動物武術の虎鷹拳院日誌

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推手必勝法?

*推手に洗脳された人がたくさんいるらしい。

*そこで、不肖フジマツが推手必勝法を伝授しよう。

*もしも押されたら、押されてあげましょう。我慢する必要はありません。我慢は体に毒です。

*それでは吹っ飛ばされてしまうではないか? それは自分が我慢して緊張しているからです。フニャフニャになればいいんです。

*つまり、相手の力を助長してあげます。相手に協力するのです。協調性は日本人の宝です。(フジマツは小学生の時、いつも通知表に協調性が無い、と書かれていましたけど。)

*もしも、相手に引っ張られたら、引っ張られてあげましょう。我慢してはいけません。我慢は体に毒です。

*ここでも相手の力を助長してあげます。相手に協力します。

*結果、どうなるか? 

*その場には居られません。動いてしまいます。それではルールに違反するではないか?

*いいんです。だって相手が押したり引いたりした結果ですから。相手が悪いんです。アハハ

*ルールなんて無視します。そんなものどうでもいいですよ。

*でもそのままでは勝てません。

*そこで、引っ張られたら進攻します。自分から進攻します。その時に自分の身体が浮かないように注意します。すなわち、心意六合拳の鶏行歩を用います。

*押されたら進攻します。もちろん、そのままでは無理です。そこで、相手の力の方向を感知します。そこに合わせてしまいます。瞬間的に合わせます。協調性が大事です。そこから裏切ります。手のひら返しです。

*はじめから裏切るとバレてしまいます。(はじめから避けるとバレます。) まずは協調します。そこから手のひら返しです。え? 陰湿だ? どうもすいません。根が暗いものですから。性格がねじれているんですよ。アハハ

*どちらによせ進攻するので、結果として前進します。正面から正直に前進するわけではありませんが。かといって、横ではバレてしまいます。

*相手の力のほうが強い。相手の体のほうが大きい。身長が高くて手足が長い。などを想定しています。こちらのほうが負ける要素100%です。

*結果として、ルール無視です。いいんです。こちらのほうが弱いんですから。弱者には弱者の論理があるんですよ、と居直ります。ウフフ

*相手は足払いするかもしれません。そこで、それをスカす方法も学びます。

*これらを心意六合拳と形意拳の技を自由に使って練習します。もちろん、その他の武術の技でも同様です。

*でも、これでは病院直行なので、触る程度にして撃たないようにします。つまり、ここで学ぶのは足運びです。

*これが推手必勝法です。え? 推手になってないじゃないか ! いいいんですよ。こっちのほうが弱いんだから。病院には行きたくありません。

*大晦日だというのに、お笑い劇場になってしまった。どうもすいません。逃げろ~~

*なお、推手も推手必勝法も、勁力と無関係です。これらは戦術ですから。但し、足運びには、鶏歩と鶏行歩が欠かせません。鶏歩と鶏行歩の勁力は必要となります。

*推手をやれば勁力が増大する? それはあなた、洗脳されていますよ。怖いですね。その新興宗教、早く抜けたほうがいいですよ。カネと時間を盗まれてしまいますよ。失われた時間は取り戻せません。老婆心より・・・ウフフ

(註)

心意六合拳・鶏歩、宋氏形意拳・六合歩、などは我慢してはいけません。つまり、地面を押さえ付けてはいけません。地面をつかんでもいけません。なんにもしなくていいんです。ただ、立っているだけです。力を込めてもいけません。力を抜きます。すると、やがて体重が足首に降りてきます。(すると指行性に近づきます。) そう、雪が音も無く降るように・・・

では、良いお年を !

追伸

晴れて来たので、予定通り、光が丘公園で年越し稽古します。メイン・ストリートの北口方面で、トイレと地図看板のある辺りです。明るい所でやります。暗い所はお化けが出て危険ですよ。怖いよ~~~ 

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by tiger-hawk | 2017-12-31 08:54

姿勢勁力の生と死

*姿勢勁力は、何処に生まれ、何処に死んでいくのか。

*年末にあたり、勁力の伝導師フジマツがまとめてみます。

*心意六合拳・鶏行歩の最初の動作に、勁力の生と死があります。

*鶏行歩の最初の動作とは何か?

