動物武術の虎鷹拳院日誌

tigerhawk.exblog.jp ブログトップ

全ては勢いを殺すために

*どうして地面を蹴ってはいけないのか?

@ それは身体が浮き上がるからです。すなわち、勢いが生じます。勢いは殺さなければいけません。

*寄りかかり発勁、体重移動発勁、前のめり発勁、などはどうしていけないのか?

@ それらも身体が浮き上がります。すなわち、勢いが生じます。勢いは殺さなければいけません。

*どうしてバック・スイングはいけないのか? 

@ それは勢いが生じるからです。勢いは殺さなければいけません。

*どうして助走してはいけないのか?

@ それは勢いが生じるからです。勢いは殺さなければいけません。

@ 心意六合拳、宋氏形意拳、武式太極拳の全ての技は浮き上がってはいけません。だから、勢いを殺さなければいけません。

@ だから動的勁力(沈墜勁、十字勁、纏絲勁、震脚、開合など) は採用できません。すると静的勁力となります。

@ すると、定歩と活歩の区別が無くなります。定歩は活歩で、活歩は定歩です。

@ だから、ウォーキングとランニングは使えません。唯一、心意六合拳の鶏行歩となります。

@ その鶏行歩は、隠れ指行性の前足一本足となります。ニワトリの指行性一本足に近づきます。それは心意六合拳と形意拳の原点です。

・・・全ては勢いを殺すために・・・

<動物武術の訓練予定>・・・ぬるい練習ですが、遊びにおいでませ~
1月7日(土) 19時~開進第一中学校体育館
1月9日(月) 12時30分~平和台体育館
1月11日(水) 19時~開進第一中学校体育館
[PR]
# by tiger-hawk | 2017-01-06 07:15 | 姿勢勁力

前足一本足鶏行歩

*最近、心意六合拳・鶏行歩を前足一本足スタイルに変えました。

*これ、独自のルールがあります。隠れ指行性で前足一本足になります。その時に約2秒間静止します。これで完全に「勢い」が無くなります。

*かなりニワトリに変態できたと考えます。

*これで光が丘公園の林の中を鶏行歩しました。枯れ葉と土の上です。20分間で心が折れました。どうもすいません。根性ありません。

*でもめげずにそれからも続けました。

*すると思わぬ副作用がありました。

*心意六合拳の鶏歩、宋氏形意拳の六合歩が少し楽になりました。

*心意六合拳・十大形套路でかなり余裕が出ました。

*単虎抱頭と鷹抓把が楽に撃てました。

*これは想定外でしたが、嬉しい誤算です。

*そういえば、鉄牛耕地を一本足に変えました。すると、前鋸筋が発達しました。体幹の形が変化しました。腹横筋・腹直筋・腹斜筋も太くなってきました。

*sさん曰く、ドラムカンだそうです。褒められたのか? なんだか解りませんが、打撃に余裕ができました。心意六合拳と宋氏形意拳(宋式心意拳) 、一本足がカギのようです。

<動物武術の訓練予定>・・・ぬるい練習ですが、遊びにおいでください。予約は要りません。
1月5日(木) 13時~平和台体育館
1月7日(土) 19時~開進第一中学校体育館
1月9日(月) 12時30分~平和台体育館
1月11日(水) 19時~開進第一中学校体育館

@ 極力、勢いを殺すこと・・・これが姿勢勁力の要領です。宋氏形意拳・熊の基本功1号も勢いを殺します。心意六合拳・熊吊膀も勢いを殺します。勢いを殺すことによって、姿勢勁力は強化されます。勢いがあると、勁力として利用できる体重が減ってしまいます。

@ 勢いを殺すのが、前足一本足鶏行歩です。これにより、全ての心意六合拳の技が構成されます。宋氏形意拳も同様です。
[PR]
# by tiger-hawk | 2017-01-05 07:40 | 心意六合*形意

