動物武術の虎鷹拳院日誌

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カテゴリ:心意六合*形意( 309 )

太谷県の少年A

宋氏形意拳の崩拳は難しい。本場の先生でも、撃てていない人が多い。崩拳の拳が上下にゆれる先生もいる。最悪だ。完全にちからの入れ過ぎです。

久しぶりにある人と練習したら、山西省太谷県の少年Aを思いだしました。昔のことだから、もう42歳位になっているかな。当時は美少年でしたが、もうオッサンですね。アハ

宋光華先生の御宅にいたある晩、青年Aと訪ねてくれました。二人は宋光華先生の直接の弟子ではありません。宋光華先生とは別の先生の弟子です。先代の宋鉄麟先生関係のようです。青年Aはとてもやわらかい龍形拳や燕形拳を見せてくれました。手足の短い私にはとても無理です。椅子の下をくぐったという燕形拳の伝説もウソではない、と思いました。

少年Aの崩拳は初心者に最適かもしれない。彼は一年半、五行拳だけ練習しているそうです。少年Aスタイルを、みんなに教えることにしました。女性にも最適かも。おばちゃんにも教えます。来年2月予定のセミナーでも教えます。

少年Aの崩拳は、ちからを抜いて、正確な前後のゆらぎを作ります。大きな力量はありませんが、初心者には最適でしょう。すぐに撃てるようにはなりませんが、入門として優秀です。

宋氏形意拳は難しい。心意六合拳よりも難しい。でも少年Aの崩拳が突破口になるかもしれません。そして、その崩拳が、心意六合拳に技のキレをもたらすでしょう。始まりは、正確な前後のゆらぎです。

追伸 筋肉はあまり考えなくていいんですね、と言われた。まあ結果論ですからね。それより骨ですよ。ラーメンはとんこつですよ。あれ? まっいいか? 

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by tiger-hawk | 2018-11-10 08:06 | 心意六合*形意

武術には見えません

私は若い頃、勁力は歩法から生まれる、と勝手に思い込んでいました。それは少し正しく、半分以上間違っていました。

一般的な動作勁力は、動作から生まれます。姿勢勁力は姿勢から生まれます。いわゆる姿勢のちからを標榜する場合も、動作を伴います。その場合は、動作勁力となります。体重移動を伴う動作は、動作勁力なのです。

これを心意六合拳の鶏行歩から見てみます。心意六合拳の全ての歩法は鶏行歩、と古い拳譜にあります。これが真実とすれば、心意六合拳の全ての勁力は、鶏行歩から生まれます。

なお、鶏歩の無い心意六合拳、鶏行歩の無い心意六合拳もあります。長い年月の間に様々なスタイルが生まれます。その場合は、動作勁力となります。動作勁力のほうが、人類の習慣に適合しているからです。人間はニワトリではないからです。恐竜や鳥類と人間では、骨格も筋肉も違います。歩き方も違います。それを人間に当てはめるのは不自然です。鶏行歩は不自然なのです。

初めて上海で心意六合拳を見た時、とても奇妙に感じました。まるでアヒルみたい、と感じました。後年、自分が心意六合拳をやるとは、その時に想像もできませんでした。1982年の頃です。みなさんは生まれていませんけど。今の未来都市みたいな上海からは想像できない寂しい上海でした。

心意六合拳はとても武術には見えません。奇妙な姿勢と動作です。もしも武術らしい心意六合拳だとしたら、それは人間に妥協した心意六合拳です。そんな心意六合拳はたくさんありますけど。

心意六合拳は動物武術ですから、人間の武術に見えないところがその魅力です。ですから、武術に見える心意六合拳は、自分にとってつまらない心意六合拳です。なんの魅力もありません。

もちろん、心意六合拳は勇猛果敢な表現を求めます。しかし私は勁力を最優先しました。勁力を裸にしたのです。すると勇猛果敢な表現が装飾だと気が付きました。つまり戦術的要求で、戦略的要求ではない、ということです。