*それは一歩前進することではありません。

*鶏行歩は鶏歩から始まります。

*その鶏歩は、まず、前足を挙げます。それが最初の動作です。

*前足を挙げる、たったそれだけのことに勁力の生と死があります。

*鶏歩の前足を挙げる時、通常はどうするのでしょうか?

*普通は、後ろ足が地面を蹴ります。すると、身体は浮き上がります。

*それが勁力の死です。

*まれに地面を押さえ込む人がいます。その場合も、勁力は死にます。

*では、後ろ足は何をなすべきか?

*実は何もしません。何もしてはいけません。何かすれば勁力は死にます。

*鶏歩の後ろ足は全く変化しません。ただ、前足が挙がるだけです。それだけのことです。

*そこに勁力が生まれます。

*何もしないからこそ、勁力が生まれます。だから、「姿勢」勁力なのです。

*これは何を意味するのでしょうか?

*鶏歩は一本足になっても、鶏歩なんです。とても不安定になりますが、鶏歩です。

*そして、鶏行歩は、左右の足が連携しません。

*これはとてもおかしなことです。

*歩く時、体重移動して左右の足は連携プレイします。それがヒトの歩く姿です。

*ところが、鶏行歩は、一本足になるだけです。それは、前足一本足です。

*それが、ニワトリの指行性一本足ということです。それは左右の足が連携しません。助け合いの精神がありません。

*その始まりは、鶏歩からの後ろ足一本足です。その後ろ足は全く変化しません。

*ところが何かしたいのが人情というものです。それが人間の性(さが) です。業です。それで地面を蹴ります。

*その人情を非情にも切り捨てます。それが姿勢の勁力となります。

追伸

全国のみなさん、そして希少な虎鷹拳院・会員のみなさん(最近ますます減少して絶滅1秒前ですが) 、今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いします。爆発しない姿勢勁力ですが、来年は変態して蝶になりたいと想います。

関係ない追伸

ダイエーへ行ったら、かごせいの小田原かまぼこがあったので、買って来た。するとシロクマさん、かまぼこがこんなに高いのか ! とびっくりしていた。だって旦那、紀文のかまぼこなんて不味くて喰えたもんじゃございません。粉ばっかりでござんす。オラのオカンが小田原人だったので、かまぼこにはうるさいんですよ。正月だけは本物のかまぼこを喰いたいじゃあーりませんか。ねえシロクマの旦那。・・・シロクマさんが上着をくれた。ポリエステル中綿だけど、ダウンよりも暖かい。ありがとう。これで長生きできそう。



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by tiger-hawk | 2017-12-30 08:29 | 姿勢勁力

お知らせ

*来年から、武式太極拳・木戸銭千円講習会を開くつもりです。定員6名です。気楽に来れる場として開きます。姿勢勁力入門篇です。

*体育館借りられたら、お知らせします。

*心意拳は別枠でセミナーします。これも決まり次第、お知らせします。

*みなさん、遊びにおいでませ~~ 

では、良いお年を ! 

関係ない追伸

今夜は高円寺・稲生座へ行きます。石井明夫さんを見てきます。

今年は、全ての記憶と運命を東シナ海へ流しました。これで、いつでも死ねる、と思ったのですが、パスポート作ったので、後10年はがんばります。そして・・・最近フジマツどうしてる? え? 死んだよ、と言われるように静かに消えて行きます。

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by tiger-hawk | 2017-12-29 10:55

鶏歩の逆突き

お知らせ

31日の天気予報は雨のようです。年越し稽古は、小雨中止にします。寒いですから、風邪をひかないように注意してください。

(昨日の体育館から)

*心意六合拳の馬形拳に、鶏歩の逆突きがあります。これ、体幹は全く動きません。世間風にいうと、腰が全く動きません。だから、拳は伸びようがありません。

*心意六合拳と宋氏形意拳では、腰を使いません。腰が独自に動くことはありません。体幹が一つになって動きます。例えば、心意六合拳の蛇行歩は逆歩の肘撃ちですから、体幹を逆に切ります。かなり極端に切ります。blog の扉の写真は小龍形ですが、蛇行歩と同じように体幹を逆側へ切ります。

