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動物武術の虎鷹拳院日誌

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浅い勁力から深い勁力へ

お知らせ 1月31日、木曜日、事情により練習を休みます。

昨日の体育館から

浅い勁力から深い勁力へ、を練習しました。それは、さらに折れ曲がる足首です。それを心意六合拳の鶏歩で学んでみました。宋氏形意拳の六合歩でもいいのですが。

それは、さらに折れ曲がる後ろ足の足首、です。その時に、相手を深く捉えることができます。すると、軽い力で強い力が出ます。

これは足首の力を抜くだけのことです。すると自分の体重で自然に足首が折れ曲がります。

これが、小さい力で大きい力を出す、ということです。太極拳の四両発千斤、です。もちろん、足の裏側筋肉の伸長性収縮が基盤となります。

これは、外から見てもわかりません。だから不思議に見えます。でも不思議ではありません。知っているのは自分だけです。

だから、気だ、意だ、骨だ、腱だ、とウソの情報を流してもバレません。人を、世の中を、騙してもわかりません。

すると勁力を独占できます。つまり、気だ、意だ、骨だ、腱だ、という先生は、意図していなくても、善意の詐欺師です。意図していれば、悪意の詐欺師です。みなさんは騙されないようにしましょう。

推手も、人を騙す手段です。詐欺師の一般的な方法です。推手を300年練習しても、勁力は獲得できません。人間は300年も生きられません。夢を見ながら死んでしまいます。それも幸せかもしれませんが。

だから推手は無駄なのです。無駄な推手で、人生を無駄遣いしないようにしましょう。老婆心より

先生はどうして推手を教えるのでしょうか? それはネタ切れを防ぐためです。ネタ切れすると、騙されていることに、気が付いてしまいます。まあ、気が付かないお人好しもいるでしょうが。

実際に撃つ時は、さらに折れ曲がる足首は用いません。それは効率が悪い。練習の方便です。

例えば、心意六合拳の鶏行歩では、前足の足首が折れ曲がります。その前足は後ろ足になります。そして撃ちます。

心意六合拳の技の練習はニ歩で構成されています。最初の一歩で前足一本足になります。その前足一本足に全体重が掛かります。

そして、前足の足首が折れ曲がります。前足は後ろ足になります。そして撃ちます。

膝も折れ曲がりますが、膝から折れ曲がってはいけません。膝に体重が掛かり、膝を痛めてしまいます。傷害が残る場合があります。

同様に、腰を使ってはいけません。腰を痛めます。またカラダが回転してしまいます。カラダが回転すると、勁力が消えてしまいます。

宋氏形意拳の龍形基本功は、カラダを回転させてはいけません。表面だけしか見えない人には理解できません。熊形基本功もカラダを回転させてはいけません。

全ての基本功は、中心へ向かいます。すると中心が出現します。そのままの状態では、中心は出てきません。

by tiger-hawk | 2019-01-31 08:44 | 反人間本能の勁力

四つの力を抜きます

心意六合拳の鶏歩は、宋氏形意拳の六合歩は、足首が折れ曲がる必要があります。

ではどうすれば、足首が折れ曲がるのでしょうか?

それは、足首の力を抜くことです。

鶏歩は、六合歩は、鼠蹊部が切り込まれる必要があります。

ではどうすれば、鼠蹊部が切り込まれるのでしょうか?

