動物武術の虎鷹拳院日誌

tigerhawk.exblog.jp ブログトップ

お知らせ6・17について

お知らせ

*6月17日(日) は体育館を11時40分には開いてもらうようにします。フジマツは11時30分到着予定です。

*講習会は会員も有料となりました。よろしくお願いします。

*体育館に冷房はありません。ご注意ください。暑いので、各自水分を用意してください。開進第一中学校の前にコンビニもあります。駅前のスーパーのほうが安いですけど。50円位違います。水道水なら無料です。

*蚊が出るかもしれません。ゴキブリはたぶんいます。体育館の前にカエルが出ます。可愛いカエルを踏まないようにしてください。カエルにオシッコをかけないでください。聖水プレイは禁止です。オナラは外へ出てやってください。

*見学は受け付けません。覗きも禁止です。

ではよろしくお願いします。

[PR]
# by tiger-hawk | 2018-06-04 11:09

がんばりません勝つまでは

*ゆるゆるの後ろ足の造り方

*心意六合拳・鶏歩の場合・・・なんとなく鶏歩の形で高い姿勢で立ちます。そのまま力を抜いて、ストンと身体を落とします。すると、地面を蹴ることがありません。下腿三頭筋は短縮性収縮しません。下腿三頭筋は伸張性収縮します。

*宋氏形意拳・六合歩の場合・・・なんとなく六合歩の形で高い姿勢で立ちます。そのまま力を抜いて、 ストンと身体を落とします。すると、地面を蹴ることがありません。下腿三頭筋は短縮性収縮しません。下腿三頭筋は伸張性収縮します。

*スウィング功の場合も同様です。がんばって立ってはいけません。

*のはずなんですが・・・それでも地面を蹴ってがんばって立つ人もいます。地面を蹴ることが、がんばって立つことが武術だ、と思い込んでいます。それは無意識のレベルで固く信じています。無意識だから、治療は困難です。中国の先生にも普通に見られます。先生がそれだから、弟子もみんながんばって立ちます。

*そのほうが迫力がありますから、歓迎されます。見た目も武術っぽい。本人も満足です。フジマツのようにやると、やる気があるんかい ! アホとちゃうか ! となります。

*あとはガンガンやるだけです。なんの問題もありません。がんばってください。アハハ ん? まっいいか !

*それでは満足しない人だけ、姿勢勁力を獲得しましょう。

*心意六合拳の場合は、勇壮に表現することが求められます。そうしないと先生に嫌われます。そこで、表面だけ勇壮にします。表面だけで中身はそれほどではありません。それがフジマツスタイルです。ええのかあ? ええんです。

*とりあえず、顔は厳しくします。ヘラヘラ笑ってはいけません。フジマツ、いつもヘラヘラしています。どうもすいません。あっきれいなオネーサン、帰らないでくださーい !

*じゃなくて、腹圧を上げてください、というと、ガチガチに固めてしまう人もいます。それだと動けません。膀胱まで固まります。そのくせ、鉄牛耕地をやってもらうと腹は落ちてしまいます。

*ついでに背中と腰を固めてしまいます。それは、腰痛になります。若い人は若さで押し切ります。でも、中年になると必ず腰痛になります。腰を使うのは止めましょう。腰を使わなければ腰痛にはなりませんから。

*体幹は尻を含めて一つにします。動く時は、体幹が一つになって動きます。腰は消します。宋氏形意拳の龍形基本功は、それを教えてくれます。

関係ない追伸・・・「大陸と海洋の起原」ヴェーゲナー著、岩浪文庫、を読んでいます。最初に大陸移動説を体系化した人です。でも発表しても認められませんでした。没後、評価されました。今日から見るといろいろと間違いもあったけれど、凄い業績を残しました。

先日、久しぶりに東京国立博物館東洋館へ行って来た。そして、本館の土産物屋で風神のマウスパットを買った。オラの風神雷神のマウスパットがボロボになっていたため。ところが、今は風神と雷神が分かれていた。それで風神だけ買った。風神様、どうか怨霊悪霊を吹き飛ばしてくだされ。アハハ
THE REAL ROYAL ALBERT HALL 1966 CONCERT BOB DYLAN を聴きながら・・・この頃のギターも冴え渡っているなあ。今はギターを弾かないボブ・ディランだけど。そうだ、今夜は石井明夫さんを聴こう。

