動物武術の虎鷹拳院日誌

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カテゴリ:心意六合*形意( 271 )

同時進行する三つの動作

*五行拳の拳理(フジマツ風) の補足です。

*宋氏形意拳・熊の2号を仕掛ける時、三つの動作が同時進行します。

*すなわち、1・・・熊の2号を仕掛ける、2・・・足首がさらに折り曲がる、3・・・身体がさらに後退する、という三つの動作が同時に起こります。

*但し、これは六合歩の定歩を想定しています。その場での打撃です。

*では、半歩前進、あるいは一歩前進する時はどうなるのか?

*半歩前進あるいは一歩前進する時、瞬間的に一本足状態が生まれます。

*その一本足状態の瞬間に、三つの動作が同時進行します。

*心意六合拳の場合はどうか?

*心意六合拳でも前進する場合、一本足状態が生まれます。すると、やはり三つの動作が同時進行します。

*では、心意六合拳・鶏歩の定歩ではどうなるのか?

*その場合、足首がさらに折れ曲がります。同時に、身体が後退します。しかし、それはほんの少しですので、外からは見えません。

*熊の2号はどうか? 熊の2号は内包されているので完全に見えません。

*前進する場合も、熊の2号は見えません。

*私の場合、心意六合拳以前に宋氏形意拳を学習しました。したがって、熊の1号と2号がある程度解っていました。それが、だんだんと内包されました。

*心意六合拳から熊の1号と2号を導き出すことも可能です。

*心意六合拳の馬形拳から熊の1号を導き出すことが可能です。あるいは熊吊膀からも導き出せます。

*心意六合拳の龍形裹風(りゅうけいかふう) から熊の2号を導き出すことが可能です。

*しかし、私の場合はあくまで、結果論です。武術の才能が欠落している私は、宋氏形意拳を学習したことが幸いしました。その後、心意六合拳を学習したことは幸運でした。これは希有なケースです。

*もしも、心意六合拳だけだったら、熊の1号と2号を導き出すことは、私の馬鹿な頭脳と貧弱な才能では無理でした。でも、心意六合拳者の中には、できる人もいた(いる) ことでしょう、たぶん。それはとても優秀な人です。

*ところで、おじさんHにシロクマさんが聴いたところによると、彼は以前習った太極拳を撃てるようにしたいそうです。それは、熊の1号と2号、龍形基本功、六合歩、鶏歩、などの基本功で可能です。

*その場合、流派は選びません。陳式太極拳でも楊式太極拳でも24式太極拳でも、なんでもいいです。どれでもOKです。形は選びません。形に本質はありません。本質は熊の1号と2号にあります。

*虎鷹拳院は武式太極拳をやっています。でも、それはたまたまです。武式太極拳は形としては単純なので、本質が見えやすいという事情があります。それだけのことです。

追伸

どんな太極拳でも姿勢勁力で撃てるようになります。どんな太極拳でも歓迎します。遊びにイラッシャーイ ! 

あんまり寒いので、土曜日の午前中は平和台体育館で遊んでいることにしました。グダグタ鶏行歩しています。

goさんからハムの詰め合わせをいただきました。これで正月のお雑煮が作れます。涙涙・・・ありがとうございます。涙・・・

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by tiger-hawk | 2017-12-15 08:48 | 心意六合*形意

五行拳の拳理(フジマツ風)

*形意拳の歴史については、私は知りません。ここでは、山西省太谷県という田舎に伝わった宋氏形意拳・五行拳を、さらに自分なりに解釈した部分について述べてみます。

*ただ、槍の技法から考案された形意拳という伝説については、疑問があります。形意拳の五行拳は十二形拳から生まれた、と考えています。そして、十二形拳は十大形から生まれた、と考えています。十大形とは回族心意六合拳のことです。

