動物武術の虎鷹拳院日誌

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異変が起きています

*最近の虎鷹拳院は異変が起きています。初めてスウィング功をやった非力なおばちゃんやひ弱な青年が、次々に勁力を出しています。

*もちろん、ひ弱な分だけ勁力もひ弱ですけど。でも、初めての成功体験は楽しいものです。(筋肉が強い人は、腕力優先なのですぐには結果が出ない場合があります。もちろん潜在能力的には大きな勁力が出るはずですけど。)

*スウィング功を自宅で続けて、足を鍛えましょう。スウィング功は姿勢勁力に特化したので、足の筋肉と骨を裏も表も内側も鍛えられます。体重圧を効率よく利用できます。親指側エッジを露出させます。鶏歩ができない人もスウィング功はすぐにできます。

*但し、闘いの姿勢ではありません。そこで、スウィング功をやってから、心意六合拳の鶏歩を、宋氏形意拳の六合歩を練習しましょう。

*鉄牛耕地で前腕の筋肉と前鋸筋を鍛えましょう。

*開脚禅密功で腹横筋と腹直筋を鍛えましょう。

*スウィング功で、誰でも勁力を出せるようになりました。こんな風景を見られるようになるとは予想していませんでした。

*もっと早く開発していれば、と悔やまれます。でも素敵な風景を見ることができて、オラも幸せです。

*予定している心意六合拳特別講習会でも、スウィング功を教えます。勁力の楽しさを体験しましょう。

*注意点・・・20秒位静止していると効果的です。ゆっくり呼吸して6回位数えましょう。

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# by tiger-hawk | 2018-05-12 08:04 | 姿勢勁力

常時腹圧発勁に成功

(昨日の体育館から)

*「横で見ていても解らないでしょうけど」とおじさんWは青年Aに言います。そう、できる人にしか解りません。目に見えません。青年Aはキョトンとしています。おじさんWに、常時腹圧発勁を教えてみたら、習得してしまいました。これで、戦闘力と打撃力が飛躍的に向上しました。(単純な拳の動作です。)

*この常時腹圧発勁を、心意六合拳の技、宋氏形意拳の技に応用すれば、技も飛躍的に上手くなります。(この文章を読んでいる人にもチンプンカンプンだと思いますが、すいません。)

*その直前に、開脚禅密功ヨコ動作を教えてみました。その効果が出たそうです。開脚禅密功は、腹横筋だけ使います。(実際には、腹直筋も連動します。) 腹横筋を左右横へ動かすことによって、腹圧が刺激されます。じっと動かずに腹圧を使っても、ほとんど効果はありません。

*椅子に座ってもできますが、開脚したほうが尻も骨盤も動かないので効果的です。(骨盤も尻も使ってはいけません。あくまで腹横筋だけです。)

*おじさんWによれば、以前から教えていたスウィング功が効いたそうです。スウィング功プラス開脚禅密功ヨコ動作で、常時腹圧発勁に成功したそうです。

*自分が作った基本功で成果が出ると、嬉しいです。スウィング功はそのままで、宋氏形意拳・熊形基本功、横拳基本功などができます。

*開脚禅密功ヨコ動作は、心意六合拳の龍形裹風に直接適用できます。つまり龍形裹風が撃てるようになります。心意六合拳・蛇行歩なども撃てるようになります。宋氏形意拳・横拳も撃てるようになります。

*スウィング功を素人の青年Aに教えてみたら、勁力を出していました。まだ修正が必要ですが。

*「起勢から収勢までリラックスしてはいけない」と心意六合拳の師匠に厳命されました。「それは腹圧のことだったのですね」と、おじさんWが看破していました。

*そうなんです。腹圧と鷹爪をリラックスしてはいけません。肩と胸と肘と背中はゆるめてしまいます。

*鷹爪を要求すると、上腕を緊張させてしまう人がいます。鷹爪は指先と前腕の筋肉だけです。肘や上腕を緊張させてはいけません。それでは肩まで緊張してしまいます。

*腹圧を要求すると、全身を硬直させてしまう人がいます。腹圧は腹横筋だけです。

*スウィング功と開脚禅密功で、次々と成果が出ています。とても楽しいです。

追伸 ・・・武術やっているんだから身体能力高いんですね、と可愛い女子大生に言われたのだが・・・フジマツ頭脳だけでなく、身体能力は人類最低です。かけっこもクラスで一番ビリです。身体能力最低なので勁力が欲しかったのです。もしも身体能力高かったら、勁力なんか要らないわけです。だから、勁力探しはオラの黒歴史なんです。涙無しには語れないオラの愚かな人生なんですう。ううぅ・・・それで誰でも発勁できるスウィング功も作りました、とさ。ホナ、サイナラ

