していると考えられます。

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by tiger-hawk | 2018-07-12 08:37 | 心意六合*形意

もっとフニャフニャになろう

お知らせ・・・7月9日(月) は平和台体育館が休館のため練習を休みます。

*先日、Aさんに、腹直筋で内臓を持ち上げる、を教えてみました。でも上手くいかないので、腹直筋で背中を立てる、といいかえてみました。内容は同じです。

*背中を背中で立てる、ではなく、腹直筋で背中を立てる、というわけです。たぶんオペラ歌手か狂言師に似ているのでは? と 勝手に想像しています。腹の底から声が出ます。間違っていたら、ごめんなさい。少なくとも、心意六合拳の雷声ではそうします。つまり、発勁の呼吸法の元です。

*こうすると、腹直筋は緊張しますが、胸、肩、背中、腰、尻、鼠蹊部などはゆるみます。

*鼠蹊部の深い切り込み、は姿勢勁力の要です。そのためには、鼠蹊部をゆるめる必要があります。座り圧腿もそのためにやります。

*ヒトの直立姿勢は、それだけで鼠蹊部が緊張します。鼠蹊部が緊張することによって、ヒトの直立姿勢が成り立っています。腰も緊張します。

*そこで、腹直筋に仕事してもらいます。すると、腰も鼠蹊部も背中もゆるみます。

*一般常識に反しますので、なかなか納得してくれないと想います。学校では反対のことを教えてくれます。背中を背中で立てる、と教えます。でも、大切な要領です。これで、肩をフニャフニャにできます。宋氏形意拳のフニャフニャ五行拳の根っこになります。

*Bさんには、拳立てをやってもらいました。すると、直後、チョコン突きが威力を増しました。フジマツを軽く吹っ飛ばしてくれました。素晴らしいです。前腕の使い方を体得しています。

*でも、ちよっと空手風かな? 腕を伸ばし過ぎです。ある空手出身なので、私とは雰囲気が違います。もう少し、腕を伸ばさないと、宋氏形意拳の馬形拳風になります。次回は、一歩踏み込んでフジマツを吹っ飛ばしてみてください。Bさんは下腿の勁力トライアングルを既に体得しているので、簡単にできると想います。

*勢いを殺す心意六合拳の鶏行歩も、もうすぐにできることでしょう。

*このチョコン突きは、平拳なので、宋氏形意拳の馬形拳が元です。立拳になると、宋氏形意拳の崩拳、または心意六合拳の馬形崩拳になります。

追伸・・・初心者でもできますか? と質問された。初心者でもできる芸術とかスポーツとか、そんなもの世の中に存在しているのだろうか? 絶対に存在していない。もし存在していたら、そんなもの習う必要があるのか? 習う価値無いだろう。めし喰ってウンコしていればよいのでは? 世の中では、初心者でもできます、なんていう教室があるが、ウソに決まっている。詐欺師だよ。

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by tiger-hawk | 2018-07-07 08:48 | 心意六合*形意

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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