動物武術の虎鷹拳院日誌

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推手は自殺行為

*一般の太極拳をやっている人に聴いたところ、踵で立つように指導されているそうです。考えてみれば人間は踵を使う蹠行性(せきこうせい) ですから、これは当然のことです。原始的な霊長類の頃から蹠行性です。だから直立できました。

*沖縄の空手の動画を見ても、踵で立っているようです。人間ですから当たり前です。

*しかし心意六合拳と宋氏形意拳は動物武術です。その立ち方と歩き方はニワトリを参考にしています。もはや人間ではありません。

*ニワトリは鳥類です。鳥類は元は恐竜です。恐竜は二足歩行ですが蹠行性ではなく指行性です。二足歩行ですが直立していません。ティラノサウルスなどは指行性二足歩行です。というわけで、心意六合拳と宋氏形意拳は指行性二足歩行です。

*武式太極拳(喬松茂先生) の場合、一歩の中で蹠行性から指行性へ変化します。蹠行性と指行性の中間、というべきですか。

*こんなことは中国では言いません。フジマツは馬鹿か? と思われるかもしれません。確かにフジマツは馬鹿ですが、フジマツの分析は正しいのです。動物武術ですから動物学を参考にしただけです。誰でもやりそうですが、誰もやろうとしなかった。ナンデヤネン ! やはり伝統に縛られている結果です。そんなに古い伝統は無いのですが。

*初めて心意六合拳を見たのは、1982年の上海だったかな? なんだあれは? アヒルの真似か? と想いました。その感想はそんなに間違ってはいませんでした。

*心意六合拳の鶏歩を見ると、後ろ足の踵が少し地面と離れています。そこから指行性に気がつきました。

*指行性という言葉は、「骨から見る生物の進化」という本から知りました。その本はきれいな動物の骨の写真と解説文で構成されいました。この本は私の宝物となりました。みなさんにもおすすめです。

*指行性二足歩行は直立していません。人間は直立二足歩行ですが、心意六合拳と宋氏形意拳は直立していません。

*その特徴は、鼠蹊部が深く切り込まれていることです。これによって直立ではなくなりました。これによって、足首が折れ曲がります。足首が折れ曲がることによって、指行性になります。

*鼠蹊部が深く切り込まれていることによって、下腿三頭筋へ体重圧が掛かります。それによって、歩く時、下腿三頭筋の伸張性収縮が起こります。これが姿勢勁力の原動力となります。

*しかし、体重移動してしまうと、この勁力は消えてしまいます。ヒトは体重移動によって歩くので、人間の歩き方ではいけません。蹠行性ではいけません。蹠行性では大腿直筋と膝を使います。

*推手が使えないのは、蹠行性に基づいているからです。指行性ではすぐに立ち位置を変えます。立ち位置の固定化は考えられません。活歩推手でも、立ち位置は固定化されています。

*ボクシングなどではジャンプして立ち位置を変化させます。姿勢勁力ではジャンプしての立ち位置変化はしません。ジャンプすると身体が浮いてしまうからです。

*ジャンプしない立ち位置の変化を、心意六合拳では吊歩(ちょうほ) と称します。熊吊膀の吊です。吊歩が使えない推手は、動物武術としては無意味です。

*推手を練習すると、動物武術は弱くなります。だから虎鷹拳院では推手しません。推手は動物武術の自殺行為です。

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by tiger-hawk | 2018-07-20 08:21 | 心意六合*形意

永遠に地に呪われた拳

*凄い暑さです。こんな暑さの中、東京オリンピック開催するんですか? 世界の迷惑ですね。死人が出ないことを祈ります。(もう出ているけど)

*先日、Xさんに心意六合拳・単虎抱頭と心意六合拳の闘い方を教えてみました。まだ身体が浮いているXさんですが、技の習得は速かったようです。

*というわけで、9月に体育館借りられたら、心意六合拳・単虎抱頭とその闘い方の講習会を開催するつもりです。たぶん、16日か23日ですので、予定空けといてください。予定4名です。

