動物武術の虎鷹拳院日誌

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カテゴリ:心意六合*形意( 271 )

教えてくれる人が師匠

*シロクマさんが、なにやら由緒正しい伝統武術団体のリンクを貼ってきた。でも、こちとら、インチキ・フジマツのインチキ団体=虎鷹拳院なんですけど・・・関係あらへんがな・・・


*伝承とか、継承とか、言われてもねえ? 武術は伝統芸能ですか? いえ、伝統芸能にしても新作は生まれています。例えば沖縄民謡です。毎年たくさんの新曲が生まれています。


*ヒトの生活も習慣も変わります。伝統武術としても変化は必要です。私のようなパチモンが言うべきではありませんが。


*私は中国服を着ることもありません。フットサルのTシャツにバスケのパンツで十分です。靴もフットサルが好みです。そのほうが動きやすい。中国伝統思想も捨てました。要りませんよ、あんなもの。


*インチキ・フジマツですが、心意六合拳と形意拳の「龍身」と「龍腰」を解明してしまいました。心意六合拳の「鷹爪」も解明しました。


*そして、姿勢勁力も解明してしまいました。インチキでもこれだけのことができました。


*有名な先生に習うのもいいでしょう。無名な先生に習うのもいいでしょう。どうでもいいのです。先生のネームは自分には関係ありません。先生のネームや流派名や段位が、修羅場で役に立つわけでもありません。死ぬも生きるも自分次第です。


*自分が上達すること、進歩すること、が大切です。だから、称号も要りません。段位も要りません。免許も要りません。


*なんにも要りません。自分が大切です。自分が良ければ、それでいいんです。というか、自分個人の名前でがんばるしかないでしょう。先生の名前とか、流派名とか、個人的に楽しんでください。


*私の場合、なんとなく形意拳と心意六合拳をやってみたいと想いました。しかし、震脚にはあきあきしていましたので、静かな宋氏形意拳に必然的に導かれました。当時、宋光華先生は無名でしたが、そんなことは関係ありません。


*教えてくれる人が師匠です。それだけのことです。有名も無名もどうでもいい。


*心意六合拳は、陶子鴻先生の心意六合拳をやろう、と決めました。しかし、陶子鴻先生は亡くなっていたので、弟子の張克強先生に教えてもらいました。それだけのことです。(実は探してくれた陳如慶先生はいろいろと配慮してくれたみたいですが。詳細は省きます。) 


*結果的に現在、宋光華先生も張克強先生も、少し有名になりました。自分は何も考えていませんでした。


*なにしろフジマツ馬鹿なので、なんにも考えていません。そのためにいろいろと失敗します。アハハ


追伸


次回はちょっと真面目に・・・蹠行性と指行性の狭間に・・・


お知らせ


22日月曜日の練習は雪のためお休みします。


追伸2


先日の光が丘公園にて、某拳法7段の先生に教わっていると自慢している人がいました。それは素晴らしい、と誠実に答えました。(シロクマさんが誠実に対応していました。オラはテキトー) もちろん、フジマツはインチキなので無段です。許してくださいね。逃げろ~~


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by tiger-hawk | 2018-01-22 08:01 | 心意六合*形意

龍形の本当の意味

(昨日の体育館から)

*亀の基本功と心意六合拳・龍形裹風(りゅうけいかふう) の基本功をやってみました。どちらも同じようなものですが、亀は両腕を使います。龍形裹風は片手にもう一方の片手を添えます。

*ところが、全くできない人がいました。そこで、問題点が浮かび上がってきました。

*それは、脇が閉まっていないことです。もう一つは、足指からの勁力=地面からの力を伝えられないことです。脇が開いている問題から見てみましょう。

*龍形裹風は、脇が閉まっています。撃つ瞬間もそのままで、脇が閉まっています。必然的に体幹を一つにしなければ撃てません。

*ところが、撃つ瞬間に脇が開いてしまいます。どうしてでしょうか?

*それは、脇が閉まるという意味を理解していないからです。

*心意六合拳の全ての技、宋氏形意拳の全ての技、武式太極拳の全ての技は、脇が閉まっています。だから、体幹で撃てます。

*え? 何を馬鹿なことをフジマツは言っているのだ? 

*心意六合拳の虎撲は? 単把は? 脇が開いているではないか? 宋氏形意拳の五行拳は脇が開いているではないか? 武式太極拳のロウシツヨウホは脇が開いているではないか?