運動習慣を変える

*秘伝も秘術もありません。世の中そんなに都合よくできていません。魔法はねずみ国の中だけです。かぼちゃが馬車になるのは夢の中だけです。

*地味で地道な練習だけです。気の太極拳なんかウソです。気で打つなんて妄想です。骨の武術なんか詐欺師です。

*虎鷹拳院でやっていることは、習慣を変えることです。特に運動習慣を変えることです。それだけです。

*立ち方を変えます。歩き方を変えます。腕の生え方を変えます。拳の造り方を変えます。姿勢を変えます。

*すると静的勁力が得られます。動的勁力から解放されます。動的勁力とは、沈墜勁、十字勁、纏絲勁、震脚、開合、などのことです。もちろん、気からも、骨からも、秘伝からも、秘術からも、自由になります。

*でもそれらは見ても解りません。動画でも解りません。ほとんどの人には解りません。

*ゆっくりやっても解りません。太極拳やっている人にも解りません。

*解るためには、大胸筋の呪縛から自分を解放しなければいけません。いわゆる中国拳法の含胸拔背も、大胸筋に呪われています。

*解るためには、大腿直筋の呪縛から自分を解放しなければいけません。武術の基礎といわれる馬歩も、大腿直筋に呪われています。

*日本の中年オジサンは、コンクリートで自分を固めています。まず、このコンクリートを破壊しなければいけません。

*これは、心意六合拳以前、宋氏形意拳以前、武式太極拳以前の問題です。

*で、いろいろとやってみましたが、どうも決定的解決法はありません。

*そこで、今年からは、心意六合拳の鶏行歩を前足一本足に変えることにしました。

*そこから、前足一本足の馬形鑽拳を練習します。

*さらに、翻子拳の最初の一段をやることにしました。一段だけでいいです。これは、速く撃つために、力を抜きます。ユルユル翻子拳です。(希望者には全段教えます。) 

*力を抜くのなら、フラダンスがいいのですが、オジサンは嫌がりますから。アハハ

*以前、力を抜くために長拳基本功を教えようとしたら、「それは心意六合拳ですか? 」と露骨に嫌な顔をされました。反省して止めました。説明するのもアホらしい。

*というわけで、新年最初は翻子拳一段です。これも嫌な顔されるかもしれませんが、あきらめないでやってみます。
[PR]
# by tiger-hawk | 2017-01-04 12:06 | 姿勢勁力

もう一つの大腿直筋

*こんにちわ、年賀状くれた人もくれなかった人も、ありがとう。自分は一枚も書いてないので、ごめんなさい。

*シロクマさんからDVDもらいましたが、エロDVDだったら困るなあ、と一瞬思いました。なにしろ、エロDVD見ても何にも反応しないんです。あっそう、ふーん、がんばってねー・・・もうおしまいみたいですう。涙・・・あっきれいなオネーサン、帰らないでくださーい !

*最近は残り少ない会員・会友と練習するのが楽しいです。でも、たまにからかってくる人がいます。わざわざからかうために体育館に来るみたいです。そんな人に、 ボクシングでもやればあ・・・と言ったら来なくなりました。なにしに来てたんだか? 

*どうも私を見ていると嘲笑したくなるらしいです。まあ、ダメ人間なのは理解しているのですが。よっぽど娯楽が無いのかなあ? 演芸場で落語でも楽しめばあ? 

*足首と足指に体重が降りて来ると、とても楽しいです。この楽しみを伝えたくて、活動しています。別に勝った負けたなんてどうでもいいんです。格闘技道場ではありませんので。格闘技ならば、ボクシングか柔道をやればよろしい。

*足首と足指に体重を降ろせば、それだけで撃てます。いつでも撃てます。前足も後ろ足も関係ありません。

*心意六合拳の鶏行歩は歩きます。歩くと後ろ足は前足となり、前足は後ろ足となります。すると、区別はなくなります。

*でも普通の人は大腿直筋で歩きます。大腿直筋で地面を蹴って進みます。それがウォーキングとランニングです。

*大腿直筋が使い過ぎなんです。そこで、大腿直筋をゆるめてあげます。そして代わりに下腿三頭筋を使います。そのために、足首が折り畳まれます。すると指行性に近づきます。