*宋氏形意拳の逆歩崩拳も、体幹を逆側へ切ります。

*しかし、鶏歩の逆突きは、体幹が全く動きません。

*鶏歩ですから、体幹はギリギリに絞られます。この絞られた体幹はゆるまることがありません。そのままで撃ちます。

*いいかえると、鶏歩の完成度が試されます。

*ほとんど伸びない拳ですが、絞られた体幹から発射される拳はとても強力な拳となります。相手の腹を抉ります。

*なお、体幹の絞りができない中国の先生もいます。身体が開いている中国の先生もいます。その場合は、さっさと逃げ出しましょう。

*宋氏形意拳の六合歩は、体幹の絞りが未完成です。その意味では、六合歩は未完成鶏歩です。

*未完成の状態から、体幹を絞りながら撃ち出します。それが熊の1号です。

*鶏歩は、最初から完成形を求められます。だから、体幹は絞られます。絞られているのが前提となっています。

*普通は腰を使ってしまうので、体幹の絞りはゆるんでしまいます。絶対に腰を使ってはいけません。

*腰を使いたいのが人情というものです。この人情を非情にも切り捨てます。そこに強力な勁力が生まれます。

*鶏歩の逆突きは、鶏歩の完成度を高めます。

追伸

無料ワークショップはどうも真剣味が足らなくなるようです。そこで、木戸銭千円講習会の復活を検討しています。まだ決定していませんけど。

スマホにしたら、迷惑電話も無言電話も無くなった。手続きしてくれたシロクマさん、ありがとう。体力温存できます。

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by tiger-hawk | 2017-12-28 08:33 | 心意六合*形意

体幹の根っこは何処?

*肩に力を入れてしまう人は、体幹の中心が肩になっています。体幹の根っこが肩なんです。すると、身体は肩と腰で回転します。

*これ格闘技や武術でも共通しているようです。

*これでもいいのですが、足指からの勁力が途切れてしまいます。手指と足指が繋がりません。

*そこで、体幹の根っこを改めます。

*体幹の根っこは何処か?

*それは実はいわゆる丹田ではありません。

*丹田を根っこにしてしまうと、尻が抜け落ちてしまいます。尻が垂れてしまいます。

*尻も体幹の一部なんです。心意六合拳と宋氏形意拳の姿勢勁力では、そうなっています。

*体幹の動きを尻を基準とします。

*でも、それだと上手くコントロールできません。

*そこでどうするか?

*体幹の根っこを鼠蹊部とします。チンポを両側から挟む鼠蹊部です。

*え? チンポを取ったオレはどうする?

*チンポの代わりのモノがあるから大丈夫です。あっきれいなオネーサン、帰らないでくださーい !

*さて、鼠蹊部が解らない人は、相撲の蹲踞の姿勢をしてみてください。

*そうそこです。でもそのままだと、鼠蹊部は開いたままです。

*身体を内側へ絞り込む必要があります。

*それが、宋氏形意拳の熊の1号となります。

*心意六合拳の、宋氏形意拳の、武式太極拳の、全ての動作は、内側へ向かいます。

*先日、ちくわさんに教えた宋氏形意拳の鷂の基本功も同じです。あるいは劈拳の最初の動作も同じです。この動作は宋光華先生の真似をして習得しました。私、動作の真似が得意なんです。

*心意六合拳でいうと、蛇行歩などが典型的です。脇腹から鼠蹊部へ向かいます。

*拳は中心から発射されるのではありません。拳の動きは脇腹から鼠蹊部へ向かいます。体幹は脇腹から鼠蹊部へ向かって、絞られます。腕は絞りません。拳は絞りません。拳は、腕は、ゆるゆるです。

*体幹の根っこは鼠蹊部です。

どうでもいい追伸

ある日の体育館・・・フジマツについて、「凄いとは思う。尊敬はしないけどな。」とオジサンX。これは嬉しかった、マジで。人から尊敬される人間には成りたく無い。本音のホントです。尊敬されるなんて、楽しくない。アハハ そういえば最近、シロクマさんに、「軽蔑します ! 」と言われた。この位の立ち位置がちょうどいい。(なぜ軽蔑されたのか? ここでは書けません。ウフフ) 

