動物武術の虎鷹拳院日誌

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カテゴリ:姿勢勁力( 534 )

下腿三頭筋で歩く

最近、心意六合拳の鶏行歩の成功者が一人現れました。嬉しいのですが、会員がほとんどいない絶滅危惧種の虎鷹拳院なので、絶対数が増えません。姿勢勁力なんて、世間一般の姿勢の力と同じと思われているのでしょうか。

合気上げと同じ、なんていわれたこともありました。心外ですが、反論しても無駄です。相手はとにかく否定して安心したいのですから。もちろん合気上げはやりません。推手も殴り合いもやりません。合気上げ、推手、殴り合い、などをやっても勁力を見つけることができません。

姿勢勁力は、普通に歩いていては、一生見つけることができません。では、普通に歩くとは、どういうことなのでしょうか?

木から降りたサルは、曲がっている大腿骨を真っ直ぐにし、大腿四頭筋の特に大腿直筋を大きく改造して、地面を蹴って、直立二足歩行を確立しました。化石人類学によれば。

私たちの大腿骨は既に真っ直ぐです。類人猿ではなく、ヒトですから。そこで、大腿直筋と地面を蹴ることに注目しましょう。

地面を蹴るとはジャンプ運動です。歩くことも小さいジャンプ運動なのです。これを大きいジャンプ運動にすれば、ランニングになります。普通に歩くことも、ウォーキングも、小さいジャンプ運動なのです。

そして、歳を取ると、着地を支えられないので落下することになります。これを積極的に拡大したのが沈墜勁です。これに、着地にさらに地面を蹴る要素を加えたのが震脚です。この辺りは虎鷹拳院とは関係ありませんけど。他の道場で学んでください。

さて、ジャンプ運動の筋肉は大腿直筋です。ジャンプ運動と大腿直筋は密接な関係にあります。つまり、普通に歩くとは、大腿直筋で歩くということになります。

地面を蹴らないで歩くためには、大腿直筋ではなく、地面に近い筋肉で歩く必要があります。地面と仲良く歩きます。大腿直筋では高すぎるのです。既に身体は浮いています。

そこで下腿三頭筋で歩きます。そのために、直立姿勢を捨てます。そのために、鼠蹊部は切り込まれます。そのために、足首は折れ曲がります。そのために、足首の力を抜きます。

下腿三頭筋で歩くためには、ヒトの蹠行性ではなく、ネコやイヌやニワトリや恐竜の、指行性に近づける必要があります。もうヒトから離れてしまいました。

どうしてこんなことになってしまったのでしょうか。全ては姿勢勁力で撃つためです。神様ごめんなさい。せっかく人間にしてもらったのに。これからはニワトリとして生きていきます。なんてことはないか! アハ ちょっと指行性に学ぶだけです。

下腿三頭筋で歩くと、強い力=勁を獲得できます。

追伸→下腿三頭筋で歩くためには、足首の特殊な角度が必要です。勢いよく歩くと、その角度は見つけられません。ゆっくり歩いても、足首が硬直していると、その角度を見つけられません。低く歩いても、膝を使っていると、その角度は見つけられません。一般の太極拳は膝を使っているので、やはりその角度を見つけられません。弓歩でも、膝を使わないことが必要です。膝からの解放が求められます。それが大腿直筋の呪縛からの解放に繫がります。

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by tiger-hawk | 2018-11-13 08:15 | 姿勢勁力

裏側の筋肉を使う鶏行歩

昨日の体育館、足の裏側筋肉を使うこと、を教えてみました。すると成功しました。勁力が出ました。心意六合拳の鶏行歩の勁力です。

中国の先生はできるのか? と聴かれました。できる先生もいれば、できない先生もいます。理論化されていません。世界でただ一人、フジマツが理論化しました。だから、虎鷹拳院の会員は成功します。