すると、武術に見えない心意六合拳が、さらに見えなさに磨きがかかりました。特に武術に見えない虎抱頭とか、熊吊傍とかの技が好きになりました。

鶏行歩は連続する大きい鶏歩です。どこを切り取っても鶏歩となります。後ろ足一本の時も、前足一本の時も、鶏歩なのです。すなわち、下腿3頭筋の隠れた伸長性収縮です。この隠れたちからが原動力です。

下腿3頭筋は、自分の体重を捕らえて離しません。離したら、勁力の死です。だから、その歩き方は、もはや人間ではありません。

その技も、武術には見えません。それがとても楽しいのです。形意拳は、どうしても武術に見えてしまいます。そこが残念なところです。そこで、ちからを徹底的に抜きます。すると武術ぽさが抜けてきます。反対に、勁力は純化されます。

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by tiger-hawk | 2018-11-04 08:31 | 心意六合*形意

折り合いを付ける

心意六合拳の鶏行歩をどうやって教えたらいいのか? 長い間悩んでいました。

結局、前足一本足になるニワトリそのまんまなんですけど。

隠されている低い蹴りを徹底的にやり込む、というわけです。この低い蹴りの前足親指の踏み込みと、前足一本足の親指の踏み込みが全く同じというわけです。

これは、鶏行歩に鶏行歩からアプローチすると失敗する人が多かったので、低い蹴りから鶏行歩に迫る試みです。

で教えてみました。成功する人もいました。失敗する人もいました。

力づくで蹴ってやろう、という人は失敗しました。真面目にやればいい、というわけではありません。

力づくでは、雑になります。膝が前ヘ突っ込んでしまいます。身体が上下動してしまいましす。

膝は土踏まずを越えてはいけません。でも本当は形ではありません。

微妙な親指の操作なのです。これもほとんど見えません。というわけで、動画を見てもわかりません。実際に細かく教える必要があります。

やさしく踏み込みんで欲しいのです。なおかつ強く蹴って欲しいのです。そこで折り合いを付けます。

すると、どの位なのか見えてきます。

追伸→上海の顧先生に太極拳の雲手の本質を教わったことがありました。昔の話しです。後年、足親指の使い方がわかった時、雲手がやっと理会できました。天国の顧先生、ありがとうございました。

追伸2→足親指の先っぽです。拇指球ではありません。では、拇指球はいつ使うのか? それは凍傷で足親指を失った時です。ホンマかいな?

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by tiger-hawk | 2018-10-12 08:34 | 心意六合*形意

さようなら形意拳幻想

*世の中、幻想に満ちあふれています。骨幻想、気幻想、推手幻想、陰陽五行説幻想、太極図説幻想、合気上げ幻想、形意拳の崩拳幻想、などなど。まるで幻想小説のようです。幻想つまりファンタジーです。ファンタジーの世界に生きていれば、生きながら天国にいるわけです。幸せです。

*でも一生、ファンタジー映画を見ているわけにもいかないでしょう。いつか、映画館を出なければいけません。いつか、クリストファー・ロビンは100エーカーの森を出て行くのです。さようならクマのプー。こんにちわ、チャーリー・ブラウン。

*オッパイもみ高校生は、形意拳幻想に浸っていたのでしょう。とりわけ五行拳幻想、特に一撃必殺の崩拳幻想など。だからネット動画の世界から出てはいけなかったのです。虎鷹拳院に来てはいけなかったのです。

*ところが、一撃必殺の崩拳は幻想なのです。そんなものはファンタジーなのです。しかし、そのファンタジーを捨てた時、あなたは強い崩拳を獲得する一歩を得られます。なんか逆説的ですが、それしかありません。

*つまり、現実に戻りましょう。ネット武術動画の世界から抜け出ましょう。ネット武術動画はネトゲみたいなものです。見ても得られるものはありません。秘伝は得られるかもしれません。秘伝もファンタジーですから。