*でも、体幹の問題があります。

*心意六合拳の鷹爪が大事です。前腕の筋肉だけ使います。上腕三頭筋も上腕二頭筋も使いません。肩の力も肘の力も使いません。胸の力=大胸筋も使いません。

*ここがガチガチおじさんには難しいようです。力入っているよー、と言うと、抜いているんだけどなー、と返事がきます。そんな人にはふにゃふにゃ翻子拳がいいかもしれません。

*翻子拳を習った時、最初は力を抜いてやりなさい、と上海体育学院の邱先生に言われました。とにかく力を抜かないと速度が出ません。となると、上腕の力や肩の力を抜かなければなりません。

*前鋸筋は使います。だから、腕は脇腹から生やします。心意六合拳と形意拳の「龍身」です。この基本功は宋氏形意拳の龍形基本功です。

*脇腹から鼠蹊部へ向かって絞ります。心意六合拳と形意拳の「龍腰」です。この基本功は、宋氏形意拳の熊の1号です。熊の1号ができると、武式太極拳が実用化できます。

*さらに、脇腹下部が半回転します。宋氏形意拳の熊の2号です。これで、心意六合拳の熊吊膀が完成します。ついでに、熊の2号ができると陳式太極拳が実用化できます。

*熊の1号と2号ができると、宋氏形意拳の崩拳が撃てるようになります。もちろん、心意六合拳の全ての技が撃てるようになります。

*正月特訓をaさん(仮名) と二人でやりました。

*ニワトリに変態するために・・・その一・・・心意六合拳の鶏行歩です。鶏行歩は、浮かず沈まず、が原則です。

*でも実は浮いてしまいます。そもそもヒトは大腿直筋で地面を蹴って歩きます。そして、地面を蹴るということは拡大すればジャンブすることです。

*そして大腿直筋はジャンプする筋肉です。だからジャンプ力を高めたいのなら大腿直筋を筋トレします。

*浮いたままでは撃てません。そこで沈墜勁や震脚が生まれました。しかし、浮いていなければ沈む必要もありません。沈むと勁力運動が一瞬切れてしまいます。滑らかな連続打撃ができません。

*そのためには、大腿直筋の使い方を変えてしまいます。大腿直筋は地面を蹴るのではなく、地面に軽く圧力をかけます。これは誤解されるのであまり言いたくありませんでした。でも必要なので発表します。

*大腿直筋は地面に軽く圧力をかけます。これはごく軽くです。強くかけると歩みが止まってしまいます。筋肉の話しをすると過剰反応して力を使い過ぎてしまいます。みなさん、同じように過剰反応します。

*なにごとも微調整が必要です。ほんの少しでいいんです。そんなに力は要りません。いつも言っていることですけど。

*鶏行歩では、最初の一歩の時です。鶏歩から前足を前へ出します。そして、前足一本足になります。その瞬間、微妙に大腿直筋で地面に圧力をかけます。大腿直筋は地面を蹴るのではなく、地面に圧力をかけるために存在しています。

*これに気付いたのは鶏行歩ではなく、心意六合拳の馬形鑽拳です。鶏歩の馬形鑽拳は習いましたが、全く撃てませんでした。どうしたらいいのか、さっぱり解りません。打撃になりません。

*その時、全くやっていなかった前足一本足の馬形鑽拳をやってみました。この技も二歩で形成されています。最初の一歩も鶏行歩です。その時に、手で押さえるような動作をします。この時に前足の大腿直筋で地面を軽く押さえます。

*すると上手くいきました。浮かずに済みました。浮かないのだから後は撃てます。これを鶏歩と弓歩の馬形鑽拳に応用しました。すると、あっさりと解決しました。

*この大腿直筋の地面押さえをガンガンやってしまうと、震脚に近くなってしまいます。足も痛めます。その前段階で地面を蹴ってしまいます。あくまで、「やさしく静かに」押さえます。乱暴にやってはいけません。乱暴にやれば心意六合拳に成る、と誤解している人が多くて困ってしまいます。

*大腿直筋は、やさしく静かに地面を押さえます。宋氏形意拳の六合歩も同様です。むしろ六合歩のほうが解りやすいかもしれません。普通の人は大腿直筋を使い過ぎるので、この感覚がつかめません。
[PR]
# by tiger-hawk | 2017-01-03 10:51 | 姿勢勁力

鷹へ虎へ変態します ! 

