動物武術の虎鷹拳院日誌

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カテゴリ:姿勢勁力( 400 )

勁力を見るために

*今年、浮上できなかったら、センセーは世捨て人ならぬ「世捨てられビト」ですなあ、とシロクマさんは言います。

*それでもいいかなあ、という気持ちも少しあるのですが、空手や中国武術の世界とは違う、心意拳の姿勢勁力の風景を広げたいという願望もあります。その願望を捨てずに、やってみようと想います。

*遠方からオトモダチが来るので、心意六合拳の鶏歩勁力について整理してみます。彼にも姿勢勁力の風景を見せてあげたい、と想うのです。(宋氏形意拳の六合歩は、鶏歩よりも少し難しいので、別にします。)

*鶏歩では、その場の定歩でも撃てますが、勁力が見えません。だから、いきなり鶏歩で撃て、といっても無理なんです。

*鶏歩の勁力は、どうしたら見えるのか?

*技を学習すると、勁力が見えてきます。つまり、歩くと見えてきます。でも、鶏行歩は難しい。それで、鶏撲食や蛇行歩などでやってみます。龍形裹風や鷹抓把でもいいです。

*もちろん、地面を蹴ると駄目になります。そこで、鶏歩の確認をしてみましょう。

*現代日本人は、膝で歩いています。膝に体重を掛けてしまいます。それでも、直立歩行なので問題ありません。

*しかし、低い姿勢になると、膝を痛めてしまいます。鶏歩で膝が痛いのは、膝に体重を掛けるからです。

*体重は、足首と足指に掛かるようにします。

*そのために、鼠蹊部が折れ曲がります。これはかなり深くやる必要があります。その時に尻を出してはいけません。尻は腹横筋で持ち上げてやります。

*そして、足首が折れ曲がります。この時、足首に力を掛けてはいけません。力を掛けると、地面を蹴る結果となります。

*後ろ足の踵は少し浮いた状態です。

*この、少し浮いた踵がカギをにぎります。

*鶏撲食などでは、前足を前進させます。その時に、後ろ足の踵を降ろしてはいけません。これが、よくある間違いです。そして、決定的な間違いとなります。

*後ろ足の踵を降ろしてしまうと、やはり地面を蹴る結果となります。

*つまり、後ろ足の踵はそのままにすべきなんです。鶏歩はそのままにすべきなんです。後ろ足は何の変化もすべきではありません。これが勁力を発生させます。

*蛇行歩や龍形裹風では、後ろ足を前進させます。ジグザグに進む技はそのようになります。(最初だけですけど。次からは前足から、となります。) 

*その時に、後ろ足の踵を高く上げてはいけません。そうしたい気持ちは解りますが、やはり地面を蹴る結果となります。

*後ろ足が前進する時、前足が鶏歩状態になります。前足(もう後ろ足ですが) の足首が折れ曲がります。当然、前足の踵は少し上がります。でも、高く上げてはいけません。やはり地面を蹴る結果となります。

*このように整理すると、メンドー臭いことになります。要するに、鶏歩のまま進むということです。途中経過も鶏歩なんです。鶏歩状態の足なんです。

*そして、一本足状態の時、その一本足に全体重を掛けます。その全体重で撃ちます。それだけのことです。

*その一本足は、すぐに後ろ足になります。もう勁力は発生しているので、すぐに力を抜きます。そして、すぐに引き寄せます。だから、静かに音も無く引き寄せることになります。

*前足指は、着地した瞬間ロック・オンされます。その瞬間、勁力は撃ち出されます。

*宋氏形意拳の六合歩の場合、後ろ足の踵は地面に触れています。隠れ指行性です。この場合、鶏歩よりもさらにやわらかい足首が要求されます。もしも、足首が硬い場合、膝に体重が掛かる危険性があります。

*足首に力が入ると、足首を硬くしてしまいます。この時も、地面を蹴っているのです。

*だから、鶏歩の場合も六合歩の場合も、足首の力を抜く必要があります。

*足首が折れ曲がるのは、自分の体重を利用します。自分の力を使ってはいけません。自分の力を使うと、足首は折れ曲がることなく、硬くなり、やはり地面を蹴ってしまいます。