*ではどうやって現実に戻るのか? それはまず力を抜くことです。でも、全身の力を抜いてはいけません。それでは寝てしまいます。(ちはる、おやすみなさい。) 全身リラックスしてはいけません。

*ポイントがあります。それは主に三つあります。三カ所です。

その一・・・肩の力を抜きます。胸の力を抜きます。肘の力を抜きます。それがいわゆる含胸拔背・沈肩墜肘の意味です。その代表は肩の力です。これは男性にはとても難しくなります。何もしなくても肩にハンガーが入っています。いわゆるハンガー病です。あるいは相手を目の前にすると、肩が緊張してしまいます。肩は24時間フニャフニャにしましょう。これがフニャフニャ崩拳への第一歩です。

その二・・・鼠蹊部の力を抜きます。これもなかなかたいへんのようです。私は苦労したことがないので、硬い鼠蹊部の存在を知りませんでした。現在は鼠蹊部に焦点を当てて指導しているので、硬い鼠蹊部にびっくりしています。女性でも硬い人がいます。女性の場合は指導が難しいので(警察に逮捕される) 、自分の鼠蹊部に指を立ててもらうことにしました。え? それも気持ち悪い? 死ね ! フジマツ ! そっそんなこと言わないで。あっきれいなオネーサン、帰らないでくださーい !

その三・・・足首の力を抜きます。足首に力が入っていると、何もしなくても地面を蹴っています。足首の力を抜いて、親指側エッジを用いると隠れ指行性になります。これで心意六合拳の鶏行歩も成功します。

*この三点が主要なポイントです。また、背中がガチガチな人もいます。これも問題なので、背中の換わりのものを用意します。それが腹直筋です。腹直筋で内臓を持ち上げてやります。これで背中のガチガチが解消されます。これは腹直筋の伸張性収縮です。

*これだけでは弱い構造なので、ここに筋肉の伸張性収縮を導入します。

*代表的なものとして、前腕筋肉の伸張性収縮です。つまり心意六合拳の鷹爪です。これで撃ちます。空手や中国拳法などは上腕三頭筋の伸張性収縮で撃ちます。しかし、姿勢勁力の宋氏形意拳、心意六合拳、武式太極拳は前腕筋肉の伸張性収縮で撃ちます。

*また、下腿三頭筋の伸張性収縮です。これで撃ちます。心意六合拳の鶏歩、宋氏形意拳の六合歩、武式太極拳の弓歩、です。手=前肢は前腕筋肉です。足=後肢は下腿三頭筋です。四足歩行動物として考えると簡単に理解できます。

*そして、前鋸筋の伸張性収縮です。これで前腕筋肉と前鋸筋が直結します。これが心意六合拳と形意拳の称する龍身です。

*前鋸筋から鼠蹊部へ結合させます。さらに鼠蹊部でクロスして内転筋へ繋ぎます。内転筋も伸張性収縮します。これで、体幹と下半身が結合します。これが心意六合拳と形意拳の称する龍腰です。龍腰は腰とは無関係です。腰は消します。

*腹横筋の伸張性収縮で体幹の下部を造り固定します。

*え? 筋肉ではなく腱? ハイハイ、幻想王国へようこそ ! 

お知らせ・・・特別セミナーは来年2月に予定しています。個人特訓は随時受け付けています。

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by tiger-hawk | 2018-09-29 08:12 | 心意六合*形意

さようなら内家拳幻想

*こんにちわ、最底辺の虎鷹拳院とフジマツです。体育館はだいたい病気した頃に戻りました。スカスカです。体育館は寂しいのですが、身体は調子いいので、心意六合拳の高速鶏行歩を再開しました。鉄牛耕地も回数よりも深く大きくやるようにしています。狭い浅い拳立ても、一本足でできるようになりました。