それは、鼠蹊部の力を抜くことです。

足首の力を抜くと、体重が足首に降りてきます。その体重圧で足首が折れ曲がります。だから、力は要りません。

鼠蹊部の力を抜くと、足首がゆるみます。そして、体重が足に降りてきます。ですから、鼠蹊部から始めます。

心意六合拳の鶏歩は、宋氏形意拳の六合歩は、肩の力を抜く必要があります。

これは残念ながら、体重を利用できません。肩の力は胸の張りと関係しています。

だから大胸筋を鍛えてはいけません。だから腕立て伏せはしてはいけません。

大胸筋を鍛えない鉄牛耕地を練習します。鉄牛耕地で、前腕筋肉、前鋸筋、腹筋を鍛えます。

胸を張ってはいけません。鎖骨の下が凹むようにします。

肩の力を抜いて、肩が落ちる体操を作りました。肩の力を抜くために、両方の肩をあげて下げる体操をします。

これが間違いの元でした。両方の肩ではなく、片方の肩をあげて下げます。片方をあげて落とします。右肩をやったら、左肩を落とします。両方の肩を同時に落とすから、効果がありません。

最後に、上腕三頭筋の力を抜きます。これは、腕を伸ばさない拳を造ります。その距離を覚えます。

そして、前鋸筋で腕を支えます。実際に撃つのは、前腕筋肉だけです。これが心意六合拳の鷹爪の拳理です。

by tiger-hawk | 2019-01-30 08:04 | 反人間本能の勁力

体重移動させない姿勢

宋氏形意拳の六合歩は、どうしてあのような形なのか?

心意六合拳の鶏歩は、どうしてあのような形なのか?

武式太極拳の弓歩は、どうしてあのような形なのか?

それらは全て、体重移動させないために、あのような形なのです。

体重は、常に、後ろ足の下腿3頭筋にあります。その下腿3頭筋は伸長性収縮しています。

もし、体重移動したいのなら、下腿3頭筋の伸長性収縮を解く必要があります。そうしないと体重移動できません。だから、体重移動を阻止するために、六合歩が、鶏歩が、弓歩が、存在しているとも考えられます。

もちろん、形意拳の三体式には、体重移動が終了している流派もあります。

心意六合拳の鶏歩には、体重移動が終了している流派もあります。

武式太極拳の弓歩には、体重移動が終了している流派もあります。

それらの流派は、体重移動によって撃つ流派なのです。ですから、それらは、人間の本能に忠実だといえます。

動物武術は、人間の本能に基づいていません。人間の本能に反しています。指行性動物の本能に基づいています。

人間の本能とは、直立二足歩行のことです。

心意六合拳の鶏行歩が代表する歩行は、指行性二足歩行のことです。それは、恐竜から鳥類ヘ、ニワトリヘと伝えられた本能のことです。

六合歩に、鶏歩に、弓歩に、なかなか馴染めないのは、人間の本能に反しているからです。

六合歩は、鶏歩は、弓歩は、体重移動を阻止するために存在していると考えると、イメージがつかみやすい。

しかし、後ろ足の膝に体重を乗せると、膝が壊れます。もしも膝が痛い時は、何処か姿勢が間違っています。

鼠蹊部の切り込みが不十分? 足首の折れ曲がりが不十分? 尻が出ている? 自分でチェックしてみましょう。

鼠蹊部と足首については、力を抜く必要があります。特に男性は、無意識に鼠蹊部と足首に力が入っています。自分では気が付いていません。

そもそも、直立姿勢は、鼠蹊部と足首に力が入りやすい姿勢なのです。

ニワトリが、ペンギンが、鳥類が、恐竜が、直立していないのは理由があるのです。

by tiger-hawk | 2019-01-29 08:28 | 反人間本能の勁力

体重移動ゼロ勁力

宋氏形意拳を学んだ時、全く撃てなくて困りました。とりあえず体幹の勁力は、龍形基本功、熊形基本功、ワニ形基本功の三つでなんとかなりそうでした。

問題は足の勁力です。自分は歩くとカラダが浮いてしまいます。それは地面を蹴ってしまうからです。

しかし、地面を蹴らないと前進できません。そこで歩くのをあきらめました。六合歩の定歩で、ひたすら五行拳です。

でもそれは問題の先送りです。ごまかしです。

二年後、心意六合拳を師匠の家に転がり込んで学びました。鈍い私は、その一年後、師匠の体重移動しない後ろ足に気付きました。

それは、足首が折れ曲がることによって、指行性になり、下腿三頭筋の伸長性収縮を呼び覚ます方法でした。そんな風に整理できたのは、後の話しですけど。

下腿三頭筋の伸長性収縮で足を伸ばすと、弓歩になってしまいます。しかし、下腿三頭筋の伸長性収縮ですが、足を伸ばさないと、鶏歩で前進できます。

それが心意六合拳の鶏行歩となります。下腿三頭筋の伸長性収縮が隠れて、内包されています。だから外から見てもわかりません。

だから気付く人はほとんどいなかったのです。ところがフジマツは、回族の陳先生に下腿三頭筋による弓歩の作り方を見せてもらっています。

それを一回で見破りました。そこがアホのフジマツです。

これを鶏歩に応用します。すると、地面を蹴らないで前進できます。そして、体重移動ゼロの勁力が発生します。

この体重移動ゼロ勁力で、宋氏形意拳の五行拳を撃てばいいのです。すると、宋氏形意拳の称する、静の勁力となります。

こうして、静の勁力を解明しました。同時に、人間本能から一部解放されました。基本的には本能の奴隷ですけど。とほほ でも過去は捨てて、都合良く生きる。アハハ

追伸 雷声を古武道風にやられると気持ち悪い。ちゃんと第四声でやりましょう。でも、ある人によると日本人には第四声が難しいようです。そうかなあ? 高い声から一気に下げるだけです。そもそも日本語にはアクセントがほとんど無いけど。若い頃、上海外国語大学で、最初に声調の練習をしました。オラは第二声がヘタクソでした。おばちゃん先生に習いました。

胃袋を肘でえぐる、というのは翻子拳でもやりました。肘の先でクイと持ち上げるようにします。馬歩ですけど。それは上海体育学院で。なお、ダンスだと両手でやる人もいます。

お知らせ 1月28日月曜、31日木曜、事情により練習を休みます。

追伸2 宋氏形意拳を学んだオラは歩けなくなりました。そんな自分は頭がおかしい。そんな奴いません。でも、その問題意識のお陰で、勁力を解明できました。頭がおかしいことは、役に立つこともあります。たまあに、ですけど。アハ

by tiger-hawk | 2019-01-28 08:25 | 反人間本能の勁力

心意六合拳の基礎十大形

昨日の体育館から

Xさんに、体重移動ゼロの発勁力を教えてみました。心意六合拳の鶏歩をちょいちょいと修正して、前腕だけで推す、あるいは撃つ、というわけです。所要時間約5分で覚醒しました。めでたしめでたし。キンキンに冷えた夜の体育館でしたが、とても嬉しい。

これができると、とても軽く力感無しで、重い打撃が撃てます。格闘技的発想だと修得はたいへん困難です。というか無理です。

Yさんに、心意六合拳十大形套路の龍形套路を教えてみました。なんとか覚えてくれました。あとは数多く練習すれば、滑らかにリズムカルに撃てるようになります。

心意六合拳の基礎十大形を考えてみました。

心意六合拳 基礎十大形

鶏撲食  猴縮身  蛇行歩  燕子双抄水  龍形裹風

単虎抱頭 鷹抓把  馬形鑚拳 鷂子入林   熊吊旁

註 馬形拳には、もっと馬形拳らしい素敵な技が数種類あるのですが、勁力学習の観点から馬形鑚拳にしてみました。

by tiger-hawk | 2019-01-27 08:23 | 心意六合*形意

勁力は後退する鼠径部にあり

宋氏形意拳と心意六合拳の基本勁力は、後退する鼠径部を獲得することによって成立します。これが勁力の根本となります。

このことは、中国でも世界でも明らかになっていません。唯一、日本のアホのフジマツによって暴露されました。

月刊秘伝の剽窃者はへっぴり腰です。その排打功は、上地流や剛柔流の空手先生に一笑に付されてしまうでしょう。腰が引けています。へっぴり腰と後退する鼠径部は、全く別物です。