*なんでもかんでも力で解決しようとする人がいます。それは無意識に実行されます。他の方法を知らないのです。すると、全ては失敗します。そうした人は、力で解決することが習慣あるいは本能になっています。その本能、捨ててください。

*姿勢勁力は力で解決できません。もちろん気でも宗教でも解決できません。

追伸

力を抜くことがとても苦痛な人がいます。今まで生きて来て、力を抜いたことがないのです。それは真面目な人です。フジマツは不真面目でいい加減で無責任で怠け者、です。だから力を抜くことは簡単なんです。今まで力を抜いて生きてきましたから。アハハ 真面目なことは美徳ですから、そのままでいいのですが、武術する時はカラダと心をゆるめてください。

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by tiger-hawk | 2018-01-15 08:44 | 姿勢勁力

足の力を抜く

*地面を蹴るというのは、ヒトの本能です。だから、ヒトは「無意識に」に地面を蹴ります。

*この無意識を、心意六合拳と宋氏形意拳はどのように克服するのか?

*私はこれを、心意六合拳の師匠の伸びない後ろ足を真似して克服しました。特にその鶏撲食と鷹抓把の技から会得しました。どちらも地面を蹴りやすい技です。

*伸びない後ろ足には、二つの要素があります。どちらが欠けても成功しません。

*一つは、足首に降りた体重、です。これを心意六合拳の鶏歩、または宋氏形意拳の六合歩で学びます。

*もう一つは、折れ曲がる足首です。これにより、指行性、または隠れ指行性になります。

*折れ曲がる足首だけだと、自分の体重を見失います。体重は何処かへ行ってしまいます。つまり、指行性だけでは失敗します。ネコやイヌが発勁できない理由です。(ホントですよ。笑ってはいけません。アハハ)

*立つだけだと、比較的単純なのですが、歩くとなると別の要素が加わります。

*それは、左右の足が交替するからです。

*それを詳しく見ると、前足一本足隠れ指行性、となります。これが連続します。それが心意六合拳・鶏行歩です。

*ところが、勁力は後ろ足からもらっています。この要素が無いとジャンプする結果となります。

*前足一本足隠れ指行性、だけでも後ろ足から勁力をもらっていれば発勁できます。(そんな技があります。)

*しかし、とても不安定です。不安定な分、勁力が減ります。

*そこで、即時に後ろ足を引き付け鶏歩になります。それが鶏歩で終わる技です。ほとんどの技が鶏歩で終わります。前足一本足隠れ指行性、よりも強力になります。

*無意識に地面を蹴る・・・ことを克服するためには、無意識を用います。何のことか? 

*つまり、頭を空っぽにします。カラダも空っぽにします。つまり、肩の力を抜きます。足の力も抜きます。すると、非常識なことができるようになります。これを日常生活でやるとキチガイになります。しかし、武術ですから問題ありません。

*地面を蹴らないということは、何を意味するのか? それは足の力を抜く、ということです。勁力は地面からもらいます。ところが、足に力を入れてしまうと、地面に逆います。足は自分の体重を支えるだけ、でいいんです。それ以上の「余計なこと」をしてはいけません。

*余計なことをすると、自分の体重を見失ってしまいます。それは勁力を見失うことになります。

*一般の武術はヒトの本能に基づいています。動作勁力も本能に基づいています。だから、それらは「自然」です。

*姿勢勁力はヒトの本能に基づいていません。霊長類は蹠行性ですから、ニワトリの指行性一本足に学ぶことは不自然です。

*だから、姿勢勁力は不自然勁力となります。

追伸

心意六合拳の鶏歩、宋氏形意拳の六合歩、すべて足の力を抜くことが大切です。いわゆる筋トレで作った下腿三頭筋が役に立たないのも、力が入っているからです。

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by tiger-hawk | 2018-01-11 08:15 | 姿勢勁力