*宋氏形意拳はさらに力が抜けてきました。もちろん、力を抜くといっても全身ではありません。ヨーガの死のポーズではありませんから。肩の力と鼠蹊部の力を抜きます。これで問題ありません。実は、下腿三頭筋の伸張性収縮も隠してしまいます。見えるようでは、力の使い過ぎです。これは心意六合拳も同様です。


*形意拳が好きなオッパイもみ高校生を追放してみて、形意拳のネット動画を見てみました。いやあ、ガチガチ形意拳でお腹いっぱいです。なんであんなに力入れているのだろうか? 不思議です。でも他人様ですから、どうでもいいんですけど。北京の武術館もそんな感じでした。私のフニャフニャ崩拳は、ミット撃ちを時々やることにしました。誰かミット持ってください。お願いします。


*心意六合拳の鶏行歩はなかなか難しいらしい。そこで四段階練習法を作ってみました。


第一段階、一歩鶏行歩


*一歩で止まります。つまり、大きい鶏歩になり止まります。その時、前へ突っ込んでいないかどうか、チェックします。大きい鶏歩で勁力が出るかどうか、試験します。たいていの人は地面を蹴るので、前へ突っ込む結果となります。抜き足差し足の人は、身体が浮いてしまうので、それもまた勁力が出ません。


第二段階、前足一本足鶏行歩


*前足一本足になった瞬間に止まります。その時、前足指のストッパーが効いているかどうかチェックします。前へ突っ込んでいないかどうか、チェックします。これでも撃てますので、テストしてみてください。


第三段階


*連続する大きい鶏歩です。ここで普通の鶏行歩となります。


第四段階


*高速鶏行歩です。これで完成です。


*なんか予定の記事と違ってしまったけど、まっいいか。いい加減ですいません。え? 意念? 気? 心? 古代哲学? 内家拳? そんなことはどうでもいいんです。アハハ 楽しくやりましょう。それにしても内家拳幻想は精神病みたいです。何とかなりませんかねえ。


*ガチガチの身体を治すために、長拳基本功でもやればいいのにと思うのですが、みんな嫌がるのでやりません。ガチガチの身体のまま心意六合拳や宋氏形意拳をやるものだから、ガチガチの心意六合拳や宋氏形意拳ができあがります。それで、せめて座り圧腿だけはやらせることにしました。


*普通の形意拳教室は月10000円位かかるらしい。たいへんだけれども、形意拳は五行拳と十二形拳とその変形だけだから、二週間あれば覚えられます。(套路なんかどうでもいい。あっ秘密ですう。) まあ一ヶ月として、あとはユーチューブで独学してみればあ? とオッパイもみ高校生に言ってみる。長くいるとヤバいし。リーズナブルな太極拳団体に所属して形意拳をやる、という手もあります。それなら月3000円位で済む。どうせレベルは変わらないし。上手く形意拳愛好者の先輩に取り入る必要がありますけど。(あっこれは秘密です。) コミュニケーション障害だと難しいですね。営業力を磨いてください。

勁力が出るか出ないかはあなた次第です。ナンデヤネン ! 



追伸・・・あるアイドルの女の子は腕立て伏せが50回できるそうですが、オラは鉄牛耕地が16回で限界です。どうもすいません。ゴーヤーチャンプルばかり食べていたけど、ゴーヤーの季節は終わりです。これから何を食べればいいのだろうか? またシャケ雑炊に戻るしかないか? そういえば、もうすぐ練馬大根の季節ですね。ウフフ

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by tiger-hawk | 2018-09-26 08:33 | 心意六合*形意

鷹爪とはつかむことではありません

*一般の人は、力を入れることしか知らない。力を出すことについては無知です。それで例えば、心意六合拳の鷹爪ができない。


*指の第三関節を広げるんだよ、と言っても、一生懸命に第三関節を縮める。本人は一生懸命なんですが、私はナンダカナアー、となります。


*実は、鷹爪とはつかむことではありません。つかむこととは全く無関係なのです。鷹爪で造る拳も、つかむこととは無関係です。だから握り込みません。拳の中に空気が残ります。