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# by tiger-hawk | 2018-05-11 08:16 | 心意六合*形意

カギは龍腰運動線

*姿勢勁力の特徴の一つに、腰を使わない、というものかあります。

*これは、頭から尻までを体幹として捉えるという、非常識な身体観かあります。

*心意六合拳には頭突きがありますが、この頭は体幹と一体化して動き撃ちます。もしも体幹と離れてしまうと、首を痛めてしまいます。あるいは、むち打ち症になります。

*腰の回転と腰の捻りはありません。身体が回転する場合、尻まで回転します。すると、腰のくびれは無くなります。

*もしも、腰が動くと体幹が分裂すると考えます。体幹の分裂は避けます。

*尻と頭を含む体幹の一体化は、宋氏形意拳の龍形基本功で学びます。しかし、これだけだと技の切れがありません。

*そこで、身体内部に運動線を作ります。腰の捻りは外部運動ですが、それに対して内部運動を生じさせます。それが龍腰運動線です。

*龍腰の概念は心意六合拳の師匠に習いましたが、実際にできるようになったのは、宋氏形意拳の熊形基本功のお陰です。

*宋氏形意拳・熊形基本功で、外部運動線ではなく、内部運動線を構築します。

*すなわち、脇の前鋸筋から鼠蹊部へ向かう運動線です。これは目に見えません。ところが、これができないと姿勢勁力の打撃はできません。

*初めてあったその日の晩、宋光華先生に熊形基本功でガツンと撃たれました。その時、これは重要な基本功に違いない、と勝手に決めつけました。

*帰国後、教えてみると、みんな肩のラインで動いてしまうのを見て絶望しました。フジマツはひねくれ者なのですが、どういうわけか宋氏形意拳と心意六合拳については率直に受け入れました。

*現在では、熊形基本功を外部運動としてしまう人が常識的なのだと解釈しています。だから、内部運動は理解できないと考えています。そこで、しつこく教えることにしました。あきらめるのは止めました。

*熊形基本功は内部へ向かう運動です。それは目に見えませんが、見える部分が一カ所だけあります。

*それは鼠蹊部です。鼠蹊部は開くことなく、閉じます。それも両側で閉じます。外部運動だと、反対側の鼠蹊部が開いてしまいます。すなわち、右肩が動くと左の鼠蹊部が開いてしまいます。

*内部運動が見えるところが一カ所だけありました。良かったです。

*通常の格闘技だと、腰の回転を用います。例えばボクシングです。腰は回転し、拳に体重を乗せます。

*姿勢勁力の心意六合拳と宋氏形意拳では、腰は回転することなく、拳に体重を乗せません。

*身体が回転する時は、身体全部が一個となって回転します。そして、体重は下腿三頭筋にあるままです。そのようで撃てるのか? 

*姿勢勁力の根本は下腿三頭筋から生じます。だから、下腿三頭筋には体重圧が掛かったままです。体重圧を外してはいけません。だから、拳に体重を乗せることは絶対にしません。

*そして、宋氏形意拳と心意六合拳の拳は、龍腰運動線に沿って撃ちます。それは目に見えませんが、唯一、開かず閉じた鼠蹊部で確認できます。

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# by tiger-hawk | 2018-05-10 08:26 | 心意六合*形意