閉じられた勁力

*姿勢勁力は姿勢が命ですから、閉じられた勁力です。開合もありません。だから、身体が開きません。

*具体的には、鼠蹊部が閉じられています。

*よくある間違いに、身体の回転があります。身体が回転すると、鼠蹊部が開いてしまいます。

*回転する技も、鼠蹊部が開いてはいけません。鼠蹊部が閉じられたまま回転します。例えば、心意六合拳と宋氏形意拳の鷂形拳です。

*だから、動作はコンパクトになります。例えば、劈卦拳のようなダイナミックな動きがありません。鷹抓把などダイナミックに見えて、実はそうでもありません。私も最初は騙されました。アハハ

*心意六合拳・鶏歩では、後ろ足側の鼠蹊部を閉じます。弓歩も同様です。

*宋氏形意拳の六合歩も、開いているように見えて、後ろ足側の鼠蹊部は閉じています。

*これはとても微妙なので、指摘されないと理解できません。特に形意拳の場合、後ろ足が少し開いているので、鼠蹊部も開いてしまうことがあります。

*一般的な馬歩では、鼠蹊部が完全に開いています。どちらでもいいのですが、姿勢勁力としては鼠蹊部が閉じられます。

*だから、がに股は厳禁です。心意六合拳の鶏行歩も、どちらかというと内股になります。日本人の男性にはがに股が多いので、直すのはたいへんです。

*この鼠蹊部を閉じるために、内転筋が大きな役割を担います。

*内転筋は心意六合拳の弓歩で鍛錬します。この内転筋を、心意六合拳の鶏歩に、宋氏形意拳の六合歩に活かします。

*心意六合拳はとても男性的に見えて、その実は女性的、というわけです。宋氏形意拳はそのまま女性的です。

*鼠蹊部が閉じられたままだと、エネルギーは解放されません。そのエネルギーは放出されることがありません。内部にそのまま有ります。

*だから、姿勢勁力は爆発しません。そのまま勁力を身体として少しぶつけます。渾身拳とは、閉じられた勁力のことです。勁力が開くことはありません。

関係ない追伸

ボブ・ディランの地下室のテープが好きです。このダラダラ感がたまらない。未完成でだらけている。だから酷評する評論家もいる。でもオラは大好き。それでオラの武術もだらけている。パチモンしている。

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by tiger-hawk | 2018-01-10 08:17 | 姿勢勁力

尻を当てる

*全ての人の体幹は統一されています。ある人は肩で体幹が統一されています。ある人は腰で体幹が統一されています。

*しかし、姿勢勁力の観点から見ると、肩あるいは腰で体幹が分裂していると考えます。

*どちらも尻が放棄されているからです。

*姿勢勁力では、体幹の底を尻と考えます。底の尻から体幹を動かします。

*それが宋氏形意拳の龍形基本功です。熊の1号です。

*でも尻は一番鈍感な部分です。だから、いつも尻は置いてけぼりになります。

*すると、拳は体幹が欠落して腕力だけになります。

*腕力が強い人はそれでもいいのですが、私のような貧弱な腕力ではどうしようもありません。

*体幹の中心を腹=丹田に置く人もいます。しかし、それではやはり尻が忘れられてしまいます。

*これを私は心意六合拳の熊吊膀で理解できました。

*熊吊膀は肩を相手に当てます。

*そこで多くの人は肩を当てに行きます。結果、肩が突出してしまいます。

*それでは打撃の効果がありません。また、肩を脱臼する危険があります。

*ではどうすればいいのか?

*それは尻を当てると考えることです。

*直接当たるのは肩ですが、その実態は尻を当てるのです。

*すると、体幹全てを用いることになります。

*これで強い打撃となります。

*熊吊膀は肩ですが、これを拳にも当てはめます。

*拳は拳面を当てますが、その実態は尻を当てるのです。

*すると、体幹全てを用いることになります。貧弱な私の腕力でも、強い打撃が撃てます。

*それが心意六合拳の馬形拳です。心意六合拳の全ての技です。

*そして、宋氏形意拳の五行拳となります。一番わかりやすいのは炮拳です。

関係ない追伸

映画ブリムストーンが面白そう。殺人狂牧師を、レイパー父を殺せ ! オカネ無いけど見に行こう。でも100年前のアメリカ怖い。今はアメリカの外でやっている暴力と戦争。

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by tiger-hawk | 2018-01-09 08:24 | 姿勢勁力

べた足なのか? 隠れ指行性なのか?