[PR]
# by tiger-hawk | 2018-06-03 08:34 | 姿勢勁力

始まりはゆるゆるの後ろ足

*姿勢勁力の進化の歴史を明らかにすることは不可能です。少なくとも、私の能力を越えています。しかし、 心意六合拳と形意拳の形態から学習の助けとして推測することはできます。

*ここでも、回族の陳先生の方法から始めます。それは、後ろ足の踵を上げて降ろす動作です。この後ろ足の踵を上げる最初の動作に、落とし穴があります。

*後ろ足の踵を上げる時、力を入れて地面を蹴ると、下腿三頭筋の短縮性収縮が起こります。これで姿勢勁力はアウトとなります。短縮性収縮が起これば、伸張性収縮は不可能だからです。

*地面を蹴る運動は、進む運動です。歩く運動です。すなわち、ヒトの直立二足歩行のことです。姿勢勁力は進めない運動、歩けない運動のことです。それは進めない運動なので、ヒトとしては不自然運動となります。あるいは反自然運動です。

*だから、鶏歩、鶏行歩と称します。もはや人間ではありません。変態してニワトリの足になりました。宋氏形意拳の六合歩(三体式)は、鶏歩の変形です。あるいは弓歩の変形です。心意六合拳の鶏歩も、弓歩の変形です。元は弓歩ということです。

*しかし、この弓歩、普通の弓歩ではありません。それは、裏弓歩です。

*普通の弓歩=表弓歩は、地面を蹴る運動です。ヒトの直立二足歩行を拡大しただけです。でもそれだと、前へ突っ込むだけとなってしまいます。そこで、後ろ足の小指側エッジを用いることにしました。使う筋肉は大腿直筋に外側広筋が加わります。

*しかし、小指側エッジは足首が脱臼する方向です。危険な方向です。(親指側エッジは安全です。) さらに後ろ足の膝に体重が掛かります。今日、日本武術太極拳連盟の太極拳が日本国民の膝を痛撃しているのは、構造的欠陥があるのではないかと愚考しています。それは前足膝の角度だけではないということです。

*この表弓歩からどのようにして裏弓歩が進化したのか? わかりません。しかし、この進化には、蹠行性(せきこうせい) から指行性への変化が必要です。ここでも、恐竜=鳥類=ニワトリの指行性が関係してきます。

*後ろ足の指行性だけでなく、前足の指行性も必要となります。前足指のストッパーです。実は前足の下腿三頭筋も伸張性収縮となります。これは後ろ足の勁力だけでなく、次の動作も可能とします。次には、前足が後ろ足になるからです。

*これが、心意六合拳の鶏行歩へと発展します。

*さて、元へ戻ります。陳先生の後ろ足です。踵を上げる時、地面を蹴ってはいけません。ではどのようにすればいいのか? それは力を抜くことです。大腿直筋も下腿三頭筋もほとんど力が入っていません。ゆるゆるです。

*ゆるゆるな足が、下腿三頭筋などの伸張性収縮を可能とします。力の入った足は、既に下腿三頭筋の短縮性収縮が始まっています。

*この陳先生の後ろ足を習得できたなら、膝の伸びない伸張性収縮を実行するだけです。すると、心意六合拳の鶏歩が、宋氏形意拳の六合歩ができるようになります。

*心意六合拳の鶏歩を拡大すると、幻の大きい鶏歩となります。まぼろしというのは、前足が着地していないからです。前足が着地した時には、後ろ足が浮いています。前足一本足状態になります。これがニワトリの一本足状態です。すなわち、心意六合拳の鶏行歩です。