たった二つの要素

*姿勢勁力の根本は、下半身の勁力です。

*それは、たった二つの要素で決定されます。

*それは、深く切り込まれる鼠蹊部と、深く折れ曲がる足首、です。

*これだけです。え? 膝はどうなるんだ? 膝なんか無視します。どうでもいいんです。膝に体重が乗らないようにするだけです。

*腰はどうするんだ? 腰なんか無視します。どうでもいいんです。むしろ、腰は消します。腰に体重の負荷が掛からないようにするだけです。

*大事な要素は二つだけです。

*それは、心意六合拳の鶏歩、宋氏形意拳の六合歩、武式太極拳の弓歩、全てに共通している法則です。

*但し、注意点があります。

*鼠蹊部は深く切り込まれるけれど、尻を出してはいけません。尻は収めます。これを提肛と称します。直訳すると、肛門を持ち上げる、となります。

*しかし、尻を尻でコントロールすることは困難です。そこで、腹横筋で尻を収めます。

*深く折れ曲がる足首の注意点は、親指側エッジ方向へ折れ曲がることです。小指側エッジに折れ曲がってはいけません。すなわち、がに股ではなく内股になります。これが、心意六合拳のオカマ鶏行歩となります。

*ところが、この二つの要素は、ヒトの直立二足歩行に反します。

*ヒトは、直立することによって、鼠蹊部と足首が伸びてしまいました。その伸びてしまった鼠蹊部を深く切り込みます。伸びてしまった足首を深く折り曲げます。

*しかし、今更、四足歩行に戻れません。前肢(手) と後肢(足) の長さが、ヒトは違い過ぎるからです。(そこかい ! )

*そこで、蹠行性でありながら、指行性へ近づきます。でも、完全に指行性にもなれませんから妥協します。

*その妥協の方法が、深く切り込まれる鼠蹊部と、深く折れ曲がる足首なのです。

*たった二つの要素が、姿勢勁力の根本となります。

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# by tiger-hawk | 2018-05-09 08:35 | 姿勢勁力

順歩は逆絞り、逆歩は順絞り

*最近作った、開脚または座り禅密功ヨコ動作、を半年振りに来たオバチャンに教えてみました。これ、健康法としてかなり優秀だと感じています。

*オラが最近調子いいのは、この動作の効果です。ホントですよ。この動作、腹筋運動にもなっています。そのため他の腹筋運動はしていません。必要ありません。

*そして、スウィング功も教えてみました。鼠蹊部の切り込みをしっかりやってもらいました。するとオバチャン、勁力を出していました。前腕の筋肉が弱いので、小さな発勁ですけど。

*足の筋肉と骨への体重圧は、心意六合拳・鶏歩よりも、宋氏形意拳・六合歩よりも優れています。裏の筋肉、表の筋肉、内側の筋肉、全てに効きます。だからスウィング功をやってから、鶏歩・六合歩をやると楽です。

*最初の切っ掛けは、親指側エッジをはっきりさせることでした。そのために、膝を内側へ倒してしまいました。これでも、体重は親指と人差し指にあるので、膝を痛めることがありません。

*体幹と足の絞りも確認してみました。

*心意六合拳・鶏歩の場合、基本は順歩ですから、体幹は前鋸筋で外側へギリギリと絞ります。そのままだと身体は開いてしまいます。そこで、後ろ足の親指側エッジを出します。すなわち、足は内側へ絞ります。

*体幹の絞りの方向と足の絞りの方向が逆になります。順歩鶏歩は逆絞りです。すると、身体の中心軸が現れます。普段の姿勢では中心軸が現れません。身体を絞ることによって、中心軸が現れます。

*心意六合拳・馬形拳には、順歩鶏歩そのままで、逆突きする技があります。絞りは順歩なので逆絞りです。こうなると、拳は拳一個分しか出ません。しかし、強力な拳となります。これは大好きな技です。

*逆歩鶏歩は順絞りとなります。蛇行歩などは順絞りです。脇腹の絞りの方向と、足の絞りの方向が同じです。

*逆歩は順絞り、順歩は逆絞り、となります。宋氏形意拳・六合歩も同様です。

*正面で撃つ場合、体幹は左右両側から絞ります。前鋸筋から鼠蹊部へ向かって絞ります。これが、心意六合拳と形意拳の称する龍腰です。これは解りにくいので、順歩の逆絞りと逆歩の順絞りから学ぶと良いでしょう。