もちろん、無意識に地面を蹴る人もいます。その場合は失敗します。無意識にジャンプ運動してしまいます。

ランニングはジャンプ運動です。そしてウォーキングもジャンプ運動です。ジャンプ運動は大腿四頭筋の特に大腿直筋をいきなり使います。姿勢勁力も大腿直筋を使いますが、それは最後です。

勁力は、足の親指から発して、足首の内側、下腿3頭筋ヘ大腿ニ頭筋ヘ内転筋ヘ、というルートを使います。最後に大腿直筋です。

体幹は一つにしてしまいます。だから腰は使いません。腰は消します。後は、前鋸筋と前腕の筋肉で撃ちます。心意六合拳の鷹爪です。

え? 筋肉ではなく骨を使う? それは無理です。白骨死体になってからやってください。ガンバレ、ガイコツ君! 私も応援します。

気で撃つ先生もいます。気でできている人もいます。それは幽霊です。幽霊を否定しませんが、生きている人間のほうが危険です。イジワルです。幽霊は発勁できません。南無阿弥陀仏…

骨とか気とか空理空論です。いい加減にしてほしいものです。

姿勢勁力では力感がありません。それでも筋肉を使っています。ところが、膝は使いません。膝を使うと失敗します。膝も股関節も肩も使いません。関節に頼りません。関節に頼ると、関節を壊します。

膝は使わないので、足は伸びません。姿勢勁力の弓歩でも膝は使いません。下腿3頭筋と大腿ニ頭筋を使います。

これは外からは見えません。動画を見てもさっぱりわかりません。

私は心意六合拳の師匠の足を見て気付きました。普通の人には無理です。でも教えればできます。でも体験しなければ、納得できません。自分が成功してみて初めて納得できます。

だから世間の人は、フジマツの馬鹿野郎、何を言ってやがる、となるのも無理はありません。獲得した人だけが知る世界です。獲得すれば、面白い世界が見えます。

気でも骨でもありません。筋肉ですが、特殊な使い方です。普通に歩いていては、一生気付くことはありません。

お知らせ→11月11日、12日は平和台体育館が使えませんので練習を休みます。各自、自主練しましょう。

追伸→表の筋肉、大腿四頭筋を使う鶏行歩のほうが多数派だと考えられます。そのほうが人間として自然だからです。裏の筋肉を使うのは不自然です。だから自然運動の太極拳は使えません。不自然運動の武式太極拳は使えます。

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by tiger-hawk | 2018-11-11 08:24 | 姿勢勁力

親指で歩きます

姿勢勁力は、足の親指に始まり、足の親指に終わります。体重移動が無いので、体力のあるかぎり無限に続きます。これが心意六合拳、宋氏形意拳、武式太極拳の勁力です。

この親指とは、第一関節から先の部分です。いわゆる指の腹の部分です。拇指球ではありません。

すると、以前は小アーチと言っていたではないか? どうなっているんだよ! ボケ! と糾弾されました。

男は一度言ったことを死守するのだ! え? そんな美学は持ち合わせておりませんけど。情勢が変われば方針も変わります。玉砕とか特攻とか、愚かなことはしません。アホ旧日本軍と一緒にしないでね。

確かに以前、足指と趾球で作る小アーチと言っていました。認めます。でも、人間は進歩するのです。たとえ、全世界から最高級馬鹿と認定されているフジマツでも進歩するのです。アホのフジマツにも意志があるのです。子分にされて支配されそうになっても、拒否した意志があるのです。

小アーチでも勁力は出ますけど、親指のほうが大きい勁力が出ます。だから、勁力は親指に始まり親指に終わります。親指を確保するのは、踵に絶対に後退しないためです。踵に後退すると勁力は死にます。