*心意六合拳の闘い方の原則

その一・・・相手の虚を撃つな、その実を撃て。

*相手の隙を狙ってはいけません。相手の攻撃と防御の最前線を撃ちます。相手の最も強いところを叩きます。

その二・・・相手の反応に逆らってはいけない。その反応を助長させる。すると、相手への入り方が見えてくる。

その三・・・瞬時に技の左右を切り替える。したがって、常に一つの技で左右使えるように訓練する。

その四・・・自分独自のコンビネーションを作る。自由に技を組み合わせます。あなたのオリジナルです。アドリブ的発想です。

*心意六合拳の闘い方には、心理学と合理性が求められます。また推手的発想はありません。不利になりそうだったら、すぐに立ち位置を変えます。活歩推手も練習しません。推手を300年練習しても、勁力は得られません。

*フジマツの場合、身体能力が劣る、頭が弱い、身長が低い、と不利な条件ばかりなので、常に相手のほうが強いと想定しています。

*闘い方とは別に勁力が無いと、撃ち倒すことはできません。勁力は常に養成します。

*心意六合拳と宋氏形意拳は、立ち上がってはいけません。浮いてはいけません。そのために、鼠蹊部が深く切り込まれ、足首が折れ曲がります。

*ある種の木の上のサルは、鼠蹊部と足首を伸ばして地面に直立しました。それがやがてヒトとなりました。だから動物武術と姿勢勁力は、ヒトの道から外れます。つまり、立ち上がってはいけません。(尻を出してもいけません。)

*横道に入り、恐竜=鳥類=ニワトリの指行性二足歩行に学びます。それが鶏行歩です。

*その鶏行歩は、常に体重圧を足首と下腿三頭筋に掛けます。それが勁力の根本となります。

*その鶏行歩は鶏歩から始まります。特に低い鶏歩から始めると効果的です。例えば、単虎抱頭を撃ち終わってから始めると効果的です。その感覚を全ての技に適用します。

*低い鶏歩から立ち上がらずに、鶏行歩します。いつでも撃てるようにします。だから、浮いてはいけないけど沈んでもいけません。

*後ろ足の踵が高い位置にあると、既に身体は浮いています。立ち上がっています。足首は伸びています。鼠蹊部も伸びています。

*心意六合拳と宋氏形意拳は、永遠に地に呪われているのです。

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by tiger-hawk | 2018-07-19 08:23 | 心意六合*形意

どうして力を抜く必要があるのか? 

*どうして力を抜く必要があるのでしょうか?

*それは骨で撃つから? 腱で撃つから? 気で撃つから?

*いえいえ、それらは非現実的です。そのような話題は月刊秘伝に任せましょう。

*どのような場合も筋肉は絶対に必要です。その筋肉の利用法が問題となります。力を抜くとは、筋肉を使わないということではありません。

*姿勢勁力の根本は、自分の体重の圧力プラス下腿三頭筋の伸張性収縮で成立しています。

*この体重圧を利用するために、力を抜かなければなりません

*体重圧を使うというと、勘違いして力を入れる人がたくさんいます。すると、地面を蹴ってしまう結果となり、身体は浮いてしまいます。身体が浮いてしまうと、体重の圧力はもはや消えてしまいます。(一般のフワフワ太極拳は、力が抜けているように見えますが、身体が浮いているので勁力はありません。) 

*体重の圧力を効果的に使うために、力を抜くのです。体重圧に耐えるために、その分だけ筋肉は収縮します。(その時は短縮性収縮です。) でも、積極的に力を入れてはいけません。自分の体重に任せてしまうのです。(そして、撃つ瞬間、伸張性収縮します。)

*「体重の圧力を感じますか? 」と質問すると、「バンバン感じます」と答える人がいます。その場合は、自分から力を入れているのです。もちろん、体重圧を利用することはできません。失敗です。そんな人がたくさんいます。自分の体重に任せる、ということが理解できません。そんなことで発勁できるのか? と納得できないようです。

*自分の体重に任せるのが、心意六合拳の鶏歩、宋氏形意拳の六合歩です。自分の体重を受け入れます。逆らってはいけません。するとはじめて、自分の体重を感じ取れます。普段は自分の体重を感じられません。自分の体重を感じていたら、生活できないからです。

*心意六合拳の弓歩、武式太極拳の弓歩では、教えたその日に勁力を出すことができます。(素直でない人は出ませんけど。)

*どうして弓歩では比較的簡単に勁力が出るのでしょうか?

*それは体重の圧力が鶏歩・六合歩よりも小さいからです。だから、比較的簡単に立つことができます。

*鶏歩と六合歩では、訓練を重ねないと立つことができません。それだけ、体重の圧力が大きいのです。

*弓歩勁力のほとんどは下腿三頭筋(と内転筋など) の伸張性収縮ということです。鶏歩・六合歩では、体重の圧力がより大きくなります。

*ということは、鶏歩・六合歩のほうが弓歩よりも大きい勁力が出ます。

*体重の圧力といえば、馬歩が有名です。しかし、馬歩は二本足なので、それほど圧力は大きくありません。鶏歩・六合歩・スウィング功などは、一本足に近いので、圧力が大きくなります。

*鶏歩・六合歩で、さらに体重の圧力を大きくする方法があります。もちろん、力を入れるわけではありません。撃つ瞬間に、さらに低くなるのです。これも誤解されますけど。

*つまり、さらに足首が折れ曲がります。その瞬間、下腿三頭筋が伸張性収縮します。これらは同時進行しますが、厳密にはそうではありません。でもあまり考えないほうが上手くいきます。

*これは高低差の大きい技で確かめられます。心意六合拳の燕子点水や虎抱頭などです。それは下腿三頭筋の短縮性収縮から伸張性収縮の過程です。短縮性収縮だけだと、しゃがむ結果となり勁力は生まれません。下腿三頭筋のバネ効果を利用します。

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by tiger-hawk | 2018-07-17 08:16 | 姿勢勁力

鼠蹊部から可視化する勁力

*姿勢勁力の根本は、下腿三頭筋の伸張性収縮です。これは心意六合拳、宋氏形意拳、武式太極拳に共通しています。


*それは目に見えます、心意六合拳の弓歩と武式太極拳の弓歩では。


*ところが、心意六合拳の鶏歩と宋氏形意拳の六合歩では目に見えません。完全に隠れてしまいます。それが一つの高いハードルとなります。


*下腿三頭筋の伸張性収縮といいつつ、足の形は変化しません。内部運動になってしまいます。これを知らないと、動作勁力に頼ることになります。いわゆる沈墜勁や震脚などです。


*ところが、目に見える勁力動作と目に見えない勁力動作を繋ぐ動作があります。


*それが、心意六合拳の鶏行歩です。鶏行歩は連続する大きい鶏歩です。この大きい鶏歩の勁力を体得すれば、目に見えない勁力を獲得できます。


*それは、切り込まれた鼠蹊部を維持して歩くことです。


*従来は、地面を蹴ってはいけない、と指導していました。しかし、これは効果がありませんでした。どうしても地面を蹴ってしまいます。


*地面を蹴ると、足首が伸びてしまいます。踵が上がってしまいます。しかし、それらをコントロールすることは困難です。


*身体を浮かせることが習慣になっています。それは本能レベルになっています。ここを修正することは難しい。


*そこで、視点を変えて、鼠蹊部から改造することにしました。これが効果的でした。鼠蹊部から姿勢勁力を可視化できます。


*700万年前、サルは鼠蹊部を伸ばして直立しました。猿人の誕生です。それがやがて現世人類となります。


*この歴史を逆行します。もう一度、鼠蹊部を切り込みます。そして、恐竜=鳥類=ニワトリの指行性二足歩行となります。


*根本の鼠蹊部から改造します。


*そして、大きい鶏歩から発勁します。この発勁を体験して、記憶を固定します。すると、いつでも発勁できるようになります。


*この鼠蹊部の深い切り込みを学習するために、スウィング功を作りました。


追伸・・・心意六合拳の単虎抱頭をXさんに教えました。みんなにも教えたいと想います。9月に体育館が借りられたら、単虎抱頭の講習会を予定しています。格言「心意六合拳に後手無し」、ナンデヤネン ! 本当は後手「も」あります。


追伸2・・・鼠蹊部に力を入れてしまう男性が多いのですが、なんだか滑稽です。威張る人に多いようです。鼠蹊部がゆるまないと、勁力にはほど遠いのですけど。ナンダカナー 腹横筋が使えると鼠蹊部がゆるみます。


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by tiger-hawk | 2018-07-16 08:29 | 姿勢勁力

武術と心理学

(昨日の体育館から)