*大事なことを書き忘れていました。「前足指のロック・オン」の記事です。


*べた足なのか? 隠れ指行性なのか? のことです。


*心意六合拳・鶏行歩の失敗はべた足にあります。足裏全体で着地してしまうことです。


*もっと露骨に蹠行性そのもので踵から着地する人もいますが、それは論外として。


*鶏行歩は日常歩行よりも低い姿勢で歩きます。すると、日常歩行の欠点が拡大されます。


*それは、膝と大腿直筋で歩くことです。膝と大腿直筋がいつも緊張しています。それは、大腿直筋で地面を蹴っているからです。


*これを膝で立つ、膝で歩く、と私は称しています。すると、それ以上、体重は降りてきません。体重は膝止まりです。


*それを鶏行歩で表現すると、べた足となります。


*それはもちろん間違いです。ではどうすれば良いのでしょうか? 以前は、足裏時間を短くする、と称していました。踵が地面に触れてから、即時、足指へ移動します。


*今は動物学をかじったので、隠れ指行性と称しています。これが、前足指のロック・オンに発展します。というか、そのものです。


*心意六合拳の全ての歩行は鶏行歩、と古拳譜にあります。


*すると、心意六合拳の全ての歩行は隠れ指行性、となります。それが、前足指のロック・オンとなります。


*べた足を隠れ指行性にするためには、膝と大腿直筋の力を抜くことです。膝と大腿直筋が過緊張しているのです。この過緊張を解く必要があります。


*特に、日本のオジサン・オニーサンは膝と大腿直筋が過緊張しています。ウォーキングするきれいなオネーサンも、過緊張です。


*さらに問題なのは、こんなことを問題として指摘されたことがない、ということです。


*これは古くは、類人猿の直立二足歩行から始まります。つまり、本能の問題を含んでいます。


*でも、フジマツのように頭を空っぽにすると、簡単に解決します。え? オマエのような馬鹿には成りたくない? ごもっともでございます。自分でも馬鹿だなあという自覚はあります。ちくわさんにはアスペルガーと診断されました。みんなには社会不適合者といわれています。申し訳ありません。


*でも、ちょっとだけカラダを自由にしてみましょう。カラダを解放してやるのです。すると、案外、簡単に解決します。


*学校で習ったことを、とりあえず捨てましょう。学校も教師も間違うことがあるのです。少なくとも、姿勢勁力としては間違いです。


追伸


寒い日が続いております。くしゃみすると脇腹がちょっと痛い。打撲も骨折もしていないのですが・・・前鋸筋の筋肉痛みたいです。靴下を履いたまま鉄牛耕地しています。足の力があまり使えない。それで前鋸筋が・・・痛いみたいです。アホや


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by tiger-hawk | 2018-01-08 08:27 | 姿勢勁力