*一般論として、力を入れる=短縮性収縮、力を出す=伸張性収縮、となります。しかし、日常生活において伸張性収縮なんかあまり使いません。無くてもなんとかなりそうです(笑) 。まして意識して伸張性収縮はしません。無意識にすることはあります。


*仕方ないので、私の胸を触らせます。フジマツはデブなのでオッパイも大きい。これ大胸筋じゃなくて脂肪です。威張るな、ボケ !


*女性の胸を触ると警察に逮捕されますので、私の胸を差し出しています。力を入れずに触らせてみると成功します。それでいいんだよ、というのですが、それでも納得しません。もう一度やろうとします。(一回で覚えろよ。) たぶん、力感が無いからだと想います。でも、つかむこととは無関係なのだから、力感が無くて当然です。


*実際の用法もつかむこととは無関係です。鷹爪は打撃に用います。武式太極拳のロウシツヨウホも鷹爪で撃ちます。また鞭とは無関係です。ですから通背拳や劈卦拳とも無関係です。つまり通背拳や劈卦拳よりも簡単です。


*武術に力感を求めてはいけません。特に姿勢勁力に力感は要りません。力感=短縮性収縮なのです。


*しかし、一般の人は力感しか信じません。ところが、力感がある時は、姿勢勁力に失敗しています。


*心意六合拳の鶏歩に失敗するのも、宋氏形意拳の六合歩に失敗するのも、力感を求めるからです。私から見ると、滑稽なんですが、本人は一生懸命です。


*だから、フニャと力を抜いてしまいます。ところが、100%力を抜く人がいます。それだと寝てしまいます。寝る姿勢は、100%力を抜いた姿勢です。


*つまり、0%か100%しかありません。なにごとも中庸が大切です。


*心意六合拳の鶏行歩も、力感を求めてはいけません。ところが、私の鶏行歩には、力感があるように見えてしまいます。それで誤解されてしまいます。


*力感を求めると、前足の大腿直筋を必要以上に使ってしまいます。その結果、着地で踵を使ってしまいます。完全に蹠行性になってしまいます。足裏時間が長過ぎます。隠れ指行性は無理となります。それも、力の使い過ぎなんです。力ではなく体重なのです。


*力感が好きな人は、震脚や沈墜勁の世界が向いていると想います。姿勢の世界では、力感を求めてはいけません。


*心意六合拳の足も宋氏形意拳の足も、地面をつかむこととは無関係です。地面をつかんではいけません。だから足指は地面をつかみません。心意六合拳の足も宋氏形意拳の足も、武式太極拳の足も、地面をつかみません。だから心意六合拳の鶏行歩も、地面をつかみません。


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by tiger-hawk | 2018-09-08 08:19 | 心意六合*形意

サルへの道

*気ガー、陰陽五行説ガー、太極図説ガー、という人たちは気持ち悪いなあ、と昔から想っていました。亡霊みたいだ、と感じていました。キョンシーの世界です。

*最近では、骨ガー、腱ガー、という人たちも現れています。筋肉ではなく骨を使え、なんて人も目撃しました。なんとなく肉屋の解体作業を想像してしまいました(笑) 。やっぱりラーメンのスープはトンコツですか? 

*みんな観念論者たちです。私も観念論の本を読まないわけではありませんが、武術に観念論は要らない、という立場です。ある人に聴いたら、みなさんファンタジーがお好き、とのことでした。私もチャーリー・ブラウンが好きですけど? 