でも親指は眠っています。眠れる親指姫です。この親指姫をやさしく起こします。もちろん、親指を緊張させてはいけません。地面をつかんではいけません。

そのために、親指で歩く練習をします。そのために、足首をゆるめます。鼠蹊部をゆるめます。親指側エッジを開発します。

親指に体重が載る時間を伸ばします。最終的には、左足の親指、右足の親指と、親指だけで歩きます。

現代日本人は足指を使って歩きません。ほとんど踵だけで歩きます。完全蹠行性です。

これを、親指側エッジを覚醒させた指行性に変えてしまいます。もちろん、全ての日本人を変える必要はありません。

目覚めた人だけが変わればそれでいいのです。それは虎鷹拳院に集う数人から始まります。世界を変えることはできないけれど、自分を変えることはできます。

関係ない追伸→ダーウィンの自然淘汰進化論は、大英帝国主義でしかない。それは家畜と栽培植物から導き出された。しかし大進化にも小進化にも生命の意志があると思う。直立二足歩行は一部のサルの意志だ。不自然な鶏行歩もごく一部のヒトの意志だ。進化は必然ではなく偶然だけれど選択には意志がある。一部の魚は上陸したかった。クジラは海ヘ行きたかった。変化の選択には生命の意志がある。変化しないのも生命の意志だ。

関係ない追伸2 風邪を大根で治して以来、毎日大根雑炊です。ワンパターン! アハ 考えるのが面倒くさい。向上心が欠落しています。よくいわれます。

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by tiger-hawk | 2018-11-09 08:29 | 姿勢勁力

勁力の角度

心意六合拳の鶏歩とは何か? それは姿勢勁力の完成形です。それは、鼠蹊部が切り込まれ、足首が折れ曲がり、肩のちからが抜けています。

もちろん、これらのことを理会していない中国の先生も少なくありません。インターネットの動画では多数派です。力任せの技は無知な大衆に受けます。無知が無知を生みます。せめてみなさんは、無知の連鎖に加わらないように祈ります。

姿勢勁力の最大出力は、心意六合拳の鶏歩で得られます。宋氏形意拳の六合歩は、鶏歩の未完成形で、撃ちながら完成形となります。つまり過程があります。鶏歩は過程がなくていきなり撃ちます。単刀直入です。これは漢族と回族の民族性の違いと考えられます。

鶏歩と六合歩には、最適な角度があります。足の親指と足首とヒラメ筋が作る勁力三角形です。その内角です。いわば勁力の角度です。

これは誰でも発見できます。但し、足首のちからを抜かなければなりません。これが人間の本能に抵触します。無意識に身体が拒否します。木から降りた700万年前の記憶がよみがえります。

フジマツは馬鹿なので、何も考えませんでした。これが幸いしました。他の場面では失敗を招きますけど。アホやねん!

昔、自分の後ろ足の踵は、高い位置にありました。それがちからが抜けていく過程で、徐々に降りてきました。そして勁力の角度を発見しました。踵は地面スレスレになりました。

しかし、無意識に地面を蹴る人がいます。緊張してしまい、自分で自分を縛ってしまいます。もっと自由になりましょう。武術の常識から、見掛けの迫力から、そんなことはどうでもいいのです。

なにも考えないで、足首のちからを抜きます。すると体重が降りてきます。すると、勁力の角度を発見できます。強い力も、弱い力も、やわらかい力も、硬い力も、思いのままです。

お知らせ→11月11日、12日は平和台体育館が使えないために、練習を休みます。

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by tiger-hawk | 2018-11-07 08:45 | 姿勢勁力

恐竜の後ろ足

昔、姿勢勁力は後ろ足勁力と称していました。それは体幹と前腕を含んでいないので、現在は姿勢勁力と称しています。しかし、根本は変わりません。その根本は後ろ足です。

そこで、後ろ足は誰にでもある、と批判されました。その通りなのですが、その後ろ足は人間の後ろ足ではありませんでした。

心意六合拳は鶏歩、鶏行歩と称しています。鶏歩で歩くのが鶏行歩です。そうです。人間ではなく、ニワトリです。鳥類です。鳥類は恐竜です。ティラノサウルスです。

人間と同じ二足歩行ですが、人間の蹠行性ではなく、ネコ科やイヌ科と同じ指行性です。恐竜の指行性二足歩行です。それは直立姿勢ではありません。

人間の直立姿勢は、どのように成り立っているのでしょうか?