*始まりは、ゆるゆるの後ろ足です。これが裏弓歩の始まりです。そして姿勢勁力の始まりです。

[PR]
# by tiger-hawk | 2018-06-02 08:20 | 心意六合*形意

硬い鼠蹊部、やわらかい鼠蹊部

*姿勢勁力の傑作=スウィング功はやればやるほど勁力が増大します。しかし、すぐに効果が出る人だけでなく、すぐには効果が出ない人がいることがはっきりしてきました。


*これは予想外でした。問題はスウィング功の肝心要の鼠蹊部です。鼠蹊部がとても硬い人の問題です。


*鼠蹊部が硬いと、そもそも鼠蹊部を深く切り込むことができません。自分は鼠蹊部がとてもやわらかいので、気がつきませんでした。やわらかいことにも無自覚でした。体育館である人が、私の鼠蹊部を触ってきました。男性に鼠蹊部を触られるのは躊躇しましたが、我慢しました(涙) 。「あっやわらかい」と驚いていました。もうお嫁に行けません(涙) 。


*鼠蹊部がやわらかいのは、元々、鼠蹊部が硬くなる姿勢を嫌って避けていたことが原因と考えられます。


*鼠蹊部が硬くなる姿勢とは、胸を張る姿勢、背筋を背中で伸ばす姿勢(本当は腹直筋で背筋を伸ばします。) 、がに股、などが考えられます。


*鼠蹊部が硬い人には、二つのケースがあります。


*一つは、鼠蹊部が自然と硬くなっている人です。これは座り圧腿で、鼠蹊部がやわらかくなります。そんな人がいました。本人は、柔軟体操で鼠蹊部がやわらかくなった、と言葉にしていました。だからこれは短期間で解決できる小さな問題となります。


*現在は、みんなに座り圧腿をおすすめしています。準備体操です。


*座り圧腿に禅密功を組み合わせると、さらに効果的です。ヨーガをやっている気分です。たぶん、ヨーガをやっている人は、鼠蹊部がやわらかくなっていると考えられます。(私はヨーガを経験したことがないので、無知ですが。)


*禅密功は、中国安徽省で元奥さんに習いました。タテ動作とヨコ動作です。10分位でだいたいのところはできました。ということは、元々、鼠蹊部がやわらかかったようです。


*これは若い頃、少林拳を習い、その後圧腿だけは続けていたのが原因ではないか、と考えられます。運動神経がチョー鈍い私でも、続けていればなんとかなるものです。頭が馬鹿なところは治りませんけど(涙) 。簡単に人を信用して騙されます。権威はウンコですが、自分もウンコでした。アハハ


*自然と鼠蹊部が硬くなっている人は、座り圧腿でやわらかくなります。自宅でやってださい。


*問題は無意識に硬くしている人です。無意識としましたが、本人が無自覚なだけで、実は意識的に硬くしています。まず、鼠蹊部を自ら硬くしていることを自覚してもらいます。この自覚があれば、治せます。


*胸を張る姿勢を治します。背筋は腹直筋で伸ばします。伸ばすというよりも、腹直筋で体幹を立てます。がに股の人は直します。


*そして、座り圧腿を毎日実行します。最初は、足がさらに硬くなります。毛細血管も切れます。反動が来ます。そこでめげずに続けます。あんまり足が痛い時は、一日だけ休みます。


*スウィング功も同様に、毎日続けます。あんまり足が痛い時は、一日だけ休みます。


*スウィング功ができた時、心意六合拳の鶏歩、宋氏形意拳の六合歩はとても楽にできるようになります。


[PR]
# by tiger-hawk | 2018-06-01 08:14 | 姿勢勁力

突きと崩拳

*いわゆる突きの構造から、姿勢勁力の心意六合拳と宋氏形意拳の拳を見てみましょう。

*突きにおいては、こぶしを握ります。指先は握り込まれます。これは、前腕筋肉の短縮性収縮となります。

*突きの腕の運動は、上腕三頭筋の伸張性収縮です。腕を伸ばす動作は、通常、上腕三頭筋によります。

*突きは、前腕筋肉の短縮性収縮と上腕三頭筋の伸張性収縮によって成り立っています。

*ところが、心意六合拳の鷹爪は、指先と前腕筋肉の伸張性収縮によって成り立っています。これで、掌も拳も造ります。

*掌も拳も同じ構造なのです。となると、拳は握り込まれていません。拳も指先と前腕筋肉の伸張性収縮によって成り立っています。

*結果、こぶしの中に空気が残ります。やわらかい握りというよりも、指先も伸張性収縮しています。見たところ、やわらかい拳なのですが、こぶしの中は指先が伸びています。これが鷹爪の拳です。