*でも全て物理学で説明しろ、といわれても困ってしまいます。フジマツ馬鹿なので物理学わかりません。というわけで、肉体で語ることにしています。肉体論のほうがわかりやすい、とも考えます。中丹田も上丹田も要りません。それも気持ち悪い。

*佐藤聖二さんの本は2700円もするので、とても買えませんでした。でも、立ち読みしてみたら、料理の話し以外は観念論が多いように感じました。武術の観念論ならば、パラパラ読みで十分です。得るものはありません。

*心意六合拳と形意拳の龍身とは、前腕の筋肉と前鋸筋を直結させることです。これは観念論ではありません。実際にそのように撃つことができます。

*心意六合拳と形意拳の龍腰とは、前鋸筋から鼠蹊部へ切り込むことです。そのラインは鼠蹊部でクロスして内転筋へ達します。これは観念論ではありません。実際にそのように動くラインを作ることができます。

*心意六合拳の鷹爪とは、指先と前腕の筋肉を直結させることです。腱ではありません。腱は筋肉と骨を結びつけます。腱も必要ですが、筋肉あっての腱です。筋肉を排除したいようですが、やはり骨スープを作るのでしょうか? 

*私は俗物で、このまま悟りを得ることもなく死んでいきます。魂も心も否定することはありませんが、私のチャクラは死んでも開きません。

*心意六合拳も形意拳も観念論に陥る可能性があります。しかし、心意六合拳には素朴な動物生態論がありました。これが救いとなって、鶏歩と鶏行歩を解明できました。

*そして、姿勢勁力の本質は、鼠蹊部の深い切り込み、です。だから、直立姿勢ではなく、ヒトからサルへ変身します。それが心意六合拳と宋氏形意拳です。

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by tiger-hawk | 2018-09-01 08:42 | 心意六合*形意

体幹の統一でウーロンを撃て !

(昨日の体育館から)

*やっと涼しくなりました。地獄のような学校体育館も練習できる環境になりました。最近、あの超鈍いX君が勁力を出すようになりました。「天変地異の前触れか? 」などと雪男さんが言ってました。そんなことはありません。みなさん、落ち着いて行動してください。神の鉄槌は振り下ろされません。今の所は? 

*石の上にも三年、です。ついにX君も覚醒したのです。使える技が心意六合拳の虎抱頭だけ? という状況も変化するでしょう。宋氏形意拳の崩拳はまだ無理のようですけど。

*というわけで、心意六合拳の烏龍擺角も使える技にしよう、というシリーズが始まりました。烏龍とは黒い龍のことです。

*実はこのウーロン、私、超ヘタクソでした。全く撃てません。習った時は、どうしよう、と困りました。こんなん、できるわけあらへん。そんな私にならないように、みなさんは確実に撃てるようになりましょう。もちろん、今は大好きな技の一つですけど。

*ウーロンは体幹の統一が必要です。通常、ヒトの体幹は分裂しています。雪男さんは、前鋸筋を使え、と言います。

*私の前鋸筋は腹直筋と連動しています。腹直筋で内臓を持ち上げると、前鋸筋も小胸筋も連動します。これは鉄牛耕地の結果です。鉄牛耕地は腹と前腕で実行します。え? 前腕の腱だ? ハイハイ、ホネ主義者さんですね。おつかれさまです。ホネ踊りしてください。

*腹直筋と前腕の筋肉で鉄牛耕地します。すると、その中間が覚醒します。それが前鋸筋です。すると、前鋸筋と前腕の筋肉が直結します。前腕の筋肉は指先と直結します。それが心意六合拳の鷹爪となります。腹横筋も連動します。

*腹横筋ー腹直筋ー前鋸筋(小胸筋) ー前腕の筋肉ー指先、というルートが拓かれます。これが体幹の統一です。これが、心意六合拳と形意拳の称する龍腰・龍身となります。

*龍腰・龍身を獲得すればウーロン=黒い龍も撃てるようになります。

*ところで、ウーロンは搖閂把(鶏形展翅) を横にしたような技です。すると用法も、搖閂把と同じように、内側へ入る、やや外から入る、大外から撃つ、の三つになります。

*しかし、ウーロンの形を見ると、もう少し複雑な用法が見えてきます。相手の前腕を叩く、相手の後腕を捌く、顔面にダミー打撃を入れる、反対側の腕で顔面にダミー打撃を入れると同時に、胸に頭突きする。