*とうとうフジマツは痴呆症になったのか? もう痴呆症の歳ですが、まだ始まってはいません。奥歯が一本抜けてしまいましたが・・・涙・・・

*脇が閉まるという本当の意味は、前鋸筋が効いているという意味です。前腕の筋肉と前鋸筋を直結させます。腕を前鋸筋で支えます。つまり、脇を締める、とは全く違います。ここは誤解しやすいので注意しましょう。

*それが、心意六合拳と形意拳の称する「龍身」の本当の意味です。すなわち、腕を肩からではなく、前鋸筋から生やします。

*龍は古代ワニの化石から想像されました。ワニは爬虫類です。その前肢=腕は横から生えています。トカゲも亀も同様です。

*心意六合拳の虎撲を見てみましょう。その両手は、脇腹に付けています。そこから、前腕は脇腹をこすりながら、肘も脇腹をこすりながら、上腕も脇腹をこすりながら、前へ出します。そして、最後も、前腕の筋肉を前鋸筋で支えています。(腱ではありませんよ。しつこい ! )

*心意六合拳・単把の場合は、構えた時、脇腹が開いています。添えている後ろ手は脇が閉まっています。前手は外から中心へ向かって撃ちます。脇腹が閉まる方向へ撃つのです。だから、中心から撃ってはいけません。軌道が歪みます。肘を中へ入れてはいけません。構造が弱くなります。

*宋氏形意拳の崩拳の場合は、ヘソに拳を付けます。そこから、肘と上腕は脇をこすりながら拳が出ます。同時に体幹が尻を含めて動きます。これも肘を中に入れてはいけません。構造が弱くなります。

*沈肩墜肘の本当の意味は、中心から撃ち出すことではありません。中心へ向かって撃ち出すことです。その拳・掌を支えるのは前鋸筋なのです。

*だから、見た目は脇が開いているように見える技も、前鋸筋が支えています。しかし、それは見た目ではわかりません。

*そこで、見た目も脇が閉まっている龍形裹風で、前鋸筋の支えを学習してみよう、というのがフジマツの提案なのです。 

*これを理解すると、強い虎撲、単把、崩拳、ロウシツヨウホなどが撃てるようになります。いわゆる拳も、上腕三頭筋に頼らずに強い拳が撃てます。

*龍形の本当の意味を解明したのは、フジマツが世界初です。もちろん、撃てる人は少なからずいることでしょう。龍形裹風を教えてくれた師匠に感謝します。

追伸

伝統とか、伝人とか、秘伝とか、の言葉は今では腐っています。だから使いません。アハハ でも昔は自分もそうだった。今は反省してます。ごめんなさい。逃げろ~~

追伸2

肩を使う人は、前鋸筋が使えないから、肩を使ってしまう。・・・オジサンWの見解です。そのオジサンW、外見から前鋸筋が使える人がわかるそうです。そういえば、オラも師匠の雰囲気を真似していました。

追伸3

オラが前腕の筋肉というと、「腱」と言い換えるのは中国武術関係者です。やっぱり中国武術やっている人は、頭がおかしい。まあ一生ケンケン言ってればあー オラ知らね。

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by tiger-hawk | 2018-01-18 08:51 | 心意六合*形意

新作・亀の基本功

(昨日の体育館から)

*25年位前、心意六合拳の師匠から、「フジマツ、十大形の新しい技を作ってもいいぞ」と言われました。

*武術の才能が完全欠落している私には無理な注文でした。

*でも、新しい基本功を作ってみました。「亀の基本功」です。

*宋氏形意拳の龍形基本功と心意六合拳の龍形裹風(りゅうけいかふう) から作りました。

*なかなか優秀なので、見学者にも教えます。遊びにいらっしゃーい。

*亀の基本功には、二つの要素があります。

*一つは、腕を脇腹の前鋸筋から生やす。腕を肩から生やさない。文字通り、爬虫類になります。特にウミガメの気持ちになってみましょう。

*もう一つは、勁力を足指から出す。足指の特に、親指・人差し指・中指、です。

*そのためには、足指に体重が載っていなければなりません。つまり、隠れ指行性になります。

*亀の基本功では、足を肩幅にして平行立ちします。肘を脇腹の横へ付けます。手のひらを上へ向けます。これが離れてはいけません。腕を前鋸筋から生やします。これが動いてはいけません。そのまま左右へ動かします。