*もちろん、どのような場合も、前足と後ろ足は親指側エッジを用います。前足の親指側エッジを疎かにしてはいけません。

*はじめてオバチャンにスウィング功を教えてみたら、ちゃんと勁力を出していました。スウィング功の優秀性を確認できました。

追伸・・・開脚または座り禅密功ヨコ動作、と、スウィング功はオラのアレンジです。オラ権威主義者ではないので、作ることができました。権威主義者は練習しないでしょうけど。姿勢勁力も権威主義者ではないので解明できました。解る? 権威主義者君。

関係ない追伸・・・「謎の アジア納豆」高野秀行、めっちゃ面白かった。オカネ無いので、図書館で借りて読みました。

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# by tiger-hawk | 2018-05-08 08:42 | 心意六合*形意

呼吸法ってなあに?

*「センセーの称する呼吸法は腹筋の使い方であって、呼吸法ではない。」・・・とある会員に以前批判されたことがありました。

*その人は他にもいろいろと批判してくるので、メンドー臭いので、「それなら全部止めてボクシングやればあ」と言ったら消えてくれました。助かったあ。あの人、何しに来たのかなあ? 

*フジマツを罵倒するために入会する人が時々います。まあオラもいい加減な人間ですけど。ナンダカナー ヒマなんですねー ホナ、サイナラ あっまだ終わりじゃない。きれいなオネーサン、帰らないでくださーい ! 

*とりあえず、ヒトの呼吸法ですから、魚の呼吸法や鳥の呼吸法とは構造が違います。ナンチャテ ! アハハ

*心意六合拳の師匠からは、「雷声の呼吸法と排打功の呼吸法と発勁の呼吸法は同じ」と教わりました。それなら、雷声から考えてみましょう。

*雷声は通常、套路や単練法の収勢の時に発します。毎動作で発声してもいいのですが、うるさい(笑) 。やる方もメンドー臭い。アハハ 

*雷声はイーと発音します。このイーなんですが、日本語では使わない音です。(ついでにオも日本語では使わない音です。)

*このイーは、口をあまり開かず横へ広げて発します。そして、声調は第4声です。声調は日本語にありませんけど、アクセントみたいなものです。日本語にはアクセントがほとんどありませんけど。広東語には声調が8種類もあると聴いて、習得はあきらめました。ソンナンムリデンガナ アキサミヨー

*第4声は、ちょっと上げて急激に下げます。ちょっと上げるのは、下げるためです。日本語だと子供が、ハイ、と元気よく発声すると似て来ます。ハは通常高い音なので、イの最後で下げられます。

*語尾に下がるイがあればいいわけです。すると、ハイでもヘイでもセイでもホイでもポイでも、なんでもかまいません。しかし、ポイだと間抜けな感じですね。イーができない人はハイにしておきますかね。心意六合拳じゃないけど、そんな流派もありますから。映画だとハイハイハイと連打していますから。なんちゅういい加減さ ! エエノンカ? 

*アメリカ人だと、イエーイ、ですかね。ちょっと長いですけど。アハハ

*で、この時、イで腹圧を上げます。腹横筋を左右横へ引っ張ります。なかなか動かないけど、続けて練習すればできるようになります。

*排打功も同じですから、撃たれた時に腹圧を上げます。発勁も同じですから、撃つ時に腹圧を上げます。しかし、抑圧的に腹圧を上げてはいけません。そうではなく、解放的に腹圧を上げます。つまり、イは高い音になります。ここが大事なポイントです。

*排打功では師匠にボコボコにされたことがありました。翌朝、ベッドから起き上がれません。カラダが硬直して動きません。モゾモゾと30分間やっていたら、やっと起き上がれました。

*雷声は発声ですので、息を吐きます。ところが、排打功では息を吐いた時だけ腹圧を上げていたのでは、タイミングが合わない時はKOされてしまいます。息を吸った時に撃たれるとヤバい。試合でも同じことです。相手は呼吸を合わせてくれません。むしろ呼吸を外します。

*そこで、息を吐いても吸っても腹圧を上げておきます。套路や単練法でも同じです。

*腹圧を上げる練習は、禅密功のヨコの動作が効果的です。特に、座り禅密功のヨコの動作です。座るので、尻が安定します。すると、腹横筋と脇腹に意識集中できます。これ、健康法としてもかなり有効です。オラもこれで調子が上がりました。

*この腹横筋の使い方は、三節棍排打功で習得しました。師匠からは帰国したら、三節棍排打功を演武しろ、と命じられました。

*ところが、最初の演武会では、一般に言われる逆腹式呼吸法を試してみました。すると、大きなダメージをもらいました。演武会なので平気な顔をしていましたが、胃袋のあたりが一日中気持ち悪くなりました。たぶん我慢していたけれど、顔色も悪かったと思います。ボディブローでKOされるのはこんな感じかな、と思いました。

*もちろんそれ以来、逆腹式呼吸法は捨てました。まあ、何事も実験ですから。

*というわけで、雷声呼吸法にしたわけですが、排打功では前述の息を吸った瞬間の問題が残ります。そこで、常時腹圧にしたわけです。雷声=発勁の時は、軽くもう一段ギアを上げるわけです。上げない場合もあります。

*え? 秘伝の呼吸法は? ソンナン知らんがな 他の道場で聴いてオクナハレ ここはインチキ道場デッセ ホナ、ヨロシュウ

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# by tiger-hawk | 2018-05-07 08:13 | 心意六合*形意

膝の換わりに親指と人差し指

お知らせ・・・5月6日(日)の練習は事情によりお休みします。申し訳有りません。

*スウィング功をやっていたら、自分の足が強くなってしまいました。心意六合拳の鶏行歩よりも効果があります。

*それよりもびっくりしたことは、初めてスウィング功をやった人が勁力を出してしまうことです。初めてでは無理でも、数回教えただけで勁力を出すおじさんもいます。

*ところが、なかなか効果の出ない人もいます。そんな人は膝が流れてしまっています。(格闘技経験者も膝が流れてしまいます。) 

*ところが、膝を膝でコントロールすることは不可能です。膝の制御は膝では無理です。

*膝が流れてしまう人は、日頃、膝でリズムを取って歩いています。ここを修正しなければなりません。その修正は、膝に換わるものを用意してあげます。

*では、何処でリズムを取って歩くのか? 膝に換わるものとは何か?

*それは、足の親指と人差し指です。親指と人差し指でリズムを取って歩きます。

*後ろ足の親指と人差し指から勁力が出て、前足の親指と人差し指で着地します。踵は地面に軽く触れるだけです。

*もう一つの失敗のケースでは、肩が流れてしまう人です。

*これは直立二足歩行の欠点でもあります。これも、肩を肩でコントロールすることは不可能です。肩の制御は肩では無理です。

*肩に換わるものを用意してあげます。

*肩に換わるものとは腹です。腹横筋を左右横へ引っ張ります。

*腹横筋で、肩、腰、尻、背中、などの動きを一体化します。体幹が一つになります。

*腰を使ってしまう人も、修正できます。腰を使ってはいけません。ところが、腰を腰でコントロールすることは不可能です。

*腰に換わるものは腹です。しかし、これも難しいものです。そもそも腹横筋が動きません。腹横筋は動かすためのものではないようです。下腿三頭筋と性質が似ているようです。下腿三頭筋も通常は棒のように用いています。この下腿三頭筋を伸張性収縮させます。それはまた別の話ですが。

*私のやっている方法は、禅密功のヨコの動きです。それも座ったままやります。座ると尻が動きません。これは都合が良い。椅子に座ってもできます。電車の座席でやると、変態だと思われます。あるいは、尿意を押さえているのか? あっ漏れるう。アハハ

*腹横筋を用いて、脇腹を左右に動かします。すると腹横筋(と腹直筋も) が強化されます。

*最初は、出腹を引っ込めようとしましたが、動機が不純でした。アハハ 出腹はそのままですが、中は締まってきました。見た目は変わりません。残念でした。アハハ でも効果はなかなかのようです。