*結果、手の甲の皮膚が張ります。手首はフラットになります。いわゆるこぶしは、手の甲の皮膚が張りません。手首はフラットになりません。

*さらにややこしいのですが、上腕三頭筋の伸張性収縮を用いません。腕を伸ばすのは上腕三頭筋ですが、これを用いません。

*だから、腕は伸びません。心意六合拳の馬形拳も、宋氏形意拳の崩拳など五行拳も、腕は伸びないのです。

*でも一見、腕は伸びているように見えます。

*それは、前腕筋肉の伸張性収縮によって腕が伸びているのです。上腕三頭筋はフニャフニャのままです。これが、宋氏形意拳のフニャフニャ崩拳となります。

*さらにややこしいのですが、心意六合拳の馬形拳においては、上腕二頭筋の短縮性収縮を用いています。上腕二頭筋は腕を縮める筋肉です。いわゆる力こぶを造る筋肉です。心意六合拳の馬形拳は、腕を縮めているのです。同時に、前腕筋肉の伸張性収縮を用いています。

*宋氏形意拳の崩拳など五行拳の場合、上腕二頭筋はそれほど露骨に用いません。腕を固定するために、隠し味的に用いています。意識する必要はありません。

*姿勢勁力の上腕三頭筋は、拳には直接用いません。しかし、相手と接触した瞬間、相手の体重の圧力が生じます。撃った瞬間、相手の体重の衝撃を受けます。この衝撃を受けて、自分の腕を支えるために、上腕三頭筋を用いています。これは自然な反応なので、意識して練習する必要はありません。

*いわゆる突きでは、腕は肩から発します。そして腰を用います。

*姿勢勁力の腕は肩からではなく、前鋸筋から生えます。姿勢勁力の拳は、肩ではなく前鋸筋で支えます。前鋸筋の伸張性収縮です。さらに、尻を含めた体幹を用います。腰は用いません。腰は消えます。腰の回転もありません。

*そして、根本的な力は、足の親指と人差し指から発します。隠れ指行性となります。それはまた、別のお話です。

*どうでしょうか? これがクソリアリズムの勁力のお話です。

[PR]
# by tiger-hawk | 2018-05-31 08:40 | 姿勢勁力

勁力創造の過程

*姿勢勁力を創造するのは、とても楽しいことです。なにしろ、身体能力や体格だけに縛られない可能性が広がります。

*でも、心意六合拳の鶏歩、宋氏形意拳の六合歩はハードルが高い。なかなか理解が難しい。

*そこで、過程を設けることにしました。

*第一・・・後ろ足裏側筋肉の伸張性収縮を習得する。これは、進めない運動、歩けない運動、です。つまり、こんなものは通常、存在しません。生活にもスポーツにも存在しません。

*武式太極拳の方法もありますが、ここでは回族の陳先生の方法を採用します。それは、後ろ足の踵を上げて降ろす方法です。

*膝の運動でもなく、地面を蹴ることもなく、下腿三頭筋などの裏側筋肉を伸張性収縮させます。このハードルはそんなに高くありません。

*次に、これを内部運動にするのですが、これはハードルが高い。つまり、心意六合拳・鶏歩、宋氏形意拳・六合歩はハードルが高い。

*そこで、心意六合拳の弓歩、あるいは武式太極拳の弓歩、(どちらも同じですが) を用います。

*弓歩を造る過程で、後ろ足裏側筋肉の伸張性収縮を用いるようにします。

*それと平行して、スウィング功をやってもらいます。肝心なことは、鼠蹊部の切り込みです。(足首の折れ曲がりは、鼠蹊部の切り込みに連動します。)