前足指でロック・オン

*時々、前足指が浮く人がいます。心意六合拳の鶏歩でも、宋氏形意拳の六合歩でも、前足指が浮く人がいます。

*不思議だなあ? なんでだろう? と想っていました。

*前足指が浮くと、もう撃つことができません。あるいは、浮いた瞬間、相手に軽く吹っ飛ばされてしまいます。

*これは、後ろ足で地面を押さえ付けているからです。あるいは、後ろ足で立とうとして上体を後退させるからです。

*地面を蹴ると身体は浮きます。後ろ足で地面を押さえ付けると、前足指が浮きます。どちらも悪い結果となります。

*力の使い過ぎです。力を使い過ぎると、自分の体重を見失ってしまいます。するともう、体重を勁力に変えることができません。

*また、前足指が浮く人は、心意六合拳の鶏行歩ができません。もちろん、発勁もできません。

*ニワトリがゆっくりと歩く姿を想像してみましょう。

*前足一本で立っています。ニワトリは鳥類ですから、恐竜の頃から指行性です。指行性一本足となります。前足指で立っています。

*ヒトの場合、骨格は蹠行性です。だから、前足は隠れ指行性となります。踵を浮かす必要はありません。

*鶏行歩の場合、踵は地面に触れるか触れないかで、即時、前足指と趾球で立ちます。

*その瞬間、撃ちます。これを、前足前手の同着、と称します。

*通常の技では、即時、後ろ足を引き付けて鶏歩となります。その後ろ足は静かに引き付けます。もう勁力を発射した後だから、力を抜いてしまいます。ドンと引き付けてはいけません。

*前足前手の同着を詳しくみると、前足指でロック・オンした瞬間に撃ちます。標的を前足指でロック・オンします。

*カメラのピントを瞬間的に定めるように、あるいは、銃の標的を定めるように、ミサイルの標的を定めるように、ロック・オンします。

*その場で動かず撃つ時、半歩前進して撃つ時、一歩前進して撃つ時、二歩前進して撃つ時、最初の足指の動作でロック・オンします。次の動作でもロック・オンします。連続してロック・オンします。

*流されても、避けられても、連続してロック・オンします。横へ逃げられたら、そのまま横へ撃ちます。

*これはほとんど見えません。動画を見てもわかりません。鶏行歩や鶏撲食を理解できると、見えるようになります。

*もうお気づきかと想いますが、これを震脚風に実行することも可能です。でも、震脚では動作が大き過ぎます。つまり遅くなります。また、勁力が途切れてしまいます。音もうるさい。

*もっと静かに、音も無く、勁力が途切れることなく、表現できます。

*その場でも動くことなく撃てます。ということは、何回でも撃てます。

*前足指でロック・オンを体得できれば、格闘技の経験がなくても、崩拳が撃てなくても、つまらない拳でも、強力な武器となります。

*なお、前足指でロック・オンできても、作用反作用で撃つと(押すと) 効果は消えます。勁力は後ろ足の足指から出ます。そのまま後ろ足の足指の勁力を継続させます。

*また、前傾姿勢になると、後ろ足は死んでしまいます。後ろ足のヒラメ筋から下腿三頭筋から、体重が消えてしまいます。勁力はもはや発生しません。

*泉から水が途切れることなく湧き出すように、勁力は途切れることなく湧き続けます。勁力の源は姿勢だからです。

追伸

この内容を昨日の体育館で教えました。でも、とても微妙な内容です。文章では全く伝わらないと想います。申し訳ありません。教えていてももどかしい。でも、おじさんXが沖縄民謡をスマホから流してくれたので、イライラしませんでした。そんなこと300年やっても無駄だよ、なんて暴言は出ませんでした。アハハ 沖縄民謡の効果、素晴らしい。

スマホで動画撮影できるので、近日中に、フニャフニャ崩拳をblog に載せてみます。おもろいでえ~~

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by tiger-hawk | 2018-01-07 08:33 | 姿勢勁力

頭とカラダが空っぽなんです

*フジマツは馬鹿なのに、どうして姿勢勁力を獲得できたのか?

*それは第一に馬鹿を徹底させたことです。

*つまり馬鹿な頭をさらに空っぽにしました。

*中国伝統思想をゴミ箱へ捨てました。老子を、荘子を、孔子を、禅を、道教を、儒教を、仏教を、捨てました。気を、陰陽五行説を、太極図説を、天人合一を、捨てました。

*代わりのモノは導入しませんでした。つまり物理学を、心理学を、別の宗教を、導入しませんでした。頭が空っぽだからです。

*そして、カラダを空っぽにしました。

*それは、宋氏形意拳のフニャフニャ五行拳です。徹底的に力を抜きました。小学生を倒せない五行拳ができあがりました。

*代わりのモノは導入しませんでした。そもそも、宋氏形意拳にはなんにもありません。沈墜勁も、震脚も、纏絲勁も、十字勁も、開合も、なんにもありません。それは「静」だと教わりました。しかし、静とは何も無いことです。