それは、切り込まれた鼠蹊部を伸ばします。それは、折り曲げられた足首を伸ばします。それは、足指にあった体重を踵に降ろします。

すると、人間の直立姿勢になります。この作業を逆行します。すなわち、伸ばされた鼠蹊部を切り込みます。伸ばされた足首を折り曲げます。踵に降ろされた体重を、足指に戻します。

しかし、人間の骨格を変えることはできません。そこで人間の骨格と妥協します。その結果、足の親指に体重を降ろします。

しかし、親指は体重の負荷に耐えられません。実際の仕事は下腿3頭筋が担います。そのために足首は折り曲げられます。

ニワトリに鳥類に恐竜に変態することなく、人間のまま、恐竜の後ろ足を獲得します。それが心意六合拳の鶏歩と鶏行歩です。ではその実態は? それは次回を待て! ほなサイナラ

お知らせ→11月11日、12日は平和台体育館が使えませんので、練習を休みます。

追伸→武式太極拳のオジサン、オバサンに膝付き鉄牛耕地をやらせてみた。高いハードルです。ガンバレ! アハ

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by tiger-hawk | 2018-11-06 08:22 | 姿勢勁力

体重移動は勁力を殺します

こんにちは、最近、ますます教え方が上手くなったアホのフジマツです。武式太極拳のオバサン、オジサンも勁力を出し始めました。これは歴史的快挙です。日本の太極拳の歴史を書き換えてしまいます。しかし、例が少な過ぎるので、説得力がありません。社会的信用度がゼロなので、拡がりがありません。

心意六合拳と宋氏形意拳の初心者も勁力を出し始めました。こちらは個人差があります。格闘技的訓練を受けた人は、どうしても体重移動して撃つクセがあります。しかし、体重を浴びせると、姿勢勁力は死んでしまいます。

これは、ある意味で姿勢勁力の唯一の欠点ともいえます。殴り合い中心の道場にいた人は、体重移動するクセがなかなか抜けません。同様に、推手中心の道場にいた人も、体重移動するクセがなかなか抜けません。推手は良いところが全くありません。私は推手の廃止を提唱します。殴り合いや推手では、体重移動する悪いクセがついてしまいます。

推手で弟子に勝ってしたり顔の先生は、愚の骨頂です。バカの王様です。恥ずかしいかぎりです。そんな先生に従う弟子も愚か者です。推手の勝ち負けは、全く無意味なのです。そんなことよりも大切なことがあります。それは前腕の張りを作ることです。心意六合拳の鷹爪です。それがディフェンスの成功にも繋がります。いわゆる化勁の成功にも繋がります。太極拳の雲手の成功にも繋がります。

もちろん、鷹爪だけでは不十分です。足の親指で立つ訓練が必要です。心意六合拳の弓歩、武式太極拳の弓歩、心意六合拳の鶏歩、宋氏形意拳の六合歩、全て親指で立ちます。

親指で立つために、足首は折れ曲がります。親指側エッジにシフトします。指行性になります。踵は地面に触れていてかまいません。もちろん体重を載せてはいけません。

身体の中心は鼠蹊部です。鼠蹊部と言っても、チンポの性器の根元ではありません。自分の場合、チンポから斜め9センチ上です。つまり腹横筋が使えないと、この場合の鼠蹊部が出現しません。