*鼠蹊部の切り込みは、心意六合拳・鶏歩では解りにくい。宋氏形意拳・六合歩では解りにくい。スウィング功はたいへん解りやすい。わかりやすさは、体験者から高い評価をもらいました。

*スウィング功を学習してから、心意六合拳・鶏歩、宋氏形意拳・六合歩の学習に入ります。

*中国で感じたこと・・・心意六合拳の失敗例は少なくありません。失敗した人も先生になります。失敗が再生産・増殖します。宋氏形意拳も同様です。

*スウィング功があれば、成功への道が拓かれます。

*姿勢勁力の創造の過程を経て、成功しましょう。

追伸・・・この内容は、6・17心意形意出勁講習会で実技で解説します。

[PR]
# by tiger-hawk | 2018-05-30 08:18 | 姿勢勁力

裏弓歩と表弓歩

*宋氏形意拳をやりたいという人がいて、たまに来るので教えています。でも、彼にどうやって姿勢勁力を伝えたらいいのか? ちょっと考えてしまいます。

*宋氏形意拳の六合歩の勁力は、進めない力、歩けない力です。当然、目に見えません。心意六合拳の鶏歩と同様です。

*しかし、心意六合拳には弓歩があります。弓歩の勁力は辛うじて見えます。だから、陳先生も踵を上げて降ろして小さい弓歩の勁力を見せてくれました。

*それを弓歩の内部運動とすることもできます。それは、後ろ足裏側筋肉の伸張性収縮です。主に下腿三頭筋、大腿二頭筋、内転筋、などです。裏側筋肉なので、これを裏弓歩と称することにします。

*一般的武術の弓歩は、大腿直筋、外側広筋などで造ります。これを表弓歩と称することにします。表側の筋肉を主体とするからです。

*心意六合拳には様々なスタイルがあるので、表弓歩を使うスタイルもあります。そのほうが主流です。姿勢勁力の場合、裏弓歩です。(こんな表現は中国にはありません。フジマツ独自の表現です。ご了承ください。)

*自然に任せていると表弓歩になります。表弓歩は自然勁力です。ヒトの直立二足歩行は、通常、表筋肉主体です。裏弓歩は不自然勁力です。

*この裏弓歩が、進めない力、歩けない力、の元となっています。実際にやってみると、裏弓歩では前進できません。歩けません。

*宋氏形意拳の六合歩では、見えない内部運動となります。これだと手がかりが少ない。宋氏形意拳希望者にも、心意六合拳の裏弓歩を教えたほうがいいかな? と考えています。

*山西省太谷県には、身体が浮いている先輩がいました。宋光華先生は全く注意しません。ニコニコと見ています。中国の先生はあんな風なんだなあ、と私もボーと見ていました。ああなったら人生終わりだなあ、とは感じましたけど。なにしろ、自分の身体もフワフと浮いていましたから。

*身体が浮いているということは、当然勁力がありません。簡単な解決法としては、沈墜勁や震脚です。でも、姿勢勁力は動作発勁しません。特別な発勁動作がありません。

*何かすると姿勢勁力は失敗します。何かすれば姿勢が崩れるからです。姿勢が崩れると、姿勢勁力は発生しません。

*試しに押してもらうと、何かしてしまう人がいます。普通の人は何かします。それが普通の反応です。それが姿勢勁力にとっては致命傷になります。これはなかなか解ってもらえません。何かするのは本能的反応のようです。

*宋氏形意拳希望者にも、裏弓歩を教えようかと考えています。そのほうが姿勢勁力を理解しやすいでしょう。

[PR]
# by tiger-hawk | 2018-05-28 08:27 | 心意六合*形意

進めない力で撃つ

*姿勢勁力の根本とは何か? それは、進めない力、です。歩けない力、です。

*回族の陳先生は、後ろ足の踵を上げて降ろしました。そして一言、「この勁で撃つ」と言いました。

*その時撃ったのが、ウソ単把だったのはご愛嬌ですけど。アハハ ウソ単把は、漫画「拳児」に出て来る心意六合拳の単把のことです。回族の先生が騙すスタンダードなニセ技のようです。原作者の故松田先生も私と同じようにからかわれたのです。私は別の回族の先生に、ニセ套路でからかわれたこともありました。

*しかし、陳先生の足の使い方には真実がありました。私はその夜、師匠の張克強先生に質問しました。しかし、一笑に付されてしまいました。

*ところが私には解ってしまいました。師匠も同じことをしている、と解ってしまいました。それは、陳先生の足の動きを内部運動としている、ということです。

*心意六合拳の鶏歩には、内部運動があります。内部運動だから、当然、外からは見えません。宋氏形意拳の六合歩(三体式) にも同じ内部運動があります。それはもちろん、目に見えません。

*その内部運動とは、進めない力、歩けない力、のことです。

*後ろ足の踵を降ろしたところで、進めません。歩けません。つまり、通常の運動ではありません。

*膝を伸ばすわけでもありません。膝を伸ばせば頭は上下します。地面を蹴るわけでもありません。それはランニングまたはウォーキングです。

*体重を乗せる拳、は進む力で撃ちます。歩く力で撃ちます。体重移動があるので、進む力、歩く力、のことです。

*鶏歩・六合歩の内部運動は、体重移動が無いので、進めない力・歩けない力なのです。

*それは、後ろ足裏側筋肉の伸張性収縮のことです。これでは進むことはできません。歩くことはできません。

*どうして鶏歩・鶏行歩と称するのか? ニワトリはゆっくりと歩く時、一本足で立ち止まります。それから足を降ろします。そしてまた一本足になります。この動きに着目したので、鶏歩・鶏行歩と称することになったのです。それが心意六合拳の始まりです。

*心意六合拳はこの見えない動きで撃ちます。宋氏形意拳はこの見えない動きで撃ちます。それは前進できない力です。

*宋氏形意拳の套路を観察していて、ある日気付きました。あれ? 前進していない? 歩いていない? ということに気付きました。宋氏形意拳の套路は、六合歩が連続しているだけです。全然歩いていません。なんてこった !

*心意六合拳の鶏行歩は、左右の鶏歩が交替しているだけです。前へ進んでいません。歩いていません。

*ではどうやって移動しているのか? それは足首が折れ曲がって指行性になることによって移動しているのです。その時、鶏歩の内部運動が起こっています。しかし、その内部運動は裏側筋肉の伸張性収縮です。それだけでは進めません。歩けません。

*でも、左右の鶏歩が交替するので、移動できるわけです。それを悟られないように、心意六合拳は勇猛果敢に表現するともいえます。

*しかし、宋氏形意拳は静かなものです。私は宋氏形意拳を先に学習したので、静かな力の存在に気がついていました。学習当時は表現できませんでしたけど。

*鶏行歩は連続する鶏歩です。鶏歩は進めない力なので、距離を稼ぐために大きい鶏歩になります。そのために足首が折れ曲がり、指行性になります。

*左右の足が交替する時、前足一本足状態になります。後ろ足は浮いています。そのために、見えない勁力運動は前足一本足状態から始まります。その前足はすぐに後ろ足になります。前足はまだ着地していません。前足は浮いています。勁力運動は続いています。

*後に学習した僑松茂先生の武式太極拳も、進めない太極拳、歩けない太極拳でした。その弓歩は、後ろ足裏側筋肉の伸張性収縮によって成立しています。

*この内容は、6・17心意形意出勁講習会で実技で解説します。

関係ない追伸・・・「京都ぎらい」井上章一 著、の続編が出ました。「京都ぎらい官能篇」です。面白そうです。

追伸・・・心意六合拳・鶏行歩の理解がなぜ難しいのか? 鶏行歩には、進めない運動、歩けない運動が含まれているからです。

[PR]
# by tiger-hawk | 2018-05-27 08:40 | 姿勢勁力

前進できない足、にぎらない拳

*私は普通の人ができないことができます。それが姿勢勁力です。それは自然な力ではありません。不自然な力です。例えば、蹠行性のヒトが指行性になるのですから、不自然です。二足歩行で蹠行性から指行性になります。ますます不自然です。