*あれ? 心意六合拳にフェイントは無い、とフジマツは言っていたではないか? このウソつき ! ハイ、いきなりのフェイントはありません。第一撃は実撃です。しかし、途中でダミー打撃する場合があります。

*ウーロンの場合、第三動作でダミー打撃しています。第一動作でフェイントすると読まれる可能性があります。しかし、第三動作でダミー打撃すると避けられません。なんと姑息な心意六合拳 ! しかも、第四動作でもダミー打撃と同時に頭突き !

*ではなくて、よくできてます心意六合拳。誰がこんな技作ったのでしょうか? そういえば、最初の心意六合拳学習期間で、このウーロンを習いました。初心者が習う技ではありませんけど? なかなか消化に時間が掛かりました。

*ウーロンは心意六合拳の特徴がよくでています。それは体幹の統一です。するとウーロンの原形は、龍形十字劈ではないのか? と見えてきました。入り方も似ています。すると、龍形裹風の原形も龍形十字劈かもしれません。

*そういえば、心意六合拳の師匠から最初に習った技が、蛇行歩と龍形十字劈でした。ナンテコッタ ! わてアホやねん。すんまへんなあ・・・

なんか予定と違ったけれど、勘弁なあ・・・逃げろ~~

*ちょっとだけ・・・姿勢の力は誰でも言いますけど、姿勢勁力に発勁動作はありません。つまり、動きません。でも、絶対に踏ん張ってはいけません。どんな場合も踏ん張ってはいけません。勁力が出ません。自分の体重が静かに足首に降りて来るのを待ちます。それが心意六合拳の鶏歩、宋氏形意拳の六合歩となります。力を入れてはいけません。推手でも踏ん張ると怪我します。膝を壊した人もいます。股関節を壊した人もいます。推手なんか捨てましょう。どうせ勁力できないし。あなた、洗脳されていませんか? 

追伸・・・なんで、不思議な1980年代、の記事がランキング一位なんだ? ただの回顧録なのに? もっと理論的な記事を読んでください。一年ぶりにビール飲んで頭がおかしくなっただけです。え? 元から頭おかしい? ほっといてんか !

追伸2・・・本日、ある男性の鼠蹊部をチョイチョイと修正したら、勁力出ました。鼠蹊部は偉大だなあ~ みなさんもヒトからサルへ変身しましょう ! 

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by tiger-hawk | 2018-08-30 08:33 | 心意六合*形意

とても長い後ろ足時間

*前へ突っ込んではいけない、勢いを殺す、鼠蹊部を深く切り込む、折れ曲がる足首、などの言葉はただ一つの姿勢の本質を表しています。心意六合拳の鶏歩、宋氏形意拳の六合歩、武式太極拳の弓歩などです。

*しかし、その言葉は理解されることはありません。このblog の読者にも全く理解されません。何回も講習会に参加して、やっと意味がつかめる場合があります。つかめない場合もあります。虎鷹拳院の会員でない人が、勁力を獲得した場合もあります。会員なのに、なかなかできない人もいます。

*それで田植発勁をやってみました。私がその人の後ろ足を押さえ付けるのです。浮き上がらないように押さえ付けます。浮き上がるのは、無意識に地面を蹴ってしまうからです。それでだいたい成功します。でも、私の補助があったからです。補助輪を外すと転びます。

*子供の頃から、鼠蹊部を伸ばせ、と学校教育で叩き込まれています。背筋を伸ばせ、とは鼠蹊部を伸ばすことです。日本の学校教育は軍隊教育が元になっています。つまり、軍隊の伝統です。気をつけ、右にならえ、というわけです。