*どんな武術にも心理学がある。特に合気道は心理学が発達している。・・・と言ったらびっくりされました。これを大阪の先生は「反射」と表現されていました。(昔、最後の拳杯でお世話になりました。ありがとうございました。)

*これは相手を一つの方向へ導く方法です。たいていは逃がす方法です。相手は技から逃げようとします。逃げようとすればするほど、相手の術にはまります。アリ地獄みたいなものです。

*これを解くには、逃げるのではなく愛し合うことです。つまり、キスします。本当にキスしなくていいです。キスする方向を取ると解くことができます。これを私は愛のキス作戦と称しています。自分で作りましたが、知っている人もいると想います。アハハ

*どうしてこんなことが分かるかというと、心意六合拳の師匠に、心意六合拳の心理学を教わったからです。相手の反応を引き出します。でも相手の反応も様々です。

*そこで、技を使い分けます。相手の出方によって、鷹さん、虎さん、蛇さん、熊さん、サルさん、燕さん、鷂さん、と十種の動物拳を使い分けます。相手との身長差、力量差、などによっても使い分けます。

*相手が自分よりも強い場合もあります。体重差が大きい場合もあります。その時も技を使い分けます。そのための十大形です。

*でも初心者ではそんな器用な芸当はできません。そこで、一つの技で突破します。例えば搖閂把(ようさんば) で突破します。最初に覚悟を決めます。その時も、技を使い分けます。内に入る、やや外から入る、大外から撃つ、という方法があります。

*たいていの技に三つの方法があります。これも心理学です。力量差が大きい場合、内に入れません。そんな時はやや外から入ります。そんな使い分けもします。力量差というのは、相手が強い場合です。相手が強くてもあきらめてはいけません。方法があるものです。

*これらの心理学は勁力とは無関係です。これをしっかりと区別しなくてはいけません。いわゆる化勁も心理学です。化勁なんて勁の字を使うから混乱します。こんなものは勁力ではありません。なんでも勁の字を使いたがる悪い癖です。困ったものです。

*どんなに大きい勁力を持つ人でも、一つの技だけで突破できるものではありません。オレには形意拳の崩拳だけあればいい、なんてなめた態度ではいけません。痛い目を見ます。崩拳に至る過程を創造します。相手もやすやすと撃たせてくれません。そこはあなたの工夫です。自分で考えましょう。オラ知らね。アハハ (オリジナルのコンピネーションを作ります。) 

*中国武術には推手というものがあります。推手も心理学ですが、合気道よりもはるかに幼稚な心理学です。一生追求するようなものではありません。心理学というからには、駆け引きのことです。駆け引きですから、自由に使います。ルールに縛られてはいけません。

*推手を300年やったところで勁力は生まれません。そんなものに時間を費やすよりも、勁力を作ることのほうが大事です。

*いいかえると、推手で勝った負けたなんてどうでもいいのです。負けそうになったら、別の手を選択します。拘泥してはいけません。そんなに一生懸命やるものではありません。それよりも勁力を作りましょう。それを大きく育てましょう。

*猪突猛進ではいけません。負けそうになった時の手も用意しておきます。柔軟にやりましょう。

追伸・・・goさんからハムの詰め合わせいただきました。ありがとうございます。お元気ですか? もう10年会ってない? 

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by tiger-hawk | 2018-07-15 08:13 | 心意六合*形意

人間の歩き方ではありません

*姿勢勁力の四つの要素です。心意六合拳・宋氏形意拳・武式太極拳の姿勢勁力です。沈墜勁などの動作勁力、骨、腱、気、などについては月刊秘伝などを読んでください。私は知りませんので。骨ガー、腱ガー、気ガー、という方面の人はここではありません。フジマツ脳が未発達なので、よくわかりません。人の心がわからないので、スピリチュアルもわかりません。

1、勁力の根本とは何か? 根本は下腿三頭筋の伸張性収縮です。

2、勁力のバランスとは何か? バランスは内転筋の伸張性収縮です。

3、勁力の中心とは何か? 中心は、腹横筋を左右横へ引っ張ること、と、腹直筋で内臓を持ち上げること、です。腹横筋を左右横へ引っ張ることで尻を収めます。いわゆる提肛のことです。さらに内臓を腹直筋で持ち上げやります。腹横筋と腹直筋の伸張性収縮です。

4、勁力の先端とは何か? 先端は前腕の筋肉の伸張性収縮です。それを指先と直結させます。これを心意六合拳では鷹爪と称します。前腕の筋肉は前鋸筋と直結させます。これを心意六合拳と形意拳では龍身と称します。

*根本の下腿三頭筋の伸張性収縮については、武式太極拳と心意六合拳の弓歩がわかりやすい。動作が目に見えるからです。

*心意六合拳の鶏歩と宋氏形意拳の六合歩では、目に見えません。そのためにわかりません。伸張性といいながら、足は変化しません。伸びません。内部が動くだけです。それは膝で分断されているからです。

*この動きは、人間の蹠行性二足歩行ではありません。したがって、ウォーキングとは無関係です。恐竜=鳥類=ニワトリの指行性二足歩行に基づいています。心意六合拳では鶏行歩と称します。したがって、人間の歩き方ではありません。とても奇妙な歩き方です。

(註) ランニングには指行性ランニングがあります。それは指行性によるジャンプ運動です。ジャンプすると身体は浮いてしまいます。したがって、指行性二足歩行=鶏行歩とは無関係です。

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by tiger-hawk | 2018-07-14 08:17 | 姿勢勁力

内臓と腹直筋と含胸拔背

*スウィング功 の指導をしている時、全く効果の無い人がいます。下腿三頭筋への体重の圧力が掛からない人です。おかしいなあ、と想っていると、尻が出ています。


*尻が収められません。そこで、尻を押してみるのですが、鼠蹊部が硬くてコンクリートでできています。絶対に動かないぞ、との強い意志を感じられます。そんなところをコンクリートで固めなくていいですから。


*おじさんの尻を修正しようとしている私の感情を考慮してください。決して気持ちいいものではないのです。女性の鼠蹊部を修正しようとしたら、警察に逮捕されてしまうので、それよりはいいか? 位の慰めにしかなりません。・・・涙


*なんであんなに硬い鼠蹊部なんだろう? 長年の習慣でしょうね。やはり、開脚座り圧腿をやってもらわないと。体育館に来ても、こちらから要求しないとやろうとしません。子供じゃないんだから、もうおじさんなんだから。おじさんだからこそ、鼠蹊部も頭もカチンコチンなんでしょうけど。


*尻を収める=提肛とは、いいかえると腹直筋で内臓を持ち上げる、ということです。ヨーガで腹をぺしゃんこにしますが、あれに近いものがあります。あそこまで極端にやる必要はありませんが、上へ向かって腹直筋を伸ばすようにして、内臓を持ち上げてやります。腹直筋の伸張性収縮です。


*椅子に座っていてもできます。デスクワークの人もできます。すると、胸も肩も背中もゆるめることができます。


*普通の腹筋運動は、腹直筋の短縮性収縮です。だから普通の腹筋運動は使えません。


*結果として、背中が真っ直ぐになります。背中を背中で伸ばしてはいけません。すると、胸を張ってしまいます。大胸筋を使ってはいけません。鎖骨の下が凹みます。これが本当の含胸拔背です。


*ここ、含みが大切です。この含みのまま撃ちます。腕を伸ばさないのもそのためです。そのほうが強いのです。ほとんどの太極拳指導者は知りませんけど。オマエはそれを誰に習ったのか? そんなことは自然にわかるものなんですよ。それがアホのフジマツでございます。


*尻が収まらないと、心意六合拳の鶏歩をやっても効果ありません。宋氏形意拳の六合歩をやっても、無意味となります。体重圧が下腿三頭筋に掛かりません。では体重圧は何処へ行ってしまうのか? 全て大腿直筋と外側広筋へ行ってしまいます。とても深刻な問題なのです。本人には全く通じてませんけど。


*内転筋も覚醒しません。お先真っ暗です。


*太極拳の経験者もできていません。どんな指導を受けてきたのか? ナンデダロウ~~ アハハ


*まあ、世間のレベルが低いわけですが、私たちがそれに合わせる必要はありません。


*内臓が垂れてしまうのは、人類の病だそうです。それはサルが直立してしまったから。それ以来、内臓は垂れているのです。四足歩行の動物ではそんなことはありません。


*でも、今さら四足歩行へ戻れません。指行性二足歩行の恐竜だと、胴体は横になっていますから、内臓は垂れていないでしょう。そこで、直立姿勢だけれども、指行性二足歩行を取り入れます。それが、心意六合拳の鶏行歩です。そのために、内臓を腹直筋で持ち上げてやります。


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by tiger-hawk | 2018-07-13 08:44 | 姿勢勁力

チョコン拳のルーツ

*虎鷹拳院はつぶれそうですが、私を吹っ飛ばすことができる人も増えてきました。喜ばしいことです。でも、ちょっと違和感もあります。

*相手を吹っ飛ばしてしまうと、そんなにダメージはありません。壁に激突すれば、壁の効果があります。壁が無くて転んでしまう場合にはダメージがありません。もちろん練習ですから、ダメージが無いほうがいいわけです。

*でも、実際に撃てることも大切です。それは、相手が真下に崩れるように撃つことです。相手が真下に崩れ落ちるためには、チョコンと撃つことが効果的です。そうです、チョコン拳です。

*それには、打撃の衝撃が相手の体内に留まるように撃ちます。決して、突き抜けてはいけません。突き抜けると、衝撃は相手の背中から抜けてしまいます。

*つまり、カンフー映画のようにやってはいけません。映画は見た目が大事です。派手に吹っ飛ばせば、観客は凄いと喜んでくれます。でもそれは映画だからです。

*衝撃が相手の体内に留まるように撃つと、見ている人には伝わりません。でも映画ではありませんから、それでいいんです。

*このチョコン拳に気がついたのは、かなり昔のことです。それは、拳ではなく、心意六合拳の単把でした。(まだオラも若かった。今はジジイですけど。) 

*ある日、ひどい風邪をひいて高熱が出ました。フラフラしていましたが、こんな日は力が入らないだろうと、実験には都合が良かった。

*そこで、ある会員の胸を借りました。チョコンと力の入らない単把を撃ってみました。すると、みごとに真下に崩れ落ちてくれました。なにしろ自分がフラフラでしたので、相手もそんなにダメージはありませんでした。でもともかく、真下にストンと崩れ落ちてくれました。実験成功です。ナンデヤネン !

*彼に聴いてみたところ、突然、足の力が抜けたそうです。それで立っていられなくなってしゃがむように落ちました。

*単把は、両腕が伸びません。曲がったままです。最後に両手を合わせて撃ちますが、やはり曲がったままです。曲がった腕が効果的です。

*もう一つのルーツは、宋光華先生の宋氏形意拳・崩拳です。それは文字通りチョコンと撃ちます。その腕は全く伸びません。単把よりも曲がったままです。やる気があるんかい ! みたいな拳です。

*もちろん習った時は、全く撃てません。形を真似するだけです。それで力を入れるのをあきらめました。あきらめて、フニャフニャ崩拳を始めました。それが後に役に立ちましたけど、後の話です。小学生も倒せない崩拳です。

*崩拳は立拳ですけど、これを平拳にすると、宋氏形意拳の馬形拳となります。馬形拳のほうがわかりやすい。

*馬形拳を両掌にすると、虎形拳になります。心意六合拳の虎撲です。もちろん、虎撲もチョコンと撃ちます。迫力なんか要りません。武式太極拳の双按です。これは危険です。

*宋氏形意拳の崩拳よりも伸びない拳が、心意六合拳の馬形崩拳です。肘がほとんど腹から離れません。もっと短い馬形拳もあります。腕が腹に張り付いています。これも、どうやって撃ったらいいのか、全くわかりませんでした。できるようになったのは、かなり先の話です。

*チョコン拳は寸勁というわけではありません。なにしろ、長勁がありませんから。寸勁ではなく、チョコン拳です。だから、寸勁の練習をしたことがありません。

*それで、肩甲骨発勁の存在も知りませんでした。知らなくて良かった。チョコン拳は知るべきです。習得するべきです。

*それには、宋氏形意拳の馬形拳、心意六合拳の単把、などが適していると考えられます。

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by tiger-hawk | 2018-07-12 08:37 | 心意六合*形意

勢いは姿勢勁力を殺します

*武式太極拳の弓歩発勁はとても簡単でした。練馬区民限定教室で、初めて教えた女性が成功していました。もっとも一人だけでしたけど。

*その女性、とても素直でした。腹直筋で内臓を持ち上げる、こともだいたいできました。前腕だけで押す、ということもこちらの指導に従いました。

*鼠蹊部を切り込む、ということを、股関節か? と聞き返す人もいました。そんな人は駄目です。翻訳してしまう人です。

*太極拳経験者の男性がいました。その男性は、尻を収めることができませんでした。前腕だけで押す、ということも理解できませんでした。無理矢理やってました。学ぶ姿勢、というものがありません。

*どんな武術をやるにせよ、カラダ作り、が大切だなあ、と想いました。カラダ作りとは、姿勢作りのことです。

*自分は今、開脚座り禅密功でヨコ動作しています。これをカラダの整理体操にしています。椅子に座っていてもできます。腹横筋で脇腹を動かします。腹直筋で内臓を持ち上げます。同時にやります。これが好調の秘密です。

*それと、スウィング功です。表スウィング功を5分間、裏スウィング功を10分間、です。裏スウィング功のほうが下腿三頭筋にダイレクトに効きます。それでよりきつい裏スウィング功の時間を増やしました。

*表スウィング功は、宋氏形意拳の六合歩風です。裏スウィング功は、心意六合拳の鶏歩風です。開脚座り禅密功も、スウィング功も、もっと若い時に気付けばよかった。それは無理でしたけど。これ、カラダ作りとしても、勁力作りとしても素晴らしいと自画自賛です。

*下腿三頭筋の伸張性収縮は、下腿三頭筋の圧腿と全く同じでした。なんで気付かなかったのだろう。ハイ、アホです。でも、これで、弓歩発勁は全く問題ありません。

*問題は、鶏歩発勁と六合歩発勁です。六合歩(三体式) は鶏歩の変化形なので、鶏歩発勁が理解できれば、問題ありません。

*鶏歩も、下腿三頭筋の伸張性収縮です。ところが、足は伸びません。膝が折れています。しかし、膝を使ってはいけません。つまり、膝は空っぽにします。

*問題は、普通の人は大腿直筋と膝で歩いていることです。ウォーキングも大腿直筋と膝を用います。ランニングはジャンプ運動なので、大腿直筋でジャンプします。

*鶏歩も大腿直筋で立ってしまう場合が多い。これを下腿三頭筋に切り替えます。そのために、足首が折れ曲がります。そのために、鼠蹊部を深く切り込みます。そのために、腹直筋で内臓を持ち上げます。(これ、ヨーガの人がやっていますけど、あんなに極端にやる必要はありません。内臓が持ち上げればそれでいいです。) 

*というわけで、大腿直筋の力を少し抜いてやります。ここが肝心です。もちろん大腿直筋も使いますが、下腿三頭筋を主要とします。

*つまり、ウォーキングも、おじさん歩きも使えません。ここが高いハードルとなります。このハードルを越えることが、勢いを殺す、ことにつながります。勢いは姿勢勁力を殺します。

*一般のフワフワ太極拳にも勢いがあります。勢いがあるからフワフワと浮いてしまいます。

*姿勢勁力の武式太極拳・心意六合拳・宋氏形意拳は、浮いてはいけません。姿勢勁力は地に呪われている武術です。

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by tiger-hawk | 2018-07-11 08:16 | 姿勢勁力

下腿三頭筋の伸張性収縮へ

*私には昔から大きな疑問がありました。24式太極拳の教科書に、後ろ足の小指側エッジを用いて地面を削り出す、とあったことです。

*小指側エッジを用いると、足首が折れ曲がることはありません。体重は踵へ行ってしまいます。すなわち、踵を用いる蹠行性(せきこうせい) となります。さらに、内転筋が空っぽになります。すると、身体は開いてしまいます。これを世間では、がに股と称します。24式太極拳はがに股だったのです。

*反対に、親指側エッジを用いると、足首が折れ曲がります。体重は親指と人差し指へ向かいます。すなわち、足指と趾球を用いる指行性となります。そして、内転筋が効いてきます。すると、身体は閉じます。これを世間では、オカマ歩きと称します。

*オカマ歩き、すなわち、心意六合拳の鶏行歩です。鶏行歩とは連続する鶏歩のことです。形意拳の三体式(宋氏形意拳の六合歩) 、は心意六合拳・鶏歩の変化形と考えれば簡単に整理できます。形意拳は心意六合拳から派生したのですから。

*鶏行歩にも鶏歩にも、ニワトリの字があります。ニワトリは鳥類ですから、指行性二足歩行です。(ヒトは蹠行性二足歩行です。) 鳥類の祖先=恐竜も指行性二足歩行です。

*ニワトリは指行性二足歩行ですが、ゆっくり歩く時は一本足時間が長くなります。昔、心意六合拳の師匠と、隣の農家のニワトリを観察しました。その時の、ニワトリの一本足時間が印象的でした。

*この一本足時間に着目しました。一本足時間こそが勁力時間だと理解できました。

*心意六合拳の師匠の、鶏撲食、鷹抓把、単虎抱頭、などの技に着目しました。その途中の長い一本足時間です。これは、地面を蹴ると消えてしまいます。地面を蹴る動作はジャンプ運動です。ジャンプすると、瞬間的に両足が浮いてしまいます。それがランニングです。

*通常歩く時は、弱いジャンプ運動なので、両足が浮く瞬間はありません。競歩はかなり強く地面を蹴るので、どうしても両足が浮いてしまいます。それを強制的に押さえ付けています。かなり辛い運動です。

*一般的な太極拳は、地面をとても軽く蹴ります。だから、身体はフワフワと浮いてしまいます。すると、下腿三頭筋が空っぽになります。姿勢勁力は死にます。

*地面を軽く蹴っても、強く蹴っても、身体は浮いてしまいます。すると、姿勢勁力は死にます。そこで、代わりのものとして、沈墜勁や震脚を用います。浮いた身体では撃てませんから、沈めるのです。でも沈めると勁力運動は途切れてしまいます。

*心意六合拳は相手を確実に倒すまで、攻撃の手を休めてはいけない、と教えます。そのためには、勁力運動の断絶は避けるべきです。

*さて、地面を蹴らずに移動する方法があるのでしょうか? それが、折れ曲がる足首、なのです。それは膝を用いずに、下腿三頭筋を用います。

*しかしその時、鼠蹊部が深く切り込まれていないと、膝が前へ出て、体重が膝に掛かります。結果、膝を痛めてしまいます。そんな動きを長期間続けていると、膝を壊してしまいます。

*一般的な太極拳で膝を壊してしまうのは、鼠蹊部が深く切り込まれていないからです。

*直立姿勢で歩く時、膝を用いても大きな問題にはなりません。体重がそれほど膝に掛かっていないからです。

*しかし、一般的な太極拳では低い姿勢を用います。すると、体重の圧力が膝に強く作用します。だから、膝が壊れてしまいます。

*体重の圧力を腰に負担してもらうと、腰が壊れます。では、何処に体重の圧力を負担してもらえばいいのでしょうか?

*それが、折れ曲がる足首なのです。足首が折れ曲がると、足指へ体重圧力の負荷が掛かります。親指側エッジならば、親指と人差し指です。

*ところが、足首は折れ曲がっています。すると、体重の圧力は主に下腿三頭筋に掛かることになります。それは、下腿三頭筋の伸張性収縮です。

*一般的なふくらはぎの体操は、下腿三頭筋の短縮性収縮です。すると、一般的なふくらはぎ体操は使えません。

*心意六合拳の鶏歩、宋氏形意拳の六合歩、は下腿三頭筋の伸張性収縮です。でもこれらは分かりにくい。

*そこで、スウィング功の登場です。スウィング功は、下腿三頭筋の伸張性収縮です。しかも、膝で分断されている。だから、膝を痛めることがありません。

追伸・・・ジャコウネコ(ネコ科ではない) の肛門から出たコーヒー、いただきました。まろやかです。ありがとう居さん。ボブ・ディランの天国の扉を聴きながら・・・森田童子さんは逝ってしまったけれど、オラはしつこく生きていきます。しつこさだけが取り柄です。さよならぼくのともだち・・・

本当の追伸・・・どうして日本武術太極拳連盟の太極拳では膝を壊してしまうのか? それは膝に体重を掛けるからです。膝を使わなければ問題ない。膝の換わりに下腿三頭筋を使えばいいだけ。実に簡単な問題です。でも、踵を使えば膝を使ってしまいます。踵も使ってはいけません。

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by tiger-hawk | 2018-07-10 08:02 | 姿勢勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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