*恐竜と鳥類は、二足歩行で指行性です。でも、そのための骨格が備わっています。しかし、ヒトには指行性用の骨格はありません。ヒトの骨格は蹠行性用にできています。(バレリーナは羊さんと同じ蹄行性だから、もっとたいへんです。) 

*姿勢勁力の足は、後ろ足裏側筋肉の伸張性収縮が基礎となっています。でも、それでは前進できません。姿勢勁力の心意六合拳と宋氏形意拳は、前進できない武術なのです。これは困りました。武術として成立しません。

*普通の心意六合拳と形意拳は前進します。それは地面を蹴って前進します。ヒトの歩行は前進します。ランニングもウォーキングも前進します。地面を蹴って前進します。

*前進できない心意六合拳と宋氏形意拳ですが、それでも移動できないと武術として成り立ちません。

*地面を蹴らないで移動するためには、どうしたら良いのか? そんな方法があるのか? 

*姿勢勁力の心意六合拳と宋氏形意拳は、移動するために、足首が折れ曲がるのです。

*だから、心意六合拳の鶏歩は、宋氏形意拳の六合歩は、後ろ足の足首が折れ曲がっているのです。それは親指側に折れ曲がります。親指側エッジを造るためです。だから、わずかに内股になります。

*足首が折れ曲がるためには、鼠蹊部が深く切り込まれる必要があります。足首と鼠蹊部は連動しているのです。鼠蹊部が伸びれば、足首も伸びてしまいます。

*鶏歩は、六合歩は地面を蹴らないので前進できません。前進しない換わりに、足の裏側筋肉が伸張性収縮します。それは、下腿三頭筋から始まります。特にヒラメ筋から始まります。

*この瞬間、姿勢の根本的な力が生まれます。前進しない力が生まれます。この前進できない力で撃ちます。

*拳も同様に、前腕筋肉の伸張性収縮によって造ります。それが心意六合拳の鷹爪です。

*鷹爪の語感だと、つかむ動作を連想します。ところが、鷹爪はつかむ動作ではありません。つかむ動作は短縮性収縮です。

*拳をにぎる、という表現があります。にぎるのだから、つかむと同じ短縮性収縮です。拳をにぎると、短縮性収縮となってしまいます。それが常識的な拳です。

*鷹爪の拳は、にぎらない拳なのです。それは、掌と同じ性質です。すなわち、前腕の筋肉と指が伸びる伸張性収縮によってできる拳なのです。心意六合拳の拳は、宋氏形意拳の拳は、にぎらない拳です。だから、拳の中に空気が残ります。

*鷹爪の拳はにぎらない拳なので、非常識な拳となります。

*前進できない足と、にぎらない拳、これが姿勢勁力の特徴といえます。どちらも不自然で非常識です。

追伸・・・普通の心意六合拳と形意拳は普通に前進します。つまり、地面を蹴ります。姿勢勁力の心意六合拳と形意拳は、前進する前にある作業があります。その作業が、裏側筋肉の伸張性収縮なのです。そのために、勁力が生じます。その作業で足が伸びる場合は、弓歩になります。足が伸びない場合は、鶏歩に、六合歩(三体式) になります。

追伸2・・・ふぇいすぶっくが・・・消えた? まっいいか。ん? 

[PR]
# by tiger-hawk | 2018-05-26 08:11 | 心意六合*形意

恐竜の鼠蹊部から始まる

*「鼠蹊部の切り込み、て概念上の問題だと思っていました。」・・・「それが実際の現象だとわかりました。」・・・「スウィング功のお陰です。」・・・とおじさんWに言われました。

*やっと解ってくれましたか ! そうなんです。実際に存在するんです、鼠蹊部の深い切り込みは。でも、外からは見えません。

*だから、口で説明しても解ってもらえません。私の鶏歩を見せても、チンプンカンプンです。でも、鼠蹊部の深い切り込みが無いと、心意六合拳の鶏歩は成功しません。宋氏形意拳の六合歩は成功しません。だから、鶏歩を教えても、六合歩を教えても、成功する人はほとんどいません。(中国の先生でも失敗する原因となります。) 

*しかし、スウィング功だと、目に見えます。だから、修正も比較的簡単です。足も強くなります。

*読者のみなさんには、完全にチンプンカンプンです。申し訳ありません。動画で見てもチンプンカンプンです。スウィング功で、実際に私が鼠蹊部を押し込んであげないと、解りません。

*実はもう一つ問題を抱えている人もいます。鼠蹊部がやたら硬い人です。そんな人もいます。なんで硬くしているのか? 不思議なんですが、おそらく無意識に硬くしています。これは少し厄介です。本人も無自覚ですから。まあ、余計なことをやってくれるなあ、と尊敬? しますけど。

*そんな人が心意六合拳の鶏行歩をやると、身体が完全に浮き上がってしまいます。宋氏形意拳もできません。

*ここは鼠蹊部の力を抜いて、やわらかくしてあげます。もちろん、私は他人の鼠蹊部をもむのは嫌ですから、自分で努力してください。力を抜くにも努力が必要なんです。今の自分のままで、そのままの自然体で、勁力ができることはあり得ません。

*肉体改造が必要です。肉体改造とは筋トレばかりではありません。肩の力を抜くことも、鼠蹊部の力を抜くことも、肉体改造です。

*鼠蹊部が硬くても、日常生活には問題ありません。そもそもヒトの直立姿勢は、鼠蹊部を伸ばすことによって成立していますから。

*でもゴリラはナックル・ウォークで四足歩行に近い。スピード・スケートはかなり倒れ込んで、二足歩行の恐竜に近い。スピード・スケートを見て恐竜を連想する人はフジマツ位でしょうけど。

*ゴリラも、スピード・スケートも、二足歩行の恐竜も、鼠蹊部が深く切り込まれています。どうですか? フジマツの目の付けどころは、かなりぶっ飛んでいます。変態といわれても反論できません。でも正論です。

*二足歩行の恐竜は、やがて鳥類となります。ニワトリとなります。それが心意六合拳・鶏歩の始まりとなります。凄いですね。心意六合拳の歴史は中生代から始まっていたのです。中生代とは、二億5000万年前から六五00万年前の期間をいいます。凄いスケールのホラです。中国4000年のホラなんかぶっ飛んでしまいます。アハハ (中国の文明は古代から何度も断絶しています。だから中国文明4000年とは言えません。) 

*そして、心意六合拳の鶏歩も、宋氏形意拳の六合歩も鼠蹊部が深く切り込まれています。これを明らかにしたのは、世界でフジマツが初めてです。

*するとはじめて姿勢勁力が発生します。おじさんWの鶏歩も、鶏歩ポクなりました。見た目も、鶏歩ポイのです。試しに押してもらったら、勁力がしっかり出ていました。

*体重を掛けないで、相手を軽く押すことができました。姿勢勁力では、体重を相手に掛けないで押すことが要求されます。つまり、体重移動がありません。体重を相手に掛けたのでは、自分の身体が浮いてしまいます。勁力は発生できません。

*蹠行性で直立姿勢のヒトが、体幹だけ直立させて、指行性で鼠蹊部を深く切り込みます。それが鶏歩と六合歩です。これでは目に見えません。申し訳ありません。申し訳ないので、フジマツが本質を明らかにしました。

*陰陽五行も気も関係ありません。そんなクソみたいな理論は捨てましょう。目に見えない姿勢が課題です。

参照・・・「地球の歴史(下) 」鎌田浩毅 著、中公新書

(註) 四足歩行の恐竜は二足歩行の恐竜から派生しました。二足歩行の恐竜から鳥類となりました。だからニワトリは恐竜の子孫なのです。ニワトリの歩法から発想した心意六合拳は恐竜から繋がっていることになります。

追伸・・・龍腰=前鋸筋から鼠蹊部への切り込みも、鼠蹊部の深い切り込みがあってこそ理解できる、ということなのだろう。となると、まずは鼠蹊部の深い切り込みを習得する必要があります。

[PR]
# by tiger-hawk | 2018-05-25 08:31 | 心意六合*形意

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


by tiger-hawk
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー