動物武術の虎鷹拳院日誌

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カテゴリ:反人間本能の勁力( 605 )

発勁=足の力を抜く

最近、心意六合拳の鶏歩発勁を、正面鶏歩で指導して成功しています。 

本来の鶏歩は、前鋸筋で半身を造ります。しかし、それをやると、後ろ足側の鼠蹊部が開いてしまう傾向があります。

原因は、力の入れ過ぎですが、とりあえず、発勁の成功体験が大切だと判断しました。

結果、デブのフジマツが発泡スチロールのように感じられるわけです。これはとても楽しい体験です。

ところが、いざ、技をやってもらうと、体重移動してしまいます。体重移動してしまうと、勁力は消えてしまいます。

これは、地面を蹴ってしまうのが原因です。

私の場合は、地面を蹴らないと考えると、簡単に実現しました。でも普通の人には無理です。フジマツの頭はおかしいので、普通ではありません。アスペルガーと会員に言われます。

地面を蹴らないで歩くためには、足首が折れ曲がりながら歩きます。

足首が折れ曲がるためには、足首の力を抜く必要があります。足首の力を抜くとは、足の力を抜くことです。

ところが、歩く以前に、鶏歩で立つ段階で地面を蹴ってしまうのです。それが一般的傾向です。

宋氏形意拳の六合歩でも、立つだけで地面を蹴る傾向があります。

そのまま歩くのですから、カラダはふわふわと浮いてしまいます。

となると、鶏歩で立つ段階で、地面を蹴らないことが必要です。そのためには、足の力を抜くことが必要です。

足は立てれば、それだけで良いのです。立てれば、それだけで素晴らしいのです。それ以上のがんばりは要りません。がんばりは、邪魔になります。

がんばりは勁力を殺してしまいます。足の力は勁力を殺してしまいます。

地面を蹴ってはいけないのだから、足の力を抜きます。この発想が、一般の人には、難しいようです。

発勁なのだから、足に力を入れるのは当然のこと、と考えるわけです。

いえいえ、当然のことではありません。それが間違いの元なのです。

足には体重が掛かります。それだけで十分なのです。がんばる必要はありません。がんばると、勁力は死にます。

追伸 気の太極拳、気の武術、推手、などはカルト宗教です。

関係ない追伸 久しぶりに渋谷のタワーレコードヘ行ったら、クラシック売り場が縮小されてショック。でも、ニッティ・グリティ・ダート・バンドの50周年記念dvdを発見。これは素晴らしい。カントリーロックだよ。みんなオジサンになったけど元気。え? 知らない? そんなの関係ない!

by tiger-hawk | 2019-03-18 08:32 | 反人間本能の勁力

迫力も力感も捨てます

力を抜けば抜くほど勁力が出ます。でもそれは3箇所の力だけです。

気の太極拳などのオカルト武術とは無縁です。武術の世界はオカルトだらけで、気持ちの悪い世界です。

気とか、骨とか、腱とか、発勁とか、丹田とか、四両発千斤とか、太極拳とか、みんなオカルト用語になってしまいました。

もっとも、気は最初から呪術ですから、オカルトそのものですけど。というわけで、気の太極拳や推手は、幽霊踊りです。

推手を数十年やって勁力を得られなかった有名な先生を、私は知っていました。股関節を壊した有名な太極拳先生も知っています。

3箇所の力を抜きます。すると勁力が発生します。その3箇所とは、鼠蹊部、肩、足首、のことです。それらは関節です。

関節の替わりに筋肉を覚醒させます。鼠蹊部、つまり股関節の替わりに腹直筋を覚醒させます。肩関節の替わりに、前鋸筋を覚醒させます。足首の関節の替わりに、ヒラメ筋を覚醒させます。

腹直筋も、前鋸筋も、ヒラメ筋も、みんな普段は眠っている筋肉です。それらを覚醒させます。起こします。

宋氏形意拳の熊形基本功、龍形基本功は、そのためにあります。心意六合拳の鶏行歩は、そのためにあります。

オカルト武術、オカルト太極拳は、筋肉を否定して、関節を用います。だから成果が上がらず、あげくは怪我します。

オカルト形意拳を17年やって、腰を壊した人がいました。残念なことです。

発勁には力感がありません。でもそれは筋肉を否定するものではありません。関節を用いるから、力感が生じるのです。

余計な力を用いない、ということは、関節を用いないということです。

関節は、カラダが滑らかに動くためのものです。力の源泉にしてはいけません。その行為は怪我を招きます。そのほうが簡単ですけど。

宋氏形意拳の熊形基本功を成功させるためには、肩の力を抜きます。股関節の力を抜きます。

関節の力を抜くと、動作に力感が消えてしまいます。すると迫力が消えてしまいます。

迫力を得るためには、関節に力を入れればいいのです。力感も手に入ります。しかしそれでは、勁力は永遠に生まれません。

見た目の迫力と力感は捨てて、眠れる筋肉を覚醒させます。

追伸 気とは気持ちのことです。だから、気が物質だというのなら、気とは神経伝達物質のことです。特別なエネルギーなんてありません。気の太極拳、気の武術は妄想です。残念でした。

by tiger-hawk | 2019-03-15 08:03 | 反人間本能の勁力

さようなら人類

お知らせ 4月20日、土、19時からの練習は、選挙のため学校体育館が使用できないため、平和台体育館第一武道場に変更します。

勁力は、たった三つの要素で発生します。なんて簡単なのでしょうか!

1 鼠蹊部をゆるめます。そして切り込みます。

2 肩の力をゆるめます。そして前鋸筋から腕を生やします。

3 足首の力をゆるめます。そして親指側エッジを用います。

たったこれだけです。もちろん、体重移動はしません。してはいけません。そのために、前腕の筋肉だけで撃ちます。これを心意六合拳では鷹爪と称します。宋氏形意拳、武式太極拳も同様です。

しかし、人間の直立姿勢は、鼠蹊部を伸ばし固めてしまいます。足首を伸ばし固めてしまいます。肩を固めてしまいます。

つまり、人間の直立姿勢は間違いなのです。だから、心意六合拳は、鶏=鳥類=恐竜の指行性二足歩行に学んだのです。それが鶏行歩です。

だから、中国武術の立身中正は間違いなのです。

これだけ簡単なので、秘伝とされたのでしょうか。これだけ簡単なので、分析されなかったのでしょうか。

フジマツは馬鹿なので、分析してしまいました。

でも、勁力姿勢は、人間の直立姿勢に反するので、本能とか習慣に反します。

特に鼠蹊部の切り込みは、教えても、元に戻る傾向にあります。だから、実際に指導を受けないと難しい。

フジマツはしつこい性格なので、成功しました。でも例外なので一般化できませんでした。そこで、三つの要素として分析しました。

これまで分析されなかったのは、人間の直立姿勢に反対する行為だからでしょう。

さようなら人類、こんにちは恐竜、というわけです。

by tiger-hawk | 2019-03-14 08:23 | 反人間本能の勁力

二つのガチと三つのフニャ

心意六合拳の弓歩と武式太極拳の弓歩は、二つのガチと三つのフニャによって構成されます。

二つのガチとは、内転筋の張り、と、前腕の筋肉の張り、です。張りとは伸長性収縮のことです。

内転筋の張りとは、弓歩を造る時、内転筋を最も強調します。大腿四頭筋も用いますが、比率を下げます。通常の武術と格闘技では、大腿四頭筋ばかり強調します。

それは地面を蹴る運動だからです。つまりジャンプ運動です。

動物武術は、地面を蹴りません。勁力運動としては、地面を蹴りません。それは、反体重移動の勁力運動だからです。

内転筋を張るために、足の親指側エッジを用います。しかし、小指側エッジが浮いてはいけません。小指側エッジは、地面と接触しています。

もちろん、小指側エッジで地面を蹴り出してはいけません。それだと外側広筋の運動になってしまいます。あくまで、内転筋で弓歩を造ります。

この訓練により、心意六合拳の鶏歩に、宋氏形意拳の六合歩に、内転筋バランスが生まれます。鶏行歩に、歩く運動に、内転筋バランスが生まれます。

内転筋の張りは、親指側エッジと、そして、足首のフニャと組み合わせて造ります。

もう一つのガチは、前腕の筋肉の張りです。つまり、心意六合拳の鷹爪です。

前腕の筋肉を腱と言い換える愚か者がいます。腱が切れたら筋肉は使えません。しかし、筋肉の無い腱は、無用のモノで無意味な存在です。あなたも無意味な存在にならないように注意しましょう。武術を呪術にしないように注意しましょう。

気も、骨も、腱も、呪術となります。ドクロでも飾りますか? そんなことは言っていない? 同じようなことですよ。

前腕の筋肉を張ると、肘まで張ってしまう人がいます。すると動くことが困難になります。肘撃ちも、肘を張ってはいけません。

肘を張ると、上腕も張ってしまいます。すると、肩が固まってしまいます。肩はフニャにすることが大切です。

上腕三頭筋の伸長性収縮は用いません。前鋸筋の張り=伸長性収縮を用います。

三つのフニャとは、鼠蹊部のフニャ、肩のフニャ、足首のフニャ、です。

追伸 技の切れはどこで決まるのでしょうか? それは、いかに力が抜けているか? という一点です。肩の力はもちろん、鼠蹊部の力が抜けているか? 足首の力が抜けているか? というところに技の生死がかかっています。そして勁力の生死が。

by tiger-hawk | 2019-03-12 08:00 | 反人間本能の勁力

腰の回転を回避せよ

デブのセンセーが、発泡スチロールのように感じました。

発勁に成功したxさんの感想です。あっそう。どうせデブですよー

ともあれ、毎回成功するようにしてください。私の修正が必要ないように。

発勁の要領は、鼠蹊部の力を抜くこと。足首の力を抜くこと。肩の力を抜くこと。その、三つのフニャです。

そして、最後に前腕筋肉の伸長性収縮です。心意六合拳の鷹爪です。その、一つのガチです。

よくある間違いは、腰が回転してしまうことです。腰の回転は絶対に避けます。

腰が回転してしまうと、勁力は発射されません。心意六合拳、宋氏形意拳、武式太極拳、に共通する特徴です。

まずは、心意六合拳の鶏歩の発勁から練習します。宋氏形意拳の六合歩発勁は難しいので、優しい鶏歩から。できそうなところから、始めます。

逆歩の正面発勁から、練習します。要するに、心意六合拳の虎撲、単把、みたいなものです。それを片手で練習します。

ここで成功したのが、冒頭の発言です。デブのフジマツは嬉しいけど、もっと確率を高めてください。

では実際に、逆歩の技はどう撃てば良いのか? 腰の回転を回避するためには、どうすれば良いのか?

それは、逆歩になる過程で撃つ、と考えてはいけない、ということです。

逆歩になった瞬間に撃つ、と考えます。例えば、心意六合拳の蛇行歩、宋氏形意拳の逆歩崩拳、などです。

中には、順歩のままで逆歩拳を撃つ技が、心意六合拳の馬形拳にあります。これは、順歩状態のまま、後ろの拳で撃ちます。つまり、全く動きません。コブシ一個だけ、後ろの手が動きます。体幹も足も動きません。

足が動いてしまうのは、足に力が入っているからです。鶏歩を造る時、足の力を抜いてしまいます。高い姿勢から、フニャと鶏歩になります。六合歩も同様に、力を抜いてフニャと造ります。

フニャ鶏歩を造ります。フニャ六合歩を造ります。

腰が回転してしまうのも、足に力が入っているからです。

地面を蹴ってはいけません。体重移動してはいけません。地面をつかんではいけません。何もしなければ良いのです。

下腿3頭筋の伸長性収縮は、自動的に動きます。それは体重があるからです。体重移動をしなければ。

肩の力を抜くことは、難しい。それは体重を使えないからです。肩の力は、勁力にとって致命的です。

前腕の筋肉も体重が使えません。だから、かなり意識的訓練が必要です。この二つの課題は、長期的に取り組みましょう。

追伸 腰の替わりには、もちろん前鋸筋を用います。それが龍身、龍腰、となります。

by tiger-hawk | 2019-03-10 08:27 | 反人間本能の勁力

何も付け加えることはありません

心意六合拳の鶏歩をチョイチョイと修正してあげると、みなさん勁力を出します。でも、速い技をやってもらうと、勢いに釣られて体重移動してしまいます。ナンデヤネン!

まあ、それが普通の人です。どんな技でも体重移動しないように、しつこく練習させるようにします。

どうして体重移動してしまうのでしょうか? それは勁力を理解していないからです。

心意六合拳の勁力はいつ発生するのか? それはどこにあるのか?

勁力は、鶏歩と鶏行歩の間にあります。それは、なにを意味しているのか? 

鶏歩から前足を持ち上げます。すると頭の高さは変化しないで、一本足状態になります。その瞬間に勁力が発生します。

一本足というと、野球の一本足打法が有名です。しかし、勁力とは別物です。一本足打法は、踵を用いる蹠行性です。したがって勁力運動ではありません。蹠行性では勁力が発生しません。

勁力運動は指行性です。一本足の指行性です。だからニワトリなのです。

鶏歩から一本足になる時、浮くこともなく沈むこともなければ、勁力が発生します。

地面を蹴ればカラダは浮いてしまいます。その瞬間、足首が折れ曲がれば、地面を蹴る必要はありません。

しかし、墜落してしまうと、指行性一本足は崩壊してしまいます。

つまり、鶏歩は現状維持のまま、推移します。それだけのことです。とても単純なことです。

何も付け加えることはありません。加工することはありません。味付けは要りません。出汁は要りません。塩コショウも要りません。素材のままです。

宋氏形意拳の六合歩も同様です。だから、発勁に力感がありません。力感は要りません。付け加えることがありませんから。

だから秘伝もありません。秘伝を煽るのは、商売のためです。オカネのためです。

細かい技術はありますが、勁力に関しては、秘伝はありません。もちろん体重移動もありません。

鶏歩で撃てないのは、鶏歩が間違っているからです。六合歩で撃てないのは、六合歩が間違っているからです。それだけのことです。

by tiger-hawk | 2019-03-09 08:07 | 反人間本能の勁力

拇指球から親指腹

お知らせ 3月の木曜日13時の練習は14日、21日、28日、です。みなさん、遊びにおいでませ。おもろいでー

[三つのフニャと一つのガチ]

宋氏形意拳、心意六合拳、武式太極拳、の勁力運動は、三つのフニャと一つのガチ、として整理できます。

三つのフニャとは、鼠蹊部のフニャ、肩のフニャ、足首のフニャ、です。

一つのガチとは前腕の筋肉の伸長性収縮、のことです。つまり、心意六合拳の鷹爪、です。

前腕の筋肉を腱と言い換えたアホがおったけど、武術者としては普通です。困ったちゃんですけど。そんな奴がぎょうさんおる。

勁力運動の失敗のほとんどは、力の入れ過ぎ、です。だからといって筋肉の存在を否定するのは、やり過ぎ、です。

さて、三つのフニャと一つのガチ、だけで済むと簡単なのですが、そうもいきまへん。

足裏の問題があります。足裏全体を使う、と主張する先生がいましたが、それだと勁力が発生しません。足裏全体だと踵も使います。つまり蹠行性になってしまいます。

蹠行性では駄目です。指行性でないと勁力が発生しません。でも人間は蹠行性です。そこで、指行性になる過程を想定します。

土踏まずから親指腹、への過程を造ります。この距離で撃ちます。

この距離は、さらに短くできます。

拇指球から親指腹、の距離で撃ちます。

追伸 土踏まずから親指腹、の動きを外から見ることはできません。本人だけが知りうる事実です。もちろん、拇指球から親指腹、の動きも、本人以外わかりません。これは力を抜かないと、できません。地面を蹴ると、できません。そして、いわれてみても、すぐにはできません。

自分は、ある日、気が付きました。でも、気付かない人もいます。中国では、そんな指導はありません。まして、鶏行歩を力強く表現する人は、永遠に理解できません。

by tiger-hawk | 2019-03-08 08:32 | 反人間本能の勁力

推進力はフニャフニャ足首

お知らせ 3月の月曜日の練習は事情により休みます。4月から再開します。

人間は、地面を蹴って進みます。人間は、地面を蹴って歩きます。人間は、地面を蹴って走ります。

直立二足歩行は、地面を蹴って成立します。地面を蹴るのだから、程度の差はあれ、全てはジャンプ運動です。ジャンプ運動だから、カラダは浮きます。

しかし、心意六合拳、宋氏形意拳、武式太極拳は、カラダの浮遊を嫌います。カラダの浮遊は、勁力の消滅を意味するからです。

しかし、人間の直立姿勢は、地面を蹴ることによって成立します。だから、心意六合拳、宋氏形意拳、武式太極拳は、直立姿勢を拒否します。

もちろん、いわゆる立身中正を否定します。

直立姿勢は、鼠蹊部と足首を伸ばして硬くすることによって成立します。

だから動物武術は、鼠蹊部を切り込み、足首が折れ曲がり指行性になります。それは、ニワトリとそのご先祖様の恐竜の姿です。

それを心意六合拳では、鶏歩、鶏行歩と称します。鶏行歩は、地面を蹴ることをしません。

では、その推進力は何処から得るのでしょうか?

それは、自分の体重と折れ曲がる足首です。

足首が折れ曲がるためには、硬直した足首をフニャフニャにする必要があります。

だから、推進力はフニャフニャ足首からもたらされます。

by tiger-hawk | 2019-03-05 08:37 | 反人間本能の勁力

勁力はフニャフニャが造ります

勁力はフニャフニャが造ります。それには三つのフニャフニャがあります。

第一のフニャフニャ
鼠蹊部を切り込みます。そのためには、鼠蹊部の力を抜いてフニャフニャにする必要があります。

第二のフニャフニャ
足首が折れ曲がります。そのためには、足首の力を抜いてフニャフニャにする必要があります。

第三のフニャフニャ
肩の力を抜きフニャフニャにします。そのためには胸の力を抜きフニャフニャにします。大胸筋を使わないようにします。

この三つのフニャフニャで勁力ができます。

これは、関節の力を抜くことを意味します。関節はカラダの動きを滑らかにするのが仕事です。力を出すところではありません。

推手で股関節を壊した人がいました。推手で膝を壊した人がいました。股関節や膝は力を出すところではありません。無理な仕事をさせてはいけません。壊れるのは当然です。 註 虎鷹拳院では推手は無駄なのでやりません。

関節は力を出すところではありません。だから本来の仕事をしてもらいましょう。

そして筋肉にも本来の仕事をしてもらいましょう。

筋肉が嫌いな人は、骨が、腱が、気が、勁力を出すらしいです。骨は人体構造を支えます。腱は筋肉の動きを骨に伝えます。気とは気持ちのことです。

気持ちばかり先走っても失敗します。筋肉、骨、腱、血、内臓、みんな相談して共同作業します。

そして先に動くのは筋肉です。それが筋肉本来の仕事です。それを邪魔して阻止するのが、ガチガチの鼠蹊部、ガチガチの足首、ガチガチの肩なのです。

ガチガチの鼠蹊部、ガチガチの足首、ガチガチの肩をゆるめます。それが勁力の出発点です。それだけでほとんど解決します。

リラックスを標榜する太極拳は、鼠蹊部が、足首が、肩が、全くリラックスしていません。股関節が、膝が、リラックスしていません。

一般的な太極拳の指導は、根本から間違っています。力を出すところではない関節から力を出しています。だからやっても無駄なのです。

下腿3頭筋の伸長性収縮は、フニャフニャの足首から生まれます。ガチガチの足首からは生まれません。

特に足が伸びない下腿3頭筋の伸長性収縮は、よりフニャフニャの足首が求められます。心意六合拳の鶏歩のことです。宋氏形意拳の六合歩のことです。そして鶏行歩のことです。

足首がフニャフニャであればあるほど、大きな勁力がでます。これは常識に反するので、想像が難しくなります。

by tiger-hawk | 2019-03-04 08:06 | 反人間本能の勁力

動物の怪物

心意六合拳の身法は、鶏腿、龍腰、熊膀、鷹捉、虎抱頭、雷声、といわれています。

これはとても奇っ怪なことです。なぜなら、人間がいません。ホモサピエンスがいません。もはや人間ではありません。様々な動物を組み合わせたモンスターです。怪物です。

雑多な中国伝統思想を取り除いた時、見えてきたのは、動物の怪物です。

ここに、心意六合拳を理解するカギがあります。最初の鶏腿とは、鶏歩と鶏行歩のことです。

鶏は人間と同じ二足歩行です。ところが人間と違って、指行性です。人間は踵が地面に着いた蹠行性です。

ニワトリの先祖の恐竜も指行性です。指行性二足歩行です。虎は指行性四足歩行です。ネコ、イヌも指行性四足歩行です。

これで、心意六合拳の鶏歩がわかります。どうして、後ろ足の踵が地面から離れているのか? 

人間ではないからです。動物モンスターだからです。

そして、ニワトリは一本足で立ちます。体重移動で歩かないのです。

人間は体重移動で歩きます。だから格闘技や武術の力は、体重移動で成り立っています。

心意六合拳の勁力は、反体重移動で成り立っています。人間ではありませんから、人間のルールには従いません。

後の形意拳では、人間に戻ったようです。体重移動で力を出します。宋氏形意拳の一部だけは、反体重移動の勁力です。

この反体重移動の勁力については、中国の心意六合拳でも宋氏形意拳でも整理されていません。だから混乱しています。

唯一、アホのフジマツが解明しました。それも、人間の武術ではなく、動物モンスターの武術の観点を徹底したからです。

by tiger-hawk | 2019-03-01 08:38 | 反人間本能の勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・反人間本能の勁力・藤松英一


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