腹横筋を左右横ヘ引っ張ります。すると、鼠蹊部が切り込まれます。

これは、あぐらでやるとわかりやすい。あぐらだと、身体の位置が安定します。立つと、フラフラする人がいます。

本当は、両足の親指と鼠蹊部で立つ位置を決めます。しかし、初心者はフラフラと揺れています。ところが踏ん張ってはいけません。足指で地面をつかんではいけません。

お知らせ→稽古納め 12月26日開進第一中学校体育館、27日平和台体育館第一武道場
稽古初め→1月5日開進第一中学校体育館

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by tiger-hawk | 2018-11-05 08:11 | 姿勢勁力

小さい力の正体

太極拳の発勁は、四両発千斤、といわれます。その意味は、とても小さい力が大きい力を生み出す、というわけです。でもこれはおかしい。

そんなバカなことがあるわけない。エネルギー不変の法則、を中学生の頃習いました。核爆発でもあるまいに。

これは、小さい力に、何か大きな力が加わるというわけです。この大きな力が姿勢の力というわけです。正確には、大きな力に小さい力が加わるというわけです。

この大きな力、姿勢勁力には動作がありません。だから目に見えません。本当は内部が動いているのですが、それは外から見えません。

というわけで、小さい力が大きい力を生み出すように見える、というわけです。

では、小さい力とはなんでしょうか? それが、前腕の筋肉です。心意六合拳の鷹爪です。これは、前腕筋肉の伸長性収縮です。短縮性収縮ではありません。

ところが、手首を下に曲げてしまうと短縮性収縮になってしまいます。いわゆるオバケスタイルです。とても微妙な違いなので、適切な指導者に見てもらいましょう。

指の第三関節に力を込めると、やはり短縮性収縮になってしまいます。どちらにせよ短縮性収縮では、指先ヘ力が届きません。

太極拳の起勢をオバケスタイルで実行する人がいます。これも短縮性収縮になってしまうので避けましょう。手首はフラットにします。

といっても、短縮性収縮を全く使わないわけではありません。例えば、心意六合拳の弓歩、鶏歩、鶏行歩、宋氏形意拳の六合歩などでは、後ろ足は下腿3頭筋の伸長性収縮です。

ところが、それだけだと、前方ヘ勁力が流れてしまうので、前足は下腿3頭筋の弱い短縮性収縮を掛けます。前足親指のストッパーです。

また、例えば心意六合拳の馬形拳、宋氏形意拳の馬形拳では、前腕筋肉の伸長性収縮を用いますが、上腕二頭筋には弱い短縮性収縮を用います。これも、勁力が前方ヘ流れないようにストッパーを掛けるわけです。一部の馬形拳では、腕が全く伸びないので、ストッパーが強めになります。

このように書くと難しいようですが、自然にできる場合が多いものです。

前腕筋肉の伸長性収縮は、指先まで力が貫徹しているかどうか、で正否を判断できます。わからない人は、指導者に見てもらいましょう。

前腕筋肉を鍛えるためには、自分の体重を利用します。膝付き鉄牛耕地または鉄牛耕地で、前腕に体重を掛けます。最初は筋肉が弱いので、肘を痛めることがあるかもしれません。その時は、二日ほど鉄牛耕地を休みます。また、日常的に前腕だけで鷹爪を練習します。

小さい力ですが、鍛えて少しでも強くしましょう。すると自分でもびっくりする勁力が生まれます。この勁力は、誰にも取られることがありません。快感です。

追伸 前腕の筋肉は伸長性収縮するけど、肩のちからは抜く。これがとても大切です。

追伸2 心意六合拳の鶏行歩の成功は、いかに足首のちからを抜いて歩けるか、に掛かっています。

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by tiger-hawk | 2018-11-03 08:31 | 姿勢勁力

極意→3箇所抜き

こんにちは! いつもつぶれている虎鷹拳院とアホのフジマツです。

姿勢勁力の極意→3箇所抜きです。3箇所のちからを抜きます。これは、心意六合拳、宋氏形意拳、武式太極拳、に共通する原則です。みなさんが姿勢勁力を身につけるために必要なことです。すぐにできる人もいれば、なかなかできない人もいます。個人差があります。