*スウィング功の半身は、心意六合拳の鶏歩と同じです。スウィング功の半身に至る過程は、宋氏形意拳の六合歩と同じです。

*フジマツ考案なので、都合良くできています。アハハ

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# by tiger-hawk | 2018-05-05 08:14 | 心意六合*形意

権威はウンコ、出会いは偶然

*オラが宋氏形意拳を学んだのは、完全に偶然です。当時、36歳、武術の才能も素質も完全欠落していたフジマツは、完全に行き詰まっていました。このままなら、武術を止めて市井に埋もれて死んでいくべきだな、と考えていました。死んだように生きるわけです。

*でも最後に、形意拳と心意六合拳を完全決着したかった。それで駄目なら、足を洗う予定でした。形意拳は徐文忠先生に習ったけれど、半歩崩拳で震脚を見せられてがっかりしました。震脚は八極拳でさんざんやったので、もううんざりでした。

*当時、形意拳の故郷・山西省の情報は全くありませんでした。すると、山西省へ行ったことのある先生の話しを聴いてみよう、と陳如慶先生の提案で、上海武術隊総教練の邵善康先生の自宅へ押し掛けました。(その後、邵先生はシンガポールへ移住したとのことです。) 

*そこで、宋鉄麟の長男・宋光華先生が山西省太谷県に健在だと伺いました。なにやら、宋鉄麟は全中国に名声高い形意拳の名家だそうです。オラとしては教えてくれれば満足なので、宋鉄麟の名声についてはあまり興味ありませんでした。

*当時、北京は戒厳令が敷かれているとの噂でしたので、北京経由ではなく、山西省太源市へ列車で向かいました。上海は革命前夜の様子でした。しかし、後の天安門血の日曜日が来るとは、誰も予想できませんでした。オラは高校生の頃の経験から、その内壊滅的事態が来るだろうなと予感していましたが、外国人だから関わらないと決めていました。

*太源から太谷県へ乗り合いバスに乗って行きました。宋光華先生はとても親切に教えてくれました。特に、龍形基本功、熊形基本功、鷂形基本功、猴形基本功、横拳基本功などを丁寧に教えてくれました。それらが、後にたいへん役に立ちました。

*五行拳は習いましたが、もちろん、全く撃てません。歩くと浮いてしまうので、歩くこともあきらめました。その後、全く情報の無い不安な日々を過ごし、太源へ戻りました。太谷県は田舎なので、のんびりしたものです。太源市では天安門と長安街で3000人死亡なんて情報が流れていました。

*それで飛行機で元嫁さんの安徽省へ行き、上海から帰国しました。ジャンポ機体に客は私たち夫婦とヤクザさん一人でした。外国人はみんな帰国したとのことでした。ヤクザさんは、中国の若い女性を日本へ愛人として売り飛ばす仕事をしているとのことでした。

*宋氏形意拳は、静かな形意拳です。それが震脚に飽きたオラにとってとても魅力でした。宋光華先生も趙栄昌先生も親切に教えてくれました。それだけのことです。

*心意六合拳の張克強先生との出会いも、完全に偶然です。陶子鴻先生の著作を上海体育学院の邱先生からもらいました。その心意六合拳が面白そうと感じたので、陶子鴻先生に入門しようと思いました。しかし、当時既に亡くなっていたので、そのお弟子さんをやはり陳如慶先生に探してもらいました。すると、警察学校に教官の張克強先生がいるとのことでした。(警察学校の教官ならば、外国人のフジマツからぼったくりしないだろうとの陳さんの配慮もありました。) 

*武式太極拳の喬松茂先生との出会いは、元嫁さんに付いて行ったことでした。元嫁さんが武式太極拳を習うとのことで、オマエも行くか、と聴かれました。武式太極拳に興味はありませんでしたが、なんとなく付いて行きました。習ってみたら、手型の鷹爪も弓歩も、心意六合拳と共通していました。元嫁さんは、その硬い動作を嫌い、武式太極拳を止めてしまいました。オラは長い套路がメンドー臭いので短い套路を作りました。武式太極拳にもいろいろなスタイルがあります。鷹爪と弓歩が心意六合拳と共通した武式太極拳に出会ったことは、偶然です。

*というわけで、全て偶然の仕業です。権威を求めて中国へ行ったわけではありません。教えてくれればラッキー、と思っただけです。権威なんてウンコです。自分が向上できるどうか、が全てです。自分が撃てるかどうか、勁力を獲得できるかどうか、が問題です。権威や肩書きで強くなれるわけではありません。権威なんてどうでもいいのです。(キチのシロクマが、宋光華先生の権威を利用しようとしてフジマツに近づいたと、ある人に指摘されたので書いてみました。そういえばシロクマ、著者の経歴を見てその本を読むかどうか、を判断するそうです。本は面白ければそれでいいのです。経歴とか権威とか、どうでもいいですよ~~)

追伸・・・最近、高野秀行の本を読んでます。謎の独立国家ソマリランド、恋するソマリア、未来国家ブータン、西南シルクロードは密林に消える、など。彼も権威なんてありません。探検家らしいけど、正統的な探検家でもない。とても怪しい探検家です。でも彼の本は楽しい。楽しければいいんです。武術も勁力が出ると楽しくなります。武術にも権威なんか要らない。楽しければいいんです。オラは今、みんなが上手くなることが楽しい。もう自分の伸びしろは無いようだし。寿命も怪しいし。アハハ

追伸2・・・権威や権力が大好きな人は、つぶれそうな虎鷹拳院ではなく(笑)、大きくて有名な流派の道場がおすすめです。そのほうがあなたのためです。楽しいですよ~~ いわば洛中が京都人です。洛外は京都人ではありません。洛外はニセモノです。インチキ・フジマツはおすすめできません。バイバイキーン !

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# by tiger-hawk | 2018-05-04 08:28 | 心意六合*形意

大好きな三盤落地

(昨日の体育館から)

*体育館へ向かいながら、今日は何をやろうかな? と漠然と考えていました。そして心意六合拳の三盤落地をやろう、と決めました。

*でも、集まったみんなの意見を聴いて変更することもあります。実にテキトーなのが虎鷹拳院です。アハハ

*というわけで、みんなに聴いて三盤落地にしました。三盤落地は心意六合拳の古典的套路です。

*三盤落地はその最初の技=飢虎撲羊(飢えた虎が羊を襲う) が一番大切です。Nさんは、飢えた羊が虎を襲う、とか言ってましたけど。アハハ 

*遊牧民にとって、歓迎できない事態です。動物武術の回族心意六合拳は、イスラーム系遊牧民から始まったと私は考えています。それは、モンゴル帝国がユーラシア大陸を統合した時代からのことです。その頃から、後の回族が形成されました。

・・・洛陽周辺の山野をあゆみゆけば、しばしば小集団をなして羊の群れを追いながらやってくるムスリム牧民たちに出会う。かれらは街に住まず、野に暮らす。
 洛陽あたりは、まさに中華本土の中央である。そうだからこそ、古くから洛陽は「土中(どちゅう) 」、大地の真ん中と考えられ、ここに定都することが真正の中華王朝であるとされた。
 紛れもない中華のなかの中華でも、こうなのである。現在の省でいえば、河南・山東・山西・河北でさえ、街と街の間にひろがる山野は、しばしば牧民の世界といっていい。中華本土は、一面の漢族の文明世界。かたや、長城のそとは沙漠と草原が織りなす牧民の素朴世界。ーーこうした単純な二分法のイメージは、すでに幾度か繰り返しのべたように、本当におかしい。・・・「遊牧民から見た世界史」杉山正明 著、日本経済新聞社

(註) この本は1997年初版ですから、現在の状況とは違っているかもしれません。しかし沙漠はどんどん広がっていて北京の郊外まで迫っているそうです。私が宋氏形意拳を学んだ山西省も乾燥地帯です。気管支炎が多いところです。中国へ行く時はのど飴をたくさん持って行きましょう。

*陶子鴻先生が伝えた心意六合拳には四把捶がありません。基礎套路としては、三盤落地と虎鷹相闘があります。(虎鷹拳院の名称は虎鷹相闘から名付けました。) 三盤落地の飢虎撲羊は最も原初的な心意六合拳の風格を表現しています。

*飢虎撲羊は厳しい4連続攻撃で構成されています。しかし、習った時は全くできませんでした。身体が浮いてしまいます。素早く移動できません。何処から勁力が出るのか、さっぱりわかりません。ドナイセエチュウネン ! ヤッテラレヘンワ ! アキサミヨー

*もちろん、今は解ります。勁力は後ろ足の親指と人差し指から出ます。そして、前足の親指と人差し指で着地します。今は大好きな三盤落地です。

*ここでも肩の力を抜きます。肩の動きは股関節と完全同化します。

*パンチング・ミットで練習してみました。撃てるか撃てないか、簡単に判断できます。ホナ、マタ

追伸・・・インターネット動画には、超派手な三盤落地がありますが、演出過剰かな、と思います。長拳かい ! アハハ

追伸2・・・三盤落地・飢虎撲羊の途中に、形意拳の半歩崩拳にそっくりな歩法があります。半歩崩拳の歩法の起原なのかもしれません。

追伸3・・・「遊牧民から見た世界史」によって、オラは中国伝統思想と中華思想から決別できました。中国武術者にもおすすめです。世界観が変わります。

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# by tiger-hawk | 2018-05-03 08:51 | 心意六合*形意

絞り方教室

(昨日の体育館から)

*今回は、絞り方教室となりました。姿勢の絞り方です。心意六合拳・鶏歩における絞り方です。宋氏形意拳・六合歩も絞るのですが、鶏歩のほうが単純明快なので、鶏歩から始めるのがよろしいかと考えます。

*スウィング功から始めました。スウィング功により、親指側エッジを顕在化させます。体重を片足の親指と人差し指に落とします。鼠蹊部が切り込まれます。足首が折れ曲がります。

*今日初めて鶏歩をやってみたおじさんFが、鶏歩で勁力を出してしまいました。小さな勁力ですが、初めたその日に出勁に成功するとは、素晴らしいことです。以前のことを考えると奇跡です。

*フジマツも教え方が上手くなったものです。・・・というのはウソです。全てはスウィング功のお陰です。スウィング功により、親指側エッジが明確化していたのです。おじさんFには、既に数回スウィング功と武式太極拳を教えていました。

*それに、鶏歩の絞り方を教えれば、鶏歩の出勁(小さな発勁) はとても簡単になります。

*鶏歩は順歩が基本です。順歩の場合、上半身と下半身の絞りが逆絞りになります。実はとてもおかしな関係となります。

*上半身は脇腹の前鋸筋から半身になります。そのままだと身体は開いてしまいます。しかし、後ろ足の親指側エッジを内側へ絞ります。

*上半身の絞りと下半身の絞りが逆方向となります。すると、身体の中心軸が現れます。そこから撃ちます。

*自然な状態では身体の中心軸が現れません。不自然な状態から、身体の中心軸が出現します。鶏歩を創作した心意六合拳のご先祖様は偉大です。

*逆歩の鶏歩では、上半身の絞りと下半身の絞りが同じ方向となります。とても簡単です。鶏歩の基本は順歩なので、難しいけれど、順歩から始めましょう。

*その他、鉄牛耕地の手型を修正してみました。手をベタ手にしてはいけません。それだと、手首を使うことになります。手首を使うと肩に直接負荷が掛かります。肩を使う結果となります。

*鉄牛耕地の手型は、心意六合拳の鷹爪です。第一関節が陥没してもいけません。全体が丸くなります。そして、前腕と腹筋を用います。

*低くなった状態から、もう一段ギアを上げます。腹圧を上げて、腹圧と前腕で身体を持ち上げます。

(註) 半身の絞りでは、腰を使ってはいけません。脇腹の前鋸筋を用います。宋氏形意拳の龍形基本功、熊の基本功などで学びます。

追伸・・・もっと早くスウィング功を考案していれば、たくさんの人に勁力をプレゼントできたのに。それが残念ですが、これからの人はとても簡単に勁力を得られるようになりました。

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# by tiger-hawk | 2018-05-01 08:12 | 心意六合*形意

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・姿勢勁力・藤松英一


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