*さらに、700万年前、木から降りたサルは、鼠蹊部を伸ばして直立しました。そして、地面を蹴って二足歩行を開始しました。700万年の怨念、じゃなくて本能が関係しています。

*だからこそ、ニワトリ=恐竜の指行性二足歩行に、心意六合拳のご開祖様は学んだのです。そして、人間の本能を捨てたのです。

*私は、心意六合拳の師匠の鶏撲食や鷹抓把から、鶏行歩の本質を盗みました。それはとても長い後ろ足時間のことです。

*長い後ろ足時間を作るためには、長い一本足時間が必要となります。すると、地面を蹴ることはできなくなりました。勢いを殺す必要があります。

*それは、折れ曲がる足首が求められます。

*その原点は、鼠蹊部の深い切り込み、です。

*それはさらに前鋸筋にさかのぼります。

*それを腹横筋と腹直筋の伸張性収縮が支えます。

*それはさらに前腕の筋肉にさかのぼります。(前腕筋肉の伸張性収縮)

*それはさらに指先にさかのぼります。それが心意六合拳の鷹爪となります。

*指先から足親指・人差し指の指先まで、Y字形の勁力運動線ができあがります。(グリコじゃないよ)

*気とか、ウンコとか、骨・腱とか、オシッコとか、秘伝とか、ゾンビとか、すぴりちゅあるとか、霊魂とか、関係アラヘンがな。え? 頭が開くと空を飛べるんやで。知らんがな・・・ほなさいなら

関係ない追伸・・・翁長沖縄県知事が亡くなった。米軍は沖縄も本土も守らない。だから基地は要らない。簡単な話しです。

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by tiger-hawk | 2018-08-11 08:12 | 心意六合*形意

渾身の龍形三大技法(心意六合拳)

(昨日の体育館から)

*あんまり暑いので、今日は心意六合拳の龍形をやるぞ、と決心して体育館へ行きました。

*心意六合拳には突きがありません。心意六合拳にはパンチがありません。心意六合拳にはキックがありません。

*渾身=全身全霊で撃つのが心意六合拳です。文字通り、自分の身体を一個の塊として、相手にぶつけます。それを最も具体的に表現するのが心意六合拳の龍形です。

*まずは烏龍擺角(うーろんはいかく)から・・・この技、習った時は全く撃てませんでした。とにかく、体幹を横にして、全身をぶつけます。ごまかしはできません。肉弾攻撃です。

*ウーロン茶の烏龍です。烏は黒い。だから烏龍とは黒い龍のことです。この技に限らず、龍形を撃つ時は覚悟が必要です。これで相手を倒す、という気概です。

*龍形は、燃費を考えません。コストパフォーマンスなんか無視です。

*二番目は、龍形裹風(りゅうけいかふう) 。雲龍裹風とも称します。どっちでもいいです。この技は、腕が全く伸びません。脇腹に肘をくっつけてしまいます。上腕二頭筋の短縮性収縮を用います。だから、胴体で撃つしかありません。足の勁力と体幹に全てを任せます。

*龍形裹風には、跳び込み技があります。跳び込み龍形裹風、です。豪快にジャンプして跳び込みます。

*三番目は、龍形十字劈、です。これだけ弓歩の技です。これも豪快な技です。この技が一番古典的だと思います。

*三つ合わせて、龍形三大技法、です。どれも、四方へ撃つことができます。前後左右へ撃ちます。

*龍形三大技法なんて、誰が言ったのか? フジマツが勝手に名付けました。アハハ

*そういえば、心意六合拳には小龍形もありました。(このblog の扉の写真) でも、今回はこの三つの技です。大形技ばかりです。みんな豪快な技ですので、覚悟が要ります。

*暑い時こそ、熱い龍形三大技法です。ちょっと強引でした。アハハ

追伸・・・突きもパンチもキックも無い心意六合拳が、大好きです。龍形最高です。

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by tiger-hawk | 2018-08-02 08:02 | 心意六合*形意

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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