1 鼠蹊部のちからを抜きます。
2 足首のちからを抜きます。
3  肩のちからを抜きます。

この3箇所は、どうしてちからが入るのでしょうか? それは、ヒトの直立二足歩行の結果です。ヒトの業、ヒトの習慣ともいえます。しかし、頭に欠陥のあるアホのフジマツができたのだから、みなさんは必ずできます。そのように、虎鷹拳院の会員も口々に申しております。

1 鼠蹊部のちからを抜きます。これが根本です。そのために、座り圧腿をおすすめいたします。この時、鼠蹊部だけでなく、下腿3頭筋の圧腿も、大腿ニ頭筋の圧腿も実行します。

この訓練が、裏ルートの開発に効果的です。裏ルートとは、足の親指から足首の内側ヘ、ヒラメ筋ヘ下腿3頭筋ヘ、大腿ニ頭筋ヘ、内転筋ヘ、と繋がります。そのための指行性です。そのための親指側エッジです。

2 足首のちからを抜きます。ヒトは無意識に地面を蹴ります。ですから、意識して足首のちからを抜きます。

心意六合拳の弓歩、鶏歩、鶏行歩、宋氏形意拳の六合歩などで足首のちからを抜きます。すると体重が足首の内側に降りてきます。実際の仕事は下腿3頭筋が担います。

3 肩のちからを抜きます。これは24時間注意しましょう。寝る時の姿勢も大事です。抜けているはずの人も、相手を前にすると肩にちからが入ってしまいます。

相手を押す練習をします。その時、肩を使わないようにします。腕は前鋸筋から生やします。肩は無視します。裏ルートを用います。足の親指から勁力を出します。

最後に、力むのはやめましょう。力むと、ハエの留まるワザができます。もちろん、勁力なんてありません。技のキレを作るためにも力むのはやめましょう。ちからは入れるものではなく、ちからは出すものです。入力ではなく出力です。

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by tiger-hawk | 2018-11-02 08:29 | 姿勢勁力

足首のちからを抜きます

ランニングもウォーキングも表ルートです。表ルートとは、大腿四頭筋による運動ということです。地面を蹴る筋肉は、大腿四頭筋です。地面を蹴るとは、ジャンプ運動のことです。ランニングは露骨にジャンプ運動ですが、ウォーキングも隠れたジャンプ運動です。

一般のスポーツは、どうやら表ルートのようです。そして沈墜勁も震脚も表ルートです。武術の動作勁力は表ルートです。

ヒトは地面を蹴って立ち上がります。直立するためです。そして、地面を蹴って歩きます。直立二足歩行するためです。それらは、大腿直筋を中心とした大腿四頭筋の運動です。

ところが、姿勢勁力の心意六合拳、宋氏形意拳、武式太極拳などは、地面を蹴りません。だからといって、大腿四頭筋と無関係ではありません。

運動の起点が大腿四頭筋ではない、ということです。運動の起点がヒラメ筋なのです。足首に近いヒラメ筋です。ヒラメ筋など下腿3頭筋は、通常縁の下の力持ちです。とても地味な存在です。重力に抵抗するだけの存在です。だから抗重力筋とも呼ばれます。