*ところが、五行拳を私は熊の基本功1号と2号で整理しました。この熊の1号と2号を取り出して見てみると、槍の技法に似ている部分があります。熊の1号は脇から真っ直ぐに突く技法に似ています。熊の2号は、相手の槍を絡めとったり、絡めて落としたりする技法に似ています。となると、五行拳に関しては槍の技法と関係あるのかもしれません。

*五行拳に関しては、当初は熊の1号で撃てると考えました。ところが、横拳だけはそうはいきません。横拳は熊の2号そのものでした。

*その後、崩拳に熊の2号を取り入れてみました。すると、打撃力が飛躍的に向上しました。

*十二形拳は形意拳の身法を学ぶ、と宋光華先生は述べられました。そこから、龍形基本功と熊の1号・2号に重大な拳理があるに違いない、と勝手に解釈しました。

*特に、熊の1号は宋光華先生に出会ったその日の晩にガツンとやられたので、印象が強くなりました。

*初めに習ったのが鑽拳です。その後考えると、鑽拳を熊の2号で撃つと安定すると解りました。軌道がぶれません。それはライフルに螺旋形の溝を付けた発明に似ています。その螺旋形により、弾は真っ直ぐに飛びます。但し、螺旋形は最初に仕掛けるだけです。そのまま螺旋形が続くわけではありません。つまり、銃身はとても短くなります。

*これを崩拳に当てはめてみました。すると、軌道がぶれないだけでなく、打撃力が向上しました。それを劈拳、炮拳にも当てはめてみました。炮拳は崩拳よりも簡単に熊の2号がはまりました。

*五行拳は、形意拳の本によると五個の原理があるそうです。自分は頭が悪いので、五個の原理なんか覚えられません。たとえ覚えられても使い分けができません。勁力は一つでたくさんです。それだって、実際の場面で撃つとなると難しくなります。

*というわけで、五行拳は熊の2号と1号で統一できました。

*撃ち方は・・・始めは熊の2号を仕掛けます。とても小さく力を抜いて仕掛けます。それから、熊の1号で撃ちます。それだけです。

*ところが、熊の2号を仕掛ける時、後ろ足の足首がさらに深く折れ曲がります。これが勁力の向上に直結します。

*後ろ足の足首が深く折れ曲がると、自分の身体が後退しているのが解りました。六合歩で身体は後退しているのですが、さらに後退するのです。

*さらに後退して、そのまま体重移動しないで撃ちます。熊の1号で撃ちます。それが自分の五行拳です。

*この時に前傾してしまうと、膝に体重が載ります。すると、膝を痛めます。その状態は、足首が伸びてしまっている状態です。世間の基準だと足首は変化していません。姿勢勁力の見方だと、足首が伸びてしまっています。その微妙な違いが、勁力の生と死を別けます。

*以上、宋氏形意拳・五行拳のフジマツ風解釈です。宋氏形意拳にも様々な傾向があります。また、上海の山西派形意拳とか、河北系形意拳とか、他の流派のことは知りません。ごく狭い世界の話しです。参考にならなかったら、ごめんなさい。逃げろ~~

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by tiger-hawk | 2017-12-14 08:39 | 心意六合*形意

全ては前腕撃となります

お知らせです。

12月10日(日) の練習は諸事情によりお休みします。

(昨日の体育館から)

*心意六合拳にはパンチが無い。では宋氏形意拳にはパンチがあるのか? もちろん、ありません。

*では拳はあるのか? 拳と称するものはあります。でもこれ、本当に拳なんですか? とても疑問です。

*この拳の正体は拳ではありません。前腕全体が拳となります。五行拳の鑽拳だけでなく、五行拳全て前腕が拳となります。

*このように考えると、強力な五行拳が撃てるようになります。鑽拳がアッパーでなく、前腕撃であるように。劈拳も、炮拳も、崩拳も、横拳も前腕撃となります。(だから、前腕の筋肉を鍛える必要があります。それは腱では実現できません。)

*心意六合拳は腕撃が主体です。それは初期の頃から解っていました。では、心意六合拳の馬形拳は?

*心意六合拳の馬形拳と宋氏形意拳の馬形拳が本質的に同じことは解ってきました。

*馬形拳は心意六合拳の鷹爪ができないと、撃てません。鷹爪は指先と前腕の筋肉を直結させます。つまり、拳面で撃つように見えても、それは外見だけです。外見に騙されてはいけません。実は拳面で撃っていなかったのです。

*これは、心意六合拳の虎擺尾や搖閂把でなんとなく解っていました。それを馬形拳にも適用してみると、すっきりしました。

*それは体重移動しない姿勢勁力と、密接に関係しています。

*但し、腰を使ってしまうとパンチになってしまいます。腰で体幹が分裂してしまいます。体幹を尻を含めて一つにします。すると、強力な馬形拳が撃てます。

*腰を使ってはいけない、と心意六合拳の師匠に厳命されました。その代表が馬形拳です。格闘技も普通の武術も腰を使います。そこが最大の違いかもしれません。

*心意六合拳の鶏歩はもう完成形です。ですから、馬形拳では体幹も全く動きません。(横へ動く技もあります、蛇行歩など。もちろん、前へは動きません。)

*ところが、宋氏形意拳の六合歩は、後ろ足のつま先が少し開いています。それは、鶏歩の未完成ともいえます。

*したがって、撃つ瞬間に、限りなく鶏歩に近づきます。それは具体的には、足首がさらに折れ曲がります。

*そのために、横へ動きます。しかし、腰を使わないために、勁力を出す必要があります。

*勁力は後ろ足の足指先から出します。これが最初の作業です。これを抜くと、全ては泡のように消えてしまいます。後は体重を浴びせるしかありません。もちろん、姿勢勁力は崩壊します。

*心意六合拳の逆歩の馬形拳はたいへん難しいのですが、大きな武器になります。

*体育館では、宋氏形意拳の崩拳と心意六合拳の馬形拳を練習してみました。それぞれの違いを鮮明にしながら、ていねいにやってみました。(蹴りの場合は、下腿三頭筋の特にヒラメ筋が活躍します。膝の伸縮を使ってはいけません。拳も腕の伸縮を使ってはいけません。) 

関係ない追伸

岡村聡士 わんにまかちょーけ  https://www.youtube.com/watch?v=0OlFaFyRCdQ

首里恋歌・・・これは岡村さんの首里高校時代の淡い初恋を歌っています。実はオラも・・

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by tiger-hawk | 2017-12-10 08:20 | 心意六合*形意

逆転する太ももの役割

*前足ストッパーについて質問されたので、整理してみます。

*心意六合拳・鶏行歩は、前足一本足状態を造ります。これか鶏行歩の一歩です。これがニワトリの指行性一本足です。

*これは、階段の下り運動に似ています。これも前足ストッパーの一例です。(がに股の人はこの例に当てはまりません。)

*では、階段の登り運動とは何か? それは大腿直筋(太ももの前面) によるジャンプ運動です。

*すなわち、ウォーキングやランニングのことです。日常歩行も同様です。

*それらは大腿直筋を伸ばすように筋収縮させます。それが普通の弓歩の造り方です。

*ところが姿勢勁力の弓歩は、これが逆転します。

*後ろ足裏側筋肉を伸ばすように用います。それは、下腿三頭筋から半腱半膜様筋・大腿二頭筋、そして内転筋へ至ります。

*これが心意六合拳の弓歩となります。

*では、表側の大腿直筋は使わないのか? そんなことはありません。

*それが前足のストッパーです。すなわち、地面を押さえるように使います。

*普通の大腿直筋は地面を蹴ります。だから、身体は浮き上がります。ランニング、ウォーキング、日常歩行、跳躍動作などのことです。(初期人類は大腿直筋で直立しました。そのまま700万年経過しました。)

*姿勢勁力は、その反対に、大腿直筋は地面を押さえるのです。だから、前足ストッパーが実現します。

*この時、足裏全体を使うと安定しません。浮いてしまいます。足指先を使います。隠れ指行性となります。

*大腿直筋の使い方が逆転します。

*武術の基礎といわれる馬歩では、これが理解できません。馬歩の大腿直筋は、地面を押さえることができません。押さえる必要はありません。

*馬歩はジャンプするための姿勢でもあるのです。だから、馬歩から旋風脚します。

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by tiger-hawk | 2017-12-05 08:57 | 心意六合*形意

石を抱いて軽く歩く

*「心意六合拳・四把捶の意味はなんですか? 」・・・フジマツ

*「それは爆弾の製造方法を教えるようなものだ。危険過ぎて、初対面の君に答えることはできない。」・・・回族の陳先生

*なんでも質問しなさい、と言われたので質問したのに、と,当時の私はムッとしました。感情がすぐに顔に現れる私です。馬鹿なので芝居はできません。その場の三人の先生にもすぐに伝わりました。・・・今は陳先生の言葉も理解できます。

*四把捶に、サルが石を抱く、という技があります。サルはその石の重さに、つくづく嫌気が差しました。そこで、目の前の相手にぶつけてしまいます。

*この重い石は想像上のものです。すなわち、想うだけで発勁ができてしまいます。これは確かに危険です。

*もちろんこの話しには前提条件が抜けています。

*それは、鶏歩で立つことができること、鶏行歩で歩くことができること、そして鷹爪ができること、の三つの条件です。どれもたいへん難しいことです。

*だからこの話しは、半分ウソともいえます。しかし、半分は本当です。

*心意六合拳と形意拳は、想うこと、なのです。そして、想うことは実現します。もちろん、実現する方向性が間違っている場合は失敗します。

*重い石を抱いているので、沈墜勁や震脚は使えません。そんなことをしたら、重い石を足下に落としてしまいます。足指を骨折してしまいます。

*想うことは「気」ではありません。気とは占いのことです。古代の戦争において、その吉凶を雲の動きから占いました。気の字の上の部分は、雲の流れを表しています。(白川静先生の字源辞典「字統」などによります。) 

*しかし、占いで戦争の行方はわかりません。勝敗は、客観的情勢と主体的力量によって決まります。

*それを無視して、精神論で突撃しても、玉砕するだけです。

*武術も、正しい訓練方法が必要です。しかし、中国ではそれを教えてくれません。それは、整理されていない、という側面もあります。幸い、私の先生たちは、ヒントとなる基本功を教えてくれました。私はそれを整理しただけです。

*心意拳者は、一生、重い石を抱いて歩いて行きます。それは神に背いた罪と罰なのです。悔い改めなさい。あれ? なにか方向が違うな? 失礼いたしました。

*実は、この重い石とは自分の体重のことです。体重を重力に逆らって直立させることはたいへんです。そこで、体重を全身に分散させます。胸、肩、腰、などに分散させます。そうすれば、生活できます。

*その体重をわざわざ、足下の足首に降りさせます。それが、心意六合拳の鶏歩、宋氏形意拳の六合歩なのです。

*そのために、大胸筋の力を抜きます。肩の力を抜きます。腰の力を使いません。

*さらに、鼠蹊部を切り込みます。そして、足首は折り曲がります。指行性一本足になります。するとヒラメ筋が覚醒します。いつもは棒のようなヒラメ筋が目覚めます。

*しかし、石を抱いているので、もはや軽いフットワークはできません。それでも、重い石を抱いていても、軽く歩くのが心意六合拳の鶏行歩なのです。

追伸

坊主さんから高山おかき、いただきました。これ、めっちゃおいしいんです。止まらなくなります。また太ります。どうすればいいのでしょうか? 誰かオセーテ ! 
というわけで、今年最後のライブは、高円寺稲生坐、12月29日(金) 、20:00~22:30、石井明夫&井上ともやす、その後は、年越しライブ稽古、12月31日(日) 22時~0時過ぎ、光が丘公園ゆりの木広場(北口方面、トイレの横の地図看板のある辺り)、参加無料、会員でない人もどうぞ、0時過ぎに解散、初詣へ行きたい人は勝手に行くこと。オラ知らねー、寒いから電気毛布で寝る。

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by tiger-hawk | 2017-12-04 08:01 | 心意六合*形意

手枷と鷹爪

(昨日の体育館から)

*遠方からのお客様には、宋氏形意拳・龍形基本功をやってもらいました。素直な人なので、すぐに上達しました。(フジマツはひねくれ者なので、なかなか上達しませんでしたけど。) 

*みんなには、心意六合拳・鶏形単把に加えて、熊形単把をやってもらいました。熊形単把は、ワン・ツー・パンチに対応しています。なかなか面白いです。

(手枷の補足説明)

*手枷は何処に嵌めるのでしょうか? それは手首です。手枷とは、重しのことです。重しは手首に嵌められています。それを支えるのは前腕の筋肉となります。

*前腕の筋肉に意識集中します。つまりそれは、心意六合拳の鷹爪のことです。

*なんだい ! 手枷といっても鷹爪のことかい ! つまらないオチだな !

*どうもすいません。いつもと変わりません。

*手枷を持ち上げるのは、前腕の筋肉です。そして、肩はゆるめてしまいます。肩の力は大胸筋に由来しています。だから、大胸筋をゆるめてしまいます。すると、鎖骨の下が凹みます。これがいわゆる含胸拔背です。

*肩の力の由来はもう一つあります。それが上腕の筋肉です。すなわち、上腕三頭筋と上腕二頭筋です。これらもゆるめてしまいます。

*腕を伸ばす筋肉は上腕三頭筋ですが、これを用いません。すると、腕が伸びきることはありません。腕を伸ばすのは、前腕の筋肉となります。

*上腕三頭筋を用いないので、空手、ボクシング、一般の武術などとは異なる拳となります。文字通り、前腕の筋肉だけで撃ちます。それが心意六合拳と宋氏形意拳の馬形拳です。

*しかし、肩の力を用いないので、腕を支えることができません。そこで、腕は前鋸筋で支えます。すなわち、肩からではなく、前鋸筋から腕を生やします。これを学ぶのが、宋氏形意拳・龍形基本功です。

*それは龍というより、西洋のドラゴンに近いです。すなわち、羽が生えています。あるいは、ムササビに近いです。

*脇腹の前鋸筋から生える腕=前肢というと、爬虫類=ワニに近いです。龍は古代ワニの化石から想像された、との説に従うとつじつまが合います。

*え? オメーはデブで丸いから、ウミガメだろうって? ウミガメなら可愛いじゃありませんか。ウミガメじゃなくて、竜宮城から帰って来た浦島太郎ですけど。

関係ない追伸

レコード・コレクターズ12月号は、ホブ・ディランのキリスト教時代と追悼トム・ペティです。トム・ペティはめっちゃカッコいいです。キザだけど嫌味が無い。とても真似できません。66歳で亡くなるなんて。ボブ・ディランは76歳でまだライブやってます。オラも76歳でもまだ体育館にいるつもり。(シロクマさんは、最長5年で終わりだろう、なんて言ってますけどね。ウフフ) 

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by tiger-hawk | 2017-12-03 08:49 | 心意六合*形意

手枷足枷発勁

(昨日の体育館から)

*石抱き発勁は、少しできる人がいました。全然駄目な人もいました。駄目な人は、指示を無視して腕だけで撃つ人、体重を浴びせてしまう人、などです。

*想像の石を最後まで維持できません。最後は消えてしまいます。最後まで消してはいけません。それは想像ですけど、実在しているのです。

*石抱き発勁は、私のオリジナルではありません。本当に、心意六合拳の四把捶にある技です。

*これと同じようなものですが、心意六合拳の単把に、手枷足枷発勁があります。これは石抱き発勁から発展したものです。原理は同じですが、私のオリジナルかもしれません。しかし、様々な流派に、似たようなものがあるかもしれません。「心意拳」の特徴かもしれません。

*まずは足枷発勁=足枷鶏行歩から・・・足に重たい鉄の輪を付けます。そこにさらに重しを付けます。鎖で鉄のボールを付けます。昔の囚人のようです。それで鶏行歩します。足が重いので、地面を蹴ることができません。震脚もできません。そこで、足首は折れ曲がります。指行性に近づきます。石抱き発勁と同じようなものです。比喩に使用するモノが違います。

*心意六合拳の全ての歩法は鶏行歩です。ですから、全ての技に足枷発勁があります。それは、一本足になった瞬間に発揮されます。一本足から足を進めて撃ちます。

*そして、足枷に加えて手枷をします。手首のところに重い鉄の輪を付けます。さらに、鎖で鉄のボールを付けます。手が重いので、勢いでは撃てません。手を挙げるのも困難です。

*その状態で単把します。手を挙げて、足を進めて撃ちます。

*すると、とても重たい打撃となります。

*想うだけで、重たい打撃が撃てます。そう、足枷も手枷も想像上のものです。しかし、実際の効果があります。

*手枷足枷のミソは想像です。

*ここまで来ると、形意拳の達人のエピソードを思い出した人もいるでしょう。郭雲深でしたか? 彼は獄中で手枷を嵌められました。その状態で虎形拳=虎撲を練習します。

*出獄して、塀を撃つと、塀は完全に破壊されてしまいます。獄中で功夫が高まったのです。これは史実ではないという説もあります。どちらかよく解りません。ご存知の方がいらしたら、教えてください。

*ここでは、史実であってもなくても問題ではありません。手枷に注目します。

*手枷を嵌めた形が虎形拳の形だった、のが原因ではありません。ここでは、重しが原因です。手が重くなっていたのです。

*すると、腕力だけでは撃てません。勢いは付けられません。体重を浴びせても無駄です。

*ここでも、想像がキーワードです。だから、史実でなくても全く問題ありません。

*これで、手枷足枷の内実が明らかになりました。

*手枷によって手は重くなります。持ち上げるのは前腕の筋肉です。つまり、鷹爪のことです。

*足枷によって足は重くなります。もはや、身体が浮くことはありません。震脚もできません。足首は折れ曲がります。鶏行歩は地に呪われるのです。心意六合拳と形意拳は地に呪われていたのです。

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by tiger-hawk | 2017-12-01 08:45 | 心意六合*形意

鑽拳の意外な姿

「センセーの立ち居振る舞いを見ていると、社会的信用度ゼロなのも理解できます。自業自得ですよ。」とシロクマさんはいうのだ。

そういえばよく、「裸の大将」に似ているといわれるのだ。体形のことかと思ったが、どうやら違うようなのだ。

シロクマさんにもらった電子レンジを箱から出すのに一週間かかったのだ。その話しを聴いた初対面の男の子が、心底あきれていたのだ。

というわけで、シロクマさんにもらった電動ポットは、まだ箱の中なのだ。

古本屋で買った山之口貘全詩集の文体を真似してみました。上手くできました。アハハ

え? そんな話しはどうでもいいから、オメーのイチキチ武術の話しでもしろや? ヘイヘイ旦那様。

(光が丘公園にて)

久しぶりにちくわさんが来た。髭ボウボウで何処の原始人かと思った。事故で片足が骨折したそうです。松葉杖が痛々しい。

移動稽古はできないので、宋氏形意拳の五行拳を教えろ、ということです。定歩で片側だけやるらしい。

まずは最近マイ・ブームだった炮拳から・・・これ、拳が下になった時に熊の2号をかけます。そこから撃つと上手く撃てます。

次は一番難しい横拳・・・これ、前の手と後ろの手が半円を描きます。力が入ると肘が張ってしまいます。これも力を抜きます。横拳は熊の2号そのものです。

さらに鑽拳・・・これ、アッパーみたいに見えますがアッパーではありません。実は鑽拳、腕撃なのです。前腕の部分で、下から斜め上へ撃ちます。

もちろん、手首はフラットにします。アッパーのイメージがある人は、手首をフラットにできません。手首の力を抜いてしまいます。要求されるのは、心意六合拳の鷹爪です。

そして、劈拳です。放物線を描いて、上から少し下へ腕撃します。これ、心意六合拳の搖閂把=鶏形展翅に似ています。腕の方向が違います。ちょっとわかりにくのですが、これも熊の2号をかけます。

最後は崩拳です。崩拳も熊の1号と2号が合体します。

なお、他の形意拳の流派については知りません。オレの習った形意拳と違う、といわれても困ってしまいます。いわゆる山西派形意拳とも全く違います。また宋氏形意拳にも様々な傾向があります。

五行拳の順序がデタラメだ、といわれるかもしれません。五行拳の順序なんかどうでもいいのです。陰陽五行説もどうでもいいし。

宋光華先生からは鑽拳から習いました。鑽拳が一番簡単だからです。横拳は一番難しいので、最後に習いました。

五行拳をやっていると、自然に複合技=コンビネーションができます。自分のオリジナルの複合技を作りましょう。そして自由自在に撃ちましょう。もちろんアドリブでね。

関係ない追伸

夜、石井明夫さんのことを思い出した。鈴ん小屋へ電話したら、まだ席があるとのこと。というわけで急いで鈴ん小屋へ。石井さんを見つけたら、出番は2番目とのこと。石井さんガハガバ飲んでいた。今夜のギャラも飲んでしまったのでは? いいのか。まだ息子さん6歳なのに。歌は最高によかった。

追伸2

鈴ん小屋の帰り際、石井さんに、「また来ます」と挨拶した。すると、気をつけて、おかしな奴に引っかからないで、と心配していました。そんなにヤバいのか? オラは? アーチストに心配されるオラ・・・



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by tiger-hawk | 2017-11-27 08:52 | 心意六合*形意

半身の正体=体幹の絞り

*心意六合拳と宋氏形意拳の特徴は・・・

*下半身は、折れ曲がる足首による指行性、指行性による下腿勁力トライアングル、となります。これが勁力の根本で、大きな力を出します。

*足首の折れ曲がりが不十分だと、大きな力は出ません。棒立ちでも撃てますが、100kg超級のシロクマさん相手だと、深く足首が折れ曲がらないと押せません。

*その元は、後ろ足裏側筋肉の伸張性収縮です。ここが武式太極拳と共通します。

*上半身は、体幹の絞りです。心意六合拳と形意拳の称する「龍身」と「龍腰」です。

*龍身とは、腕を肩から生やすのではなく、脇腹の前鋸筋から生やします。その基本功は、宋氏形意拳の龍形基本功です。

*前鋸筋から腕を生やすこと、これ、実は他流派でもできる人がいます。シロクマさんから動画を見せてもらいました。その腕はたいへん重くなります。

*龍腰とは、これが体幹の絞りの要です。それは、脇腹の前鋸筋から鼠蹊部へ向けて絞ります。それが鼠蹊部でクロスして内転筋に到達します。内転筋において、体幹と下半身が結合します。

*これが心意六合拳と形意拳の「半身」の正体です。単純に半身を造ってはいけません。必ず、体幹の絞りで半身を造ります。そうしないと、身体が回転してしまいます。そして、鼠蹊部が開いてしまいます。

*体幹の絞りと半身の動きを統一するために、体幹の絞りは両側で実行します。片側では身体が回転してしまいます。したがって、腰は使いません。

*心意六合拳の鶏歩、宋氏形意拳の六合歩、から「半身=体幹の絞り」が欠落してしまうと、体幹勁力の大半が消えてしまいます。

*半身=体幹の絞りを、腰の回転と勘違いしている人がたくさんいます。その結果、身体が開いてしまいます。体幹の絞りの基本功は、宋氏形意拳の熊の1号と2号です。

*実は山西省太谷県で、熊の1号と2号を練習している人を見たことがありません。宋光華先生が他の人に指導している場面も、見たことがありません。私もちらっと習っただけですけど。宋光華先生の本にも記載されていないようです。本に興味が無いので、詳しく見ていませんが。

*熊の1号と2号の評価は知りませんが、私は勝手に高評価して、勝手に特別視しました。それが幸いしました。たぶん、本来は熊形拳の基本功位の評価かもしれません。

*しかし、熊の1号と2号を知らなかったら、私の心意六合拳は中途半端になってしまったことでしょう。

追伸

風邪をひいてしまいました。そういえば、去年の11月初めも一昨年の11月初めも風邪ひいた。脳の学習機能が壊れています。でも治ってきたから、まっいいか? 

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by tiger-hawk | 2017-11-06 08:35 | 心意六合*形意

熊の1号・2号の反省点

<反省点>

*宋氏形意拳・熊の1号・2号なんですが、足指で立つことが大切です。足指の第一関節です。特に、親指・人差し指・中指まで。薬指と小指は地面から離れなければそれでよし。

*そのためには、棒立ちのように見えるけど、足首が少し折れ曲がっていることが大切です。鼠蹊部も少し折れ曲がっています。

*そうすれば、手指の動きと足指・足首の動きが一致します。動きが一致しないと効果ありません。

*でも、普通の人は常に足裏全体で立っています。そのことを忘れていました。ごめんなさい。

*私の場合、棒立ちに見せかけて、常に足指で立っています。

*人を騙すつもりはありません。宋氏形意拳の六合歩、心意六合拳の鶏歩の訓練の結果です。もはや自然になっています。

*特に、六合歩の訓練の結果です。六合歩では、その後ろ足の踵が地面に触れています。ところが、踵は触れているだけで体重が載っていません。これは外から見てもわかりません。本人しか知りません。

*心意六合拳の鶏行歩でも、踵は地面に触れるか触れないか、という微妙な使い方をします。前足一本足状態の時も、足裏全体で立っているように見えますが、足指で立っています。

*そのくせ、足指は地面をつかんでいません。体重を利用しているだけです。

*鶏行歩で踵から着地してしまう人は、力を入れ過ぎているのです。特に太ももの大腿直筋に力を入れ過ぎています。

*大腿直筋も使いますが、そんなに力を入れてはいけません。この辺り、とても微妙です。

*熊の1号・2号、宋氏形意拳の横拳などを練習する時も、足指で立つことが大切です。そのために、少し足首が折れ曲がります。膝に体重を載せてはいけません。

関係ない追伸

シロクマさんが凸してきた。カスピ海ヨーグルトの種を持って来た。フジマツのカスピ海ヨーグルトの遺伝子はもう変化してしまっているから、新品にしろ、というわけだ。まあ、遺伝子が変化してもそんなに問題はなさそうですが。さらに、フジッコのカスピ海ヨーグルトを持って来た。食べてみたら、かなり上品になってた。もっとヌルヌルして酸っぱかったのですが。市販するにあたって味を調整したみたい。え? どうでもいい? すいません。

サンダーさんから電話があった。仕事見つかったようだ。よかった。生きていればいいんだ。人生に目的なんかない。呼吸していればいいんだ。え? 武術の目的? そんなものは無い。ただ、六合歩と鶏歩で立っているだけだよ。それよりも、推手で詐欺行為している人たちには困ったものだ。人の武術人生を狂わせる。洗脳されてしまった人たちへ 南無阿弥陀仏

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by tiger-hawk | 2017-11-01 08:15 | 心意六合*形意

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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