「うんこ漢字ドリル」がバカ売れしているそうです。小学生向けの漢字ドリルだそうです。すると、売れるためには、「うんこ勁力ドリル」を書けばいいわけです。これ、フジマツにぴったりですね。うんこは尻の穴から出しますが、便器に座ると鼠蹊部がはっきりします。アハハ

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by tiger-hawk | 2017-12-27 08:17 | 姿勢勁力

年末年始の練習予定

2017~2018 年末年始の練習予定(この記事はトップ下に貼りました。27日付けになっています。新しい記事は下のほうをご覧ください。)

12月27日(水) 19時~ 開進第一中学校体育館

年越しライブ稽古、参加自由無料です。・・・12月31日 (日) 22時~0時過ぎ 光が丘公園北口方面ゆりの木広場、地図看板のあるところ、トイレの傍、わからない人は電話ください。その後初詣行きたい人はどうぞ。フジマツは寒いので寝ますけど。(小雨中止です。)

1月4日(木) 13時~ 平和台体育館武道場タタミの部屋

1月6日(土) 19時~ 開進第一中学校体育館

1月8日(月) 13時~ 平和台体育館武道場タタミの部屋

見学体験に来てくれた人には、もれなくフジマツの名刺をプレゼント。え? そんなもの要らん? 捨ててやる ! そっそんなあー、裏面には心意六合拳の師匠からもらった掛け軸をあしらってアートに仕上がっております。芸術作品でっせ、だんさん。

虎鷹拳院フェイスブック  https://m.facebook.com/tigerhawk65

中身はほとんどありません。ごめんなさい。名刺のアドレスは間違いです。アハハ 逃げろ~~

追伸

姿勢勁力は反本能です。いつも本能に翻弄されているフジマツが、どうして反本能の姿勢勁力を身につけることができたのか? これは不思議です。先月も東シナ海でアホなことをしましたが。ともかく、本能に従うバカフジマツですが、姿勢勁力は成功しました。これは武術に美学が無いフジマツだからできたことです。武術は強くあらねばならない、という美学が欠落しています。では何があるのか? なんにもありません。なんにも考えていません。人生にも服装にも美学がありません。このまま美学が欠落したまま死んでいきます。さようなら~~

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by tiger-hawk | 2017-12-27 08:16

力による保護を取り去る

*こんにちわ、寒いですね。部屋の中でも毛糸の帽子を被ってるフジマツです。 あほか !

*フジマツ、発勁の秘伝とか、知りません。習ったことありません。やったのは、宋氏形意拳の基本功と五行拳、心意六合拳の鷹爪と鉄牛耕地と基本技、それだけです。だから、発勁の秘伝とかの記事を見ると、へえ~~、そんなものか? ふ~~ん、なんて感覚です。

*それだけですが、ヒントはいろいろありました。それらのヒントを繋いでいくと勁力を理解できました。

*しかし、なかなか上手く教えられません。それで成功したのは、コボクマシーン1号だけです。

*それでも、病気して回復してからは、反省して、教え方を研究しました。病気の時死んでいたら、それまででした。

*どうして成功しないのか? それはヒトの本能に反する勁力なのだ、と考えました。

*それは化石人類学や動物学の本を読んでいるうちに理解できました。

*しかし、原因が解っても、治療法が解りません。

*特に、地面を蹴る病気です。これは本能なので、無意識に実行されます。「地面を蹴ってはいけない」と教えても無駄なことです。そんなことは永遠に実行されません。

*例えば、やわらかな太極拳も地面を蹴ります。本人には理解できません。

*そこで、折れ曲がる足首、を提案しました。これで全て解決した、と考えました。足首が折れ曲がるのは体重が降りてくるからです。これで、心意六合拳の鶏歩、宋氏形意拳の六合歩ができるようになります。鶏行歩もこれで解決できます。

*ところが、足首が痛いと訴える人が現れました。それもたくさんいるそうです。それで辞めていく人もたくさんいるそうです。

*これは想定外でした。自分の考えが浅はかでした。

*これは、なんでも力を込めて解決しようとする日本人の嗜好と思考によるものです。そのことは解っていたはずでした。しかし、それを足首にまで適用されるとは予想していませんでした。自分が馬鹿でした。

*どんな場合も力を込めて解決してはいけません。力を込めて解決できません。足首に力を込めれば、痛くなるのは当然です。足首に力を込めて、折り曲げるのです。折れ曲がるのではなく、折り曲げるのです。

*ほとんどの場合、力を抜くと解決できます。肩の力を抜くことも、大胸筋の力を抜くこと、上腕三頭筋・上腕二頭筋の力を抜くことによって解決できます。

*上腕三頭筋・上腕二頭筋の力を抜くことは、格闘技経験者にとってはたいへんな難問なんですが。普通の武術経験者にとっても難問です。

*私の場合、元々貧者な筋肉でしたので、力を抜くことは比較的簡単でした。それを宋氏形意拳のフニャフニャ崩拳で実現しました。

*体重の掛かる足首の力を抜くとは、とても矛盾した行為です。ヒラメ筋の力も抜いてしまいます。これも矛盾しています。

*-この矛盾した行為によって、力ではなく体重が現れてきます。いつも体重は力によって保護されています。だから、自分の体重を感じ取ることはできません。そんなことは不可能です。太ってきても、感じ取ることはできません。

*いつものズボンが入らなくなった。ベルトの穴が違ってきた。写真を撮ると、顔が変わっている。などによって、はじめて知ることになります。

*腕の重さは、いつもは感じ取れません。腕の重さは約4kgあるそうですが、そんな重さは感じられません。それは力が入っているからです。つまり、腕は軽くなっています。(それによって生活できます。仕事できます。)

*その軽い腕で撃っても効果ありません。そこで、もっと力を込めて撃ちます。それが一般的です。

*その発想を止めてしまって、腕の力を抜きます。すると、腕は本来の重さを取り戻します。その本来の重さで撃ちます。

*ところがそれでは、手を、指を、手首を、肩を怪我してしまいます。そこで、前腕の筋肉だけは使います。それが心意六合拳の鷹爪です。それが前腕だけで撃つ、という意味です。

*鷹爪は筋肉ではなく「腱」だ、と言う内家拳信者は怪我すること必至です。ところがたいていは怪我しません。筋肉を否定する人たちも、実は筋肉を使っているからです。だから、内家拳信者は一生覚醒することができません。いつまでも、彷徨っています。南無阿弥陀仏・・・

*私は昔、完全に力を抜いて撃ってみたらどうなるか? と自分の身体で実験してみました。すると、自分の肩を痛めてしまいました。そんな馬鹿なフジマツです。その頃は、鷹爪に無知でした。

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by tiger-hawk | 2017-12-26 08:57 | 姿勢勁力

二つの半歩崩拳

*宋氏形意拳の半歩崩拳について質問されました。

*半歩崩拳は、前足で撃つのか? それとも後ろ足で撃つのか?

*実は二つの方法があります。前足で撃っても良し、後ろ足で撃っても良し、です。(どちらも震脚は用いません。ここでは非震脚勁力=静かな勁力を扱います。震脚は他の道場で習ってください。)

*心意六合拳・鶏行歩は歩きます。その時に、空白の時間を作ってはいけません。抜ける瞬間を作ってはいけません。

*そうなると、前足と後ろ足の区別が無くなります。勁力が途切れる瞬間がありません。ここは動作勁力の立場では理解できないところです。動作勁力は蓄勁と発勁が分かれます。姿勢勁力は蓄勁時間がありません。いつでも発勁だけです。

*もうちょっと形意拳に沿って説明してみます。

*右拳の半歩崩拳を想定してみます。前足で撃つ場合、右拳順歩の中途半端な形と考えます。途中で後ろ足が前へ行くことを止めてしまった、と考えるのです。

*前足打撃の場合、戦術としては、相手の変化する進路を断ちます。横へ、斜めへの変化を、前足の踏み込みで押さえてしまいます。そして撃ちます。その場合、前足打撃のほうが有効となります。

*前足で撃つ場合、前足はストッパーの役割も勤めます。勁力とストッパーと一足二役になります。忙しいですね。

*後ろ足で撃つ場合、これは素直にそのままです。半歩前進しての、逆歩崩拳となるだけです。それが後ろ足がもっと前進して、前足の土踏まず付近に着地します。変形の逆歩崩拳と考えればいいわけです。もちろん、前足はストッパーとなります。

*ところで、日本にもたくさんの太極拳スタイル=流派があります。どれがいいのでしょうか? 迷いますよね。陳式太極拳、楊式太極拳、二十四式、呉式、武式、孫式、九十九式、いろいろあります。どれがいい??

*実はどれでもいいのです。問題は本質を掴むことです。フジマツはフニャフニャ太極拳を作ってしまったので、どんな太極拳でも同じになってしまいました。

*だから、どんな太極拳でも教えることができます。でもその人のスタイルの套路は知りませんから、套路を覚えたら、その人を教えることができます。誰でも来てください。あなたの太極拳、撃てるようにしてあげます。まあ、インチキの誉れ高いフジマツに習う人はいませんけど。アハハ

*フニャフニャ太極拳は楽しいですよ。但し、強いようには見えません。実に弱そうですけど。申し訳有りません。

*ついでに、太極拳の技は十個でおつりが来ます。6個位で十分です。形意拳の技も十個以下でいいです。心意六合拳も同様です。心意六合拳は技がたくさんありますが、そこから得意技を作ってください。それがあなたの武器となります。背が低い人のための技、背が高い人のための技もあります。

*私の作ったインチキ武式太極拳は14式でしたが、左右の技を数えたので、実質技は7個です。もっと増やしたい人は、勝手に増やしてください。アハハ

追伸

鶏行歩の目的は、勁力を途切れなくするためです。成功すると、前足・後ろ足の区別が無くなります。その意味で、後ろ足勁力の表現は一面的でした。あまり良くありません。普通に歩く場合、前足と後ろ足の区別があります。直立二足歩行を基準とすると鶏行歩はかなり変態です。動作勁力の沈墜勁や震脚を用いると、前足・後ろ足の区別がはっきりとします。だから、動作勁力は自然勁力となります。姿勢勁力は反自然勁力です。変態鶏行歩を見たい人は、体育館まで遊びにおいでください。

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by tiger-hawk | 2017-12-25 08:39 | 心意六合*形意

腕を絞らない

お知らせ

12月24日(日) は、みんな仕事があるので練習を休みます。よろしく !

虎鷹拳院のふぇいすぶっくは、https.//m.facebook.com/tigerhawk65  のようです。中身はまだない。フフフ

(昨日の体育館から)

*久しぶりにちくわさんがやってきた。で、いろいろと直したのだけど、一つだけ書いてみます。とても大事なことです。

*宋氏形意拳の炮拳、心意六合拳の単把などを練習しました。その中で、単把の腕が伸びていることに気付きました。

*単把の腕は伸びてはいけません。なぜなら、上腕三頭筋を使わないからです。それが前腕だけで撃つ、という意味です。

*これは、「拳」においても同じことです。拳は上腕三頭筋を使いません。これは姿勢勁力の特徴の一つです。

*腕の伸縮で撃たない、と沖縄空手の先生も仰っていましたが、その究極の姿は上腕三頭筋を使わないことです。そこが空手や中国拳法・中国武術と決定的に違うところです。

*心意六合拳の鷹爪の姿も、上腕三頭筋を使わないことです。文字通り、前腕の筋肉だけ使います。だから、肩が固まることもありません。

*ちくわさんの表現をパクると、腕を絞らない、ということになります。

*これは以前、ちょん突き、なんて表現していました。もちろん、肩甲骨も使いません。

*そんなことで威力が出るのか? と疑問の方もいらっしゃるかもしれません。

*でも、この手は足指と直結しています。直結するように訓練します。足指から伝わる力ですが、足指は抜けることがありません。

*普通の人は、歩く時、後ろ足が抜けてしまいます。心意六合拳の鶏行歩では、後ろ足が抜けることはありません。そのように訓練します。

*後ろ足が抜けると、身体は浮いてしまいます。身体が浮くのは、地面を蹴っているからです。

*足指は地面を蹴らないので、使うのは自分の体重だけです。(足指が地面を蹴るとランニングになります。ジャンプも同じことです。) 

では、よいお年を ! 

追伸

最近、フニャフニャ太極拳ができるようになりました。スタイルはなんでもいいです。二十四式でも、楊式太極拳でも、陳式太極拳でも、なんでもフニャフニャ太極拳にしてしまいます。それで強力に撃つことができます。でも、武式太極拳には似合いません。アハハ

追伸2

虎鷹拳院ふぇいすぶっくの写真、前列真ん中がフジマツ、後列左が張克強師匠、前列右が蔣鴻興先生、です。前列左が心意六合拳の満先生、後列右が満先生の息子さん(強烈な心意六合拳を見せてくれました。) 、その他の白い帽子の先生はモスクの指導者です。フジマツ40歳位の時です。コボクマシーン1号のパソコンに、この時の短い動画があります。

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by tiger-hawk | 2017-12-24 08:12 | 心意六合*形意

雪が降るように・・・

*「心意六合拳・鶏歩を練習すると足首が痛くなる。」との声は以前から聴いていました。その時は、まだ慣れていないからだろう、と考えていました。それはどうやら、間違っていたようです。

*ある人から、「足首が痛くて、鶏歩の練習は苦痛でしかない」と聴かされました。「多くの人がそう感じている」とも聴かされました。

*これはたいへんな問題だ、と気付かされました。

*そこで、その訴えた人の身体バランスをチョイチョイと直してやりました。すると、すぐに解消しました。1分も掛かりませんでした。

*少し前屈みの上半身を直しただけです。

*だったらもっと早く直せよ、と叱られてしまいますが、実は少し前屈みでも問題ありません。

*問題は、足首に体重を掛けてしまうことです。

*それはオマエが、足首に体重を降ろす、と言ったからだろう、と叱られてしまいます。

*そこは言葉が足らなかったかもしれません。

*足首に体重が降りてきますが、それは足首に体重を掛ける、という意味ではありません。

*それは、降りてくるのです。「雪が音も無く降って来るように」、体重が降りてきます。

*日本人はくそ真面目なので、一生懸命に足首に体重を掛けてしまうようです。

*フジマツは不真面目な人間なので、そんなに一生懸命に鶏歩しません。

*力を抜いて、フニャと鶏歩を造ります。

*足首が痛くなる人は、足首に力を掛けているのです。

*そんな力は要りません。

*自分の体重があるのだから、体重に任せるだけです。

*真面目な人は、なんでも力で解決しようとします。なんでも力を入れてしまいます。

*「勉強に力を入れる」とか、「仕事に力を入れる」とかの表現もあります。勉強なんて言葉もおかしい表現です。勉強・・・「強いて勉める」というわけです。そんなに強いて勉めることもないのになあ・・・と怠け者の私は思います。

*勉強よりも学習という言葉が好きです。

*力は入れるものではなく、力は出すものです。それが勁力の考え方です。

*だから、「勉強に力を出す」とか、「仕事に力を出す」という表現にすべき、と愚考いたします。

*鶏歩に戻ると、足首に力を掛けてはいけません。足首が痛くなります。

*足首に体重が降りて来るのを待ちます。ゆっくりと待ちます。

*地面を蹴ると、いくら待っても体重は降りてきません。

*足首の力も抜いてしまいます。ヒラメ筋の力も抜いてしまいます。足指の力も抜いてしまいます。趾球の力も抜いてしまいます。

*やがて体重が降りてきます。それは、雪が音も無く振って来るように・・・

追伸

「雪が降るように」と言ったら、ある人に文学的表現ですね、と言われました。実はフジマツ、文学的素養はゼロです。小説が読めません。動物学とか歴史書は読めます。最近読み返して面白かったのは、「にわかには信じられない遺伝子の不思議な物語」サム・キーン著、でした。物理学は数学ができないので無理です。以前、物理学で勁力を説明せよ、と叱られましたが。そんな私が、「わたしたちが孤児だったころ」カズオ・イシグロ著、を今読んでいます。上海が舞台らしいので手に取ってみました。昔の上海が好きです。今は未来都市みたいになってしまって、風情も消し飛びましたけど。1980年代の上海へ行きたいと思います。もう夢の中にしかありませんけど。

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by tiger-hawk | 2017-12-22 08:35 | 心意六合*形意

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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