いつもはただの棒みたいな存在です。ところが姿勢勁力では起点筋肉となります。運動全体の起点は足の親指です。拇指球ではなく第一関節から先の部分です。

親指から足首内側ヘ、ヒラメ筋から下腿3頭筋ヘ、大腿ニ頭筋ヘ内転筋ヘ、というのが裏ルートです。

いきなり大腿四頭筋だと、裏ルートは存在できません。ところが、裏ルートは日常生活に存在しません。だから本能的に拒否されます。

しかし、私は心意六合拳の師匠のおかしな後ろ足に気が付きました。それは例えば、高くならない踵です。通常では歩く時、後ろ足の踵が高くなります。体重移動するからです。

しかし、心意六合拳の鶏行歩では体重移動しません。左右の足はぎりぎりまで粘って突然交代します。

ところがヒトは無意識に地面を蹴ります。したがって、後ろ足の踵は高くなります。

この足首の角度は、実際に教えても理解が難しい。では、なんでアホのフジマツに理解できたのか? 一般の人よりも頭脳の劣っているフジマツに? 不思議です。

それはどうやら、宋氏形意拳の経験があったからではないか? 宋氏形意拳の六合歩では、後ろ足の踵が地面に触れています。その分、より足首が折れ曲がる必要があります。鶏歩よりも条件が厳しい。具体的には、より足首のちからを抜く必要があります。

鶏歩でも足首のちからを抜く必要があります。しかし、反対に地面に反発して立つのが人間のサガです。本能です。この本能から離れるためには、一度、頭を空っぽにする必要があります。その点、いつも頭が空っぽのフジマツは、条件を満たしていたわけです。

私のようなアホになる必要はありませんが、とりあえず、足首のちからを抜きましょう。

追伸  撃つ瞬間、ちからを抜いて集中します。心意六合拳も宋氏形意拳も、ちからを抜いて集中します。ちからが入るのは指先だけです。

追伸2  極意→3箇所抜きです。明日、書きます。

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by tiger-hawk | 2018-11-01 08:04 | 姿勢勁力

直立姿勢を捨てる

どうして心意六合拳の鶏行歩が難しいのか?

鍛え過ぎているから、じゃない?  とおばちゃんに言われた。なるほど! おばちゃん頭いい! アホのフジマツとは違う。

鍛えるとは、世間一般では、地面を蹴ることです。つまり、いきなり大腿四頭筋です。裏側ルートを作ることができません。裏側ルートとは、下腿3頭筋から大腿ニ頭筋ヘ、内転筋ヘの、道です。

ランニングもウォーキングも鶏行歩も、地面を蹴ってしまいます。他の方法を知りません。直立二足歩行では、地面を蹴るしかありません。

だから、心意六合拳の鶏歩でも宋氏形意拳の六合歩でも、地面を蹴るしかありません。静止状態でも、地面を蹴っています。

地面を蹴ると、身体は浮きます。そのままでは発勁できないので、沈むしかありません。それが沈墜勁や震脚です。それが自然の成り行きです。

いわゆる24式太極拳がフワフワ浮いているのは地面を蹴っているから、です。力強くではなく、力弱く地面を蹴っています。結果として同じことです。

ランニングは力強く地面を蹴ります。24式太極拳は、力弱く地面を蹴ります。同じく浮きます。

裏側ルートを作るためには、大腿四頭筋の力を抜くことです。いきなり大腿四頭筋の習慣を捨てることです。

これは人類の本能を捨てることです。木を降りたサルは、地面を蹴って直立し、地面を蹴って直立二足歩行を始めたのです。

その直立二足歩行を捨てます。まずは直立姿勢を捨てます。

直立姿勢を捨てるために、鼠蹊部を深く切り込みます。ヒトと同じ二足歩行する動物がいます。それが、鳥類です。ニワトリです。彼らの骨格を見ると鼠蹊部のところで折れ曲がっています。先祖の恐竜も同じです。そして指行性です。

心意六合拳が、鶏歩、鶏行歩と称するのは、直立姿勢を捨てたからです。直立姿勢を捨てるために、鼠蹊部を深く切り込みます。

直立するために伸ばした鼠蹊部を、深く切り込みます。指行性になるために、足首を折り曲げます。これが姿勢勁力の基本構造です。

始まりは、直立姿勢を捨てることです。

追伸→弓歩の造り方。ゆるうい弓歩をまず造ります。足首近くのヒラメ筋から絞ります。すると大腿ニ頭筋ヘ、内転筋ヘ繫がります。最初に力を抜くことが大切です。

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by tiger-hawk | 2018-10-31 08:31 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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