*さて、実験です。

*相手に両手首をにぎってもらいます。そのまま相手を左右に振り回します。

*腕が勝手に動いてしまうと失敗します。腕と体幹と尻が一体化する必要があります。腰を捻ってはいけません。腰と尻は一体化します。

*肘が脇腹にくっ付いているために、上腕三頭筋と上腕二頭筋がほとんど使えません。

*前腕の筋肉を使います。心意六合拳の鷹爪です。

*相手を動かす力は、足指から出します。でも、足指が地面をつかんではいけません。それでは身体が浮いてしまいます。使うのは自分の体重です。

*前足指でロック・オン、と同じことです。

*なかなか楽しいので、やってみましょう。

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by tiger-hawk | 2018-01-14 08:50 | 心意六合*形意

亀さんに成って撃つ

*宋氏形意拳の龍形基本功は、体幹を一つにして動きます。熊の基本功も同様です。

*心意六合拳の単把は、虎撲は、体幹で撃ちます。直接当たるのは掌ですが、内実は体幹です。

*宋氏形意拳の五行拳は、体幹で撃ちます。直接当たるのは拳ですが、内実は体幹です。

*では、体幹の要とは何か?

*それは前鋸筋です。

*それが心意六合拳と形意拳の称する龍身です。すなわち、腕を肩からではなく、脇腹の前鋸筋から生やします。

*というのが前提なのですが、そんなこと言われても実感が湧きません。何のことですか? なんて具合です。

*肝心なことが欠落しています。

*それは、前鋸筋の覚醒です。前鋸筋で腕を支える、なんてこと、日常生活ではあり得ません。

*これを解決するために、おすすめなのが、心意六合拳の龍形裹風(りゅうけいかふう) です。

*龍形裹風では、肘が脇腹から離れません。離れてはいけません。そのために、腕力が完全に使えません。

*体幹が強制的に一つになります。

*それはまるで爬虫類です。龍とは古代ワニのことですが、ワニというより、亀さん状態です。

*龍形裹風は、亀さんの気持ちになります。亀さんは体幹に申し訳ないように手足(前肢と後肢) が付いています。

*亀さんの背中に乗って竜宮城の乙姫さまのところへ行ったのは、私ではありません。(もうジジイですけど)

*私は龍形裹風で亀さんの気持ちを理解できました。

*そして、龍形裹風で前鋸筋が覚醒しました。なにしろ、肘から上は脇腹に付いたままです。その状態で撃たなければなりません。亀さんに成らなければ撃てません。

*昔、龍形裹風がとても苦手でした。つい、肘が脇腹から離れてしまいます。すると、全く撃てません。体幹が一つになる、ということが身体で理解できませんでした。

*もちろん、前鋸筋で体幹を統一する、なんて解説も受けたことがありません。前鋸筋の存在も知りませんでした。

*しかし、ある日、龍形裹風が撃てるようになりました。

*すると、単把も、虎撲も強く撃てるようになりました。宋氏形意拳の崩拳も強く撃てるようになりました。

*腕の根元が、体幹の要が、覚醒しました。

*すると、苦手だった三盤落地の飢虎撲羊が撃てるようになりました。

*心意六合拳と宋氏形意拳の全ての技が向上しました。

*龍形裹風は難しいので、初心者に教えるのはためらわれました。しかし、それは大間違いでした。

*初心者こそ、龍形裹風を練習すべきです。そして、亀さんの気持ちを理解すべきです。すると、強い拳も撃てるようになります。

*それは空手や中国拳法とは全く異質な、姿勢勁力の拳です。亀さんの拳です。

*拳を支えるのは前鋸筋です。上腕三頭筋も上腕二頭筋も使いません。

*亀さんに成って撃つのが、心意六合拳と宋氏形意拳です。それが姿勢勁力です。

追伸

前鋸筋の存在は、ある柔道整復師で格闘技研究家の先生が教えてくれました。ありがとうございました。

シロクマさんはフジマツのことを社会不適合者で人格破綻者だといいますが、最近始まったことではありません。昔から人格破綻しています。どうもすいません。逃げろ~~

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by tiger-hawk | 2018-01-12 08:08 | 心意六合*形意

やわらかな拳の正体

*どうして肩に力が入ってしまうのでしょうか?

*それは大胸筋が緊張しているからだ。とカイロプラクターのちくわさんに教わりました。

*それで立っている状態の説明は付きます。しかし、動いている時の説明はできません。動く時、どうして肩が緊張してしまうのか?

*特に、いわゆる突きの状態の時です。

*伝統空手の突きはキレッキレです。それはどうしてか?

*それは上腕三頭筋を使うからです。上腕三頭筋の伸張性収縮を使うからです。

*腕を伸ばす筋肉は上腕三頭筋ですから、当然の結果です。

*では、上腕三頭筋を使わないとどうなるか?

*それは宋氏形意拳のフニャフニャ崩拳になります。ところが、実際にはフニャフニャに見えないので、みんなに叱られます。

*それはどうしてか?

*上腕三頭筋は使わないけれど、前腕の筋肉を使うからです。前腕の筋肉の伸張性収縮です。指先の緊張を前腕の筋肉で造ります。

*掌は少し丸くして伸ばします。指の第一関節から伸ばします。普通の人は第三関節を使います。そのほうが簡単だからです。しかし、それは弱い構造となります。

*そのままの構造で拳を造ります。指の第一関節から先を、前腕の筋肉と直結させます。するとどうなるか?

*拳を握り込むことができません。この場合、掌と拳は同じ構造だからです。

*すると、拳の中に空気が入ります。空気を追い出すことができません。

*指先と手首近くの前腕の筋肉は緊張しています。

*これが形意拳のやわらかな拳の正体です。太極拳のやわらかな拳の正体です。心意六合拳ではこれを鷹爪と称します。

*形意拳の虎形拳は掌です。馬形拳は拳です。ところが、掌と拳は同じ構造です。だから、虎形拳と馬形拳は同じ構造です。

*見た目は違うけれど、構造は同じです。それは、掌と拳の構造が同じだからです。

*そのような掌と拳を造るのが、心意六合拳の鷹爪の訓練となります。

*これがいわゆる「柔拳」の本当の姿です。誰も言わないので、たぶん言えないので、フジマツが明らかにします。それは「気」などという概念規定もできない曖昧な気分の問題ではありません。

*これは見た目ではわかりません。外からはわかりません。外からわかることは、迫力があるか無いか、だけです。

*迫力は勢いから生まれます。しかし、姿勢勁力は勢いを否定します。ランニングではなく、心意六合拳・鶏行歩します。鶏行歩は前足一本足になります。その時、瞬間的に止まります。後ろ足も地面を蹴るのではなく、足首が折れ曲がります。

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by tiger-hawk | 2018-01-03 08:18 | 心意六合*形意

くたびれ果てるまで

*心意六合拳・鶏行歩は、連続する大きい鶏歩、ともいえます。そこで、私は大きい鶏歩の練習をおすすめします。

*ところが実際には、大きい鶏歩は存在していません。

*確かに、大きい鶏歩に近づきますが、前足が着地した瞬間には、後ろ足は浮いています。つまり、幻の大きい鶏歩となります。

*これを詳細に見ると、後ろ足一本時間と前足一本時間の連続となります。

*しかし、歩くということは左右の足が交替します。つまり、後ろ足と前足の区別が無くなります。

*そこで、鶏行歩の最初の動作に注目しました。

*その動作は、鶏歩から前足を挙げる動作です。そこから、後ろ足一本足時間が始まります。この後ろ足一本足時間の運動から勁力が生まれます。

*この後ろ足一本足時間が長ければ、勁力を簡単に理解できます。

*そんな動作があるのでしょうか? それはあります。

*鶏行歩以外の鶏歩で終わる全ての技です。それは例えば、鶏撲食です。

*どうして鶏撲食なのか? それは一番簡単な技だからです。

*その技から、長い後ろ足一本足時間を学びます。

*しかし、地面を蹴るのはヒトの本能です。蹴りたい地面、というわけです。

*そこで、くたびれ果てるまで鶏撲食します。疲れて来ると、地面を蹴らなく成る、というわけです。

*もう息が切れるまでやれば、地面を蹴らなく成ると考えられます。

*私の修行時代、勝手に止めることは許されませんでした。師匠が、止め、というまで延々と一つの技を続けました。

*体育館で教えていると、みんなすぐに止めてしまいますが。残念だと想います。

*但し、膝で歩くクセのある人は、膝を痛めてしまいます。足首ではなく、常に膝に体重がある人です。直立姿勢ならば、そんなに問題ありませんが、鶏歩的状態だと膝を痛めてしまいます。

*日本人の多くは膝で歩いています。膝で立っています。そこから直す必要があります。

*そこで、大きい鶏歩から練習します。

*そして、鶏撲食から練習します。不器用な人は、手の動作を省いてもいいです。

*くたびれ果てるまで、鶏撲食しましょう。

追伸

心意六合拳・鶏歩をやると、戦闘準備完了 ! となります。宋氏形意拳・六合歩をやると、静かな気分になります。え? オチが無い? つまらん ! どうもすいません。

センセー、餅を喉に詰まらせて死ぬことのないように・・・とシロクマさんが心配してくれます。しかし、どうも喜んでいるような感じです。餅を詰まらせて死ぬのはオチとしては面白い、と口を滑らしていました。オラは天女に抱かれて死ぬんですよ。その天女がいないのは問題ですが・・・というわけでまだ死にませんよ。

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by tiger-hawk | 2018-01-02 08:09 | 心意六合*形意

鶏歩の逆突き

お知らせ

31日の天気予報は雨のようです。年越し稽古は、小雨中止にします。寒いですから、風邪をひかないように注意してください。

(昨日の体育館から)

*心意六合拳の馬形拳に、鶏歩の逆突きがあります。これ、体幹は全く動きません。世間風にいうと、腰が全く動きません。だから、拳は伸びようがありません。

*心意六合拳と宋氏形意拳では、腰を使いません。腰が独自に動くことはありません。体幹が一つになって動きます。例えば、心意六合拳の蛇行歩は逆歩の肘撃ちですから、体幹を逆に切ります。かなり極端に切ります。blog の扉の写真は小龍形ですが、蛇行歩と同じように体幹を逆側へ切ります。

*宋氏形意拳の逆歩崩拳も、体幹を逆側へ切ります。

*しかし、鶏歩の逆突きは、体幹が全く動きません。

*鶏歩ですから、体幹はギリギリに絞られます。この絞られた体幹はゆるまることがありません。そのままで撃ちます。

*いいかえると、鶏歩の完成度が試されます。

*ほとんど伸びない拳ですが、絞られた体幹から発射される拳はとても強力な拳となります。相手の腹を抉ります。

*なお、体幹の絞りができない中国の先生もいます。身体が開いている中国の先生もいます。その場合は、さっさと逃げ出しましょう。

*宋氏形意拳の六合歩は、体幹の絞りが未完成です。その意味では、六合歩は未完成鶏歩です。

*未完成の状態から、体幹を絞りながら撃ち出します。それが熊の1号です。

*鶏歩は、最初から完成形を求められます。だから、体幹は絞られます。絞られているのが前提となっています。

*普通は腰を使ってしまうので、体幹の絞りはゆるんでしまいます。絶対に腰を使ってはいけません。

*腰を使いたいのが人情というものです。この人情を非情にも切り捨てます。そこに強力な勁力が生まれます。

*鶏歩の逆突きは、鶏歩の完成度を高めます。

追伸

無料ワークショップはどうも真剣味が足らなくなるようです。そこで、木戸銭千円講習会の復活を検討しています。まだ決定していませんけど。

スマホにしたら、迷惑電話も無言電話も無くなった。手続きしてくれたシロクマさん、ありがとう。体力温存できます。

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by tiger-hawk | 2017-12-28 08:33 | 心意六合*形意

二つの半歩崩拳

*宋氏形意拳の半歩崩拳について質問されました。

*半歩崩拳は、前足で撃つのか? それとも後ろ足で撃つのか?

*実は二つの方法があります。前足で撃っても良し、後ろ足で撃っても良し、です。(どちらも震脚は用いません。ここでは非震脚勁力=静かな勁力を扱います。震脚は他の道場で習ってください。)

*心意六合拳・鶏行歩は歩きます。その時に、空白の時間を作ってはいけません。抜ける瞬間を作ってはいけません。

*そうなると、前足と後ろ足の区別が無くなります。勁力が途切れる瞬間がありません。ここは動作勁力の立場では理解できないところです。動作勁力は蓄勁と発勁が分かれます。姿勢勁力は蓄勁時間がありません。いつでも発勁だけです。

*もうちょっと形意拳に沿って説明してみます。

*右拳の半歩崩拳を想定してみます。前足で撃つ場合、右拳順歩の中途半端な形と考えます。途中で後ろ足が前へ行くことを止めてしまった、と考えるのです。

*前足打撃の場合、戦術としては、相手の変化する進路を断ちます。横へ、斜めへの変化を、前足の踏み込みで押さえてしまいます。そして撃ちます。その場合、前足打撃のほうが有効となります。

*前足で撃つ場合、前足はストッパーの役割も勤めます。勁力とストッパーと一足二役になります。忙しいですね。

*後ろ足で撃つ場合、これは素直にそのままです。半歩前進しての、逆歩崩拳となるだけです。それが後ろ足がもっと前進して、前足の土踏まず付近に着地します。変形の逆歩崩拳と考えればいいわけです。もちろん、前足はストッパーとなります。

*ところで、日本にもたくさんの太極拳スタイル=流派があります。どれがいいのでしょうか? 迷いますよね。陳式太極拳、楊式太極拳、二十四式、呉式、武式、孫式、九十九式、いろいろあります。どれがいい??

*実はどれでもいいのです。問題は本質を掴むことです。フジマツはフニャフニャ太極拳を作ってしまったので、どんな太極拳でも同じになってしまいました。

*だから、どんな太極拳でも教えることができます。でもその人のスタイルの套路は知りませんから、套路を覚えたら、その人を教えることができます。誰でも来てください。あなたの太極拳、撃てるようにしてあげます。まあ、インチキの誉れ高いフジマツに習う人はいませんけど。アハハ

*フニャフニャ太極拳は楽しいですよ。但し、強いようには見えません。実に弱そうですけど。申し訳有りません。

*ついでに、太極拳の技は十個でおつりが来ます。6個位で十分です。形意拳の技も十個以下でいいです。心意六合拳も同様です。心意六合拳は技がたくさんありますが、そこから得意技を作ってください。それがあなたの武器となります。背が低い人のための技、背が高い人のための技もあります。

*私の作ったインチキ武式太極拳は14式でしたが、左右の技を数えたので、実質技は7個です。もっと増やしたい人は、勝手に増やしてください。アハハ

追伸

鶏行歩の目的は、勁力を途切れなくするためです。成功すると、前足・後ろ足の区別が無くなります。その意味で、後ろ足勁力の表現は一面的でした。あまり良くありません。普通に歩く場合、前足と後ろ足の区別があります。直立二足歩行を基準とすると鶏行歩はかなり変態です。動作勁力の沈墜勁や震脚を用いると、前足・後ろ足の区別がはっきりとします。だから、動作勁力は自然勁力となります。姿勢勁力は反自然勁力です。変態鶏行歩を見たい人は、体育館まで遊びにおいでください。

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by tiger-hawk | 2017-12-25 08:39 | 心意六合*形意

腕を絞らない

お知らせ

12月24日(日) は、みんな仕事があるので練習を休みます。よろしく !

虎鷹拳院のふぇいすぶっくは、https.//m.facebook.com/tigerhawk65  のようです。中身はまだない。フフフ

(昨日の体育館から)

*久しぶりにちくわさんがやってきた。で、いろいろと直したのだけど、一つだけ書いてみます。とても大事なことです。

*宋氏形意拳の炮拳、心意六合拳の単把などを練習しました。その中で、単把の腕が伸びていることに気付きました。

*単把の腕は伸びてはいけません。なぜなら、上腕三頭筋を使わないからです。それが前腕だけで撃つ、という意味です。

*これは、「拳」においても同じことです。拳は上腕三頭筋を使いません。これは姿勢勁力の特徴の一つです。

*腕の伸縮で撃たない、と沖縄空手の先生も仰っていましたが、その究極の姿は上腕三頭筋を使わないことです。そこが空手や中国拳法・中国武術と決定的に違うところです。

*心意六合拳の鷹爪の姿も、上腕三頭筋を使わないことです。文字通り、前腕の筋肉だけ使います。だから、肩が固まることもありません。

*ちくわさんの表現をパクると、腕を絞らない、ということになります。

*これは以前、ちょん突き、なんて表現していました。もちろん、肩甲骨も使いません。

*そんなことで威力が出るのか? と疑問の方もいらっしゃるかもしれません。

*でも、この手は足指と直結しています。直結するように訓練します。足指から伝わる力ですが、足指は抜けることがありません。

*普通の人は、歩く時、後ろ足が抜けてしまいます。心意六合拳の鶏行歩では、後ろ足が抜けることはありません。そのように訓練します。

*後ろ足が抜けると、身体は浮いてしまいます。身体が浮くのは、地面を蹴っているからです。

*足指は地面を蹴らないので、使うのは自分の体重だけです。(足指が地面を蹴るとランニングになります。ジャンプも同じことです。) 

では、よいお年を ! 

追伸

最近、フニャフニャ太極拳ができるようになりました。スタイルはなんでもいいです。二十四式でも、楊式太極拳でも、陳式太極拳でも、なんでもフニャフニャ太極拳にしてしまいます。それで強力に撃つことができます。でも、武式太極拳には似合いません。アハハ

追伸2

虎鷹拳院ふぇいすぶっくの写真、前列真ん中がフジマツ、後列左が張克強師匠、前列右が蔣鴻興先生、です。前列左が心意六合拳の満先生、後列右が満先生の息子さん(強烈な心意六合拳を見せてくれました。) 、その他の白い帽子の先生はモスクの指導者です。フジマツ40歳位の時です。コボクマシーン1号のパソコンに、この時の短い動画があります。

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by tiger-hawk | 2017-12-24 08:12 | 心意六合*形意

雪が降るように・・・

*「心意六合拳・鶏歩を練習すると足首が痛くなる。」との声は以前から聴いていました。その時は、まだ慣れていないからだろう、と考えていました。それはどうやら、間違っていたようです。

*ある人から、「足首が痛くて、鶏歩の練習は苦痛でしかない」と聴かされました。「多くの人がそう感じている」とも聴かされました。

*これはたいへんな問題だ、と気付かされました。

*そこで、その訴えた人の身体バランスをチョイチョイと直してやりました。すると、すぐに解消しました。1分も掛かりませんでした。

*少し前屈みの上半身を直しただけです。

*だったらもっと早く直せよ、と叱られてしまいますが、実は少し前屈みでも問題ありません。

*問題は、足首に体重を掛けてしまうことです。

*それはオマエが、足首に体重を降ろす、と言ったからだろう、と叱られてしまいます。

*そこは言葉が足らなかったかもしれません。

*足首に体重が降りてきますが、それは足首に体重を掛ける、という意味ではありません。

*それは、降りてくるのです。「雪が音も無く降って来るように」、体重が降りてきます。

*日本人はくそ真面目なので、一生懸命に足首に体重を掛けてしまうようです。

*フジマツは不真面目な人間なので、そんなに一生懸命に鶏歩しません。

*力を抜いて、フニャと鶏歩を造ります。

*足首が痛くなる人は、足首に力を掛けているのです。

*そんな力は要りません。

*自分の体重があるのだから、体重に任せるだけです。

*真面目な人は、なんでも力で解決しようとします。なんでも力を入れてしまいます。

*「勉強に力を入れる」とか、「仕事に力を入れる」とかの表現もあります。勉強なんて言葉もおかしい表現です。勉強・・・「強いて勉める」というわけです。そんなに強いて勉めることもないのになあ・・・と怠け者の私は思います。

*勉強よりも学習という言葉が好きです。

*力は入れるものではなく、力は出すものです。それが勁力の考え方です。

*だから、「勉強に力を出す」とか、「仕事に力を出す」という表現にすべき、と愚考いたします。

*鶏歩に戻ると、足首に力を掛けてはいけません。足首が痛くなります。

*足首に体重が降りて来るのを待ちます。ゆっくりと待ちます。

*地面を蹴ると、いくら待っても体重は降りてきません。

*足首の力も抜いてしまいます。ヒラメ筋の力も抜いてしまいます。足指の力も抜いてしまいます。趾球の力も抜いてしまいます。

*やがて体重が降りてきます。それは、雪が音も無く振って来るように・・・

追伸

「雪が降るように」と言ったら、ある人に文学的表現ですね、と言われました。実はフジマツ、文学的素養はゼロです。小説が読めません。動物学とか歴史書は読めます。最近読み返して面白かったのは、「にわかには信じられない遺伝子の不思議な物語」サム・キーン著、でした。物理学は数学ができないので無理です。以前、物理学で勁力を説明せよ、と叱られましたが。そんな私が、「わたしたちが孤児だったころ」カズオ・イシグロ著、を今読んでいます。上海が舞台らしいので手に取ってみました。昔の上海が好きです。今は未来都市みたいになってしまって、風情も消し飛びましたけど。1980年代の上海へ行きたいと思います。もう夢の中にしかありませんけど。

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by tiger-hawk | 2017-12-22 08:35 | 心意六合*形意

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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