*あけましておめでとうございます。

*今年もつぶれている虎鷹拳院とインチキ・フジマツは、ニワトリヘの変態から始めます。

*そして、鷹へ虎へ変態いたします。

*心意六合拳と宋氏形意拳は、ニワトリの指行性一本足が原点です。

*それは、心意六合拳・鶏行歩の前足一本足にはっきりと表現されます。

*その時、体重が一本足の足首と足指に降りてきます。

*それは、ニワトリがゆっくりと歩く姿を見るとはっきりと解ります。体重は一本足の足首と足指に支えられています。

*ところが、これをヒトが真似しようとしてもなかなか難しいようです。

*それはヒトが指行性ではなく蹠行性(せきこうせい) というばかりではなく、体幹が直立しているため重心が高いからです。

*恐竜=鳥類は体幹が直立していないので、ヒトと比較すると重心がかなり低くなっています。

*類人猿は樹木から降りて直立二足歩行を始めた時、太ももの大腿直筋で地面を蹴って進みました。

*そのために、どんなに体重を降ろしても大腿直筋止まりです。

*それが武術の基礎といわれる馬歩に表現されています。

*では、なにが必要なのか? それが、足首の折りたたみです。足首のおりたたみによって指行性に近づきます。

*また、それによって下腿三頭筋が覚醒します。すると、体重が足首と足指に降りてきます。

*そして鼠蹊部の折りたたみによって、膝への体重集中が避けられます。

*鼠蹊部の折りたたみは、同時に尻を収めます。それがいわゆる提肛です。それは肛門の位置を操作するのではなく、また尻や腰を操作するのではなく、腹横筋で下腹部を持ち上げます。腹で操作します。

*それが心意六合拳の鶏歩、宋氏形意拳の六合歩に表現されます。それが静かな姿勢勁力となります。

*すると、動的勁力の呪縛から解放されます。沈墜勁・十字勁・纏絲勁・震脚などから解放されます。自由になります。

*武式太極拳の弓歩にも姿勢勁力が隠されています。それは隠れ指行性と、後ろ足裏側筋肉の伸張性収縮です。

<正月特訓>
キチガイ水は飲まず、テレビは捨てて、動物武術しましょう。
1月2日(月) 12時~光が丘公園芝生広場端北口方面、道のそばに石のテーブルがあります、
<稽古初め>
1月4日(水) 19時~開進第一中学校体育館
[PR]
# by tiger-hawk | 2017-01-01 07:28 | 心意六合*形意

姿勢の勁力の由来

*体重移動すると、足の指行性勁力は死んでしまいます。それは、後ろ足の下腿三頭筋にあった体重が他へ移動してしまうからです。他とは、前足の太もも表=大腿直筋のところです。あるいは、後ろ足の大腿直筋のところです。あるいは両足の大腿直筋です。(それがいわゆる武術の基礎とされる馬歩です。)

*したがって、心意六合拳の鶏歩で撃つ時も、心意六合拳の弓歩で撃つ時も、宋氏形意拳の六合歩で撃つ時も、体重移動してはいけません。

*ここが一般の人から理解を得られないところでもあります。そもそも、体重移動しないでどのように撃つのか? 想像できません。

*それはその通りでして、ヒトは生まれながらにして蹠行性(せきこうせい) なのです。蹠行性の常時二足歩行の特殊な動物なのです。こんな動物は他にはいません。(一部のサルは一時的に二足歩行します。サルもヒトも、首が背中の真ん中に付いているからです。)

*恐竜やその子孫のニワトリ(鳥類) は、二足歩行ですけど、指行性です。(四足歩行の恐竜は、二足歩行の恐竜から派生しました。)

*で、その蹠行性の二足歩行が体重移動するとどうなるか? それは、それ以前が指行性状態であったとしても、蹠行性に戻ってしまうのです。蹠行性になると沈墜勁など発勁動作が必要となります。つまり、元の木阿弥、ということです。蹠行性では、体重移動しないと撃てません。