後退する鼠径部は、ニワトリやペンギンを見れば一目でわかります。指行性二足歩行の鳥類の特徴です。ところが羽があるので見えません。骨格写真ならばわかります。

そこで、身近にいるネコ、イヌの後ろ足鼠径部を観察してみましょう。彼らも指行性ですから、参考になります。

翻って人間の鼠径部を観察してみましょう。人間の鼠径部は伸びきっています。それが人間の根本です。

木から降りたサルは、鼠径部を伸ばして直立したのです。

もう一つの条件が蹠行性です。踵が地面に着いています。そのために足首が伸びきっています。

この蹠行性の根本条件が、伸ばした鼠径部なのです。というわけで、逆のことをやればいいわけです。

そこで、指行性二足歩行の鳥類に戻ります。ニワトリのことです。

鶏歩、鶏行歩のことです。その時の、後退する鼠径部に勁力があります。そして体重移動すると、勁力は消えてしまいます。

勁力は後退する鼠径部にあり。これが勁力の根本です。これを、宋氏形意拳の基本功で学びます。龍形基本功、熊形基本功、ワニ形基本功、です。心意六合拳の基本技で学びます。

追伸 気とか、骨とか、意とか、内家拳とか、推手とか、妄想や空理空論はどうでもいいから、実のある勁力を獲得してください。虎鷹拳院はそのお手伝いをします。

追伸2 心意六合拳 十大形選、を作成します。これだけは学習しましょう、という指針です。36個くらいに止めます。

by tiger-hawk | 2019-01-26 08:06 | 反人間本能の勁力

ワニの秘密、心意六合拳の秘密

心意六合拳の勁力を完成させるためには、何が必要なのか?

それは、後退する鼠径部のことです。これは、実際に指導されないと理解できません。なかなか難しい、と教えてみたら、言われました。

フジマツは誰から学んだのか? まあ、私くらいのアホになると、教わらなくても、できてしまうものなんですけど。アハ

実は、教わりました。それが、宋氏形意拳のワニ形基本功です。

宋氏形意拳の横拳はたいへん難しいのですけど、ワニ形基本功とほとんど同じと気付きました。それから、ワニ形基本功にしっかり取り組みました。

中心から撃つと称して、表面だけ中心を表現する突きや崩拳がありますが、たいへん弱い拳ができあがります。

それは丹田を実在するものとして捉えているからです。丹田は実在していません。想像上の産物です。当たり前ですけど。

あるのは運動なのです。勁力も実在していません。あるのは運動なのです。ついでに気も実在していません。あるのは気持ちの動き、運動なのです。

腹の中のメビウスの輪も実在していません。あるのは運動です。それは最初の半回転だけが肝心です。その半回転があれば、中心が出現します。すると撃てます。崩拳も五行拳も撃てます。

これらは、練習しているうちに気付きました。先生に教わったものではありません。待っていても、ぼた餅は落ちて来ません。

宋氏形意拳の先生も、心意六合拳の先生も、勝手に押し掛けて習いました。待っていても何も来ません。

ワニ形基本功も形だけ習いました。全く意味はわかりません。後から考えました。意味はわかりませんが、重要なことなのだと思いました。

月刊秘伝の宋氏形意拳や心意六合拳は、へっぴり腰です。それは、後退する鼠径部を理解していません。腹を使っていないからです。丹田を標榜していながら腹を使っていないとは、皮肉な結果ですけど。

丹田を実在するものと想定しているからです。丹田は幻想です。でも運動として表現することはできます。それがワニ形基本功なのです。

心意六合拳の技は幸いなことに、二歩で練習します。実際に撃つ時は、何歩でもかまいません。その場でもかまいません。自由です。

でも練習は二歩です。これは都合がいい。

最初の一歩で、後退する鼠径部を獲得します。それを維持したまま次の一歩で撃ちます。すると成功します。

この文章を読んでも、ちんぷんかんぷんです。本当のことを知りたい人は、体育館に遊びにおいでください。

お知らせ…1月28日月曜日、31日木曜日、は事情により練習を休みます。

by tiger-hawk | 2019-01-25 08:33 | 心意六合*形意

ワニの秘密、世界初公開

昨日の体育館から

心意六合拳と宋氏形意拳の体幹勁力の本質とは何か?

それは、宋氏形意拳の龍形基本功、熊形基本功、ワニ形基本功、の三つの基本功に代表されます。

そして、それらは実は同じ動きなのです。内実は同じなのです。その動きの中心にワニがいます。

これら三つの基本功は、外骨格運動ではなく内骨格運動だと知るべきです。

例えば、月刊秘伝12月号に、龍形基本功と熊形基本功が紹介されています。しかし、それらは外骨格運動になってしまいました。カラダの外側の動きになってしまいました。

註 昆虫の殻は外骨格です。それは大きなカラダを支えられません。だから昆虫は小さいままです。内骨格が大きなカラダを支えられます。

キックボクサーに理解してもらうのは困難です。さらにいえば、教えた人が内骨格運動を理解していないのです。だから、カラダ表面の動きになってしまいました。それは肩を見ればわかります。肩が歪んでしまっています。肩主導の動きになってしまいました。

内骨格運動の中心は、腹の中のメビウスの輪です。肩で動いてはいけません。その基本は、左右の腹の半回転です。右の腹の半回転、左の腹の半回転、それをつなぐとメビウスの輪になります。

この腹の中を丹田と称してはいけません。丹田と称してしまうと、あたかも実体があるかのように思われてしまいます。丹田に実体はありません。それは運動なのです。それはメビウスの輪を造ります。

この動きを成功させるためには、腹圧が必要です。すなわち、腹直筋の伸長性収縮と腹横筋の伸長性収縮です。

腹直筋で内臓を持ち上げるようにします。タテの動きです。腹横筋を左右横に引っ張ります。ヨコの動きです。

この腹圧、実は抵抗となります。つまり、左右の腹の半回転を阻害するブレーキとなります。滑らかな動きを阻害します。

成功のカギではなかったのか? 失敗のカギが成功のカギなのか? 阻害する動きが成功のカギです。抵抗することが成功のカギです。

抵抗がないと動きが流れてしまいます。あたかも、24式太極拳の弓歩のように足が流れてしまいます。流れるところに勁力は生まれません。抵抗がエネルギーを生みます。

宋氏形意拳の六合歩、心意六合拳の鶏歩、など、前足の親指がストッパーとなります。ストッパーがないと流れてしまいます。これも抵抗の一種です。小さな抵抗です。

下腿三頭筋の伸長性収縮も、歩く時の抵抗となります。抵抗がないと足が流れてしまいます。

腹の動きには抵抗が必要なのです。動物武術の腹の中にワニがいました。

ワニから想像されたのが龍です。ワニは龍の元です。

お知らせ…1月28日、月曜日、31日、木曜日、事情により練習を休みます。

追伸 ついにマックが永眠されました。南無阿弥陀仏 これからはちゃんと生きなさい、という神様のメッセージです。アハ

by tiger-hawk | 2019-01-24 08:28 | 反人間本能の勁力

親指の覚醒

勁力の限定を突破するためには、何が必要なのか? 勁力をある程度出すことは、比較的簡単です。でも、それ以上の勁力は出ません。

それは、さらに力を抜くことです。それが限界を突破するカギです。もちろん、ガチガチな人は勁力が全く出ません。それは撃つ前に短縮性収縮しているからです。

ここでは、ある程度勁力が出る人について考えてみます。勁力が全く出ない人も、治療方法は同じです。

そこで、私の経験から述べてみます。

私は、宋氏形意拳を練習してみて、本場の失敗した先輩を観察しました。そこで力を抜くことを決めました。

先輩の五行拳はフワフワと浮いていました。それは地面を蹴ってしまうからです。

例えば、全国50万人の太極拳者もフワフいワと浮いています。いかにも力の無いお婆さんもフワフワと浮いています。太極拳お婆さんも地面を蹴っているのです。

力のある無しに関わらず、地面を蹴っています。それは地面を蹴ることが、人間の本能だからです。だから、そうした人に対して、地面を蹴っています、と指摘しても納得しません。そのような人は、そっとしておきます。えっ無責任? 仕方ありません。

とりあえず自覚した人だけ、対象です。矛盾している、といわれたら、その通りですけど。

地面を蹴っている場合、とりあえず歩くのをあきらめます。なんか極端な結論ですが。フジマツ、極端な考え方なので。

宋氏形意拳の六合歩で静かに立ちます。あるいは心意六合拳の鶏歩で静かに立ちます。

肘の力を抜きます。胸の力を抜きます。肩の力を抜きます。腰の力を抜きます。鼠径部の力を抜きます。鼠径部の力を抜くのは、なかなか難しいようです。鼠径部を伸ばしたサルが人間になったからです。

上半身の力を抜くと、足に体重が降りてきます。ここで大腿四頭筋、特に大腿直筋で体重を受け止めるのが一般的です。それを避けます。なるべく避けます。

そして、下腿三頭筋で体重を受け止めます。これができるようになったら、下腿三頭筋の力を、なるべく抜きます。すると、足首が折れ曲がります。すると体重が親指に到達します。親指の覚醒です。

by tiger-hawk | 2019-01-23 08:28 | 反人間本能の勁力

反人間本能の勁力

どうして世間のみなさんは、姿勢勁力を発見できないのだろうか? 人類最低の頭脳の持ち主、アホのフジマツが発見できたのに? 

それはたった一つの思い込みから始まりました。若い頃、考えました。勁力は人間の歩き方の中に隠れているのではないか?

それは大間違いでした。人間の歩き方の中に勁力はありませんでした。

例えば、太極拳のフワフワした歩き方の中に、勁力は想像できません。しかし、動物の歩き方の中にヒントがありました。

ニワトリの指行性一本足です。一本足になる時間があるということは、人間の前倒し歩行とは全く異質だということです。しかも、鳥類はネコ、イヌと同じ指行性です。鳥類の元の恐竜も指行性です。
鳥類の主な移動手段は飛ぶことです。そこで、指行性二足歩行のニワトリや恐竜を想像してみてください。

人間は地面を蹴り、体重移動して、その勢いでカラダを前に倒します。同時に足を出して歩きます。そして、人間はサルと同じ蹠行性です。だからこそ直立できたのです。

心意六合拳の鶏歩は、人間の蹠行性ではなく鳥類と恐竜の指行性です。宋氏形意拳の六合歩は、隠れ指行性です。

鶏歩で歩くのが鶏行歩です。その姿勢は、人間の直立姿勢を放棄しています。 

人間の蹠行性から離れ、人間の直立姿勢を放棄し、体重移動を否定し、人間の本能から離れてしまいました。人間の本能とは直立二足歩行のことです。

だからこそ、みなさんは姿勢の勁力を理解できませんでした。発見できませんでした。私よりも優秀な人は無数にいるのに。

また姿勢の力を標榜する先生はたくさんいます。姿勢の勁力の言葉は誤解を招いてしまいます。

もっと直接的に表現しようと考えました。

というわけで、今日から、反人間本能の勁力、と称することにします。心意六合拳と宋氏形意拳は動物武術なのだから、当然の結果ともいえます。動物武術は動物本能の指行性二足歩行に基づいています。

by tiger-hawk | 2019-01-22 08:01 | 反人間本能の勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・反人間本能の勁力・藤松英一


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