*手がかりは、五行拳の中にはありません。十二形拳の中にはありません。しかし、基本功の中にありました。それが、龍形基本功、熊形基本功1号と2号です。その他の、鷂形基本功、猴形基本功なども優れています。教えてくれた宋光華先生に感謝しています。

*空っぽのカラダに基本功だけありました。

*そこへ心意六合拳との出会いがありました。

*空っぽの腕に心意六合拳の鷹爪が加わりました。それは、指先と前腕の筋肉を直結させることです。内家拳信者は、筋肉ではなく腱だと言います。腱ならば鍛えられないので、誰にでもできます。しかし、実際には鷹爪は訓練しないとできません。腱に大きな負担を掛けると断裂してしまいます。そのためにも筋肉が必要です。

*足は宋氏形意拳の六合歩でした。そこへ心意六合拳の鶏歩と鶏行歩が加わります。六合歩していると静かな気持ちになります。鶏歩は即時、戦闘準備完了となります。つまり、鶏歩は六合歩をより戦闘化させました。

*そして鶏行歩は足の勁力を可視化させました。鶏行歩を見ると、勁力の有無が簡単にわかります。地面を蹴ると身体は浮きます。反対に身体を沈めると勁力は途切れます。どちらにも姿勢勁力はありません。

*頭とカラダを空っぽにした結果、姿勢勁力を獲得できました。

追伸

元々馬鹿だろオマエ、と言われると反論できません。その場合は・・・逃げろ~~

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by tiger-hawk | 2018-01-04 08:29 | 姿勢勁力

姿勢勁力の生と死

*姿勢勁力は、何処に生まれ、何処に死んでいくのか。

*年末にあたり、勁力の伝導師フジマツがまとめてみます。

*心意六合拳・鶏行歩の最初の動作に、勁力の生と死があります。

*鶏行歩の最初の動作とは何か?

*それは一歩前進することではありません。

*鶏行歩は鶏歩から始まります。

*その鶏歩は、まず、前足を挙げます。それが最初の動作です。

*前足を挙げる、たったそれだけのことに勁力の生と死があります。

*鶏歩の前足を挙げる時、通常はどうするのでしょうか?

*普通は、後ろ足が地面を蹴ります。すると、身体は浮き上がります。

*それが勁力の死です。

*まれに地面を押さえ込む人がいます。その場合も、勁力は死にます。

*では、後ろ足は何をなすべきか?

*実は何もしません。何もしてはいけません。何かすれば勁力は死にます。

*鶏歩の後ろ足は全く変化しません。ただ、前足が挙がるだけです。それだけのことです。

*そこに勁力が生まれます。

*何もしないからこそ、勁力が生まれます。だから、「姿勢」勁力なのです。

*これは何を意味するのでしょうか?

*鶏歩は一本足になっても、鶏歩なんです。とても不安定になりますが、鶏歩です。

*そして、鶏行歩は、左右の足が連携しません。

*これはとてもおかしなことです。

*歩く時、体重移動して左右の足は連携プレイします。それがヒトの歩く姿です。

*ところが、鶏行歩は、一本足になるだけです。それは、前足一本足です。

*それが、ニワトリの指行性一本足ということです。それは左右の足が連携しません。助け合いの精神がありません。

*その始まりは、鶏歩からの後ろ足一本足です。その後ろ足は全く変化しません。

*ところが何かしたいのが人情というものです。それが人間の性(さが) です。業です。それで地面を蹴ります。

*その人情を非情にも切り捨てます。それが姿勢の勁力となります。

追伸

全国のみなさん、そして希少な虎鷹拳院・会員のみなさん(最近ますます減少して絶滅1秒前ですが) 、今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いします。爆発しない姿勢勁力ですが、来年は変態して蝶になりたいと想います。

関係ない追伸

ダイエーへ行ったら、かごせいの小田原かまぼこがあったので、買って来た。するとシロクマさん、かまぼこがこんなに高いのか ! とびっくりしていた。だって旦那、紀文のかまぼこなんて不味くて喰えたもんじゃございません。粉ばっかりでござんす。オラのオカンが小田原人だったので、かまぼこにはうるさいんですよ。正月だけは本物のかまぼこを喰いたいじゃあーりませんか。ねえシロクマの旦那。・・・シロクマさんが上着をくれた。ポリエステル中綿だけど、ダウンよりも暖かい。ありがとう。これで長生きできそう。



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by tiger-hawk | 2017-12-30 08:29 | 姿勢勁力

体幹の根っこは何処?

*肩に力を入れてしまう人は、体幹の中心が肩になっています。体幹の根っこが肩なんです。すると、身体は肩と腰で回転します。

*これ格闘技や武術でも共通しているようです。

*これでもいいのですが、足指からの勁力が途切れてしまいます。手指と足指が繋がりません。

*そこで、体幹の根っこを改めます。

*体幹の根っこは何処か?

*それは実はいわゆる丹田ではありません。

*丹田を根っこにしてしまうと、尻が抜け落ちてしまいます。尻が垂れてしまいます。

*尻も体幹の一部なんです。心意六合拳と宋氏形意拳の姿勢勁力では、そうなっています。

*体幹の動きを尻を基準とします。

*でも、それだと上手くコントロールできません。

*そこでどうするか?

*体幹の根っこを鼠蹊部とします。チンポを両側から挟む鼠蹊部です。

*え? チンポを取ったオレはどうする?

*チンポの代わりのモノがあるから大丈夫です。あっきれいなオネーサン、帰らないでくださーい !

*さて、鼠蹊部が解らない人は、相撲の蹲踞の姿勢をしてみてください。

*そうそこです。でもそのままだと、鼠蹊部は開いたままです。

*身体を内側へ絞り込む必要があります。

*それが、宋氏形意拳の熊の1号となります。

*心意六合拳の、宋氏形意拳の、武式太極拳の、全ての動作は、内側へ向かいます。

*先日、ちくわさんに教えた宋氏形意拳の鷂の基本功も同じです。あるいは劈拳の最初の動作も同じです。この動作は宋光華先生の真似をして習得しました。私、動作の真似が得意なんです。

*心意六合拳でいうと、蛇行歩などが典型的です。脇腹から鼠蹊部へ向かいます。

*拳は中心から発射されるのではありません。拳の動きは脇腹から鼠蹊部へ向かいます。体幹は脇腹から鼠蹊部へ向かって、絞られます。腕は絞りません。拳は絞りません。拳は、腕は、ゆるゆるです。

*体幹の根っこは鼠蹊部です。

どうでもいい追伸

ある日の体育館・・・フジマツについて、「凄いとは思う。尊敬はしないけどな。」とオジサンX。これは嬉しかった、マジで。人から尊敬される人間には成りたく無い。本音のホントです。尊敬されるなんて、楽しくない。アハハ そういえば最近、シロクマさんに、「軽蔑します ! 」と言われた。この位の立ち位置がちょうどいい。(なぜ軽蔑されたのか? ここでは書けません。ウフフ) 

「うんこ漢字ドリル」がバカ売れしているそうです。小学生向けの漢字ドリルだそうです。すると、売れるためには、「うんこ勁力ドリル」を書けばいいわけです。これ、フジマツにぴったりですね。うんこは尻の穴から出しますが、便器に座ると鼠蹊部がはっきりします。アハハ

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by tiger-hawk | 2017-12-27 08:17 | 姿勢勁力

力による保護を取り去る

*こんにちわ、寒いですね。部屋の中でも毛糸の帽子を被ってるフジマツです。 あほか !

*フジマツ、発勁の秘伝とか、知りません。習ったことありません。やったのは、宋氏形意拳の基本功と五行拳、心意六合拳の鷹爪と鉄牛耕地と基本技、それだけです。だから、発勁の秘伝とかの記事を見ると、へえ~~、そんなものか? ふ~~ん、なんて感覚です。

*それだけですが、ヒントはいろいろありました。それらのヒントを繋いでいくと勁力を理解できました。

*しかし、なかなか上手く教えられません。それで成功したのは、コボクマシーン1号だけです。

*それでも、病気して回復してからは、反省して、教え方を研究しました。病気の時死んでいたら、それまででした。

*どうして成功しないのか? それはヒトの本能に反する勁力なのだ、と考えました。

*それは化石人類学や動物学の本を読んでいるうちに理解できました。

*しかし、原因が解っても、治療法が解りません。

*特に、地面を蹴る病気です。これは本能なので、無意識に実行されます。「地面を蹴ってはいけない」と教えても無駄なことです。そんなことは永遠に実行されません。

*例えば、やわらかな太極拳も地面を蹴ります。本人には理解できません。

*そこで、折れ曲がる足首、を提案しました。これで全て解決した、と考えました。足首が折れ曲がるのは体重が降りてくるからです。これで、心意六合拳の鶏歩、宋氏形意拳の六合歩ができるようになります。鶏行歩もこれで解決できます。

*ところが、足首が痛いと訴える人が現れました。それもたくさんいるそうです。それで辞めていく人もたくさんいるそうです。

*これは想定外でした。自分の考えが浅はかでした。

*これは、なんでも力を込めて解決しようとする日本人の嗜好と思考によるものです。そのことは解っていたはずでした。しかし、それを足首にまで適用されるとは予想していませんでした。自分が馬鹿でした。

*どんな場合も力を込めて解決してはいけません。力を込めて解決できません。足首に力を込めれば、痛くなるのは当然です。足首に力を込めて、折り曲げるのです。折れ曲がるのではなく、折り曲げるのです。

*ほとんどの場合、力を抜くと解決できます。肩の力を抜くことも、大胸筋の力を抜くこと、上腕三頭筋・上腕二頭筋の力を抜くことによって解決できます。

*上腕三頭筋・上腕二頭筋の力を抜くことは、格闘技経験者にとってはたいへんな難問なんですが。普通の武術経験者にとっても難問です。

*私の場合、元々貧者な筋肉でしたので、力を抜くことは比較的簡単でした。それを宋氏形意拳のフニャフニャ崩拳で実現しました。

*体重の掛かる足首の力を抜くとは、とても矛盾した行為です。ヒラメ筋の力も抜いてしまいます。これも矛盾しています。

*-この矛盾した行為によって、力ではなく体重が現れてきます。いつも体重は力によって保護されています。だから、自分の体重を感じ取ることはできません。そんなことは不可能です。太ってきても、感じ取ることはできません。

*いつものズボンが入らなくなった。ベルトの穴が違ってきた。写真を撮ると、顔が変わっている。などによって、はじめて知ることになります。

*腕の重さは、いつもは感じ取れません。腕の重さは約4kgあるそうですが、そんな重さは感じられません。それは力が入っているからです。つまり、腕は軽くなっています。(それによって生活できます。仕事できます。)

*その軽い腕で撃っても効果ありません。そこで、もっと力を込めて撃ちます。それが一般的です。

*その発想を止めてしまって、腕の力を抜きます。すると、腕は本来の重さを取り戻します。その本来の重さで撃ちます。

*ところがそれでは、手を、指を、手首を、肩を怪我してしまいます。そこで、前腕の筋肉だけは使います。それが心意六合拳の鷹爪です。それが前腕だけで撃つ、という意味です。

*鷹爪は筋肉ではなく「腱」だ、と言う内家拳信者は怪我すること必至です。ところがたいていは怪我しません。筋肉を否定する人たちも、実は筋肉を使っているからです。だから、内家拳信者は一生覚醒することができません。いつまでも、彷徨っています。南無阿弥陀仏・・・

*私は昔、完全に力を抜いて撃ってみたらどうなるか? と自分の身体で実験してみました。すると、自分の肩を痛めてしまいました。そんな馬鹿なフジマツです。その頃は、鷹爪に無知でした。

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by tiger-hawk | 2017-12-26 08:57 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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