*そのためには指行性を維持することが必要となります。指行性の姿勢を維持するのです。これが、心意六合拳の鶏歩と宋氏形意拳の六合歩の由来です。(六合歩は隠れ指行性です。)

*もちろん、体重を集中させることが必要です。二足歩行ですから、一本足状態を造ります。それがニワトリの一本足時間となります。これが、心意六合拳の鶏行歩の由来です。

*しかし、それだけでは足りません。そこで、体幹の絞りを用います。体幹を絞ることによって、体幹を固定してしまいます。それが、いわゆる龍腰・龍身といわれるものです。

*ですから、龍腰とは腰がくねくね動くことではありません。腰が回転することではありません。身体が回転することでもありません。龍腰・龍身とは、体幹を固定するために、体幹を絞ることだったのです。龍=古代ワニの体幹です。

*これでもまだ足りません。そこで鷹爪勁力を用います。前腕の筋肉で指を遠隔操作します。指の第二関節で、指を大きく広げます。こうすることにより、指と前腕が一体化します。この鷹爪で、掌も拳も造ります。

*最後は、鷹爪の前腕だけで撃ちます。こうして姿勢が崩れることはありません。動くのは前腕だけですから。これが、鷹爪の勁力です。これらが姿勢の勁力の由来です。

*なお、心意六合拳も形意拳も蹠行性勁力が多数派だと考えられます。ヒトは蹠行性ですから、当然の結果です。もちろん、いわゆる中国武術・中国拳法も、蹠行性勁力が多数派だと考えられます。蹠行性武術者が指行性勁力を理解することは、困難です。
[PR]
# by tiger-hawk | 2016-12-31 15:37 | 姿勢勁力

ニワトリに変態しよう !

*来年はトリ年です。というわけで・・・ニワトリに変態しよう! キャンペーンを開始します。

*え? オメーのインチキブログ、見ている奴なんてイネーヨ ! そうなんですか? まあ、なにをやっても否定されるので、どうでもいいんですけど。あーきれいなオネーサン、帰らないでくださーい !

 
*心意六合拳はニワトリの指行性一本足歩行に学びました。というわけで、心意六合拳の鶏行歩を前足一本足歩行にしてみます。鶏歩は後ろ足裏側立ち、なんですけど。

*前足一本足だと、浮いているか浮いていないかがはっきり自覚できます。その後の踏み出しでも、浮いているとすぐに解ります。

*大きい鶏歩で止まる鶏行歩、を教えてみたのですが、あまり効果はありませんでした。どうもすいません。

*そこで、一気にニワトリに変態してみたいと考えています。私も短気なんで、このほうがいいかな、と考えました。これからは、前足一本足鶏行歩です。

*そのまま、前足一本足の技に移行します。心意六合拳の馬形鑽拳です。

*虎鷹拳院に来る人、なかなか練習しないので、やりにくいのですけど。私は先生に指示されると、止まれといわれるまで30分でも一時間でも一つの技を練習していました。

*とにかく先生の指示が絶対でした。でも、日本人はすぐに止めてしまいます。あっ違う、とか言い出してごまかします。私がやらないとやりません。幼稚園レベルです。

*上海では、6時から18時まで、一つの技だけを練習した時期もあります。その間、先生はお茶飲んだり新聞見たり、来客の相手をしたり、出かけたり、消えたり、していました。

*そもそも発勁の方法なんて教わったことありません。宋氏形意拳では、基本功を頼りに、歩くのをあきらめてひたすら六合歩の定歩で五行拳を撃っていました。

*心意六合拳では、師匠の技を盗みました。鷹抓把や鶏撲食を頭の中でイメージして、地面を蹴らない伸びない後ろ足を発見しました。唯一見せてくれたのが、陳先生の踵上げて降ろして、の動作でした。それを見て、後ろ足裏側の伸張性収縮を確信しました。

*それを伸びない後ろ足で実行します。その後ろ足は、前足一本足から始まります。

*でも、日本人には期待できないので、ていねいに教えることにしています。中国人の教え方だと、あまり効果ありませんし。中国の先生にも駄目な人はたくさんいます。結局、姿勢勁力を体得できないのです。

*でも最後は自分の感覚が頼りです。私の膝の角度や腰の高さを見ても、無駄なんです。自分の感覚を覚醒させて、自分の体重を探します。あなたの感覚まで、私は入り込めません。そんな超能力はありませんから。

*ところでwさんから、センセー字間違えていますよー、と指摘されました。僑松茂先生なんですが、僑の字ニンベン要りませんでした。ごめんなさい。喬が正しい。というわけで、武式太極拳と称することにします。自分が習った時は武式太極拳でした。そのままにします。訂正してお詫びいたします。

<正月特訓>
キチガイ水は飲まず、テレビは捨てて、動物武術しましょう。
1月2日(月) 12時~光が丘公園芝生広場端北口方面、道のそばに石のテーブルがあります、
誰でも歓迎します。お年玉は出ませんけど。

稽古初め・・・1月4日(水) 19時~開進第一中学校体育館

@ シロクマさんから、お年賀いただきました。ありがとうございます。DVDもありました。「心意神功」戴氏心意拳らしい。この人、首振りオジサンだっけ? 戴氏心意拳も動的勁力ですね。沈墜勁の一種みたい。実は1989年に山西省へ行った時、山西省形意拳協会の会長に、よかったら戴氏心意拳の先生紹介してやる、と言われました。一瞬迷いましたが、行きませんでした。今思うと、静的勁力で良かったと想います。
[PR]
# by tiger-hawk | 2016-12-31 07:03 | 心意六合*形意

過緊張の大腿直筋

*姿勢勁力の根本とは何か? それは自分の体重を足首と足指に降ろすことです。それが心意六合拳の鶏歩と鶏行歩です。

*それによって、浮いていた身体は完全に浮かなくなります。

*類人猿は大腿直筋で地面を蹴って二足歩行を始めました。それがやがてヒトとなりました。

*だから、ウォーキングもランニングも大腿直筋で地面を蹴ります。だから身体は浮きます。

*スポーツの基本はランニングです。となると、スポーツ理論と姿勢勁力は無関係です。スポーツ理論主義者の圧力に屈しなくてよかった。

*武術の基礎といわれる馬歩は、大腿直筋で二本足で立ちます。となると、姿勢勁力とは無関係です。普通の武術と姿勢勁力は無関係です。普通の武術はヒト武術です。

*ヒトは大腿直筋で地面を蹴るのですから、身体が浮いているのは自然です。浮いている身体では撃てません。だから、墜落する必要があります。それが沈墜勁や十字勁や震脚となります。

*しかし、心意六合拳はニワトリの指行性一本足に学びました。ヒトとしての立ち方・歩き方を根底から変えてしまったのです。もはやヒト武術ではありません。

*その結果、浮かない身体を手に入れました。浮かないのだから、沈む必要がありません。だから、動的勁力の沈墜勁や十字勁や震脚などは不要となりました。だから姿勢勁力は静かな勁力です。

*しかし、現代日本人は完全な蹠行性になりました。それは大腿直筋の過緊張となります。ホンダのアシモ君です。あれが日本人の姿です。特に日本のオジサンの姿です。

*となると、大腿直筋をゆるめる必要があります。そのままでは鶏行歩はできません。

*宋氏形意拳の六合歩や心意六合拳の鶏歩が辛いのは、大腿直筋の過緊張が原因です。大腿直筋の過緊張をさらに増大させて立とうとするからです。

*大腿直筋をゆるめて、下腿三頭筋を覚醒させる方向が要求されます。大腿直筋の働きが弱まり、下腿三頭筋の働きが増大します。しかし、生まれてからそんな経験はありません。

*これには日常歩行の変革が必要です。下腿三頭筋の一本足歩行に変えてしまいます。下腿三頭筋の一本足で立ちます。それが左右交替するだけです。

*そのための足指ウォーキングです。足首が硬直していては、足指で立てません。そのために、足首は折り畳まれます。

*これが姿勢勁力の根本です。体幹の問題はまた別となります。
[PR]
# by tiger-hawk | 2016-12-30 07:52 | 姿勢勁力

自分で自分の体重を探します

*もしも自分が指行性四足歩行動物=虎ならば、手指は足指となり、手首は足首となり、前腕の筋肉は下腿三頭筋となります。

*心意六合拳の鷹爪は、前腕の筋肉で指を操作します。そして、鷹爪の拳・鷹爪の掌ができます。

*体重は足指と足首に降りてきます。それが、心意六合拳の鶏歩・宋氏形意拳の六合歩となります。

*この時に働くのが、下腿三頭筋の足首に近い部分です。この関係は、鷹爪と同じです。前腕の筋肉ですが、手首に近い部分が働きます。

*体重を足首と足指に降ろすことは、たいへんに難しくなります。年単位で考えてください。すぐにできる人は天才です。達人になれます。フジマツはもちろん馬鹿なので達人にはなれませんでした。

*もしも体重が足首と足指に降りて来たら、もういつでも撃てます。棒立ちでも問題ありません。

*力を抜くことの目的は、体重を足首と足指に降ろすことです。だから脱力が目的ではありません。まして、脱力=勁力ではありません。

*高速鶏行歩は可能ですが、限界があります。どんどん速くすると、最後はランニングになって浮いてしまいます。ぎりぎりのところで、ランニングになる手前で止めます。飛行機が永遠に滑走するみたいです。飛び上がりません。だから、地に呪われた心意六合拳です。

*一本足鉄牛耕地は、両足鉄牛耕地よりも楽です。これはオバチャンAが指摘していました。つまり、一本足のほうがバランスがいいのです。

*使うのは、一本足の足首・足指と下腿三頭筋です。手首(掌根と指の第一関節) と前腕の筋肉です。そして腹横筋です。

*鉄牛耕地で下がる時は、前腕の筋肉で支えます。上がる時は腹横筋で身体全体を持ち上げてやります。

*腕立て伏せは肩で支えます。だから、肩甲骨が出てしまいます。大胸筋が緊張してしまいます。そして、腹が落ちてしまいます。上げる時も腹は落ちたままです。

*心意六合拳の鶏行歩は、ニワトリの指行性一本足に学びました。だから、鶏行歩は一本足歩行なのです。

*どういうことでしょうか? 鶏行歩は歩きますからどうしても前のめりになりやすい。体重が足首と足指から抜けてしまいます。つまり浮いてしまいます。そこで、区切りを付けます。

*前足一本足になった時が一歩となります。その時に体重が足首・足指に降りているかどうか確認します。その感覚を確認できたならば、それを維持したまま後ろ足は前足となります。この時に抜けてしまう人がほとんどです。

*膝の角度がどうしたとか、腰の位置が高いとか低いとか、表面・外面ばかり見る人がいます。そのような人は絶対に上達しません。

*そうではなく、自分の内面の感覚を探します。自分の内面の感覚ですから、私はそこまで入り込めません。自分で自分の体重を探します。

<正月特訓> 
やります。正月はキチガイ水を飲んでグダグダしている人がいますが、そんなカラダに悪いことは止めて動物武術しましょう。初めての人も歓迎します。お年玉は出ませんけど。
1月2日12時~光が丘公園芝生広場端北口方面、道のそばに石のテーブルがあります。寒いので暖かくしてください。

@ LLのTシャツとトレーナーは100キロ超級のシロクマさんにあげることにしました。他に着れる人がいないので。ご愛用ください。んじゃ ! 
[PR]
# by tiger-hawk | 2016-12-29 07:21 | 心意六合*形意

腕の力と足の力

*どうして力を入れると駄目なのか? それを宋氏形意拳で学びました。山西省太谷県で、宋光華先生の自宅にいた時です。近所の先輩が訪ねてきました。

*先輩の拳を見たら、明らかに身体が浮いていました。一つは上半身に力が入っているので、足指まで体重が降りてきません。体幹と腕の問題です。

*もう一つは、地面を蹴ってしまうので、完全に浮いてしまいます。これが深刻な問題でした。勁力は死んでしまいます。

*それを見て、自分も歩けなくなりました。もちろん、自分も浮いていたのです。それはもう酷いもので、後に間違ってコボクマシーン1号にその当時の映像を見られてしまい笑われました。

*それで、歩くのをあきらめて、五行拳をひたすら六合歩の定歩で撃つことにしました。

*これは足の問題ですが、腕の問題もありました。

*腕にも力を入れてはいけないのです。特に、上腕二頭筋だけでなく、上腕三頭筋もいけません。

*上腕三頭筋は腕を伸ばす筋肉ですから、いいようなものですが。後に、心意六合拳の鉄牛耕地で自分の上腕三頭筋は力こぶができましたが。

*上腕二頭筋は相手を引き付ける時に使います。打撃には直接使いません。では、上腕三頭筋は? 無駄に力こぶができたのか?

*これはパンチング・ミットを撃つと解ります。相手を撃つと衝撃が跳ね返ってきます。反動が来ます。その反動を受け止めるために必要でした。

*結局、撃つためには前腕の筋肉が必要でした。上腕三頭筋も上腕二頭筋も直接は必要ありません。もちろん、武術のためには必要ですけど。

*この前腕の筋肉こそ、指の第一関節から先を緊張させる筋肉でした。前腕の筋肉で拳・掌を造ります。これが、心意六合拳の鷹爪です。そして、上腕の力は直接必要ありません。前腕と上腕を使い分けるのです。

*そしてもちろん、肩の力と胸の力を抜きます。これは大胸筋の問題です。心意六合拳の師匠に武術者には大胸筋は要らないと言われました。そんなに大きくする必要はない、とのことです。身体を見せるためには必要ですけど。

*鉄牛耕地では、表側の筋肉を付けることができません。大胸筋はできません。上腕二頭筋もあまり大きくなりません。前腕の筋肉も上腕三頭筋も衣服を着ていると解りません。小胸筋も前鋸筋も全く見えません。腹横筋も見えません。僧帽筋も目立ちません。(僧帽筋も打撃の際に壁になります。) 

*心意六合拳の鶏歩でも、下腿三頭筋はそんなに太くなりません。内転筋は全く見えません。半腱半膜様筋も大腿二頭筋も裏側なので見えません。結局、見えない筋肉を造ります。

*地面を蹴ってはいけない、と宋氏形意拳で学びました。これも、自分で考えました。宋光華先生に指示されたわけではありません。(中国の先生は肝心なことを教えません。教える研究はほとんどしませんから。私も病気してから変化しました。)

*だから、心意六合拳の師匠の技で「伸びない後ろ足」を発見できました。陳先生が、後ろ足の踵を上げて降ろして見せてくれた時、指行性勁力をはっきりと理解できました。下腿三頭筋の伸張性収縮です。

*帰国して教えてみたら、みんな後ろ足の大腿直筋で地面を蹴ってしまいました。これ、見た目は変りません。ほとんど見分けできません。

*日頃、大腿直筋で地面を蹴って歩いていると気付きません。だから、心意六合拳はニワトリの指行性一本足に学んだのです。

*足の力については、大腿直筋の力をゆるめることが必要です。そうしないと下腿三頭筋が覚醒しません。

*腕の力については、腕を前鋸筋から生やすことが必要です。上腕三頭筋も上腕二頭筋も打撃の際はゆるめてしまいます。肩も胸もゆるめてしまいます。前腕の筋肉は軽く使います。これがふにゃふにゃ崩拳となります。

*心意六合拳の師匠に、熊吊膀(ゆうちょうぼう) はクマなんだから力は要らない、と言われました。クマは軽く腕=前肢を振っただけでヒトの身体をえぐってしまう。だから、それを真似して力を入れません。腕力ではありません。腕を力強く振り回している中国の先生もいますけど。(ツキノワグマよりもクロクマかグリズリーを想像してください。) 

*腕力ではなく、体幹全部を使います。それが形意拳と心意六合拳の龍身と龍腰です。それを宋氏形意拳の龍形基本功と熊の基本功1号で学びます。ほとんど全ての人は肩が先行してしまいます。脇腹が主導します。そして、尻も入ります。尻を忘れてしまう人が多いようです。

*腕の力と足の力を抜きます。どのように抜くのか? それが課題となります。
[PR]
# by tiger-hawk | 2016-12-28 09:25 | 心意六合*形意

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


by tiger-hawk
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー